SVX日記

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2004-06-30(Wed) コネクタ調達

  先日、PCを車載するにあたり既存のCDチェンジャの13pinケーブルを流用しようと、秋葉で13pinのメスDINコネクタを探したのだが、見つからなかった。で、仕方なくの既存の13pinケーブルをブッたぎり、直接変換ボックス内の基板にハンダ付けしようかと考えていたのだが、SVXの中でハンダ付けするのは作業状況から厳しいし、内装をコテで焦がしてしまわないとも限らない。また、良く考えたらオーディオのDINスペースを通して作業しなければならないことに気づき、断念した。

  そうなれば、既存のカーステの中からコネクタ部品を取り出し、再利用するしかない。というわけでヘッドユニット側を分解してコネクタ部品を取り出すことにした。全く壊すのも惜しいので、一応、ジェントルにネジを外し、コネクタ部品がハンダ付けされているメイン基板を分離することができた。

  が、ここから13pin+足2本のハンダ付けを外すのが手ごわい作業だ。コネクタ部品と基板の周囲のスキ間にドライバをいれてコジりつつ、ハンダを溶かして0.1mm単位で足を浮かせていく。何度、ムキーッ!! となってペンチで切断しようと思ったことか……。そうならなかったのは、工作のコツを覚えたのか、大人になったからか。1時間も経過したときには、なんとか分離することができた。

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  この部品を変換ボックス内に配置できれば、オーディオのDINスペース側は取り外し自由な変換ボックスとなる。こうなると気になるのがPC搭載側の変換ボックス。リア側はトランク内の作業のため、多少作業は楽であるが、やはりSVX内でのハンダ付けは避けたいところ。

  というわけで、結局さらに1時間を費やし、CDチェンジャも分解してコネクタ部品を取り出してしまった。ヘッドユニット側からコネクタ部品を取り出しただけであれば、CDチェンジャとのアクセスができないだけで、カセット等は利用できるのだが、CDチェンジャ側からコネクタ部品を取り出したら単なる箱になってしまうので、躊躇していたのだが……ま、いいか。

  さて、ケーブルの取り回しも概ね決まったところで、操作パネルの製作である。操作パネルといっても、単にタクトスイッチを2個(PCのPOWERとRESET用)搭載した小さな基板で、オーディオのDINスペース内にセットするコントロールボックスの引出し内に配置するもの。ちゃんとネジで固定してみると……ううむ、よいデキだ。ネジ止め部分は引き出しの底板となるため、逆側にネジが出っ張ると引き出しが閉まらなくなるのだが、ここでもタッピングツールが大活躍であった。なお、タクトスイッチの真中に6ピンのピンヘッダがあるが、これは……まだ、秘密にしておこう。

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2005-06-30(Thu) サヨナラ、シャチョサン

  今日は今の職場の勤務の最終日。転職するってゆーのに、猶予期間は0日である。明日は次の職場の勤務なのだ。まー、ナマケ始めたら、ナマケまくりになりそうなオイラであるから、そっちのがオイラにはいいのかもしれないが、それでもねぇ……。数週間ノンビリする機会なんて、この先の人生ないかもしれないのに。あー、ロンバケしたかった。

  そんな最終日ではあるが、朝からやっておかねばならんコトがある。会社の清算だ。オイラはシャレ程度ではあるが、自分の会社を持っていたのだ。個人事業主じゃないぞ。ちゃんとした会社だ。いわゆる合資会社というヤツだ。

  いままで税務処理も全て自分でやってきた。源泉徴収票なんて、自分で書いて自分で払うのだ。つまり、社長は法人であり、個人であるから、二重人格なのである。とはいえ、期末はコワかった。まさに、悪夢の8月31日の再来である。徹夜である。それまで何の用意もしないトコロが問題なのであるが、そんなに用意周到なヤツなら、6月末日まで会社清算を引き伸ばしたりはしないだろうが。

  まずは、法務局に電話する。会社の清算をしたいのだが、と言ったトコロ、タンマリと書類を書かなければならないので、今日明日に清算なんかできませんよ、と言われてしまう。ビビる。ヘコむ。ヤバる。まぁ、とりあえず必要な書類だけでも取りに行きますので、と言ってSVXで向かう。

  法務局の窓口で、会社の清算をしたいのだが、と言う。すると、なに? なんか、書類の書き方のマニュアル本を出してきたぞ。合資会社の清算は珍しいので……などとイイワケしつつ、窓口を挟んで一緒に勉強する。なんじゃ、このヘンな雰囲気は。

  結局、任意清算ってのが簡単そうだね、ってコトでそれにする。その場合、必要な書類は、登記簿と合意書の2枚だ。おーい、さっき電話した時、タンマリと書類を書かねばイカンと言ったヤツ、ダレだーッ!! あ、いや、出てこなくてもいいです。2枚で済めばそのほうがいいので。

  書類の書き方のマニュアル本の一部をコピーして、一度、家に戻る。同意書は自分で書式から作らねばならんのだ。家に帰ってOpenOfficeでポチポチ作って、カミさんの同意の印を押す。よっしゃ、完成。書類を手に、再び法務局に向かう。

  度々、すみません、とサッキの職員の方に声をかけると、バツが悪そうに出てきた。なんでも、さっき必要だといった書類が違っていたというのだ。え……書き直し……? たいして違うように見えないんですが……はぁ……オイラの印も必要なんですか……もう一回帰って作るの面倒なんですよね……手書きって、ダメ? …… え? 手書きでもいいッ? ……でも、同意書は全社員が自署して印を押す必要がある? ……いや、カミさんの印ならココに……ワタシの目の前で押されたら、受理しにくいですね……あ、ほんじゃ、向こうの机で書いてきます!! ……あ、あの……書いてきますッ!!

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  ……というワケで、書類を提出した。受理は即座ではないが、記載に問題がなければ数日後には確定するらしい。一応、職場に廃業証明を出さなければイカンのだが、とりあえず、廃業は間違いないしデジカメで写真とっておこ。

  <かきかけ>

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2009-06-30(Tue) エヴァ破

  あまりにも強烈なレビューが多く、ガマンしきれずに、映画館に行ってしまった。

  んが、期待しすぎたせいで、期待ほどではなかった。そりゃ、期待しすぎりゃ、期待に添うのは難しい。あまり、逸脱してはエヴァではなくなってしまうだろうし。ただ「大きく変わっている」というレビューをマトモに受け止めすぎると、既視感の強さに、チョット肩すかしを食らうのではないだろうか。

  それでも、この興奮が他で味わえるかといったら、それはない。

  まとめると……

  エヴァ破=グラディウスIII

  ……って、例えが、ずっと頭の中を駆けめぐっていたな。新しいパーツもあるけど、どうしても既存のパーツが目立ってしまう。悪く言えばセルフパロディにとどまっていやしないか。いわゆるファンに対してはど真ん中なのかもしれないが、個人的にはもっと強烈な意外性を期待したんだけどなぁ……次の「Q」がグラディウスIVになるか、グラディウスVになるか、期待して待とうと思う。

  正直、今回のは、新しいパーツだけで構成されたEnd of EVANGERIONの衝撃には敵わなかった印象。よかったけどね。