SVX日記

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2017-04-02(Sun) 戦士のマウス、製作中

  3年以上も寝かせていたプロジェクトを進捗してみた。

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  形状的に重力サーベルっぽいこともあり、そのうち公式に発売されるんじゃないかと思っていたのだが、発売されず、誰かがやってんじゃないかとも思っていたのだが、誰もやってないようだ

  一応、過去の作品である、DVDや、原作の漫画で考証したが、どれも割とドクロのデザインは適当なので、それとなく最新の超合金を参考にすることにした。

  元のマウスは、ロジクールの安いワイヤレス。だが、前回と同様、デザインがシンプルで邪魔をしないところがいいのだ。

  一応、最初に作る「戦士のマウス」ということなので、シリアルナンバー1の大山トチローモデルらしく、グレーと茶色にしてみた。これがハーロックモデルなら「黒か深緑」エメラルダスモデルなら「赤」になるところだろう。鉄郎モデルなら「ガンメタ」かな。

  塗装は、数年前に吹いたサフェーサの上に、アクリルガッシュで行った。

  割と意図したデザインに仕上がった。次の週末にでもクリアで仕上げることにしようかな。


2017-04-08(Sat) 戦士のマウス、完成……?

  先週に引き続き、予定通り、クリアで仕上げ……ようとしたのだが、案の定、失敗した。湿度の高さをナメていて、盛大に白カブリしてしまった。

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  んが、男なら、危険を顧みず、失敗するとわかっていてもやらねばならない時があるのだ。シリアルナンバー1の設定だし。ちょっとボロい感じも、また似合うではないか。このマウスで、負けると分かっていても戦い抜くのである。職場で使って周囲の反応を見てみよっと。

  しかし、今の若い衆は松本零士にあまり馴染みがないんだろうなぁ。すると彼らは、どこで「男の生き様」を学ぶのだろうか。いっそのこと、道徳の教科書に採用すればいいのに。その時は、国歌も「宇宙戦艦ヤマト」に変更ということで。


2017-04-10(Mon) 万を持してホームプロジェクタ導入プロジェクト

  逆上れば、1995年に東芝から民生用プロジェクタが発売された時に、かなり真剣に購入を検討した記憶がある。

  次が、2003年4月に宿泊した猪苗代のペンション「スクリーン」だ。各部屋にプロジェクタが設置してあるのがウリで「ホワイトアウト」「ロケッティア」を観たっけ。ソースがビデオテープの上、SONY製のプロジェクタの性能もかなり微妙だったけど。それなりに大画面を楽しめた。

  そして、この家に引っ越して6年半だが、実は壁の一面だけが白い壁紙の「シアタールーム」を用意してあったのだ。いつか、プロジェクタを買って、映画やゲームを大画面で……と思っていたのだが、実際、習慣的に使うかどうかもわからんものに何万も出すことに躊躇し、結局、放置状態であった。

  んが、時は過ぎ、いつの間にか安くなっていたのである。上海問屋で税込みで1万円。しかもメディアプレーヤ内蔵。この値段なら、仮にオモチャ程度の性能であったとしても、もしくは、すぐに飽きてしまったとしてもそれほどには痛くない。で、早速、購入してみた。

  映写対象は居間の塗り壁。独特の凹凸はあるが気にならないレベル。そしてこの大きさである。測ったところ120インチ弱。夜に電気を消せば十分な明るさがある。アナログな台形補正機構もあり、左下が少し片ボケするものの、ピントもまぁまぁ。本体から出る音も十分な音量で、我慢できないほどヒドい音質ということもない。

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  いま、我が家では「アルプスの少女ハイジ」ブームなのだが、まったく実用的に試聴できている。なお、ソースはレンタルDVDを再エンコードしたmp4をUSBメモリに保存したもので、内蔵のメディアプレーヤによる再生だ。

  一方でネックなのは、現在テレビにつないでいる、DVDプレイヤやゲーム機などの各映像ソースを、部屋の反対側のプロジェクタに接続する方法だ。長いHDMIケーブルを引き回すのが妥当なんだろうが、マトモに音を楽しもうと思ったら、再び部屋の反対側のスピーカに、長いスピーカケーブルを引き回すことに……アホくさ。


2017-04-11(Tue) レトロなフォント画像を料理する「8ビットフォントカッター」

  懐かしいX1のフォントが使えるようになってウハウハなのだが、わが青春のフォントはそれだけではないということに気づいてしまった。そうだ、いわゆる「ナムコフォント」も、我が心のフォントなのである。

  先に作ったツールの骨格をそのままに、ちょいちょいと手を加えれば、あっという間に「8ビットフォントカッター」のできあがりである。

  例によって、いろいろ権利とかあるので、フォント形状は直に配布しない。ネット上にあるアスキーコード表のドットイメージから、フォント形状を抜き出すツールの形で配布する。

  ただし、抜き出す相手が相手なので、すべてのグリフが揃っているわけもなく、普通に使えば「ゲタ」だらけだ。でも、用途を限定すれば、気分はすっかりアルカディアである。右下にちょっと青い影を落とせば、そこには惑星ラティスが現れるのである。

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  ライブラリから扱えるので、以前の卓上カレンダに、ちょいと手を加えれば、我が心のカレンダのできあがりである。うーむ、なんだこれ、意外なほど違和感がないどころか、もはやこれ以外のカレンダを使う自分が想像できない。

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  生成されたPDFライブラリごとスクリプトを置いておく。


2017-04-17(Mon) ホームプロジェクタで映画館気取りプロジェクト

  先日、万を持してホームプロジェクタを導入したのだが、安い割に性能はそこそこであり、これで昔観た映画を観なおしたくなってきた。

  というわけで「今、万感の思いを込めて汽車を観る」のであった。とりあえず、映画「銀河鉄道999」の惑星メーテルのくだりでも……イイな、これ。なんだか、ガキの頃に映画館で観た時の気持ちが甦ってきた。画面がデカイので、アルカディア号も、惑星の崩壊シーンも大迫力なのだ。なにもかもみな懐かしい。さらば少年の日々。

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  飛ばす先は、とりあえず、以前に「Bluetoothスピーカ化」したお風呂スピーカだ。十分すぎる大きさの音が出せるものの、重量が極端に軽いため、一定以上にすると、男性の声付近の周波数で共振を起こし、少しビビりがちなのが難点だが、「ゴム」でバスレフ化した効果もあって、かなりの低音まで出るので十分に実用域である。

  さて、次は「さよなら銀河鉄道999」でも観ようかしらん。「スターブレード」で遊ぶのもいいかも!


2017-04-21(Fri) お風呂スピーカステレオ化

  Bluetoothスピーカ化してから、ホームプロジェクタのスピーカとしても活躍し始めた、自作のお風呂スピーカだが、そうなるとモノラルでなくステレオで鳴らしたくなってくる。

  もともと、ステレオに対応する仕組みは仕込んであったので、有線接続用のフタにスピーカケーブル接続用のプッシュターミナルを増設したらそれで工作は完了。内部結線を少し挿し替えればすべての音源(mp3/Bluetooth/有線)がステレオ化する。

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  同じユニットのスピーカは用意していないので、昔作ったタッパースピーカをつないでみたが、さほど違和感はない。ちゃんとステレオで鳴った。よっしゃよっしゃ。

  朝風呂でラジオ英会話。休日の長風呂でラジオドラマ。作業の合間に音楽。ホームプロジェクタの音響。腰痛体操の音楽。と、気がつけば常に部屋の中を持ち歩いているといって過言ではない。

  ある程度以上のデキで自作できると、仕上がったブツのコンセプトが100%自分向きなだけに、愛着が止まらない。自作の醍醐味だなぁ。


2017-04-22(Sat) ホームプロジェクタ吊り下げ常設プロジェクト

  ホームプロジェクタを導入してから、割と常用する日々を送っていることもあり、間に合わせのイスの上に置くのでなく、吊って常設したくなってきた。

  もちろん、プロジェクタを常設することは、リビングの設計に含まれていなかったが、丁度いい場所にスケルトン階段が位置しており、そこに吊ることにした。

  ホームセンタで買ってきた50円の板切れの側面にヒートンをネジ込み、太めのタコ糸で階段の床板に吊り、その上にプロジェクタを置く。

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  主な課題は「映写/設置位置」「電源ケーブル」「その他の配線」である。

  まず「映写/設置位置」は、階段の手すりの外側で、運よく映写対象となる白壁の高さとジャストフィットであった。イスよりも高さが上がった分、台形補正の強度も下がり、左下の片ボケの程度も低下した。よっしゃよっしゃ。

  「電源ケーブル」は、階段の床板の裏面を這わせ、壁伝いにコンセントまで延ばしたいところだが、電源アダプタがメガネ型コネクタであり、そんなに長いメガネ型ケーブルは売っていないので自作することにした。基本、切ってつなげるのだが、白いケーブルを使いたいし、それを黒いケーブルとハンダ付けするのも美しくないので、つなぐ代わりに中間スイッチを挟むことにした。ハンダ付けは不要だわ、プロジェクタ本体に備わっていない主電源スイッチを増設できたわで一石二鳥である。

  「その他の配線」は、基本HDMIを使わず、USBメモリの動画を再生することと、音声はBluetoothトランスミッタで飛ばすことから、特に問題なし。

  細かいことを言えば、リモコンの受光部がプロジェクタ背面にあることから、前面からだとちょっと反応が悪いという問題がある。が、まぁ、気が向いたら、赤外線信号リピータを作るか、反射板でも設置してごまかせばいいかな。


2017-04-27(Thu) 8bit風OpenGLライブラリで8bit風3DCGをグリグリする

  3DCGっぽいCGを描いたりゼビウスっぽい3DCGを描いたりしているうち、3DCGっぽい3DCG(?)を描いてみたくなった。で、長らく、ちまちまと実装を続けていたが……。

  ジャーン。

  画像の説明

  こっちは本物の3DCG。キー操作で拡大、縮小、回転、視点移動が可能だ。

  例によって、いつものTrueLegacyGraphicsライブラリの「OpenGL版」として実装したので、ほぼ、以前のコードのイメージのまま、3Dに対応できてしまうのであった。

     def tile(win, xyzs, b, n, xyz, c)                           # xyzs, bank, n, xyz
         xyzs[b][n] = xyz
         win.polygon3d([ xyzs[b    ][n - 1],
                         xyzs[b    ][n    ],
                         xyzs[b ^ 1][n    ],
                         xyzs[b ^ 1][n - 1] ], c) if(xyzs[b][n - 1] && xyzs[b ^ 1][n - 1])
     end
 
     xyzs = [[], []]
     ix = 0
     (0..360).each {|rx| x0 = 360 - rx
         x0 % 3 != 0 and next
         ix += 1
 
         iz = 0
         (0..360).each {|z0|
             z0 % 3 != 0 and next
             iz += 1
 
             x = 140 + x0                                        #  140 <- 360 ->  500
             z = z0 - 180                                        # -180 <- 360 ->  180
 
             y = (dcos(3 * x0) - 1) * (dcos(2 * z0) - 1) * 60 if(ARGV[0] !~ /bc/)
             y = (dcos(1 * x0) - 1) * (dcos(1 * z0) - 1) * 60 if(ARGV[0] =~ /b/)
             y = (dcos(3 * x0) - 1) * (dcos(3 * z0) - 1) * 60 if(ARGV[0] =~ /c/)
 
             if(ARGV[0] !~ /p$/)
                 win.depth3d(z, 1)
                 win.pset(x, 300 - y, 4)                         #  300 <- 240 ->   60
             else
                 tile(win, xyzs, ix % 2, iz, [x, 300 - y, z], (ix + iz) % 2 == 0 ? 4 : 0)
             end
         }
     }

  3Dのみ対応の関数以外は、2Dと共通なので、requireするライブラリをこれまでのものに差し替えるだけで、2D表示となる。

  画像の説明

  逆に、以前に2Dのつもりで書いたプログラムも、requireしているライブラリをOpenGL版に差し替えるだけで、拡大、縮小、回転、視点移動が可能になる。

  画像の説明

  作ることは面白いのだが、日常の生活で3Dグラフィックスが必要な状況は少なく、活用の幅が狭いのは残念。でも、作ることが面白かったのだからよいのだ。

  改めてゼビウス軍をモデリングし「ソルバルウもどき」でも作ってみるかなぁ。パッケージを置いておく。


2017-04-28(Fri) 3Dプログラミングフライデー

  画像の説明

  とりあえず、パッケージを置いておく。


2017-04-29(Sat) 久しぶりにパソコンの自作を開始する

  そのうち必要になるだろうし、なんとなくウチのガキにパソコンを与えてみることにした。オイラが本格的にパソコンを始めたのも、小学6年生の春だ。で、どうせなら、一緒に自作してみるのも楽しいかと思い、自作用のパーツセットを手配すべく「パソコン 自作」と検索してみる。すると、ドスパラの自作セットがひっかかった。

  思い返せば、前回、本格的に自作したのはPentiumIIIマシンで、それ以後には、ちょっとベアボーンを組んだくらい。様相は全く変わっている。で、アレコレするならフルサイズのATXが無難として、マインクラフトが遊べる程度と考えると「ドスパラ自作セットA-101」ということになるのだが、Corei5-6500って妥当か? サーバじゃないんだから2コア4スレッド程度で十分で、むしろ少しでもシングルスレッド性能が高い方がいいんじゃないの? ……とか、考え始めてしまい、結局、一部のパーツを入れ替える形で、すべてバラで購入することにした。

  とりあえず、ゲーム用途も視野に入れ、ソコソコのディスプレイを先行して手配し、22日に到着済み。そして、満を持して、ガキと一緒に車で大須のドスパラに向かうのであった。

  んが、パーツを厳選したのに、店の在庫はそれほどには揃っていない。店員に聞くと、それならここで通販手配したら? と勧められた。まぁ、妥協するのもつまらないので、通販手配することにし、とりあえずケースだけは、ガキの好みのものを選んで持って帰ることにした。

  で、割とスコンと「これカッコイイ!」と選んだのがコレ。

  画像の説明

  ちょっとガキっぽいデザインだが、実際にチョイスしたのがガキなんだから別に不思議もない。安価でソコソコっぽいのでそのまま購入。帰宅して、とりあえずケースだけでワクワクして、残りのパーツが届くのを心待ちにするのであった。

  選定したパーツは以下。ディスプレイとウィンドウズはAmazon。それ以外はドスパラ。

  CPUは、PentiumながらKabyLakeの3.6GHzをチョイス。Corei5-6500(Skylake 3.2GHz 4C4T 21,897円)の半額以下だが、クロックは高い。電源も、450Wながら、なんとなく品質重視の評判の良さそうなものをチョイス。

  OSはLinuxと行きたいところだが、ガキがゲームに使うだろうから、泣く泣くWindows。Amazonなら、さして値段が変わらないのでDSP版でないものを、シリアルコードで購入。

  しかし、ウチのガキはイマひとつクールだ。ダンボールからケースを出してちょっと眺めたら、すぐにヨーヨーに戻ってしまった。そのうち熱中することもあるのかしらん。