SVX日記
2020-12-29(Tue) 2020年の年の瀬
2020-11-21(Sat) いろいろと、咲いた
相変わらずヴォーカルの練習を続けている。自分の歌を録音し、聴き返すことで、反省をしては、ちょっとずつ改善を試みる毎日なのだが、不思議なことに、周期的に「なかなかイイ感じやん!」と「なんやコレ、もうヤメたいわ……」という時期が繰り返される。
歌唱力を向上するには、先行して耳を成長させ、現状の歌唱に不満を発見することが必要、といわれる。確かに、自分の歌を聴いて「完璧」と思ってしまったら、修正する点はなくなってしまうわけだから、それ以上の向上はなくなるだろうから、理には叶っている。
そんな状態で、モチベーションを保つために重要な要素のひとつが「進歩」が継続していることだ。歌唱力の向上度合いが数値で計測できれば「進歩」を実感できる。それを手っ取り早く数値化してくれるのが「カラオケの機械採点」である。
で、久々になんとなく新しい曲「地上の星」を歌ってみたら、何と2回目でこの点数だ。何度も練習すれば90点を越えることはあり、特定の曲では95点を越えているが、2回目でこの点数というのは、歌唱力の底上げができている、ということなのかなぁと……思いたい。というのも、今ちょうど「なんやコレ、もうヤメたいわ……」という時期なんだよなぁ……。
一方で、もうひとつ取り組んでいるのが筋トレ。今年の2月、カミさんが任天堂SWITCHの「リングフィットアドベンチャー」を買ったので、何となく始め、晴れのち曇りで続けているうち、7月くらいから真剣に取り組むようになり、8月の中旬くらいからは、逆にリングフィットから離れ、筋トレとジョギングまで始めてしまった。
コロナで仕事がほぼ100%テレワークになると、往復1時間ずつの通勤に、かなりの体力を使っていたことに気付かされた。そして、それがなくなると、こうも体を動かしたい気持ちになってしまうとは。自分は、あまり運動とか体を動かすことが好きな方ではないと思っていたのだが、こんな性格が眠っていたのだなぁ。
2020-08-21(Fri) バースデイを機にまた生まれ変わる
さて、一昨年の9月から、本格的にヴォーカルの練習を始めて、そろそろ2年になるわけだが、未だに飽きずに続いているばかりか、その延長で筋トレまで始めてしまった。何ヶ月後かに振り返ると成長が見えて楽しいので、現時点で感じていることを記しておきたい。
70歳のおじいさんに「プログラミング教えて笑」と言われたw。彼いわく『周りは70代になると何も挑戦しなくなる。ただ、90歳まで生きるとしたら、あと20年は人生楽しめるわけだ。誕生から成人するまでと同じ時間があるのに、新しいことやらんのはもったいないだろう』とのこと。かっこよすぎ。
いいことをいう。とはいえ、既にある程度は自分が実践していることであり、誇らしく思う。改めて、何事を始めるにしても、遅いということはないのだな、と思える。そりゃ、早く始めるに越したことはないが、まだ、人生、半分弱もあるのだ。ヴォーカルも、2年で来るところまでは来れたな、と思えている。
というのも、最近、シャウトに少し金属っぽさが交じるようになってきたのだ。ビブラートも割とキレイにかかるようになってきた。そして、その歌い方で息切れせずに「機械(筋肉少女帯)」が全力で歌い切れるようになりつつある。なんとなく、自分の中で初めて「可」を与えてもいいような気がしている。
1年ちょっと前にも似たようなことを書いているが、改めてその時点の録音を聴くと、アタックが強い割に尻すぼみなので、単に怒鳴っている感じのシャウトで、明らかに現在よりも素人くさい。繰り返し歌っているだけで、こうも変わってくるとは。
そして、今年の始めを振り返れば「君の知らない物語」をキー+5で歌っているが、今は-2で歌っている。つまり5つも上のキーに手がかかっている。1つ上げただけで、別世界になるのに、5つ。思えば遠くへ来たもんだ。
最近は、意識しなくてもピッチが合うようになってきたので、その分の意識をリズムへ向けるように努めている。この先、意識しなくてもリズムが合うようになってくれば、もっと細かい情感を与えられるようになるのかもしれない、などと感じている。
で、話は戻るが、歳を取って、逆にできるようになったことも多いと感じている。若い時のような性急な気持ちが減り、落ち着いてきた気がする。何に取り組むにしても、完璧を求めず、慌てずに、向上するのを待ちながら、継続できるようになった。若い時なら、ヴォーカルの練習なんて、何回かカラオケに行って、録音した自分の歌を聴き、向いてないと早々にあきらめてしまったかもしれない。だが、今なら、例え中断したって、また始めればいい、という気になれる気がする。
また、発声練習、呼吸練習の効果なのか、姿勢が改善してきた。最初は、割と意識的に胸を張っていたのだが、最近はそれがクセになり、意識しないと猫背にならなくなった。いや、50歳を目前にしても治るモノなのだな、姿勢って。自分でも驚いた。