SVX日記

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2004-07-19(Mon) ソフトの再セッティング

  今日はソフトのセッティングの続きである。

  と、いいたいところだが、まったくWindowsというのは不安定の塊である。結論からいうと「セッティングの続き」でなく「セッティングのやり直し」になってしまったのである。Windowsを使うようになってから、なんとなく「HDDがガリガリいっている時は操作を控える」「アプリのインストール、アンインストールは繰り返さない」「使う周辺機器は最低限にする」という認識が育った。これらは、どういう理屈なのかわからないのだが、実際にはこれらを守らないと十分に不安定要因になる可能性が高いという経験則なのである。他にも「USB機器は同じポートに刺すようにする」「キーボード類はPS/2が無難である」というのもあるのだが、結局は大ハマリである。

  なにしろ、セッティングを煮詰めているときに、Keiboardが反応しなくなるわ、USBGPSを認識しなくなるわ、挙句の果てには起動時間が20倍かかるようになるわ……。作業効率を上げようと、USBのHappyHackingKeyboard2をつなげたのが失敗だったのか、USB機器の取り付けポートを実車に合わせて変更したのが失敗だったのか……。だいたい、接続するポートを変えたらドライバ入れなおしを要求されるのってなんなんだ。Windowsって、中身の挙動がわからなすぎるから、結局対策は「OSの入れなおし」以外なくなっちまうんだよな……。

  で、結局OSの入れなおしである。今回はクリティカルパスを通って作業を行う。取り付けるべき周辺機器は最初から取り付け、アプリの設定も一度でビシッと決め、試行錯誤な作業は極力避ける。しかし、パッチのインストールやらなにやらで10回以上再起動を繰り返させられ、結局は6時間作業である。たのんますよ、ホント……。

  ちなみに、おいらは車にPCを搭載する場合、HDDは消耗品だと思っている。だが、今回のようにOSのインストールを毎回行うとなると、かなり鬱である。USBGPSと地図ソフトさえLinuxで利用可能なら、こんなウンコなOSなんか使いたくないんだが……。とほほ。


2005-07-19(Tue) SVX帰還セズ……

  今日は再び名古屋に戻らねばならん。戻らねばならんが、SVXの車検は終わっているかな? K-STAFFに電話する、プルルル、ガチャ、はい、はぁ、やっぱり、まだ、へぇ、じゃ、よろしくお願いします……というワケで、SVXはまだ車検が終わっていませんでした。

  まさかこんなコトになろうとは思ってもみなかったが、さすがに「SVXだけはゆっくり見させてもらいたいんですよ」なんていわれて、ハヨせぇ、などといえるワケもない。まぁ、早期発見、早期治療というコトで、アチコチ細かいところまで見てもらえるコトを期待しよう。

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  まずは、法務局に我が社の解散証明を取りにいく。あっさり取得できたが、コレ1枚で1000円とはどういう了見でぃ。住民票と似たようなモノなのに、高いったらない。ま、なんにせよ、これで「合資会社アイティーライン」は消滅である。あまり「その筋」な活躍ができなかったのは心残りだが「その筋」は一生かけて追い求めていくモノでもあるから、コレでいいのだ。

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  昼になったので、久々にラーメン屋に昼飯を食いにいく。このラーメン屋とは10年以上の付き合いになるが、やっぱりウマい。残念ながら「タマになら」という条件つきではあるが、それでもウマいものはウマい。残念ながら「食べたあと少し後悔する」のだが、それでもウマいものはウマい……ホメてんのか、ケナしてんのかワカらんが、ホメているのである。マズければ、10年以上も食い続けたりはしないのである。

  そんなこんなで、ほげほげしつつ、17時過ぎ。再び名古屋に向かって400kmを走り出すコトにする。まさか代車で帰ることになろうとは思わなかったので、少しミジメな気分だが、んなコトいっても仕方ない。ちなみに、安定感のあるズッシリしたSVXと違い、テンロクのアベニールは走りながら台車を押している感じだ。いつでもすっ飛んでいきそうなので、ちょっと抑え目に走る。ただ、アホみたいに燃費はいい。嬉しいような、悲しいような。

  途中、どうしても寝たくなってしまったので、車をサービスエリアの駐車場の暗がりに入れて、後部座席で転がる。今までこんなコトはなかったのだが。たまにはこういうコトもある。これも中年力か? んが、ちょっと寝るつもりが、かなり寝てしまい、家に帰ったら1時を過ぎてしまっていた。また明日から仕事だというのに。あー、ほげほげ。


2009-07-19(Sun) 「JS-1V」プレステ対応開始

  さて、予定では最後の対応機種となる、プレイステーションへの対応を開始する。乗っ取り用の部材は「上下ボタンの反応が悪いという好条件付きのジャンク」を、既に200円で購入済み。一応、加工前にプレイステーションにつないで動作を確認するが、特に上下ボタンの反応にも問題は認められなかった。

  早速分解して基板を取り出す。おそらく、コントローラとしては「初号機」だと思うが、内部の「Lボタン」「Rボタン」の一部が別パーツのネジ止めであったりして、結構、金のかかった作りであるように見受けられる。

  基板は「Lボタン」「Rボタン」の部分を除くと一枚ペラ。7ピンコネクタが直付けされている。「JS-1V」は、その作り上、使っていないデバイスのケーブルは箱の内部に押し込むコンセプトだったのだが、対応機種が増えるにつれて箱の容積がキビしくなってきた。そこで、USB対応化の時にやったように、コネクタ部分はピンヘッダに置き換え、ケーブルを取り外せるようにすることにする。そのために、7ピンのハウジングも用意してある。

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  一方で、パドルコントローラ側のコネクタも直付けから、ピンヘッダに置き換えることにする。ついでに、前回にサボった、左右クリックも可能にしよう……と、ここで誤算発生。コネクタも外してから気づいたのだが、なんとピン間が2mmだった。どうやっても2.54mmのピンヘッダには置き換えられない。

  もう一度、元のように直付けするのは極めてシャクだ。しかし、どうにもいい考えが浮かばない……ん、待てよ? 基板の端切れをくっつけてそれを経由するか?

  つーわけで、基板の端切れをネジでくっつけてみた。ちょうど、マウスのホイールを取り付けてあった穴が空いているので、そこを利用。

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  しかし、ボルトカッタ、ピンバイス、タッピングツールは、オイラの中で「そう役に立たないかなと思ったら超絶便利じゃん」のトップスリーである。特に、前者のふたつは、ダイソーのアイテムで十分だし。

  一方で、ボルトカッタと同居している圧着ペンチは使えないことこの上ない。結局、精密ニッパですべての圧着作業をするハメに……かなりヒドいデキだ。しかし、精密圧着ペンチって、なんであんなに高いんだろうなぁ。オイラにはおいそれと買えない値段だよ。


2013-07-19(Fri) 露出計、半完成

  というわけで、一応、露出計が半完成した。物理的には完成しているのだが、まだ、校正を済ませていないし、実用に供してもいないので、半完成という位置づけになっている。ちなみに今回は、ケースから何から、完全に手持ちの部品だけで完結してしまった。そういえば、本格的に電子工作を始めてからちょうど10年が経った頃だ。我ながら、取り揃えてきたもんだなぁ。

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  この露出計の入力は、ケース表面のCdS。したがって、当然ながら「反射光式」ではなく「入射光式」である。出力は2進のLED表示で「0〜15」。各々「EV値6〜21」に対応する。「6」に深い意味はないが、EV6といえば「f4の1/4」であるから、計測できても暗すぎて実質は意味のない値である。

  で、さすがにEV値から、頭の中で絞りと露光時間に変換するのはキツい。特にLeicaで設定できる絞りと露光時間は、一般的な「段」の系列ではないのでなおさらだ。なので、変換表を作る。しかし、どうやって作ろうか。一般人ならエクセルであろうが、任意の線を引く方法とか、実はよくわからん。

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  というわけで、こういう時は昔ながらのLINE文が便利なのだ(少なくともオイラには)。以前、ジャイロゼッターのカードを自作する時にも大活躍したTrueLegacyGraphicsライブラリを取り出す。今回、文字も表示できるように機能追加してみた。

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  ついでに、ちょっとGTK+2もカジってみたくて、味見ついでにRuby/GTK2版のTrueLegacyGraphicsライブラリも作ってみた。味見なので、ほぼ同じような動作をするものの、同じような動作しかしないので、特に意味はない。まとめて以下に置いておく。

  もひとつついでに、しばらく使って特にバグも出ないようなので、qtbsch3vのパッチも公開してみる。以前のものに加え、マウスのホイールでレイヤ選択や、部品のレイヤ間移動をできるようにしてある。にしても、以前にtkやって、Qt-BSch3VでQtやって、今回はGTK+2やって……どれも似たようなものとはいえ、あまり手を広げたくはないのだが。

  しかし、X100Sでのブツ撮り(マクロ撮影)は、思った以上に気合いが必要である。イメージセンサが大きい分、盛大にボケてしまうので、思い切り絞る必要が生じ、手持ちだとキビしいのだ。イメージセンサの大きさが災いするなどとは思ってみなかった。

  左はf2で撮ったものだが、ISO800まで増感しても1/30と手持ちギリギリ。しかし、ピントがくる距離は紙一重。しかも、このレンズは描写が柔らかすぎて、正直、f2は実用域とはいいづらい。ハッキリ言って、このカメラ、ブツ撮りにはまったく向かないといえよう。

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  ちなみに、今日の写真はトリミングのみで、縮小ほかの加工はしていない。

  そういえば、最近、ニコンのローエンド一眼でも、フォーカシングスクリーンが交換できるらしいことを知って、ブツ撮り用に、中古の一眼でも買おうかと悩み始めている。むーん。


2014-07-19(Sat) GoogleMapを切り貼り

  近々、出かける予定があり、ついでなので帰りは「天竜浜名湖鉄道」経由で帰ってみようと思い立ち、せっかくなら地図で現在地を確認しながら乗ってたほうが楽しいかも、なんて考えた。

  GPS付きのスマートフォンがあればいいのだが、持ってはいないし、電池の残量にハラハラしながら乗るのもつまらないので、印刷することにする。しかし、Googleマップから詳細な縮尺の地図を、ある程度の広さで得ようとすると、スクリーンショットを撮って、チマチマと繋げなければならない。

  こんな時、プログラマならば、プログラムをしなくてはならない。以前「『なんかの時に自由に地図を使えるように』というための習作」などといいながら作ったものと、過去に何度も活用している、自作の「LegacyGraphics」ライブラリを使えば、あっという間にできるはず……

  ……ということで、できた。例によって、ライブラリ自体も多少強化したので、ライブラリごと置いておく。

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  上記スクリプトで、地図をデカいpngとして得ることができたので、次は印刷なのだが、天浜線の全線を印刷しようとするには、少々、詳細な縮尺すぎたようだ。2000x3000ピクセルをA4の紙5枚に分けて印刷したが、ちょっと老眼にはギリギリという感じだ。

  と、ここでふと気づいたのだが、 JavaScriptが使ってゲームが作れるようになったのだから、これらの地図データを使ってゲームを作るべき……いや、これらの地図データを使って作らなくてはならないゲームがあるんじゃないだろうかッ! ……さて、これ以上は敢えて書かないけれど、ここでオイラの思いついたゲーム、わかる?