SVX日記

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2004-10-25(Mon) 「Taito Triple Screen Trio」レビュー

  さて、今日は特に工作ネタがないので、先日購入した「Taito Triple Screen Trio」のレビューをするのである。この機種には往年の名機であるタイトーの3画面スクリーンゲームが3つ収録されている。過去に購入したナムコの各製品には5つのゲームが収録されているのに3つとは少ない気もするが、画面数で考えれば5画面に対して9画面であるから倍近くお得な勘定である(?)。

  画像の説明

  ハードウェア

見てのとおり、筐体は「Namco TV Classics - Ms. Pac Man」と完全に共用である。今回はレバーを「ヒネル」アクションがないので、見た目は変わらないがレバーは普通の8方向のものになっている。ボタンに関してはまったく同様で、大きなボタンが「SHOT/KUNAI」小さなボタンが「BOMB/SYURIKEN」となっている。それはともかく、なんといっても特徴的なのはテレビとの接続ケーブルでRCAピンの黄色と白が3組出ていることだ。内蔵しているゲームが全て3画面ゲームなのであるから当然といえば当然なのだが、実際にテレビが3台必要となるため、非常に思い切ったコダワリの製品という感じを受ける。特に明記されていないが、3台とも同じ大きさのテレビでないとプレイがしづらいことは容易に想像できる。また、ゲームセンターに置いてある筐体ではテレビ間のツギ目を完全に無くしていたが、家庭でテレビを用いる場合はそうはいかないため気になることもあると思われる。本気でプレイするためには、狭枠タイプの液晶テレビを3台用意する必要があるだろう。また、サウンドについてはRCAピンが黄色と白の3組と一見モノラルのようではあるが、左側テレビ用、右側テレビ用でキチンとステレオサウンドとなっている。そればかりかセンターのテレビ用は低音用の設定となっており、ウーファに接続することでボディソニックまで再現できる仕様となっている。ただし通常は近所迷惑にならないよう左右のみの接続で十分だろう。私もそうしている。

  ダライアス2

他の2本「ダライアス」「ニンジャウォリアーズ」に比べると若干ランクの落ちギミの本作であるが、家庭で3画面ゲームができるということから考えるとかなり魅力的な1本だ。残念ながらコントローラがひとつしかないのでPROCOとTIATで仲良く出撃できないのがサミしいが、ゲームスタート時に押すボタンでPROCOかTIATを選択できるようになっているという細かい配慮は嬉しい。スタート後まもなくして、BGMと「REACTIONS ON THE RADER……」というTIATのボイスが重なる点も完璧である。ユラユラとゆらめくラスタースクロールも若干ひかえめに感じるもののちゃんと再現されており、画面の継ぎ目さえなければゲームセンターそのままといってよいデキである。サウンドに関しては若干音色がおとなしめに感じるほか、パーカッションがサンプリングでないような印象を受ける。このあたりはさすがにハードの限界といったところだろうか。なにせ相手は専用筐体で基板自体もかなり贅沢だったハズである。今のところ、上のZのみでエンディングまで確認しているが、エンディングもほぼ原作のままであった。とりあえず全ゾーンクリアまで相当長く遊べそうである。

  とゆーわけで、残りのダライアス、ニンジャウォリアーズはまたの機会に。ばーい。

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補足 [テレビを3台用意するのは私的にも非常に大変だったのだが、いつの間にか居間に3台の同型のテレビがセットされていた。なに..]

きりさん [あぅっ!やられました(笑) いや、本気で欲しいと思ったのは内緒(^^; モニタも3台かぁ…とちょっと同じ型のテレビ..]

フルタニアン(管理者) [すんません。思いついたら4月1日まで待てなくてやっちゃいました(^^;)。 ですが、昔のゲーメスト(ゲーム雑誌)に..]

きりさん [あ、歌人ML入ってたんですか(^^) じつは、以前そちらのオフに行った日の前日に、 MLの管理人のHさんの家に遊びに..]

フルタニアン(管理者) [おぉ、きりさん、そっち側もかなり濃いんですね。知ってたら以前のオフの時、一緒に孝蔵さんで盛り上がれたのに(^^;)。..]


2014-10-25(Sat) デジカメを自作

  ……というと大げさだが、パソコンの自作よりは、自作度は高いよな。

  画像の説明

  使用PICはオレ定番の16F648A。長らく実現できなかった自製のI2Cライブラリで、容量128KbyteのEEPROM「AT24C1024」に画像を保存することに成功した。といっても、96x72という超々低解像度の画像ですら、同時に8枚だけ、なのだが。

  しかし、画像が扱える目処がついたので、また一歩「カメラ付き戦車」に近づいた、というところか。にしても、画像データってPICやシリアルで使うと、デカさを実感できるねぇ。この解像度でも、1FPSが実現できるかどうかは怪しそうだ。まぁ「オポチュニティな雰囲気を味わえる」と前向きに捉えておこう。

  画像の説明

  上のX100Sで取った画像とは雲泥の差、というより、雲ウン○以上の差があるなこりゃ。


2015-10-25(Sun) Oh!Xよ永遠に

  ガキが縮むプラ板を見つけ、工作したいというので付き合う。自分の分のネタに困って、苦し紛れにOh!Xのロゴを写し取ったのだが、焼いてみると予想以上にイイデキに。

  画像の説明

  惜しいのは、裏から写し取らなかったこと。もういっちょ作ってみようかしらん。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

横須賀のアランプロスト [普通にタミヤのプラ板でもオーブンで縮んだ気がする。 あとダイソーにもあったような気がする。]


2025-10-25(Sat) 着ブクれ保険にNo!

  最近、久々にバイクに乗ったこともあり、アレコレと車種名で検索したりして、事故動画やブログ記事を眺めているのだが、興味深い記事を見つけた。「バイクが故障したのでレッカーが必要になった。保険はファミリーバイク特約なのでロードサービスがない。JAFに頼むと3万前後かかる見込みなのが痛すぎる」という内容。

  どうやら自宅での故障であり、JAFには入っていないようだ。でも、それって「故障に対する備えがなかった」などと後悔するような状況なのだろうか。でもって対策に年に何万もするような保険を検討している。いや、気づけよ。滅多に起きない事故を想定して少額を投げ捨てるのが保険だ。今回はたかが3万だろ。毎年2万以上も払わなければならない保険に入ってどうする。

  自分は30年以上、ほぼ継続して車を運転しているがレッカーのお世話になったことは一度もない。レッカーの保険が年に1万だとしても、既に30万円を浮かした計算だ。仮に明日レッカーが必要になり、それに20万かかったとしても、まだ10万も得しちまってるんだ!

  そんな自分なので、先日の2回のバイクレンタルのどちらも、追加の保険契約は断っている。ホンダでは「立ちゴケしてブレーキレバーが折れたりしたら修理費に加えて営業保証が1万とかかかりますよ」などと脅されたが、それを補償する保険の料金は8千円を超える。そんなの契約したら総額がレンタル料の倍近くになってしまうではないか。アホらしい。

  そもそも自分の所有するバイクでコケたって、自損保険を契約していない限り修理費は必要になる。やらかしたら少なからず支出が発生するのは当たり前のことではないか。

  そして、改めてヤマハとホンダの追加の保険の詳細を見ると、だいぶ異なることに気づく。

  ヤマハバイクレンタルの保険には修理費用に上限キャップがあり、それを免除するための追加保険が第一段階。少額の営業保証を免除するための追加保険が第二段階。

  ホンダバイクレンタルの保険には修理費用に上限キャップはなく「大修理が発生した場合のみ」それを「軽減する」ための追加保険が第一段階。営業保証も含めすべて免除するための追加保険が第二段階。第一段階は発生確率の高い小修理の場合には効果がないので、たとえ少額でもこれ単独を契約する意味はないように思える。

  こういっちゃなんだが、ヤマハの追加保険は素直で安価だが、ホンダの追加保険はちょっとトラップな印象すら受ける。もうホンダで借りることはないかもなぁ。店員の愛想も最低限だったし。

  結局、保険というものはイザという時に自らの貯蓄から払うことを許容できるなら、契約しない(削る)ことを検討するべきだろう。実際、自分は自動車保険に自損を付けていない。金持ちはケチだといわれるが、金持ちは金を減らさないための選択の幅が広い、というのが正確だろう。寝てても投資で資産は増え続けるしね。自分ですらロードスターの1台分くらいは軽く増やせている。

  と、そういうことに気付かされたのも、若い頃にバイクの保険を契約する時だったりする。物損の上限額によっても掛金が違うのを見て「バイクの物損に無制限て必要ですかね?」と訊いたのだ。答えは「交差点で転倒し、バイクが滑ってってコンビニに突っ込んで全焼した場合とかですね」だった。本気だったのか冗談だったのかわからんが、そんなこと起きまっかいな! そもそも自分にはそんな高速度で交差点を曲がるテクニックなんてないし。

  最初の話に戻るが「自宅での故障であり、JAFには入っていない」なら、極端な話「JAFに入った翌日にレッカーを呼べばいい」んじゃねぇの? 翌日が気マズいなら、翌々日でも、翌月でもいい。

  とはいえ、自分の場合、なぜかカミさんがJAFに入っているのだよね。JAFはロードサービス以外にも、あちこちの観光施設で割引きが効いたり、それなりに興味深い冊子を送ってきたりするので、4000円/年の大半は回収できる。家族会員なら2000円/年の追加で済んじまうんだ! 恐るべき費用対効果だといえよう。まぁ、クルマの保険にロードサービスは付いているので、自分にはそれさえいらないのだけれどね。