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[写真-117]
NewFM2/T AiNikkor50mmF1.2S SENSIA II
Gallery.17
「鳥居(その2)」


 恐ろしく背が小さく、妙に幅広な鉄塔です。以前に紹介した鳥居とネーミングは同じものの、ガッチリとしたマッチョ軍団を思わせる元祖「鳥居」に比べ「鳥居(その2)」はなんとも頼りなげです。

 なぜ、こんなに奇妙な形の鉄塔が必要なのでしょうか?

 実はこの鉄塔の近くには新岡部変電所という東洋2番目という巨大な変電所があり、この周辺は送電線の大ジャンクション地帯なのです。当然、周辺には鉄塔が密集しています。そんななかで、送電線の交差を余儀なくされ、一気に送電線の高度を下げることで、他の送電線と接触しないようにしなければならない。そのためにこんなズングリした鉄塔が必要になっているのです。





[写真-02]
NewFM2/T COSINA20mmF3.8MACRO SENSIA II


 こうやって見上げてみると、元祖「鳥居」よりも鳥居に似てます。

 よく見ると、なんと電線を上の腕金の高さに6本も抱えていますね。しかし、下の腕金には全く電線を抱えていません。そう考えると、なんか無駄な気もしますが、下の腕金がなければ、鳥居じゃなくなってしまいますから、それでいいんです(?)。

 無駄といえば、最初から交差を最小限に計画しておけばこのような派手な立体交差は避けられ、この鉄塔も必要なかったのかもしれませんが、電気需要が急激に増す昨今では鉄塔の増設に次ぐ増設によりツギハギ的に増設を強いられることも多く、このような異形の鉄塔が必要になることもあるらしいです。鉄塔の世界も奥が深いですね。




 
   
 
 


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