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[写真-160]
TC-1 G-Rokkor28mmF3.5 vista100
Gallery.60
「倒壊鉄塔(その2)」


 「倒壊鉄塔」の続報です。

 前ページの紅白鉄塔のところで「仮設鉄塔」と書きましたがこれがその「仮設鉄塔」です。単なる工事現場の足場のようではありますが、よく見るとチョコットだけ腕金が出ており、そこに碍子が取り付けてあるのがわかるでしょうか?

 想像ですが、この不安定さや、腕金の短さ、隣の鉄塔に接続場所を借りる……という状況から、送電線は本来のものより細く、かかる電圧も低めだと思われます。





[写真-02]
TC-1 G-Rokkor28mmF3.5 vista100


 ちょっと画質がアレですが、川の向こう側の状況です。「くしゃ」っと寄りかかるように倒れているように見えますが、ホントにそうなっているのかどうかはちょっとここからではわかりません。

 半壊している鉄塔の奥は正常な鉄塔のようですから、彼から手前側が連鎖的に倒れてしまったわけです。引き金を引いたのが彼なのか、倒壊の連鎖を止めたのが彼なのかはちょっとわかりませんが、送電線というある意味「強靭なワイヤ」でつながれた巨大な塔が、連鎖的に倒れてしまうのはいた仕方がないことでしょうね。





[写真-03]
TC-1 G-Rokkor28mmF3.5 vista100


 ちょっと見難いですが「連鎖」の状況です。左側奥方面に倒壊した鉄塔が連続しているの見て取れます。

 決まって右側に倒れていますが、このあたりの鉄塔は前回の報告で紹介した鉄塔たちよりも折れた位置が高めですね。これが何を意味するかは……素人の私にはちょっとわかりませんが(^-^;)。





[写真-04]
TC-1 G-Rokkor28mmF3.5 vista100


 最後は迫力の写真で締めくくりましょう。見慣れた上部の構造がほとんどそのまま落っこちてきてしまっています。

 碍子も近くで見ると大きいですね。いつもは中に心棒でも入っているかのように、まっすぐな数珠繋ぎの碍子連も、このような状況では自重で垂れ下がり、「だらっ」っとした形を作っています。あまり見ない光景ですね。

 さて、2回に渡り報告した「鉄塔倒壊」ですがいかがでしたでしょうか? 最後に今回お亡くなりになった鉄塔群に1分間の黙祷を捧げながらお別れしましょう。では、黙祷!




 
   
 
 


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