[Home]

[Tower]
[Photo]
[3D C.G.]
[Stereo]
[B.B.S.]
 
 
 




[写真-143]
μII 35mmF2.8 SUPER 100
Gallery.43
「棒持ち鉄塔」


 ハテ? ちょうど鉄塔の腰にあたる部分にある横棒は、一体なんでしょう? 腕金よりも横に出っ張っているうえ赤い色をしているだけに妙に目立ちますねぇ。よく見るとちょっと上からナナメに糸で吊ってあったりして、ますます謎は深まります。まさか電気が流れているわけでもないでしょうに……?

 横棒の意味がわかりますか? では、ひとつヒントを出しましょう。 この鉄塔の持つ送電線が、鉄塔の奥にある茶色のマンションの上を通っていることに非常に密接な関係があります。

 さて、サッサとタネ明かしをしましょうか。

 実はこの横棒、現在はまだ機能していません。というのも、この鉄塔の奥で送電線を受け取る鉄塔には同じ様な横棒が付いているのですが、その棒との間に「赤い布のついたロープ」が渡されていないからなのです。

 もうわかったでしょう。送電線は高電圧なため、触れるどころか、近づくだけで感電してしまいます。それを未然に防ぐため、送電線の低い場所や背の高い建物がある場所には、危険を知らせる「赤い布のついたロープ」が渡されることが多いのですが、この横棒はそのロープを幅広く渡すためのものだったのです。

 もし、クレーンなどのアームが送電線に触れたりすると、クレーンの作業者も無事では済みませんが、送電線が切れたりすると、最悪の場合、地面に落下して周囲の人を感電させるばかりか、送電線自体が溶けてなくなってしまうそうです。怖いですね。




 
   
 
 


  [ホームへ] [前へ] [戻る] [次へ]