SVX日記

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2005-10-08(Sat) みりんを飲んでみりん

  先日、流山市を散策した際、流山図書館に併設されている博物館を観て回ったトコロ、流山市の特産は醸造モノ、酒、味醂、醤油、味噌等だということがわかったが、特にオイラの興味を引いたのが「味醂」。つまり「みりん」であった。

  みりんという名前を知ってはいるものの、料理といえばペヤングを筆頭に「茹でモノ」程度しか嗜まないオイラにとっては、まったく未知の調味料である。一体、どんなモノなのだろう? 特に、展示の中に発見した「昔の女の人は、味醂を酒代わりに呑んでいた」という記述には、かなり興味をひかれ、もーそりゃ、興味津々である。それからずーっと、どうにかして、一度は呑んでみたいと思っていたのであった。

  そして、そこにタイミングを合わせたように、オイラの好きな理科番組「所さんの目がテン」が「みりん」を取り上げたのであった。へー、へー、へー。煮崩れ防止効果の他に、9種類の糖による……細かいハナシはオイラが書くより「目がテン!ライブラリー」を、各自に読んでもらったほうがよいだろう。しかし、アレだな。このページ、異様に詳しくまとめてあるな。番組を観る必要性が薄れてしまうほどに。

  あ、ちなみにこの「みりん」を取り上げた回は、6月12日放送分であるが、オイラが視聴したのは昨日である。サーバに大量に録り貯めてあるので、なかなか消化しきれていない嬉しい状況であり、かなりのタイムラグが生じている。

  さて!! そんなみりん日和の中、ふらりとスーパーに買い物に行けば、みりんをチェックするしかないじゃないか!! あった!! 本みりん。500ml程度の商品が3種類おいてある。ココは一発、地元びいきで「万上(マンジョウ)」のモノを購入である。価格は200円程度。なんとか、ネタのためだけにでも購入できる価格である。

  画像の説明

  ちなみに、このみりん。法律上はレッキとした酒である。実際、アルコール度は15度近くあり、日本酒と同程度だ。おー、ワクワクする。番組の中で、所ジョージが試しに呑みつつ「グッと呑むにはキツい」というようなことを言っていたが、さぁ、オイラにはどうか……

  「甘゛ッ!!!!!!!!」

  ……サラサラの液体ではなく、ちょっとトロみがある。そして糖が9種類かどうかはともかくとして、強烈な甘味。チビチビと50ccほど呑んでみたが、確かに酒っぽい味もするものの、甘味に消されてあまり感じない。なにしろ、甘い!! 甘い!! 甘い!! ガムシロップに蜂蜜と酒を混ぜたような味である。糖尿になりそうな不安感があるが、決してマズくはないぞ。醤油を飲んだり、味噌をナメたりするよりは、十分にイケる味である。

  昔の女の人が酒代わりに呑んでいた、というのも理解できる。ちょっと薄めれば、十分にカクテルテイストだからだ。「杏露酒(しんるちゅう)」と対して変わらない状態になる気がするぞ。実際、1対1に割って、カクテルにしたら、十分に呑めるのではないだろうか? 「ゴールデン・ミリーン」なんて名前をつけ、氷を入れて出したら、みりんを薄めただけのモノだとは気付かずに、みんな呑みきってしまう気がするぞ。

  画像の説明

  そして、予想通りというかなんというか、今晩のおかずは煮物であった……が、みりんを呑んだ後で食べても、味がせんっちゅーの!! あ、確かに煮崩れはしてないけどね。ごちそうさまでした。