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 04月02日(金)02時13分09秒

 4月1日「i-modeフル離宮」

フルタニアン 

NTTDoCoMoが携帯電話で新たに始めたサービス「i-mode」。
対応端末だけでウェブページが見られるという画期的なサービスだ。

まず、利点から。
1)対応携帯端末だけでページが見られる。めちゃお手軽。
2)パケット課金なので焦らなくていい。のんびり見られる。
3)携帯電話を暇つぶしの道具にできる。

なんといっても、最大の利点は3)だと思う。
そして、それを生かしているのが、1)、2)の閲覧環境だと私は考える。

最近、街のアンちゃんやネエちゃんなどの若い衆が、
電車の中などでやたらピコピコと携帯電話をイジっているのをよく見かける。
読書でもすればいいと思うが、彼らにはその習慣がないんだろうな。
たぶん、携帯がなければボーっとしているところに、
携帯があるので暇つぶしにイジっているのだろう。

そんな彼らに「i-mode」だ。彼ら向けのコンテンツをつくれば、
イッキにおおウケ。新しい物には敏感な彼らだ、流行ればNTTDoCoMo大儲けだ。

私は、読書の習慣もあるが、いつも未読の文庫本を持ち歩けないのが悔しい。
読み始めて面白くなければ寝てしまうし、面白ければ電車の中以外で、
とうに読み切ってしまっている。結局、車中は読書環境としてイマヒトツなのだ。

そんな私にも「i-mode」だ。適当なコラムを書いてくれるライターがいれば、
電車の中でテレビのチャンネルを変えるようにして、気分に合ったコラムを読める。
また、過去の文庫本などが用意されているといいな。
「パピレス(電子図書)」なんかは、今すぐサービスを始めるべきだ。
文庫本をページ単位で売ってくれるサービス。1ページ3円くらいでサ。

ココで話題は急展開「i-mode」の欠点だ。
1)たいして魅力的なサービスが揃っていない。
2)閲覧画面が狭すぎる。
3)ウェブページのサイズが2KB程度に限られる。

大問題はNTTDoCoMoがネットバンキングを宣伝しているところ。
そんなモン、そうたびたび使うモンではない。はっきりいって、イラん!
新技術にもっともひつようなものは「遊び」だ! そう断言する!

車の普及に貢献したのはドライブ。
ビデオデッキの売り上げに貢献したのはエロビデオ。
CD-Rの売り上げに貢献したのは音楽CDのコピー。

遊びがあるからこそ、物が売れるのだ。なんでバンキングで宣伝するんだ?

バンキングなどを主眼に置くからメモリが2KBというサイズに落ち着くんだ。
メモリなんていまいくらだい? 2KBだろうが、256KBだろうが、
そう変わるもんではないだろ? いや、少々値段が上がっても、2KBはないだろ。
それでは将来性も何もないではないか。

そこで1)だ。魅力的なサービスの足を引っ張っているのが、2)と3)の縛りなのだ。
2)は端末の小型化からいたしかたない気もするが、3)は絶対なんとかすべきだ。
「i-mode」用ページしかマトモに見られない端末と、ムリをすれば
「i-mode」用ページ以外でも見られないコトはないという端末。
私なら増設メモリに1万払ってもいいと思うぞ。

てなわけで、これからこのコラムも「i-mode」対応にすることにした。
名づけて「フルタニアン離宮」。とりあえずコーナーはコラムのみで
コラムコーナーの名前は「FQコラム」とでもしようか。
ちなみにこの文章、純粋な文章だけで3KB近く使っているので、
「i-mode」ページでは仕方なく2本にわけている。なんとかしてぇな、DoCoMoさん!
http://www.angel.ne.jp/~furuta/imode/index.html

 
 04月04日(日)23時04分34秒

 4月4日「痛々な話」

フルタニアン 

私は花粉症持ちである。

最近、近くで強力な注射をしてくれる医者が見つかったので、
冬の終わりともう一回の注射で「ひどくツラい」状態からは脱出しているが、
鼻をかむ回数は「不快でないほど」には、多くなる。

私は鼻をかむときも全力である。
「ブブブブブーッ!」
っと騒音公害一歩手前まで鼻をかむ。

でもって、職場でこれをやると女の子にやたらウケる。
別に他意はないのだが、そんなにウケルならと、
2秒ほどの「ブブブブブーッ!」の最後に、首を振りながら
「ブィブィブィブィッ!」というのを1秒ほどつけたしたら、さらにオオウケ。

すると、となりから、
「そんなに激しく鼻をかむと『ちくのう』になりますよ」
というツッコミが入った。

「なーに、日ごろから鍛えてますから、平気っす」
なんて、答えたら……
「『ちくのう』になると大変ですよ。手術が必要になるんです。
 鼻の下に横にこうやってメスいれて、おデコの方に『ベローン』って……」

ぎ、ギャーッ! おいおい、それは痛すぎるぞ!
あー、思い浮かべてしまった……。夢に出そうだ。あぁ、痛い。
しかし不思議だなぁ。思い浮かべるだけで寒気がして、そこがウズウズするのだ。
おかげで「ちーん」くらいしか鼻がかめない人になってしまった(笑)。

さて、こんなに恐ろしい話に見事に当てられたんだから、他の人にも話してみよ。
すかさず、職場の別の女の子に話したところ、思うツボにウケて(?)くれた。
あんまりウケたので、思わず別の話までしてしまった。

あれは数年前のこと、私がインスタントラーメンでも作ろうと、
右手に水の入った鍋、左手にラーメン、割り箸を口にくわえて移動していたら、
「ゴツ」
なんと口にくわえた割り箸の先を扉にカスってしまったのだ。
割り箸の反対は上顎に見事にコスり上げられ、ちょうど……
「彫刻刃の三角刃で板を削る如く」
上顎の皮膚が削られてしまったのだ。割り箸は真っ赤。口の中は鉄の味で溢れた。
「そんなもの口にくわえてるんじゃありません」
という、母の教えが思い出される……。
それからというもの、私は「非常に気を付けて」割り箸をくわえるようになった。

なんて、話をしたら、これまたオオウケ。さらに別の話をした。

これは私の友人の体験談なのだが、その友人が小学生の頃、
公園でやんちゃして遊んでいたら、ある遊び仲間がジャングルジムから落ちた。
ジャングルジムを登る途中で落ちたので、落ちる姿勢は「仰向け」。
当然、後ろに手を出して体をかばう動きをする。
その遊び仲間は落ちたことの照れ隠しで「だははは」って笑ったそうだ。
ところがその時、その友人は見たそうだ。
その子の片方のヒジから「骨が飛び出している」のを。
それを指摘し、その遊び仲間がそれを見た瞬間、その子は失神したそうである。

てなわけで、痛い話をされると寒気がする私だが、
あなたがこの話を読んで、寒気を催してくれたら幸いである(^-^;)。

 
 04月06日(火)01時53分51秒

 4月5日「『現場のオニ』ゲーム化!」

フルタニアン 

1月14日に私はこのコラムで、
「建設機械のシミュレータをゲーム化しよう! その名も『現場のオニ』だ!」
などというゲーム企画を提案した。

詳細は「交遊録」で読み直して欲しいが、簡単に言うと、パワーショベル、
ブルドーザ、クレーンなどの建設機械を操るゲームだ。

ところが! なんと! この企画がゲームとして発売されることになったのだ!
私の考案した「現場のオニ」というのはネーミングがよくないということで、
ゲームタイトルは「KENKIいっぱい」というのに変更になった。

建設機械の最大手「コマツ」の全面協力を得て「富士通パソコンシステムズ」が、
プレイステーション用に目下開発中である。

操縦できる建設機械は私の提案した、油圧ショベル、ブルドーザ、
ラフレレンクレーンのほかに、ホイールローダとダンプトラックが加わり5種類。

ゲーム内容は、操縦の練習をしたり、ビルを建てたりできる予定だ。

実は1月下旬に私のところに「富士通」からゲーム化のオファーがきていたのだが、
正式な制作発表があるまでコラムなどに発表しないでいて欲しいという意向で、
今まで黙っていたのだ。いや〜、シャベリの私にはツラかった。
ちなみに、社長はちゃんと缶ビール1年分持って挨拶に来たぞ。

……な〜んて、いうのは、ウッソォ〜ン!

いや、ゲームが出るのはホントなのだが、私とは何の関係もない。
たまたま企画が被ったらしい。なんとまぁ、ちょっとクヤしいじゃないか!

まぁ、よく考えてみれば「電車でGO!」がオオウケしてるんだから、
その流れで出てきそうな企画ではあるけどね。トホホ。

しかし、ホントにこの企画は私と無関係なのかな?
別にこんなトコロで無防備に発表しているアイデアだから、
権利を主張するつもりもないし、オゴる気持ちもないんだけど、
あまりにも酷似したこの企画、私の提案から2ヶ月強という期間……、
私が疑いたくなる気持ちもわかってもらえるでしょ?

まぁ、それはともかく、ソフトが出るのは7月とのこと。
私は間違いなく買います、というか、コレをみてる富士通の方がいたら……
缶ビールはあきらめるから、せめてソフト1枚送って頂戴な(^o^;)。

↓「KENKIいっぱい」の紹介ページ
http://www.komatsu.co.jp/press/kenkippai.htm

 
 04月09日(金)07時50分54秒

 PC環境大改造中

Oムラ 

おひさしぶりだな〜。
忙しいのに加えて、メインPCが分解状態なので、
メールチェックぐらいしかできていないきょうこのごろ。
ノートパソコンで細々とやっております。
桜も散る季節になってしまったねぇ〜。花見でもして一杯やりたかったぞ。
そういえば、鉄塔のページがあったが、知ってたらワルイ。
http://www2.gol.com/users/isac/tetto/index.html

 
 04月12日(月)01時12分28秒

 Web環境大改造中

フルタニアン 

おひさしぶり〜。返事遅れてスマン。

こっちも忙しいのに加えて、新しく「iモード」コーナーの立ち上げとか、
ページ全体のホコロビとかを直したりとか、シコタマ呑んだりとかしてて、
最近、更新がままならない状態なのだ。

しかもそれに加えて「2000年問題」ならぬ「100件問題」という大問題に、
ぶち当たっているのだ(詳しくはコラムに書いておいた)。

ま、それはともかく、いつもの環境が奪われるというのはツライよね。
Windowsを好きになれないのは「使っているうちに不安定になっていく」
というトコロ。いつか来る破綻の日におびえながら使わねばならない。

と、それはさておき、鉄塔ページ見ました……見たことありました(^o^;)。
でも、このページの凄いのは、鉄塔に登って撮った写真があること。
一瞬、空撮写真かと思ったぞ。よく、あんな高いのに登ったなぁ……。

私もいつか鉄塔に登ってみたいとは思っているが、以前感電したヤツもいたし、
ちょいと登れないかなぁ、と半ばあきらめている。
これを見てる、東京電力さんの方とか、チャンスくれないかなぁ(^-^;)。

 
 04月12日(月)01時13分24秒

 4月11日「ミニ2000年問題」

フルタニアン 

最近、チマタでは「2000年問題」で盛り上がっているが、
私は今「100件問題」というのにぶち当たってしまった。

突然だが、この「フルタニアン宮殿」のページは「gawk」という
簡易テキスト処理系を利用して制作されている。

これはエクセルのマクロ機能みたいなもんで、決められたルールを与えて、
単純な作業をパソコンにやらせるというやつである。

だから、私のページ制作は極めて作業コストが低い。
数種類のひな型に最小限のパラメータを与えてやれば、
HTMLにほとんど触れることなく、勝手にページがデキ上がる。
ページ間のリンクとか、各ファイルのマネジメントも自動化されている。
結果としてリンク切れは極めて少ない(でしょ?)。

写真道場は写真道場のファイルとして1つにまとめられているので、
ファイルのハンドリングも楽である。
ページデザインの変更も、マクロファイルを変更すれば、
すべてのページのデザインが一瞬にして変更される。

もちろん生のHTMLにも扱えるようになっている。
ちょうど、Cコンパイラのソースにアセンブラを記述する、
インラインアセンブラのような感覚でHTMLを挿入できる。

なにしろ、この作業コストの少なさが、私のマメなページ更新の秘訣なのだ。

ところが、最近、問題が生じつつあるのだ、冒頭で述べた「100件問題」である。

上記で自慢のマクロはもちろん私のオリジナルマクロなのだが、
ツギハギをくりかえしたそれは既に60Kバイトを超えつつある。
すでに全体を見回すにはチョイと骨の折れる大きさである。

問題が発覚したのは「iモード」対応ページのマクロを追加しようとしたとき、

「あれ? ファイル番号0があるぞ?」

そうなのである。ここまでページが大きくなることを考えてなかった私のマクロは、
番号100を超えると番号が0になるという問題を抱えていたのだ。

他のページは100件以下しか扱うことがなかったが「iモード」には、
過去のコラムをそのうち全部登録するつもりで、4月1日分を「100番目」と
しようとしたら「0番目」となってしまったのである。

これはまさに「2000年問題」と同じ現象で、私のページは今まさに、
破綻の危機に瀕しているのだ!

まったく情けないことに、自分で作ったこのマクロ。
すでに私の手に余るほどの大きさ。対応個所をすべて直すのは膨大な作業。
まさか、こんなところで「2000年問題」にぶちあたろうとは……。

てなわけで、しばらくの間、迫り来る破綻から逃げつつ、ページ更新するので、
更新が滞ったら「2000年問題って大変だなぁ」って思って許して欲しい(-_-;)。

また「iモード」ページも少し計画凍結。ゴメンナサイm(_ _)m。

 
 04月15日(木)00時48分47秒

 4月14日「Oh!Xと訃報」

フルタニアン 

祝一平氏が亡くなったという知らせを目にした。
それは私にとって突然で強烈にショックな知らせだった。
胸が締め付けられた。信じられない。信じたくない。

パソコン誌「Oh!X(元Oh!mz)」の名物ライターであり、
ディスクマガジン「電脳倶楽部」の出版者であり、
X1、X68kというパソコンをこよなく愛し、
オモチャとしてのパソコンを趣味に生きた人。

祝一平氏を知らない人に、詳しい人物像を説明することは不可能だが、
Oh!Xの読者にとっては氏は神様のような人だったのである。

私にとってパソコン誌「Oh!X」を凌駕する愛読書は今後存在しないだろう。
84年1月から、95年12月の休刊までの12年間、毎月18日は私にとって、
特別な、ウキウキする日だった。祝氏の記事は一番に探して読んだ。

当時としては珍しい「ディスクマガジン」という形態の雑誌
「電脳倶楽部」の創刊を知った私は、対象となるパソコンを入手する前から、
定期購読を申し込んだ。パソコンを入手してからは必死でプログラムを組み、
投稿し、掲載されることも数回あった。

なにしろ、私にとって、最も尊敬する人物だったのだ。
今、わたしがこんなことをしているのも、氏の影響は大きい。

通常、休刊になった雑誌が復刊することはない。
しかし「Oh!X」という雑誌はその復刊をやってのけた。
その復刊を支える土壌を形成したのは祝氏であると私は確信している。
氏の最後の文章が掲載された「Oh!X復刊2号」は本日発売された。
きっと明日、私はその文章を格別な想いで読むことになるだろう。

言葉どころか文章さえ交わしたことはない。
しかし、私の心を捕らえたあの文章、あの考え、そして、
趣味を仕事にして突っ走ったあの生き方……。

「最高にカッコよかったよ、アンタは!」
http://www.softbank.co.jp/publishing/ohx/

 
 04月15日(木)17時23分47秒

 RE祝一平氏の訃報

MITSAN 

お久しぶりです。

僕も今回の訃報には驚きました。
実は、僕もMZユーザーであり、X68Kユーザーでした。
大学生時代は、写真よりX68Kに凝っていたのです。

もちろん、電脳倶楽部もOh!Xも毎月購入してました。
頭の悪い僕には、分からない内容も多かったのですが、あの独特な雰囲気や
ノリが大好きでした。

しかし、フルタニアンさん、電脳倶楽部に掲載されたことがあるのですか。
凄いですね。

まあ、何にしても、祝一平氏の御冥福をお祈りしたいと思います。

 
 04月16日(金)02時07分44秒

 「Oh!X復刊2号」読みました

フルタニアン 

お久しぶりです。書き込みありがとうございます。

>僕も今回の訃報には驚きました。
>実は、僕もMZユーザーであり、X68Kユーザーでした。
>大学生時代は、写真よりX68Kに凝っていたのです。

そうだったのですか。意外なところでお仲間発見ですね。
私はX1からX68Kへ乗り換えました。どちらもいいマシンですよね。

>もちろん、電脳倶楽部もOh!Xも毎月購入してました。
>あの独特な雰囲気やノリが大好きでした。

ホント、両者とも異色のパソコン雑誌でした。
単なるハードの紹介記事、ソフトの使い方講座、広告ばかりの
最近のパソコン雑誌とは根本から全く違ってましたよね。

先日発売されたOh!X復刊2号も当時のノリそのままです。
当時のテンションを保てていない私は、自分が取り残された気がして、
VisualBASICやDirect3Dあたりでも叩いてみたくなりました。
でも、最近の技術ってクローズドで、資料がないからなぁ。

ちなみに電脳倶楽部はCD化したあたりで購読を止めてしまいましたが、
特に初期の電脳倶楽部にはハマりました。参加できましたからね。

>しかし、フルタニアンさん、電脳倶楽部に掲載されたことがあるのですか。

17号あたりから5
プリンタドライバ、マウスドライバ、小説などです。
当時は「風迫光」とかいうペンネームを名乗ってました。
今見るとしょぼいヤツばっかりでしたが、うれしかったですね。

>まあ、何にしても、祝一平氏の御冥福をお祈りしたいと思います。

私は今日、遺稿の「拡張電脳学入門講座」を読みながら不覚にも……。
でも、氏はきっと空の上でZ80アセンブラのコードでも書きながら、
古くて新しい「よきパソコン」をイジクリ回していることでしょう。

 
 04月16日(金)02時09分00秒

 4月15日「電子チーズ」

フルタニアン 

先日、前々から計画していたモバイル環境をとうとう手に入れた。
「カラーザウルスポケット+スロットインドコモPHS」という、
まぁ、いわゆるひとつの黄金パターンである。
その話は今度の機会にとっておくとして、今回は電子地図の話。

最近のザウルスには「地図ビューア」という機能が盛り込まれている。
アルプス社の「プロアトラス」という電子地図データが転送できるという機能だ。
ハテ? 「プロアトラス」とはナンボのモンじゃい?
さっそくアルプス社のウェブを覗いてみた。
なるほど、ビットマップ形式の地図ソフトである。かなり美麗な地図だ。

電子地図ソフトには大きくわけて、ビットマップ形式とベクトル形式とがあるが、
単純にいえば、前者はスキャナで読んだ地図、後者はカーナビのヤツである。

ワタシ的には、せっかくパソコン上で地図を表示するのだから、
ベクトル形式以外は不許可であると思う。しかし、ザウルスで地図を見られる
というのは大きい。少々不本意だが「プロアトラス98全国版」を買ってみた。

早速、職場のパソコンにインストールして使ってみる。
おぉ! 思いのほか美麗である。地図ってこんなに芸術的だったんだ。
写真に例えるなら、紙の地図=プリント、電子地図=スライドという違いを感じる。
地図を芸術として再認識させるだけの違いがあるぞ、これは!
さっきのベクトルにこだわるポリシーは、すっかり忘れて熱中である。

マウスでドラッグするとスルスルッとスクロールする。
Pen233&CDROM直読み状態でもストレスは感じない。なかなかだ。
いや、なかなかというより、モノスゴい優れモンだぞ、これは!

口ではうまく表現できないが、なんとも、地図を眺めるのが楽しいのだ。
自分の行った場所を表示して周囲の位置関係を眺めるのが楽しい。
紙の地図では味わったことのない快感だ。なぜだろう?

考えるに、ストレスなく目的の地図が見られること。これが快感なのだ!

以前、私は「辞書を引こう」というコラムで「辞書を引くのは楽しい!」
と書いたが、あれは電子辞書であること、という条件つきだ。
ストレスなく情報を手に入れられること、これが楽しさの必須条件なのである。

この地図は縮尺の変更が自由で継目がない。この継目がないのも最高である。
紙の地図ではこうはいかない。右上のページを見ながらペラペラ。めんどい。

ただいま、行って楽しかったところ、行ってみたいところをマーキング中である。
好きなポイントに注釈を付けて記録する。なんとも楽しい作業だ。そりゃもう、
Webの更新や、ザウルスへの転送なんてどうでもよくなるほどに楽しい(^-^;)。
たったの、5千円弱(実売)でこの楽しさ! このソフトは超おススメである。

でも、やっぱり少々問題もあるんだな、それは明日書くとしよう。
http://www.alpsmap.co.jp/

 
 04月18日(日)00時11分07秒

 4月17日「続・電子チーズ」

フルタニアン 

昨日は「プロアトラス98全国版」は最高にオモシロいぞ! という話をした。
んが、今日はちょいと問題点も書いてみたりする。

実は「全国版」の楽しさに味をしめた私は「首都圏版」を横目でニラんでいた。
やはり「全国版」はイマヒトツ地図の縮尺比が高く、細部に寄りキレないのだ。
ウェブで見た東京駅のサンプル画像の超緻密さが心を揺さ振る。
結局、そんなに高い物でもないし、関東散策に便利だろうと買ってみた。

ワクワクしながら買ったばかりの「首都圏版」を試してみる。
……いゃっほーい! スゴイ緻密さだ。確かにサンプルにあったように、
「駅のホームと線路が描き分けてある」
だけのことはある。線路が2本描いてないのが不思議なくらいの縮尺だ。

しかし、ちょいと不満も出てきた。なにが不満だって、
「地図の品質が一定でない」
のだ。スキャナで読んでつなげたのがバレバレの画像もある。
「全国版」はそれを微塵も感じさせなかったので落胆が大きい。

具体的な例だと、1/3000の1/2000の地図をスキャナで読み、同縮尺にリサイズ、
無理矢理つなげてあるために、道路幅が変わっていたり、地名の文字の大きさが、
ある線を境に大小してしまっている。妙なノイズが入っているのもあった。

う〜む、気にならないといえば気にならないんだけど、
こういう状況を見ると「やっぱりベクトル地図がいいな」ということになる。
アルプス社には今後「電子化を見据えた紙の地図作り」を目指して欲しい。
つまり「電子地図→紙の地図」というプロセスでの地図作りだ。

さて、もひとつ別の面からも、不満な面を指摘しておこう。
ザウルスへ転送してみて気付いたのだが、地図の縮小がヘタ過ぎである。

ザウルスの画面はクオーターVGAという320×240ドットだ。
これに元縮尺のデータをまんま転送すると意味もなくデカい文字表示になる。
縮小して多くの情報を送り込もうというのは自然な考えだ。
拡大率50%に設定してザウルスに転送してみる。それはなんとか可能だった。

んが、縮小エンジンがショボすぎるのだ。単なる「マビキ」なのだ。
いくらなんでもそれはない、黒を優先するなどして字の可読性を上げても
バチはあたらないはず。 せめてピクセル平均くらいは取るべきである。
確かに地図の拡大縮小はビットマップ地図の致命的な弱点だが、
だからこそ特にリキを入れる必要のある部分のハズである。

さらに悲しいことにザウルス転送ルーチンはブラックボックス。
転送前に切り出した地図を一時ファイルに出力する構造なら、
フォトショップで縮小して差し替えも可能なのだが……。

ま、ザウルスの地図ビューアもタコなので、結局、ザウルスでは、
単なる「絵」として転送して、持ち歩くという使い方に落ち着きそうだ。
まぁ、それでも十分に役に立つけどさ。

てなわけで、プロアトラスは面白いソフトだが、こんどはベクトル地図を
試してみたくて仕方ない私である。これを読んでいる方で、ベクトル系の
地図ソフトを持っている方はちょいとどんな感じか教えて欲しい。

ところで、まったくの余談だが「空撮プロアトラス」というのもあるらしい。
なんと空撮写真と地図の融合である。両者を重ねあわせて見られるのだ。
東京23区に限るのであまり使いデはないが、こりゃオモシロいぞ。

ついでに、ふと思ったのだが、空撮写真をマウスでズリズリしながら、
右クリックでメニューを開き「爆撃」というコマンドを選ぶと、
東京の街を破壊できるバージョンもあったら楽しいのではないか?

その名も「空爆プロアトラス」だ! おそまつ。

 
 04月19日(月)23時41分35秒

 なつかしパソコン時代

ボタン 

こんにちは
久々に書きこみます。
パソコンの話しがありましたが、自分もむかし十年以上まえにパソコンを購入するとき
シャープのMZ1500か富士通のFM7かNECのPC8801にするか迷って結局PC8801MKSRというものを
購入した思いでがあります。
当時はフロッピが一台と二台のタイプがあり、初めてフロッピを使ったときはなんて便利がいいんだと思いました。
フロッピが5インチ2D10枚で12000とかなり当時高くてなかなか買えなかった思い出があります。

しかしMSXを使っていたときはテープに保存するのに何十分もかかり、よくLOAD ERRORなどと出たときは
泣いたものです。
よくBASICマガジンという雑誌を買ってはプログラムを一生懸命打ち込んでいたあの頃が懐かしいです。

 
 04月20日(火)02時48分30秒

 古き良き「マイコン」

フルタニアン 

お久しぶりです、ボタンさん

>パソコンの話しがありましたが、自分もむかし十年以上まえにパソコンを
>購入するときシャープのMZ1500か富士通のFM7かNECのPC8801
>にするか迷って結局PC8801MKSRというものを購入した思いでがあります。

あぁ、うれしいなぁ。たぶん、同世代で、似たような道を歩んだ仲間ですね!
今でこそ「鉄塔」と「信号」という違う道を歩んでいますが(笑)。

「PCとFMとMZ」これは当時のパソコンの3強でしたね。
で、ボタンさんが選んだのがPC8801mkIISRですか。
う〜む、シャープ党としてはちょいとクヤシイですが、
その3機種なら、88が正解でしょうね。実際、一番売れてましたし。

>当時はフロッピが一台と二台のタイプがあり、初めてフロッピを使ったときは
>なんて便利がいいんだと思いました。

そうそう。当時はフロッピーでもOSを立ち上げるのに十分な容量でしたから、
ハードディスクなんて概念すらなく、FDDが2台付いたパソコンが中心でしたよね。

>フロッピが5インチ2D10枚で12000とかなり当時高くて
>なかなか買えなかった思い出があります。

確かにメディアも高かったですね。確か定価だと一枚1400円だったような。
あまりの高さに、私は「ノーブランド(通称ノーブラ)」のFDを愛用してました。
10枚で980円。真っ白の箱に超ペラペラのディスケット。今でいうとバルクかな?

>しかしMSXを使っていたときはテープに保存するのに何十分もかかり、
>よくLOAD ERRORなどと出たときは泣いたものです。
>よくBASICマガジンという雑誌を買ってはプログラムを一生懸命
>打ち込んでいたあの頃が懐かしいです。

確かにテープの信頼性には泣かされましたねぇ。
X1を含むシャープのパソコンは、結構速くて信頼性もそこそこでしたが、
外付けラジカセを使ってた友人のPCは、超不安定。
実際ロード終了まで手を合わせて祈ってましたよ(ホント)。
今考えると、私もテープでプログラム開発なんてよくやってたと思います。

しかし、のんびりした、いい時代でしたねぇ。なつかしいです。
現在のATとMacが二分するこの世界にあきらかな疑問を持つ私としては、
あの「黄金時代」にパソコンを趣味として生きられたことが最高に嬉しいです。

明日から「黄金時代」として昔のパソコンネタを3話くらいで書こうと思ってます。
もしよろしければ、またご覧くださいね。

 
 04月22日(木)02時14分17秒

 4月21日「あぁ!イライラする!」

フルタニアン 

このところ、毎日毎日、0時以降まで仕事しなけりゃならんわ、
4MBのメールが届くわ、メールの読み出しが何度も止まるわ、
まったく、例の100件問題解決や、更新どころじゃないッ!
「黄金時代」というパソコンネタコラムは今しばらく待って下さい。
週末までには何とかします……。ストレス溜まるなぁ。もう。
私が10年前に書いたショートSFも公開予定です(が、手直しする時間もないない)。

ニフティが6月から、3000円で150時間接続可能になるらしい。
150時間っていったら1日に5時間だ。無制限コースの意義があるのだろうか?
そこそこの接続速度が確保可能なら、PIAFSやPIASネットでの接続も、
優遇されてるし、ドリームネットからニフティに鞍替えしようかしらん。

話しは変わるが、メールの受信拒否ができるようにして欲しい。
なんで全部ダウンロードしないと、許されないんだ!
こっちにも権利というものがあるんだぞ! メーラーで対応せよ!

なんだか、ウィスキーをシコタマ呑んでいるので、支離滅裂だが、
もう寝る! おやすみなさい。

 
 04月28日(水)00時24分59秒

 How do you do?

うゑざき 

マイフレンドももうすぐ繋がる予定で楽しみです。
明日にでも渡しておきます。<お勧めプロバイダ (^_^;)

個性的なペイジですね。後ほどじっくり読ませて戴きます(笑)
http://www01.u-page.so-net.ne.jp/za2/y-uezaki/

 
 04月28日(水)00時55分08秒

 ハジメマシテ。

takahiro sakaya 

 このサイトすごくかっこ良いです!
 鉄塔のページがとても好きになりました。写真もとてもきれいなものばかりですね。
 まえまえから、ちょっとばかり鉄塔には興味があったのですが、こうしてみると鉄塔というのは、やはりかっこ良いです。

 つい先日、自分のHPが出来ましたので、ぜひリンクしたいと思うのですが、よろしいでしょうか?
http://geochat00.geocities.co.jp/SilkRoad/5472/

 
 04月28日(水)02時23分48秒

 Fine thank you!

フルタニアン 

ど〜も、はじめまして、うゑざきさん。フルタニアンです。

>マイフレンドももうすぐ繋がる予定で楽しみです。
>明日にでも渡しておきます。<お勧めプロバイダ (^_^;)

お世話になってます。よろしくお願いしますねm(_ _)m。

>個性的なペイジですね。後ほどじっくり読ませて戴きます(笑)

なはははは(^o^;)。

さきほど、うゑざきさんのページにもちょいとオジャマしました。
岡山は私もカメラ片手にブラついたことがありますよ。
特に倉敷は「駅表の外国系遊園地」と「駅裏の旧い町並み」とが両立する、
非常に奇妙な街ですよね。↓倉敷での私の成果です(^-^;)。
http://www.angel.ne.jp/~furuta/photo/index150.html

 
 04月28日(水)03時06分19秒

 アルテッツァはナイテッツァ

フルタニアン 

はじめまして、sakayaさん。フルタニアンです。

> このサイトすごくかっこ良いです!
> 鉄塔のページがとても好きになりました。写真もとてもきれいなものばかりですね。
> まえまえから、ちょっとばかり鉄塔には興味があったのですが、
>こうしてみると鉄塔というのは、やはりかっこ良いです。

お〜ッ! 鉄塔に共感して頂けましたか! それはうれしい!
鉄塔には、機能美というか、一種異様な美しさがありますよね。

鉄塔は、どこにでも建っている構造物ですから、興味を持って観察すると、
電車の車窓など、移動中の暇つぶしにもってこいですよ(^-^;)。

> つい先日、自分のHPが出来ましたので、ぜひリンクしたいと思うのですが、
>よろしいでしょうか?

リンクに関しては歓迎いたします。こちらこそよろしくお願いいたします。

さて。さきほど、sakayaさんのページを拝見させて頂きました。
車のデザインに関する考察のページが興味深かったです。

ワタシ的にもアルテッツァのデザインは、あれはナイテッツァなのですが(^-^;)、
確かに画一的なデザインから脱したという考えもできますねぇ。なるほど。

スカイラインに関する記述にも共感しましたよ。あの(◎◎[ ]◎◎)なテールは、
私もハッキリ言ってキライなのです。どう見てもカッチョわるいっす。
確かにあれは単に強さのイメージからくる、カッコよさなのでしょうね
(MR2や旧RX7の丸テールもスカイラインに媚びているようでイマイチです)。

今後も登録車種が増えるのを楽しみにしています(^-^)/~。

 
 04月28日(水)03時08分12秒

 4月27日「パソコン黄金時代」

フルタニアン 

ここ数日、まともな更新が滞ってしまった。
仕事が忙しかったせいもあるのだが、
実はさっぱり書けなかったのだ、肝心の文章が。

「黄金時代」というタイトルで昔のパソコン話を書く予定だったが、
何日うなってもまったく文章が形にならなかった。

論旨の流れとしては……
・昔のパソコンはマシン周辺の情報が全て公開されていた。
・今のパソコンはブラックボックスで知る術さえない。
・昔のパソコンはプログラミングという楽しみがあった。
・今のパソコンはカセットポンのファミコンではないか。
・技術の向上はパソコンの位置付けを変えてしまった。
・パソコン自体を楽しみたい私にはとても寂しい世界だ。
・パソコン好きにとっての「黄金時代」はもう過ぎ去ったのだ。
……てな感じで書きたかったのだけどね。

現状のパソコンに対する不満は山ほどあるんだけども、
根拠のないグチみたいな文章にしかならなかったので書くのはヤメ。

でも、なんだかんだいっても、私はパソコンいじりが好きだ。
例え面白みの少ないWindowsの上でも、新技術であるDirectXバリバリの
スクリーンセーバのひとつくらいマシン語で書いてみたい
(私はスクリーンセーバ不要派だが作るのを楽しむコトは否定しない)。
しかし、資料がないのだ。入手方法があるのかさえ疑問だ。

私は祝氏が亡くなったことで「黄金時代」の終了を強く感じたのかもしれない。
素人がパソコンいじりを楽しめる領域は極めて限定される時代になった。
ちょうど車のチューンがキャブレター調整からロム交換に変わったように。

さて、そういう年寄りのグチっぽい話はさておき、今回はオマケ付きだ。
私が「黄金時代」の最中にチョロチョロと書いたショートSFを紹介しよう。
本作はX680x0用ディスクマガジン「電脳倶楽部17号」に掲載されたものだ。
ほんとは私の書いたプログラムを紹介したかったけど、今更X680x0用の
デバイスドライバなんて紹介しても意味ないので、その代わりだ。

10年前に書いたものだけど、ラストの「単位」はまだ夢の単位なので一安心。
ま、しょうもないストーリーだけど、ヒマツブシに程度に語一読を↓。では。
http://www.angel.ne.jp/~furuta/private/index901.html

 
 04月28日(水)23時34分34秒

 どうもありがとうございました。

takahiro sakaya 

>お〜ッ! 鉄塔に共感して頂けましたか! それはうれしい!
>鉄塔には、機能美というか、一種異様な美しさがありますよね。

 そうですね、美しいという言葉は似合いますね。
 世の中カッコを気にしたものばかりですから、機能に徹しているものに、
かっこ良さを感じたりもします。
 僕は、あの無機質な感じにひかれます。
 鉄塔以外にも、同じ理由で大きなアンテナとかも好きです(笑)。


 HP見てくださってどうもありがとうございます。
 まだ、正式にデビューしてから、一週間もたっていないので、これから
もっと中身を充実させていくつもりです。

 早速リンクさせていただきます。
 それでは。



 
   
 
 


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