SVX日記

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2004-08-17(Tue) Cold Heat Soldering Toolの取扱説明書の和訳

  と、ゆーわけで、いきなりだが、翻訳してみた。んなことしとらんで、さっさと工作すればいいのだが、翻訳も楽しくなっちまったんだから仕方がないのである。例によって翻訳品質は保証しない。では、どーぞ。

  COLDHEATコードレスハンダごて

  COLDHEATハンダごてを購入いただき、誠にありがとうございます。COLDHEAT(特許取得済)技術はほんの数秒でハンダ付けに必要な熱を発生し、しかもコードレスデザインですのでどこでも作業が行えます。

  先端の割れた形状のコテ先(特許取得済)は、絶縁された双電極に接続され、製品内部の電気回路につながっています。コテ先の双端がハンダ付け箇所(配線、部品の足、ハンダ、プリント基板など)のような導通性の材料に同時に接触すると回路が形成され、高電圧により瞬時にコテ先は熱せられます。発生した熱はハンダ付け箇所を急速に熱し、ハンダ付けは瞬時に完了します。

  電池の入れ方&交換方法

  画像の説明

  COLDHEATハンダごての動作には4本の単三電池(同梱されていません)が必要です。電池の極性(+/-)は電池室の左側に表示されています。

  注意:単三アルカリ電池を使用してください。充電池はお勧めしません。

  電池の入れ方&交換方法

1. 本製品の電池室のカバーの部分(底の灰色の部分)にある2本のネジを緩めてください。

2. 電池室のカバーをつかみ、本体から静かに取り外してください。

3. 電池の極性(+/-)表示に従い、電池を入れるか交換してください。

4. 電池室のカバーを元の位置に戻してください。

  電池に関する注意

・古い電池と新しい電池を混ぜて利用しないで下さい。

・アルカリ電池、マンガン電池または充電池(ニッカド)を混ぜて利用しないで下さい。

・長期間用のハンダごてを利用しない場合、電池を取り出して下さい。

・電池の廃棄はすぐに適切に行って下さい。

  操作方法

  画像の説明

  初めてCOLDHEATのケースを開けると、コテ先はケースの左上に入っており、コテ本体の先端部分は半透明のキャップにより電気的な接触から保護されています。保護キャップを外し、コテ先をコテ本体の先端部分のガイドに沿って押し込み、挿入してください。

1. 本体上面のON/OFFスイッチを操作すると電源が入り、白色LEDが点灯します。コテ先はまだ冷えていますが、ハンダ付けの準備は完了しています。

2. コテ先を熱するには、コテ先の双端を通電性のハンダ付け箇所にしっかり接触するように静かに押し付け、糸ハンダを当ててください。コテ先が正しく接触すると、赤LEDが点灯、ほとんど瞬時にコテ先が発熱し、ハンダが流れ滑らかな接点を形成するに十分な熱が与えられます。ハンダ付けの間、コテ先に少しスパークが生じるかもしれません。

  画像の説明 画像の説明

  注意:強く押さないで下さい。不必要に強く押し付けても、能力は向上しないばかりか、コテ先を破損してしまいます。コテ先に十分な熱が発生しない場合、コテ先の双端が通電性の材料と接触していません。赤LEDが点灯するまで、接触が確実になるよう、コテ先の位置を変えて下さい。

3.接点が完成したら、コテ先をハンダ付け箇所から離してください。コテ先は1〜5秒以内に触れても安全な温度まで冷えますが、ハンダ付け作業に要した時間に依存します。

COLDHEATハンダごては作動状態を白色LEDと赤LEDで以下のように表示します。

白色LED赤色LED状態
消灯消灯電源OFFで、電流は流れない状態。
点灯消灯ハンダ付け準備完了だが、コテ先は冷えている状態。
点灯点灯ハンダ付け中で、コテ先が熱せられている状態。

  明日は残り半分の「コツ」「注意」「保障規定」などの翻訳の予定である。では。


2005-08-17(Wed) 使い放題じゃない、京ポンを考える

  突然だが、今日は京ポンにふさわしい料金コースについて考える。そりゃ、使い放題にしてしまえば、思考を停止してもいいが、さすがに使い放題とはいえ、5,000円を払う気にならないオイラがココにいるのである。まずは、前提条件。

昼得コース、基本料金1,871円、
標準コース、基本料金2,126円(昼得との差額255円)
スーパーパックS、基本料金2,598円(昼得との差額727円)、通話料1260円が込み

  まず、パケット通信を考えよう。どのコースも基本はAIR-EDGE PHONEセンタ利用なので、1パケット(128バイト)は0.105円。ただし、別途IIJmioと契約し月額300円を払えば、1パケットは0.0525円と半額になる。この損益分岐点は、以下のようになる。

        0.1050円 x 5,714パケット = 600円
300円 + 0.0525円 x 5,714パケット = 600円

  月額の300円は、5714パケットに相当するので、

5,714パケット x 128バイト = 731,392バイト

  731kバイト以上使うならば、IIJmioと契約したほうがいいことになる。

  一般のウェブサイトのトップページのサイズを調べてみる(カッコ内は画像抜き)。Yahooが76k(46k)、Impressが270k(103k)、SlashDotが83k(57k)。10ページ前後の閲覧で、731kに達するため、IIJmioとの契約は必須であるという結論になる。

  次に、64kPIAFS通信を考える。こちらは接続形態で差が出る。直接接続だと、10.5円で70秒〜20秒、PRINを使えば、15.75円で60秒、DALを使えば、10.5円〜13.65円(19時以降)で60秒、ただしIIJmioの月額300円が必要。

  オイラはYahooBBに契約しているので直接接続が最も安いが、安いためには常に市内のアクセスポイントに接続している必要があり、状況が限られるし、設定が面倒なので却下。よって接続場所を問わないPRINとDALに限定して考える。

  別途IIJmioと契約し月額300円を払えば、DALが利用できPRINよりは安くなるが、時間帯の制約が厄介。全部を昼、全部を夜と仮定して、損益分岐点を算出する。

        15.75円 x  57分 =  897.75円 (PRIN)
300円 + 10.50円 x  57分 =  898.50円 (DAL昼のみ)
        15.75円 x 143分 = 2252.25円 (PRIN)
300円 + 13.65円 x 143分 = 2251.95円 (DAL夜のみ)

  昼の利用がメインの場合は57分、夜の利用がメインの場合は143分以上使うならば、IIJmioと契約したほうがいいことになる。

  しかし、昼得コースとスーパーパックSとの差額は727円である。57分も使ってしまった時点で、この差額を超えてしまうため、昼得コースの意義はなくなる。よって、昼得コースを使うなら、2日に1回、3分程度のWeb閲覧にとどめる必要がある。

  さて、パケット通信と、64kPIAFS通信について、個々に考えたところで、両者を比較してみよう。100kのウェブサイトの閲覧を考える。

  まず、パケット通信での閲覧。

100,000バイト / 128バイト = 782パケット

  必要なのは約800パケット。42円または84円だ。

  次は、64kPIAFSでの閲覧。64kbpsは、通信効率90%とすると、7200バイト/秒である。

100,000バイト / 7200バイト = 13.89秒

  通信速度だけを考えれば、たった14秒である。その後、46秒間、通信せず、ただ閲覧していたたとしても60秒。PRIN利用で15.75円だ。しかも通信速度はパケット通信の倍速、実際には接続直後から、閲覧が可能である。ほとんどのサイトのページは60秒で読み込み完了する計算であるから、読み込みが終わった時点で、接続を切ってゆっくり閲覧するスタイルをとるなら、ほとんどのサイトは1ページ15円で閲覧できる、と考えることもできる。

  なんと、世間一般の携帯データ通信方式である、パケット通信方式に逆行して、PIAFS通信を行ったほうが、従量料金体制の中では、断然有利だという結論になるのであった。おぉう!!

  先ほど、昼得コースを使うなら、2日に1回、3分程度のWeb閲覧にとどめる必要がある、と書いた。オイラ的には、さすがにもう少し利用したいと思う。そこでリングに上がるのが「スーパーパックS」である。基本料に含まれる無料通話分1260円を接続時間に換算すると、

1,260円 / 15.75円 = 80分

  80分も無料なのである。つまり、概ね月に80ページは無料で閲覧できるコトになる。

  逆に、昼得コースとの差額である、727円を接続時間に換算すると、

727円 / 15.75円 = 46分

  46分の料金で、80分が利用できる……では「スーパーパックS」が得なのか?

  ここでさらに深みにハマっていくのである。それは「オプションメール放題」の存在である。なんと、525円を追加することで、メール限定ながらパケット通信がまるごとタダになるのである。

  「スーパーパックS」と「標準コース」との差額は472円。さして525円と変わりない。「昼得コース」には「オプションメール放題」が付けられないから、「標準コース」に「オプションメール放題」を付けてしまうのである。月額2,651円。

  いままでウェブ閲覧の話をしていたのに、なぜココでメールをタダにする話をするのか? そりゃ、あーた、自宅サーバをウェブメールプロキシにしてしまうんですよ!! メール本文にurlを書いて自宅サーバに送ったら、自宅サーバからhtmlを返送するようにするんです。レスポンスは最悪だが、サイトをどれだけ閲覧しようが無料!! 名づけて、ビンボーつなぎ放題[0.01x]コース、ってトコですか!?

  しかし、こーなると、月額2,900円の「ウィルコム定額プラン」が浮上してきてしまうのであった……というわけで、続く……。


2013-08-17(Sat) 鈴鹿で灼熱のSUPER GT観戦


2024-08-17(Sat) こういうチョップリフターがいい

  なにしろ捕虜が「手を振る」という仕草が衝撃だった。チョップリフターだ。詳しい経緯は忘れたが、最初に目にしたのはオリジナルのアップルII版だった気がする。その時はプレイすることはできなかったが。ヘリコプタで飛んでいって、攻撃して、救助して戻る。救助っていうアクションがヘリならではだ。戦争ゲームでも、壊すだけじゃなくて助けるってのがイイ。

  しかし、なんというか、ゲームとして破綻していないか? ロクに狙って攻撃できない。ロクに攻撃が避けられない。セガの移植したアーケード版もあるんだが、破綻したゲーム性は似たようなもの。セガらしくない。遊びたいのはそういうゲームなんだから、もっとちゃんと作ってよ。なんでそうなるんだよ。

  思い返せば、メガドライブで「デザートストライク」というヘリのゲームを遊んだことがある。サイドビューじゃなく、クォータビューだったが、ずいぶん熱中して遊んだ。自分は、そういうゲームが好きなんだ。で、当然のように続編の「ジャングルストライク」を買ったんだが、なぜか操作方法が変わっていた。厳密に言うと「デザートストライク」では3種類から選べたのに、それが固定になっていた。で、ロクに狙って攻撃できない。ロクに攻撃が避けられない。数日は遊んだが序盤で放り投げた。なんでそうなるんだよ。

  画像の説明

  で、先日、セールということで、なんとなく「コンバット!サーチ&レスキュー」というゲームを買った。100円だし、たいした期待もしていなかった……けど……アレ? これじゃねぇの? 俺が遊びたかったのって!?

  画面がサイドビューなのはチョップリフターと同じだが、ヘリに耐久性があるので、被弾一発ではミスにはならない。いわゆる体力制。自分は基本的に体力制は好きではないのだが、フワフワとしたヘリの挙動を再現するならば、キリキリと弾除けしたりはできないから、そうデザインするほかはない。まぁ、実際のヘリも機銃一発では落ちないしな。

  なので、被弾ゼロにはできないが、被弾しにくいマニューバをすることが、ゲームの肝になる。そしてヘリの操作方法が衝撃。なんと、基本「L」と「R」という、ふたつのデジタルボタンだけ。それなのに、それで自在に空を飛ばしている感を味わえる。なにせイカにもヘリっぽい浮遊感が秀逸で、離陸も着陸もホバリングも、すごく「してる」感があるのだ。まさに、こういうチョップリフターが遊びたかったんだよ、オレは!

  画像の説明

  そりゃ、細かい粗はいくらでもあるけれど、定価でも800円なので文句をつけてもしゃーない。むしろ、もっとお金を取っていいから、ステージのバリエーションとか増やして欲しいくらいだ。コンプリートしちゃったんだよ。スターもドッグタグも。しゃーない、もう1回データ消して最初からやるさ。

  画像の説明

  調べると、このゲームの開発元はハンガリーのInvictus Gamesってトコらしく、原題は「Dustoff Heli Rescue 2」。2作目だったのね。前作に「Dustoff HeliRescue」と、最新作に「Dustoff Z」があるようだが、どっちも日本のスイッチ向けにはリリースされていない。残念。

  なんだかX68kで遊んだ「ウィングス」を思い出すな。悪い意味で。やっぱり、ロクに狙って攻撃できない。ロクに攻撃が避けられない。遊びたいのはそういうゲームなんだから、もっとちゃんと作ってよ。なんでそうなるんだよ、ってゲームだったな。あれも。

  ついでにX68kで遊んだ「クランクトアロウ」「三段変形ファジー」も思い出すな。いい意味で。なんつうか、ほのぼのしたミリタリ感と、独特の操作感なのかなぁ、テイストが似ているんだよなぁ。そういうゲームがしたいなら、自分で作るというテもあるか。うーむ。