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[写真-111]
μII 35mmF2.8 VX100(koria)
Gallery.11
「はばたき鉄塔」


 「怒り肩」「交通整理」系の白い管状鉄塔です。特徴は腕で前後に振っているかのような形状です。「はばたいているような」と表現したら言い過ぎでしょうか?

 よく見ると「腕がはばたいている」のは、下部の踊り場のような場所に電気を渡しているためだと気付きます。そして、渡された電線は踊り場を貫通し、直下でまとめられて管に沿って地上へと送られているようです。

 大抵このように電気を地上へと手渡す「怒り肩」系の鉄塔は上部の腕を長くすることで電線同士の接触を防いでいますが、これは「はばたく」ことで接触を防いでいます。効率的ですね。





[写真-02]
μII 35mmF2.8 VX100(koria)


 これは上の写真の鉄塔のすぐ次の鉄塔です。実はこの鉄塔は総合病院の敷地内にあります。

「なるほど病院のための電力を供給しているんだな」と考えられますが……ちょっと待って下さい、じゃ、なんでその1本手前の鉄塔が電気を地上へと手渡す「怒り肩」系の鉄塔なのでしょう?

 実はこの鉄塔と上の鉄塔との間には道路と川が横切ってます。となると1本手前の鉄塔で地上に降ろされた電線は、川底をくぐって病院に供給されているのでしょうか? そんなことなら、最後の鉄塔を「怒り肩」にすればいいような気がするのですが……。

 それとも、この鉄塔の管の中に電線が配置されていて病院へ電力を供給しているのでしょうか? 腕付近の形状の単純さから、そうは考えにくいのですが……。しかし、根元にハッチらしきものも見えるし……。うーむ、よくわかりません。




 
   
 
 


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