SVX日記

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2005-05-08(Sun) テトリックス、リローデッド

  今日はハワイで買ってきたテトリスのゲーム機のレビューである。パッと見では、同形状のコントローラがふたつある商品構成だが、いわゆる2P側は単なる操作パネルになっている。1P側のみRCAのビデオ、オーディオ出力プラグ、電源スイッチ、2Pコントローラを接続するステレオジャック、電池ボックスが実装されている。

  画像の説明

  電源を入れるとタイトル画面。別に可もなく不可もない感じ。ブロックのデザインはセガのテトリスっぽいが、まったくの別物だ。ブロックの挙動もゼンゼン違う。

  概ね想像がつくと思うが、コントローラの操作性はかなり悪い。カチカチというクリック感はなく、チャタリングも盛大に発生するので、1列右に動かすつもりで、2列動いたり、動かなかったりするコトが頻発する。ま、ゲーム性だけセガのテトリス(名作)を踏襲されていたら腹も立つトコロではあるが、ゲーム自体の造りもかなりヌルいため、あきらめて遊ぶブンにはそんなにストレスではない。

  なお、ブロックの回転はコントローラである四角ブロックを左右にヒネるコトで、左右どちらにも回転できるが、あまり必要性は感じない。これもセガのテトリスの回転落としとか、回転入れを絡めればゲーム性に影響を及ぼす項目になりえるのだろうが、そこまで極める必要を感じない造りなのでまるで問題にはならないだろう。

  画像の説明

  ゲームモードはノーマル、対戦、ゴミ消し、時間制限、指定ライン消しなどがある。対戦は2ライン以上消すと相手のブロックがせり上がる方式。セガのブロクシードのコンパチだが、落下中のブロックが飛んでいってしまうコトはなく、設置してからせり上がる。対戦テトリスはそのゲーム性からして、どう作ったってオモシロくならないワケがない。ふたつのコントローラが標準添付してあるコトもあり、明らかにコレがメインモードであろう。接待ゲーに最適だ。

  なお、時間制限モードは指定のライン数を消すのに、どれだけ時間がかかるかを競うもの。指定ライン消しモードは画面上に表示のあるラインのブロックを消した時だけ点数が入るもの。どっちもオモシロくはない。

  個人的に好きなのがゴミ消しモードだ。最初に黒いゴミブロックが適当に積んであり、それを全部消すと終了。レベルが上がるとゴミのライン数が増える。シンプルではあるが、黒いゴミブロックがかなり疎に積んであるため、それを下に押し返していくのはかなりの力が必要で、挑戦欲をかきたてられるのだ。最後のラインを消すとかなり気持ちいい。二人同時プレイ時は早く消したほうが勝ちとなる。

  なお少々疑問なのは、明らかに「長いブロック」が出ないような設定になっているコト。長いブロックはこのゲームの救済アイテムであるから出ないとツラい。代わりにT字型のブロックが多く出るが、それでゲームが面白くなっているとは思えない。

  長いブロックが出すぎるよりはよいが、フツーに1/7の確率でよかったのではないだろうか……と、いってる間に、カミさんがテトリス(4段消し)達成かよッ!! 詰む、詰むッ!!


2006-05-08(Mon) 初めてオペアンプる

  一身上の都合で、電圧を増幅する必要が生じた。そんな時に役立つのがオペアンプという石だ。以前から見聞きはしていたが、なんとなく使う必要がなくて、自分では一度も使ったことがなかった。キットでテレビの修理をした時に、いわれるままに使ったコトくらいか。

  で、やっぱりココでも出てくるのが、ブルーバックスの「図解・わかる電子回路」だ。コイツはオイラが電子工作を始めた日に購入したものだが、先日の555の時にも引っ張り出しているし、なにしろ隙のない素晴らしい名著である。そりゃ、不足している分野だってあるけども、一通りをソコソコの深さで扱っているからこそ、ここまで何度も参照するコトになるのである。やっぱり、素晴らしいコトに変わりはない。

  とりあえずは、オペアンプのカン所をつかもう。ブレッドボード上で動きを実感してみるのだ。先日、オペアンプを適当に購入したし……んが、今日はそれは使わない。というのも、この日記を始める前、秋月で購入したジャンク袋(確か500円で購入)の中に集合抵抗のような形をしたオペアンプが10個くらい含まれていたコトを思い出したからだ。

  早速、DatasheetArchiveで、型番の「AN6561」を検索してデータシートを得る。にゃるほろ、パナの製品か。コンパクトながら、2回路入りとな。中身がわかったら「ワシャワシャ」っとブレッドボード上に生け花をする。

  画像の説明

  ……んがーッ!! 3Vを10kΩx3本で分圧して、1Vを「+」に入力して非反転増幅回路を画策するが、R1に配置した可変抵抗を如何にイジろうと、出力が2Vから動きゃしねぇ……なんでじゃ……そもそも、出力はVccである3Vで頭打ちになるんじゃないのか? なんで2Vに張り付く?

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  つーか、このデータシートのR1とR2って、逆じゃねーかよッ!! ミスプリかよッ!! そういえば、以前もなんかのデータシート……555だっけ? で、式が間違ってたっけ……データシートとはそのように信頼性の低いものなのね……肝に銘じておくべぇよ。

  結局、3Vを100kと10kで分圧し、もう少し小さめの電圧を「+」へ入力して試したら、ほぼ、R1とR2の比率どおりの増幅電圧を得ることができた。オペアンプって簡単じゃん。それから、電圧が2Vで頭打ちになる件も、データシートをよく読んだら「Maximum output voltageは最低の場合Vcc-1.5」て書いてありましたわ……でも、この時の条件には「RL≧2kΩ」ってあるんだけど、RLに関する記述はどこにもない……これって常識的な係数なの? それとも、データシートの記述がいい加減なだけッ!? さっきの555の疑惑を確認しちゃうおうかな……

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  ……やっぱり555だったよッ!! ちゅーか、ナショセミって、コッチもかッ!! 困るなぁ、松下君ッ!! まぁ、ちょっと考えればわかる程度のミスプリだけどさぁ、データシートってそーゆーもんじゃねーんじゃねーの? うん?


2008-05-08(Thu) 次の一歩もまた地雷!?

  先日、HDDなしのX40という地雷を踏んだオイラでしたが、次の一歩で、また地雷を踏んでしまった気がする今日この頃、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

  コンパクトフラッシュを含む、フラッシュメディアには、SLCとMLCという区別があり、大概はSLCのが速く、MLCのが安いらしい。でもって、一般的にフラッシュのランダムアクセス性能は、HDDに比較して、リードは格段に速く、ライトは極端に遅いらしい。

  ところが、MLCはSLCに比較してライトが10倍くらい遅いらしいのだ。値頃感のあるフラッシュは軒並みMLC。うわ、やっちまった。ここんとこ、調査不足が祟るなぁ。

  10倍遅いというのが、実際にどれくらい遅いかというと、これはかなり遅い。あー、いま、書いてるねぇ、ぁ、ぅ、ぉ、っとぉ、くらい遅い。だから、モロにハードディスクがガリガリと動いて待たされる状況になれば、しばらく待たされることを覚悟する必要がある。早い話が……

  「インストールに4時間かかるくらい遅い」

  ……こりゃ、ハズしたかなぁ。素直にHDDが買えるうちに、買い直しておいた方がいいだろうか。今から買い直すのはシャクだけどなぁ。

  だが、普通にemacsでメールを書いたりする分には、Linuxのライトキャッシュが効くので、そんなに苦痛ではない。ログイン処理は待ちくたびれるほど時間を要する一方で、サスペンドは快適……というのも、サスペンドボタンを押してから、サスペンドが完了するまでの時間はハードディスクよりも遅いものの、ハードディスクと違って、サスペンドを完了するまで待つ必要がないからだ。降りる駅に着くギリギリまでモノを書いていて、サスペンドボタンを押した直後に鞄にドスンとしまえる。ショックに強いSSDならではだ。

  気になるのはレジュームだが、これは速い。サスペンドと逆で、リードが大半だからだろう。バッテリにも優しくて、稼働時間の面でも有利だしなぁ。ライトもメモリを増設すれば、かなりカバーできるんじゃないかと思うが……投資した挙げ句に使い物にならないと痛いしなぁ……。

  役割がダブるのを覚悟で、素直にHDDでリカバーを図るか、さらにバクチでメモリを買って突き進むか、それが問題だッ!!


2011-05-08(Sun) 痛PSP化★マギカ

  ウチのガキが工作教室で車を作ってきた。なんでも、文太のインプレッサを意識したようで、貼った折り紙の色のチョイスは見事なのだが、メタリックのブルーは1枚しかなかったらしく、工作としては潔くそれだけ。

  他の子はペットボトルのキャップなどもデコレーションしていたようだが、ウチのガキの車は超シンプル。なんでも、一度は付けてみたが、インプにはそんなモノ付いていない、と考えて取り外したらしい。ストイックすぎだろ。

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  と、ここでイキナリだが、パーツはかわいらしいにもかかわらず、ナゼにこんなに禍々しいのか、と評判のキュウべえ先生が登場。

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  ベールを剥がすと、PSPの背面のUMDスロットが痛い状況になっている!

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  「僕はUMDを何でもひとつ再生してあげる。なんだって構わない、どんなゲームだって遊ばせてあげられるよ。だから僕と契約し……」「あの……UMD持ってないんですが……」「……PSP持ってるのにUMDを1枚も持ってないなんて、わけがわからないよ」

  マスキングが甘かったとか、目の間隔がちょっと狭かったとか、反省点はあるが、塗装+オリジナルデカールの習作としてはかなり満足の行くデキ。

  しかし、どうせやるなら、もっともっと痛くしてもよかったかな……あ、電池ボックスのフタの部分が空いていることに気づいた、ような……。