SVX日記

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2004-07-18(Sun) リア側仮設置

  さて、今日は昨日に引き続き、リア側へのPCの仮搭載作業である。ソフト側の設定はまだ完全ではないので、とりあえずの仮に搭載してみるという程度である。

  トランクを開けた上で、トランクスルーにする。今回はまだ車電源12V+2V→12V電源コンバータも完成していないので、昨日も利用した12V-100VコンバータにPCケース付属の巨大12Vアダプタを利用しての給電である。とりあえず、リア側の変換ボックスからPCにザクザクとケーブルを刺していく。ステレオミニプラグ、RCAビデオ、USB、マイク、9pinDINコネクタ(電源スイッチとリセットスイッチ)の5本。そしてUSBのGPSアンテナとUSB接続の無線LANアンテナである。配線が終わったら、CDチェンジャが収まっていたステーの中に置く。とりあえず、置くだけだが。

  画像の説明 画像の説明

  そして、フロント側にディスプレイをセットしたら、引出し内のタクトスイッチを「ポチッな」。すると……Windows2000の起動であるッ!! やほー!! 間髪いれず、USB端子にKeiboardを接続、トラックポイントをウニウニすると、マウスカーソルも動く!! 完璧!! ……ただ、このときは映像の調整がイマイチで画面の視認性が著しく悪かったが、ま、その辺は持ち帰って調整である。とりあえず変換ボックスに関して、完璧なデキであるということが確認できた。特に胡散臭いケーブルを間に挟んでいるUSBがちゃんと動いたのはうれしかった。USB2.0を動かそうというのではないんで大丈夫だとは思っていたが、とりあえず線の品質無視でツナゲタダケというレベルだったからね。

  画像の説明

  さて、あとは自宅に持ち帰ってソフトのセッティングを煮詰めていくのである。もちろん、アプリ自体は出来ているのだが、起動するだけでスムーズに使えるようになり、簡単に操作できるようにしなくては運転に支障が出兼ねないので、重要な作業なのである。

  画像の説明

  というわけで、ソフトのセッティングは続く、というところで、夕方は近くの大型ショッピングセンターで買い物。帰ってすぐ昨日のHUBへ忘れ物を取りに。ついでにギネスをまた一杯。ちなみに、忘れ物というのはカラーコーディネータ資格の教材である。わざわざお兄さんに借りたのに、イキナリ無くしましたじゃ顔向けできないところであった。あー回収できてよかった。


2005-07-18(Mon) ストライクルージュで出撃す

  今日は、昔の高専の友達と、秋葉巡り……っと!! 通りに出るなり、クラブセガの店頭ポスターに目が釘付けになった。なんとアーケード版のモビルスーツチームバトルアクション第3段「機動戦士ガンダムSeed 連合vsZAFT」が稼動しているらしい!! そろそろだとは思っていたが、とうとう出たか!! フルランザラ、入店する!!

  設置してあるのは4Fらしい。ハヤる気持ちを抑えて、階段を登る。わっ!! コケてる場合じゃない!! 急げッ!! キラ様が待っているッ!!

  結構すごい人だかり。20台は稼動しているだろうか。一番手前の台を、ちょっと見学。スゲェ。かなり感動。フォビドュン、ラゴゥまでいるぞ!! お? なんだか、妙に強いコンビが、次々に挑戦者を粉砕している……ッ!! キ、キラッ!! なにをやっている!! フリーダムを操る彼は、ラウ・ル・クルーゼのディンと組んで10連勝中だ。つっ、強い!! オマエら、一日中ゲーセンにいるんだろ!? そんな青春でいいのか!? そんなコトより、よりによってキラをクルーゼと組ませているのはどういう了見だ!! 許せん!! ……とゆーわけで、ずっと見ているだけというのもナンなので、とりあえずオイラも参戦してみるコトにした。100円コロリン。

  しかし選択できるモビルスーツの数がベラボウに多い。とはいえアニメのSeedを全話観倒したオイラであるから、全部それなりにわかってしまう。どれにしよう……乱入中であるから、あまりゆっくり選択するのも気が引ける……る、ルージュ、ルージュにするぅッ!! 別にオイラはカガリ萌えなワケではないが、赤を基調としたルージュが、以前からデザイン的に好きだったのだ。ストライクルージュ、カガリ、出る……な、なにッ!?

  そこに突然、援軍のモビルスーツが現れた!! じゃ、ジャスティスッ!! おまえはアスラン……アスランなのかッ!? ……あー、チラと横を見ると、ちょっと小太りなメガネ君だが、間違いなく彼はカガリを守るために現れた騎士!! よしっ、いくぞ、アスラン!!

  画像の説明

  以下、ゲームの状況からやりとりを勝手に脳内補完……

カガリ「キラ!! オマエ……オマエ、何をやっている!! なぜクルーゼなんかと!?」

キラ「ごめん、カガリ……でも、ボクには力が……」

アスラン「キラ!! オマエは踊らされているんだッ!!」

クルーゼ「これがサダメさ!! 知りながらも突き進んだ道なのだよッ!!」

カガリ「キャーッ!!(ディンの攻撃を喰らってオイラのルージュ爆散!!)」

アスラン「カ、カガリーッ!!」

カガリ「ストライクルージュ、いくぞッ!!(アッサリ復活)」

クルーゼ「またキミか!! 厄介な奴だよ!! キミはッ!!」

アスラン「やめるんだキラ!! カガリは泣いているんだぞッ!!」

キラ「どうして君はッ!!」

カガリ「キラ!! そんなことをしてて、ほんとに最後は平和になるのかよッ!!」

キラ「ならボクはキミを討つ!!(カッキーンと種割れ)」

カガリ「キャーッ!!(フリーダムの攻撃を喰らって再び爆散!!)」

アスラン「カ、カガリーッ!!」

キラ「殺したくなんかないのにーッ!!」

アスラン「討ちたくないと言いながらなんだオマエはッ!!」

クルーゼ「世界は歌のように優しくはないのだよッ!!」

カガリ「ストライクルージュ、いくぞッ!!(再びアッサリ復活)」

アスラン「オレが!! オマエを討つ!!」

キラ「ア゛ズラア゛ーン!!(ジャスティス爆散!!)」

  ……ゲームオーバー。ごめんね、小太りアスラン……アッサリ2回もやられちゃって、せっかく、援護してもらったのに。

  その後、友人とお茶したり、酒を呑んだりして帰る。帰りは、夜の上野公園を通り抜けて上野駅に向かったのだが、途中の暗がりでちゅーちゅーしとるカップルを発見。かーッ!! このクソ暑いのに、よくそんなにベッタリとひっつけるもんだわい、と感心する。ソバを通るコッチまで暑くなってくるわ!! どんな事情があるのかしらんが、こんなトコでそんなコトしとるヒマがあるなら、さっさと隣の鶯谷に行っとけッ!! がるるるる!!


2006-07-18(Tue) カーネル・ア・ガール

  のーしても、もーしても、grubが起動してくれないので、理由もなく母艦が悪いのだと決め付け、WRAPボードを職場に持っていってみた。昼休みに職場でテストベットとして活用している旧い赤いノートでのインストールを試してみようという魂胆である。確かアレにはRHEL4が入れてあったはず。こーゆー時、ガラが小さいと持ち運びがラクで便利だねぇ(WRAPは15cm四方で極めて軽い)。

  今まで数十回は繰り返した、以下のコマンドを実行してみる。

# grub-install --root-directory=/mnt /dev/sda

  ダメモトでWRAPを立ち上げる……

  画像の説明

  「!?」

  ……あれだけ立ち上がらなかったgrubが起動するじゃねぇか!! なんだコレは!? とりあえず、カーネルを入れていないので、ココから先へはいけない。じゃ、カーネルを入れてみよう。よく調べたら、RHEL3でも、オフィシャルのカーネルバイナリはi686以上しか提供されていないようだ。調べたところ、なぜかCentOS3にはi586バイナリが含まれていたので、それを/bootの下に置いて再度WRAPを立ち上げる……

  画像の説明

  「!!」

  ……上がるじゃん!! ただ、予測どおりというか、なんというか、この後は……

aio_setup: sizeof(struct page) = 52
Hugetlbfs mounted.
pc_keyb: controller jammed (0xFF).
pc_keyb: controller jammed (0xFF).
pc_keyb: controller jammed (0xFF).
<超大量略>
pc_keyb: controller jammed (0xFF).
pc_keyb: controller jammed (0xFF).
pc_keyb: controller jammed (0xFF).
pc_keyb: conide0 at 0x1f0-0x1f7,0x3f6 on irq 14
hda: attached ide-disk driver.
<略>
VFS: Mounted root (ext2 filesystem) readonly.
Freeing unused kernel memory: 152k freed
Warning: unable to open an initial console.
Kernel panic: No init found.  Try passing init= option to kernel.

  「キーボードコントローラがジャムっとる」というメッセージがウンザリするほど出て、最後にはinitがないと言ってカーネルパニック起こして停止した。しかし、これはWRAPのマニュアルにも注意書きがあった既知の事態。つまりは、完全なる正常動作の範囲であるッ!! よしゃーッ!!

  縁起物なので、CentOS3提供のカーネルを使うなら……と、CentOS3でgrub-installをやり直してみるコトにした。CentOS3をインストールしてgrub-install……

GRUB Loading stage2.......

  ……おぉいッ!! 原因はCentOS3のgrub-install、オマエなのかッ!? そりゃ、家でどれだけガンバっても不可能なはずだよ……なんかよくわからんが、CentOS3でダメってコトは、RHEL3でも、WBEL3でもダメなんだろうなぁ……なんつーバグだッ!! 大量の時間をムダにしてしまったぞ……まぁ、grubのブートプロセスほかについて超絶的なまでに詳しくなれたから、そりゃまったくのムダではないけどさぁ……。

  もう一度、RHEL4からgrub-installする……のはよいとして、当面の決断事項は「どのカーネルを利用するか」だ。CentOSオフィシャルのカーネルバイナリが使えれば、以後のアップデートが簡単だと思ったが、CentOS4ではi586バイナリが提供されていないし、結局はキーボードコントローラの問題があるので、どのみちカーネルにはパッチを当てて再コンパイルする必要があるんだよな……。

  ……と、なるとkernel.orgの最新オリジナルソースからコンパイルするか、CentOSのSRPMからコンパイルするか。先日もらったRHEL4のサブスクリプションを利用して、RHEL4の最新SRPMをベースに無理矢理586MMX版をコンパイルするか……うふふふふ。楽しそう!!


2009-07-18(Sat) ハンドニブラ購入

  オイラの工作部屋はエアコン圏外なので、ハンダ付けには必要以上の気合いを要する今日この頃だが、最近、無性に「フライス盤」が欲しくなってきてしまった。CNCならよりよいが、まずは手動のヤツでも構わない。

  だからというわけではないが、ずっと買うのを躊躇していた「ハンドニブラ」が安く思えてしまい、とうとう買ってきてしまった。ついでに、ダイソーで材料の1.5mm厚のアクリル板も。

  画像の説明

  早速、使ってみる。想像よりも、手の負荷は軽く、想像よりも、1回で食いちぎる幅は小さく、想像よりも、食いちぎる面はキレイだった。

  しかし、アクリル板は脇にパキパキと割れまくってしまい、ニブラによる加工には向かない材料のようだ。早々にあきらめる。

  代わりに、CDの内ケースを丸く切り抜いてみた。仕上げにヤスリがけして、ドーナツ型を完成する。意外に楽しく加工できたものの、CNCフライスが頭にあるせいで、どうにも真円には及ばない感じが、歯がゆくてならない。

  画像の説明

  とはいえ、これで大きく工作の幅が広がった。フライス盤の導入は引っ越して作業場を確定してからの楽しみにすることにしよう。 


2011-07-18(Mon) ミニマジックツリー

  ミニマジックツリーというおもちゃを育ててみた。

 

  少々、少女趣味のオイラは桜のピンク色が大好きだし、高々、数百円なのに、家族みんなで予想以上にウキウキできた。楽しかったぁ。


2019-07-18(Thu) イヤホン「EARNiNE EN120」を選びぬく

  長らく愛用していたイヤホンのプラグの付け根付近が断線してしまったらしい。ちょっと前から怪しかったのだが、とうとう片側から音が出なくなってしまった。プラグ部分にケーブルを強く押し込むと一時的に音は出るが、そんなんじゃ使い物にならない。

  長らく愛用していたイヤホンとは、ZERO AUDIO社の「カルボ テノーレ(CARBO TENORE)」。評判を鵜呑みにして試聴もせずポチったものだ。途中ブランクを挟んで、通算365日以上は使った気がする。基本、ケーブルはu型が好みなのだが、この製品はY型なので、無理矢理に首の後ろから周して使っていて、不満といえばそれくらいだった。

  最近の主な用途としては「自分の歌を録音し、聴き返す」ことがほとんど、というやや変態的な状態だったが、その用途に対しても特段の不満はなかった。

  だが、断線しては仕方ない。せっかくだから、これを機に無線環境に移行するか。通勤電車がうるさいこともあるし、Bluetooth、かつ、ノイズキャンセリングだな、と、あまり深く考えずにSONYの「MDR-EX31BN」をチョイス。んが……

  「な、なんなんだ……この音は」

  これまで、音質になんて何のコダわりもなかったのだが、このイヤホンだと自分の声が埋もれてロクに聴こえやしない。聴いていること自体が苦痛なレベルだ。売り物っていうレベルじゃなくないか、これって?

  しかし、よくよく調べると、それはいわゆる「ドンシャリ」というタイプのイヤホンらしい。どうやら単純に、良いか、悪いか、という問題ではなく、そういう特性を、好むか、好まないか、という問題らしい。

  歌を目指すものにとっては常識なのだが、歌を上達するためには、先行して「耳を育てる」必要がある。いつの間にか、自分の耳は「かなり育っていた」ということなのだろう。たかがイヤホンにこれほどの違いがあったなんて。

  ずっと「ドンシャリ」とか、イヤホンマニアは細けぇなぁ、などと思っていたが、完全に反省である。今更ながら、一般的な話として、自分にその価値がわからないからと言って、それをバカにする態度を採るのは、みっともない振る舞いであるということを実感させられた。まさに、バカっていうヤツがバカっていうヤツである。

  結局「MDR-EX31BN」は、再生/送りボタンの動作が不安定という致命的な問題もあったので、返品してしまった。

  というわけで、代わりとなるイヤホンの調達が必要である事態は継続しているのだが、音質によっては買っても無駄になる、という事実に直面してしまった以上、次の製品選びには極めて慎重にならざるを得ない。

  で、ネットでの情報収集を始めたのだが……これがまったく参考にならない。というのも「透き通るような高音」だの「湧き上がるような低音」だの、いわゆる「官能評価」しかないからだ。そもそもメーカサイトがそうだし、その方面では最強っぽい「eイヤホン」もそうだ。まぁ、実質、周波数特性などを計測したとして、それから音が推測できるかといえば微妙な気もする。そのために大量に試聴器を常設しとるんじゃ、ということなのだろうから「eイヤホン」的には辻褄は合っているのだが。

  というわけで、幸い「eイヤホン」の実店舗が近所なので、サッサと訪れてみることにした。ちょっと前まで「イヤホンマニア向けのややキモイ店」などと思っていたが、まったく申し訳ない話である。反省。

  正直、自分自身がややミミクソがちなので、展示してあるカナル型イヤホンを耳にツッコむのに抵抗がないわけでもないが、意を決してツッコみまくることにする。

  音楽のソースはPSPに入れてある「オレの歌.mp3」。そんな粗末なモンで試聴しにくるヤツなんてオマエくらいだ、と言われそうではあるが……ほっといてくれッ!

  予算的には出しても1万円程度ということで、主に5000円前後の製品を試しまくる……いや……しかし……違うモンなんだなぁ。ソースが同じなのにこんなに違っていいのかよ。化粧とかいうレベルじゃなく、整形っていうレベルで違っている。

  次から次へと試していくと、やはり値段に比例する傾向がないわけではない。んが、高価で、音が整っている感じがしても、好きじゃない、というのがあるのも事実。せっかくガチで試聴に来ているのだから、可能な限り自分の耳だけを頼りに判断を進めるべきだ。

  すると、一般的評価の高さから、結局はソレに落ち着くかもしれんな、とまで思っていた「SHURE SE215」は軽く脱落。別に悪くもないのだろうが、特段の印象はなかった。

  結局、軽く30本以上は試聴したと思うが、唸りながら複数回の試聴を繰り返したのは以下くらい。

  ・「ZERO BASS-03

  ZERO AUDIO社の「カルボ テノーレ(CARBO TENORE)」を長らく愛用していた、という先入観をできるだけ排除しても、やはり浮き上がってきたのがZERO AUDIO社のアイテムだった。名前から自明だが「ボヨーン」と心地いい低音が顕著に現れる。だが、ぜんぜんボーカル(つまりはオレの声)を邪魔せず、悪くない。しかし、その低音が必要かと言うとそうでもない気もする。やや気になるのはジャックの作りが断線したテノーレと同じというところ。

  ・「final E2000

  普通にキレイにボーカルが鳴る。低音域もちょうどいい感じ。しかし、能率が悪いのか、PSPだと最大音量にしてもモノ足りない音量に留まってしまう。ちなみに、E2000が割とイイのだからfinal E3000はどうだろう、と、そちらも試聴したのだが、音の傾向はまるで違って問題外。そういうモンなのね。

  低音特化みたいな名前だが、上のBASS-03よりも低音は控えめ。でもって、同じように低音がボーカルを邪魔せず、悪くない。単純にテノーレに低音を足した感じで、ネガは感じない。名前に似合わず、ボーカルの解像感は他に比べ抜群という印象。

  長らく愛用していたアイテムなのに、改めて試聴する意味があるかと言われれば、大いにある。なにせ、改めて「これはイイ」と思えたからだ。自分の耳がそれなりの確固たる判断基準を持ち合わせていることの確認になった……が、困った……これをリピートするのはつまらなすぎる。手元のヤツの断線したジャック部分を無理矢理に直して二軍にしようと思っているということもあるし。

  ・「EARNiNE EN120

  かなりテノーレのリピートに気持ちが傾きかけたところで、なにげにコレを聴いてドギモを抜かれた。ボーカルの解像度がハンパない。とはいえ、いくらなんでも低音が控えめ過ぎではないだろうか。高音も突き刺さるギリギリ付近という、ハデな音。これ、長く聴いていられるんだろうか。

  画像の説明

  なにせ、これと比べてしまうと「MDR-EX31BN」は「隣の部屋で歌っているの?」というレベル。お気に入りだった「テノーレ」ですら「障子の向こうで歌っているのね」という印象に落ちてしまうほど。とはいえ、ドラムが「10mほど遠ざかってしまっている」のは、どうなんだこれ。

  そうは思いつつ「オレのボーカル.mp3」を聴いている限りは、自分の生声を耳元で聴いていると思えるほどの鮮明さで、これはちょっと他に代えがたい特長ではないかと思える。確かに、オレの主な用途には見合っているのだが……なんだよもぉ、えぇい、これくださいッ!

  早速、その場で開封して帰宅しながら聴いてみたが、遮音性がかなり高いうえに、PSPの音量を最大より少し下げたくらいが丁度いいという余裕も嬉しい。

  家に帰って改めて製品について調べてみると、このイヤホンは「バランスド・アーマチュア」という、最近、流行りの発音機構を採用しているらしい。カタログスペックだと周波数帯域は20Hz~20kHz。これだけ高音がキレキレで高解像度なのに20kHz。個人的にハイレゾなんて迷信だと思っているが、ますます「ハイレゾ対応」という表示を冷めた目で見るようになりそうだ。ちなみにメーカの「EARNiNE社」は韓国の企業のようだ。最近の日韓の情勢は非常にキナくさく、個人的にはサッサと国交を断絶すりゃいいのに、くらいのことを思っているが、そういうヘンなシガラミを知らず、このイヤホンを入手できたことは非常に喜ばしい。別にプロダクトに罪はないし、メーカにも罪はない。エンジニアとして、優れたプロダクトは、単に優れたプロダクトとして認識するのが正しい姿勢だし、自分もそうあるべきだと思っている。

  気になるのは、amazonのレビューに、耐久性に問題がありそうなレビューが多いことだ。望むらくは、このイヤホンが壊れても納得するくらいの期間を愛用でき、壊れる頃には「そんな時期に買ったんだっけ、そんなこともあったよね」と思えることを……。


2021-07-18(Sun) 3回目の減量期を終了

  相変わらず、体作りを継続している。

  ヤケクソに食べまくる増量期を4末に終了後、約3ヶ月間に渡って減量を続けてきたが、体脂肪10%以下に安定してきたことを受け、減量期は終わりにし、ちょっと休んだ後、再び増量期に入ろうかと考え始めている。

  画像の説明

  今回の減量期は、前回よりもゆっくり目の下げ方にした。というよりは、ほとんど食事量の制限をしなかったのでそうなった、というところか。

  そのせいか、減量期の筋肉量の低下は割と抑えられたように思える。増量期に1.6kg増やし、減量期に0.4kg減ってしまったが、往復で1.2kgの筋肉を増やせた、という結果とみていいのではないかと。

  ちなみに、毎日のように夕方に10kmを走っていると、いろいろと気づく点もある。今日は妙に走るのがラクだなぁ、と思った日、実は昼間に散歩した時に、清涼飲料水をペットボトル2本も飲んでいたのが、その理由ではないか、などである。

  実際、10kmも走れば、消費はカロリーは600を超えるわけで、ペットボトル1本分の200カロリーなど、余裕で3本分を燃やせているわけである。コーラなどはほぼ純粋な糖質であるから、むしろ走る前には摂取すべきというわけだ。でないと、糖新生でせっかく付けた筋肉を燃やしてしまうことになる。

  というわけで、筋肉を増やしてガンガンと運動をすれば、コーラをガブ飲みしても、ドンブリ飯を食っても、体重はまったく増えないのである。ワイルドだろぉ?

  そう考えると、糖質制限ダイエットがなんで流行っているのか理解できない。糖質制限によって運動しないで痩せたところで、できあがるのは、常に空腹に耐え続けている、姿勢の悪いヒョロ男である。

  まぁ、世の中年男性のほとんどが、デロンデロンの腹持ちか、姿勢の悪いヒョロ男になってくれているおかげで、より自分のカッコよさが際立つのだから、別にいいのだけれど。