ガイシ、ガイシ、ガイシ……ガイシだけでできた……なんでしょ？　コレ？

　なんだかよくわかりませんが、コレは変電所の中にある装置のひとつです。実は、この写真は新岡部変電所を見学させて頂いた時に撮影した写真で、この装置についての説明も受けたのですが、電気の専門ではない私にはチンプンカンプン。たしか、電気の流れを制御する装置、簡単に言うと「スイッチ」だと伺ったような……。

　電池と豆電球で構成される回路も、送電線と発電所で構成される送電網も、同じ役割をしているのには違いないのに……装置はエラく違いますね。

　そうそう、そのとき変電所の職員の方に伺った話なのですが、あまりに大電流が流れている変電所のスイッチは、スイッチを切っても、接点間にスパークが飛びつづけ、電流が止まらないそうなのです。

　んじゃ、どうやって電流を止めるか？　私がギャグで「フッ、とか吹いたりして」なんておチャラけたところ、なんと！　ホントに空気を吹きかけてスパークを止める方法もあるのだそうです！

　技術っていつでも新しさと古さが同居してるもんなんですね。