茨城県つくば市の南部にある「万博記念公園」付近に建っている「怒り肩鉄塔」です。

　真下にある変電所と電気のやりとりをするため、上部ほど幅広という特徴あるスタイルになっているのですが、そんなことよりも一般的な格子状の鉄塔スタイルでないという点のがよほど特徴的です。

　噂によると「通常の鉄塔では周囲との景観との調和を乱すので、このようなスラッとした鉄塔を建てることがある」といったようなことも聞いたことがあるのですが、見慣れないスタイルなので余計に目立ってしまって、景観の調和もあったもんじゃないと思うのは私だけでしょうか？

　ちなみに「万博記念公園」付近に存在する数本の鉄塔はすべてこのスタイルに置き換えられています。鉄塔の世界には「似たようなスタイルの鉄塔は集まっている」という法則があるのですが、どうやらこれらの鉄塔群にもこの法則は当てはまるようです。