SVX日記

2004|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2025|01|02|03|04|05|06|07|

2004-08-08(Sun) 「マッハ!!!!!!!!」鑑賞

  溜まっている日記をガンガン書く。夏休みの宿題の日記でもあるまいし、一気に日記を書くのもヘンな気もするが、まぁいいや。

  午後はカミさんと松戸に「マッハ!!!!!!!!」を観に行く。この映画、ウチではかなり期待してて、観て、やっぱり大満足だったのだが、世間ではウケが悪いのか、上映打ち切りが目立つのは不可思議かつ残念。

  CGなし、ワイヤーなしというお約束だけで、これほどまでに映画の魅力が増すとは。観て損はないぞぞぞぞッ!!


2006-08-08(Tue) ツクバる

  久々のエントリなので、ライトなネタから。

  オイラの盆休みは一般世間とズレ、8月5日から一週間。しかしまぁ、基本的に夏は暑いので、ボケーッとモードになる可能性が高いオイラである。よって、この一週間は無駄に過ごすコトになると思うが、そういう夏も悪くない。ヒマだったら、ウチの0歳のガキ、イッペイと遊んでいればいいし。もう8ヶ月を過ぎているので、それなりにウケて笑うし、ちょっと工夫しないとウケないし。

  んが、そんなイッペイをたまには放り出して、カミさんと遊びに行くのも悪くない。実家が近いので、イッペイを実家に預けて、懐かしい場所に遊びに行く。懐かしい場所、それはつくばである。オイラは高専を出て、すぐにつくばの土木研究所に8年間勤務した。まぁ、青春を過ごした場所といってもいいだろう。

  基本的につくば市は電車が走っておらず、陸の孤島であるトコロが好みであったが、今や「つくばエクスプレス」が走っているため、何かフツーになってしまった感じの街だ。久々にSVXで訪れたが、まぁ、変わっている場所が多くて、思わず市内を一周してしまった。でも、懐かしいわ、やっぱり。

  独身時代を8年も過ごすと、ウマい店はいくらでも知っているのだが、その中でもチョイスに値する店に向かう。牛タンの「太助」である。ココは高い。高いがウマい。いつも先輩と一緒に来ていたので、満額払ったことはないクセに、食うだけは人一倍食っていたが、自分で金を払うとなると閉口する高さである。しかし、ウマいわ、やっぱり。来てよかった。ココのオヤジの無愛想は愛想のウチである。

  画像の説明

  さて、食ったら散歩。すぐ脇の「つくば栓抜きタワー」に登る。4回目……かな。カミさんとは2回目。まぁ、そーゆー青春もありつつ、フト見下ろすと……あぁ!! アレは話題の回らない風車か!? これはよいものを見させていただいた。

  画像の説明 画像の説明

  これまた超ヒサビサに映画を観る。特別に観たいものはなかったので「M:i:III」を観る。公開終了間近ではあるが、悪い評判を聞いていなかっただけのコトはある。面白い、フツーに。なんだか、ムルギシュラバ……みたいな名前のランボルギーニがよかったっす(ムルシエラゴだった)。帰ってバチカンって国をWikipediaで調べるキッカケになったし……フーン、勉強になった。

  なんだか、ヒサビサに文章を書いたので、我ながらノリがイマイチだ……では。


2009-08-08(Sat) 部品を切り出す

  ハンドニブラを買うことによって、新たな加工方法を身に付け、ちょっとウキウキな今日この頃。ウズウズと金属加工がしてみたくなり、ずっと放置してあった、SVXの内装の一部を治してやることにする。

  その内装とは、運転者の膝の上、ハンドルの下、両脇にコインケースやミラーの操作パネルが埋め込んである板状の部分のこと。向かって左側内部で金具に引っかけてある「ツメ」が折れてからというもの、左側がブラブラ状態になってしまい、常に2cmくらいの隙間が開いてしまっているのだ。みっともないことこの上ない。

  そもそも、おかしいのは左側に金具がないことだ。右側は裏に金具が付いており、しっかりと車側のネジ穴に止められる仕組みになっている。にもかかわらず、左側には裏に金具が付いていない。金具のネジ受け部分は両側に形成されているのに、だ。オイラのSVXだけこうなのか?

  左側にも金具を取り付けるべく、右側の金具を外し、それと同じモノをもう一個作ることにする。左側の金具の形状が右側と同じである保証はないが、このクソ暑いのに車でガタガタと現物あわせとかしてられんので、バクチで作る。つーか、この内装を外して持ってくるだけで、既に3.3リッターは汗を流してるし。

  材料には厚手のアルミ板を使いたかったが、手持ちに適当な部材がなかったので、スコッチの空箱の底板を流用することにする。

  画像の説明

  底を切って、ニブラの頭を入れるための穴を開ける。そしたら金具の平面形状に従って、ガジガジガジ……っと、やるのだが、ここで誤算。こういう部材は、円形にピンと張ってあるから強く見えるものの、実はかなり薄く、切り出すしてしまうと意外とペラペラなのだ。しかも、ペラペラ余って、ニブラの右側の刃のスキマに巻き込んでしまう。加工しにくいったらない。このニブラは左と前しか信用できないようだ。

  画像の説明

  切り出したら、穴を空けて曲げる。曲げは直角の木材を使って手でエイッと。なお、端部加工は一切してないから、ヘタにさわると手が切れるが、どうせ中に埋め込む部品だからと加工は省略。というわけで、似たような部品が完成した。別途、ホームセンタで同じようなネジも買ってくる。

  画像の説明

  実際の内装の裏に合わせてみた。特に問題なく付く。問題は、この金具と、車側のネジ穴が合うかだが、それは未知数。

  画像の説明

  しかし、それ以前に、この内装、複雑骨折にもほどがある。ツメが折れるとかいう以前の状態だ。そりゃ、新車から15年以上は経っているが、こんな風にバキバキに壊れるのって、なんか、おかしくないか?

  画像の説明

  SVXに乗っていると、時々、プラ部品がポロッと転がっていることに気づくことがあり、その都度、カケラを保存しておいたのだが、それが積み重なって、こんな状態になっていたとは……。

  画像の説明

  ジグソーパズルでもあるまいし、どういうこっちゃ。治すにしても、それなりに強度が必要なんだけど、どうやって治そうかな。ビールのアルミ缶でも切って裏に張るかな。でも、妙に細いところもあるんだよな……とほほほ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

FHI [久々にSVXネタ多発で嬉しいです。 プラリペアなる粉末アクリルがこの手には良いようです。]


2014-08-08(Fri) エンジニヤの宿題(の手伝い)

  先日の鉄塔探検の結果をまとめなければならないのだが、えらい枚数の写真を取ったもんで、写真屋でプリントしてもらうのは鉄塔の写真だけ、とちょっとケチってしまった。

  そうなると、鉄塔の看板の写真ほかは、おウチのプリンタで印刷しなければならんのだが、そう大きくプリントする必要はなく、また、1枚ずつプリントするのも面倒かつ無駄なので、ここは「n in one印刷」をすべき状況……しかし、GIMPほか、まともに写真を印刷できるアプリにそのような機能はない(はず)。

  というわけで、画像をn in oneするスクリプトを作ってみた。印刷後、切り分けられるように、余白を設ける機能つき。ただし、画像の向きは自動調整だが、サイズは揃っている必要がある。

  画像の説明

  サクサク印刷して、ジョキジョキ切って、ノートにペタペタ。鉄塔探検レポートの完成である。

  画像の説明

  早速、以前に作ったGoogleMapをつなげるスクリプトが役に立って、鉄塔地図もサクっと作ることもできた。

  ……つーか、こういう時、エンジニヤでない一般ピープルは、どのように問題を解決するのだろうなぁ……スクリプトを載せておく。

 #!/usr/bin/env ruby
 # coding: utf-8
 
 # A4: 210 x 297 mm (300dpi)
 #   x = 210; need_x = (x * 300 / 25.4).to_i
 #   y = 297; need_y = (y * 300 / 25.4).to_i
 #   d = 1; (4..8).each {|a|
 #       puts '# A%s: %3d x %3d mm, %4d x %4d dot (%2d in one)' % [a, x / (it = Math.sqrt(d)), y / it, need_x / it, need_y / it, d]; d *= 2
 #   }
 # A4: 210 x 297 mm, 2480 x 3507 dot ( 1 in one)
 # A5: 148 x 210 mm, 1753 x 2479 dot ( 2 in one)
 # A6: 105 x 148 mm, 1240 x 1753 dot ( 4 in one)
 #  L:  89 x 127 mm
 # A7:  74 x 105 mm,  876 x 1239 dot ( 8 in one)
 # A8:  52 x  74 mm,  620 x  876 dot (16 in one)
 
 require 'RMagick'   # http://www.simplesystems.org/RMagick/doc/index.html
 
 if(ARGV.size == 0)
     abort(<<USAGE)
 Usage: n_in_one dir_name
 USAGE
 end
 
 max_x = 4; max_y = 4; pad = 64; result_suffix = '_n_in_one.jpg'; dummy_file = nil
 
 files = []; Dir.open(ARGV[0]).each {|f|
     f =~ /^\./ or files << f
 }; files.sort!
 
 while(files.size > 0)
     dummy_file ||= files[0]
     result_file = target_file = nil
     yimages = Magick::ImageList.new; (0...max_y).each {|y|
         ximages = Magick::ImageList.new; (0...max_x).each {|x|
             p (target_file = files.shift || dummy_file)
             result_file ||= target_file
             ximages << Magick::Image.read(ARGV[0] + '/' + target_file)[0]
             ximages.last.columns > ximages.last.rows and ximages.last.rotate!(90)
             ximages.new_image(pad, pad) if(pad and x != max_x - 1)
         }
         yimages << ximages.append(vert = false)
         yimages.new_image(pad, pad) if(pad and y != max_y - 1)
     }
     yimages.append(vert = true).write(result_file + result_suffix)
 end
 
 __END__
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

とおりすがり [エンジニヤじゃない逸般人はn-in-one印刷できるフリーソフトとかを探すか、写真管理ソフトの機能でナントカしようと..]


2016-08-08(Mon) ブリッジしない無線ブリッジ

  というわけで、とある目的のため、先日からラズベリーパイをイジり始めているのだが、有線接続されている普段使いのPCから、無線LAN経由でラズベリーパイにsshアクセスができないことに気づいた。構築、メンテのためにはsshアクセスが不可欠だ。

  ラズベリーパイには有線LANもあるので、そちらも接続すれば、当然sshアクセスできる。抜くとできない。なんで?

  不思議なことに「ルータ、PPPoEクライアント、DHCPサーバ」を務めているサーバからは、無線LAN経由でsshアクセスができる。何が違う? ウチのネットワークの状況を図化すると、以下のようになる。

  画像の説明

  無線のアクセスポイントはplanexのMZK-MF300N2というものを使っており、ルータモードでなく、アクセスポイントモードで動作させている。つまりは、有線ネットワークと無線ネットワークをまたがるブリッジとして動作しているわけだ。無線を有線に置き換え、ネットワークの状況を図化すると、以下のようになる。

  画像の説明

  この状況から、PCからsshアクセスができない理由はないのだが……pingにも応答しない。そうなるとarpか……と思い、各ホストでtcpdumpを動かしつつ、PCからarpingしてみる……と、ラズベリーパイのwlan0だけarpが到着しない!? なんだそれは。つまりは、無線のアクセスポイントがブリッジの動作をしていないということではないのか。アホか。

  幸い、以前に買ったELECOMのWRH-300WH-Sという安物のコンパクト無線LANルータがあるので、そいつもハブにつなぎ、そっちの無線LAN経由でラズベリーパイにsshアクセスしてみる……当然できる。そらそうだ。ブリッジが「ブロードキャストドメインを分割しない」「MACアドレスを学習し必要なパケットのみ転送する」の原則どおり動作すればそうなる。

  改めてアホにも設定があるんじゃないかと思い直し、すべての設定画面をナメ回したが、それっぽい設定は見当たらない。うーむ、確かに一般的な利用シーンでは、無線側からインターネットアクセスさえできればいい、ということなのだろうが、原理原則的な動作ができないというのはどうなのだろう。サポートを問い詰めてやろうと思ったら、もうサポート期間は過ぎているっぽい。くそ。

  まぁ、今はローエンドな製品なら数千円で買えるし、さっさと他のメーカの無線LANルータを買って、捨てればいいか。

  そのうち、無線LANアクセスポイント自体をラズベリーパイで構築するのもいいかもしれんな。