SVX日記

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2004-12-04(Sat) ネズミ場&赤外線キー復活

  本日はデゼニランド……じゃなかった、デゼニシーに行ったのであった。あたしゃ、どー見てもミツキマウスがカワイイとは思えないし、あの極度の鼻詰まりのような吹き替えの声を聞くと腹が立ってしかたないのであまり好きではないのだが、まぁタマに行くにはそう悪いところでもない。

  それはそうと、オイラはエンジニヤだからしてどーにも「これはどういう仕組みなんじゃ!!」というところに興味がいってしまうのであった。中でも、アクアトピアという水上をスイスイクルクル回るライドにはちょっと驚いた。見た感じ水中に線路が無いのである。でもって、ライドはかなりの数、かなりの密度で動き回るが、お互いぶつかったりはしないのである。しかも、すぐ前のライドと同じ動きをするかといえばそうでもないのだ。むぅ、いったいどうなっているんじゃ。アチコチの岩場にアンテナらしきモノが立っていたような気もするが、それでフィードバックコントロールをしているのだろうか。それとも、実は水中の床の下に磁気ネイルでも埋め込んであるのだろうか。うぅむ、うぅむッ!!

  仕組みはともかくとして、驚かされたのはシンドバッドなんたらというライド。船に乗って動く人形がたくさん並ぶ中を通り抜けるだけ、といえばだけなのだが、人形の数がハンパではないのだ。軽く100体以上あり、どれもかなり高度な動きをする。あれだけ数を揃えると毎日数体は故障しそうなものだが、パッと見で故障している人形は見当たらなかった。入場料が高いだけあって、スゴいメンテ体制なんだろうな。しかし滑らかな動きだ。動きをちゃんと確認する時間もないまま通り過ぎるなんてもったいない……などと、またアレゲなことを考えてしまった。

  それはそうと失笑したのが「セイル・アウェイ」というショー。なにがオカシイって、最近のギター侍風に表現するなら……

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  わ・た・し、ミッキィーマウスゥ、このコロンビア号の船長です。皆さんの、航海の、安全を、守りま〜す……って、ゆ〜じゃなあぁ〜ぃ……でも、あんた……

  ネズミだけに、沈みそうな船から一番に逃げ出しますからッ!! 残念〜ッ!!

  水兵なドナルドダックのがまだマシッ!! 斬りッ!!

  ……まー、そーゆーことで、ネズミの船長なんて縁起が悪いんですッ、間違いないッ。

  さて、そんなこんなでネズミ場から帰るなり、SVXのキーをバラし始めるのであった。出かける前に、カミさんに持たせてある「複製キー」で開錠を試したところ動作したのだ。よってドア側に問題はない。カギ側の電池切れかもしれない。んじゃ、バラして電池を入れ替えれば直るだろう。

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  それはそうと、こんな時に困るのは原因が「カギ」なのか「ドア」なのかわからないところ。SVXの場合ドア側が壊れるという症状もよく聞く。オイラのようにカギを複製していればすぐにチェックできるのだが、フツーの人はそーもいかない。んじゃ、どうするか。簡単である。デジカメのモニター画面でカギを捕らえつつ、ボタンを押すのだ。

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  上の写真はイメージ画像だが、デジカメのCCDは赤外線領域まで感度があるので赤外線LEDが白く光ることが確認できる。これでボタンを押しても光らない場合は「カギ」に原因があるとわかる。そうでなければ「ドア」らしいことがわかる。ちなみに、世間一般の赤外線リモコンも同じように白く光るのを確認できる。面白いのでゼヒ試してみよう。

  で、中に入っていたCR2025という電池の電圧を測ってみると……2.85V。定格の3Vより低いとはいえ、そんなに消耗しているワケでもない。すると、基板ですかッ!? 基板だとすると、もうひとつ「複製キー」を作らねばならないではないか。落ち着け。キッチリ3Vを入れてみたらどうなるか試そう。単三電池2本から電力を供給した上で、上述のようにデジカメのモニター画面で確認。なんじゃ、問題なく光っとるがね。

  となると、原因は「接触不良」しかない。ボタン電池をキレイに磨いて、接触端子を掃除しつつ、ちょっと端子を起こし気味にして、組み直してもう一度試す。ピカッとな。光った。以上で修理(!?)完了である。SVXでの動作チェックはしてないが修理完了に違いない。あー、よかった。というわけで、カギのトラブルの際には上記のようにチェックしてみましょう。では。


2005-12-04(Sun) ノートPC塗装指南

  今日は久々にSVXのオイル交換。夏の車検以来、4ヶ月。3,000kmには満たないが、若干エンジンフィールにバタつきを感じてきたのでサクッと交換してやることにした。現在、走行61,118km。

  以前にも書いたが、オイルの銘柄にはコダワリがないオイラであるから、近所のホームセンタで適当なオイルを入れてもらう。ココは一番いいオイルを選んでも、工賃込みで3,000円だ。そんなもんである。

  今日は小雨が降っていて、客が少ないかと思いきや、そんなこともなく、雨で出掛けるコトができないからか、むしろ客が多く、ついでにオイル交換でもしよっか、なんて感じなのか、オイル交換も待たされる。1時間待ち!? まーいーや。しばらく車の中でフリーセルでもして、その後は店の中でフラフラしていよう。

  最近はグッと腕を上げたフリーセルで3連勝した後、店の中をブラつく。最近、熱心に工作をしていないので、あまり見るものがない……と!! SVXのカー用品でも見るか……もう、興味のあるカーグッズもないなぁ。ん? へぇ、タッチペンをスプレー化するキットがあるんだ。

  と、突如として、ココで思い立ってしまった。先日、なんとか思いとどまったLet'sNoteではあるが、今のゴミノートを好きな色に塗ってしまえば、しばらくはちょっと気分よく使えるのではないか? PCカードスロットの接触不良、バッテリパックの付け根のヒビや、キーボードのフィーリングの悪化、サウンドチップのノイズなど、このノートPCもこの先さほど長く使えるものではない。別に失敗してキタナクなっても、1年ソコソコのガマンであろう。よっしゃ、塗料売り場に行ってみよう。

  別に車売り場で塗料を選んでもいいのだが、そんなの無駄に高いだけである。一般家庭用の塗料なら……ほれ、298円。ラッカー系、エナメル系、アクリル系……よくわからんが、確かラッカー系は乾くのが早かった気がする。ラッカー系にしよう。色は赤。赤といっても一般家庭用の塗料であるから微妙な赤があるはずもなく、明るい原色の赤。その他のラインナップも、青、黄、緑、白、黒。とても明快だ。

  縁起物なのでマスキングテープも買っておこう。81円。んなことしとるうちにオイル交換が終わった。サクッと家に帰って、さぁ、レッツ、ペインティング!!

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  場所は奥まった台所の奥。換気扇があるから、これで換気しつつスプレーすることにする。ウチは新聞を取っていないので、郵便受けの近くのゴミ箱から大量に広告類をゲットしてきて、壁にガムテープで貼り付ける。即席の塗装ブースの完成である。

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  あまりちゃんと塗装する気はないが、一応のことはしておく。天板に貼ってあった「銃弾の着弾跡シール」を剥がし、表面を軽くティッシュでゴシゴシする。あとは、テープによるマスキング。天板の側面を塗るのは面倒なので、天板の上部分を残して、すべてマスキング。あ、表面にCOMPAQのバッジがあるので、そこはマスキングテープを貼ったあと、カッターで丁寧に切り抜く。

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  あとは、ブシューッ!! である。下地が黒なので発色が悪い。10往復したあたりで小休止。ウチワ代わりのCD-Rで扇ぐ。なんとなく、ヌレたようなテカリが収まったあたりで、また、ブシュー。タレないように気をつけながら幾度となく繰り返す……と、あれ? なんだか、手が粉っぽい……ん? 手が赤いぞ!? 思わず手をコスり合わせると赤さが落ちる……!? どうやら、このラッカーという塗料、塗料が霧として浮遊している間にも、乾燥が進捗し、床に落ちる頃には粉末になってしまうという特性があるらしい。

  あぁ!! ジーパンのヒザが赤くなっている!! 床も壁も赤くなっている!! 鏡を見たら、鼻の穴の中の鼻毛まで真っ赤になっている!! でも、ジーパンは払えば落ちるし、床も壁も拭き取れるし、鼻をかめばテッシュは赤くなり鼻毛は黒に戻る……。

  ……と、そんなコトはどうでもいい。肝心のノートPCはどうなんだ? ちょっとムラになった? いや、そんなコトはない。それは光の都合で影が落ちてそう見えるだけだ。ペンライトで照らせば、かなり美しく赤に染まっているように見える……というのも、台所の奥では光源が電球と蛍光灯のミックス光で、ヘンな影も落ちており、どんな色をしているのかサッパリつかめないのだ。

  注意深く見ると、若干ホコリが塗装面に落ちてしまっている。完全に乾く前に取り除くべきか? ピンセットで慎重に取り除こうとすると……あぁ!! 塗装面に触れてしまった!! ……あれ? どうにもならないぞ? というか、すでに乾いている!? ラッカーは乾くのが早いとは聞くが、ココまで早いのか!? マジかよ!?

  念には念を入れ、ホコリを取り除いた後、1時間ほど放置する。一応、換気扇はつけっぱなし。ボケーッと待つ。1時間が経った。塗装面に触れないように、そっと持ち上げ、マスキングテープを剥がす。かなり厚塗りしたつもりだったが、マスキングの境界面がボッタリしていることもなく、想像以上に美しく仕上がっている。恐る恐る塗装面に触れてみる……大丈夫、完全に乾いている。手のひらで、ダーッっとナデてみる。ちょっとホコリがついた部分がザラザラしているが、塗装の美しさに影響が出るほどではない。居間の蛍光灯の下でシゲシゲと仕上がりを見てみる。想像以上の完璧ぶりである。勇気を出してティッシュで磨き込んでみる。塗装はさらに輝きを増す。仕上げにCOMPAQのバッジのマスキングを剥がす。すっげー!! こんなにキレイに仕上がるとは思いもしなかったよ!!

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  というワケで、ムチャクチャ気に入ってしまった!! PCが赤くなるだけでこんなに楽しいとは!! そして、ラッカー塗料がここまで扱いやすく、こんなにも強靭だとは!! 早速、バッテリを取り付けて、バキ……なんだ? バキて? わー!? バッテリーの付け根がクラッシュしとる!! こんなにキレいに塗れた矢先に壊れるかッ!?

  結局、バッテリを力学的に接続する部分のパーツを取り去ったら、なんとなく、使用に問題がない状況にはなったが、これ、まるでメビウスのヒンジの片側が壊れたときみたいになってる……どうしようかなぁ……HDDは換装したばかりだし、こんなにキレイに塗れたトコだから、まだまだ使うことに違いはないが、バッテリの付け根をどうやって補修するか? 瞬間接着剤? ホットボンド? 可動部だけにちょっと慎重にならざるを得ない。まぁ、当面はプラプラ状態で使うかなぁ……。

  さて、そんなこんなで、強烈に愛着を増してしまったPCであるが、チト問題がある。というのも、このPCを使うときには、大好きな赤色がチットも目に入らないのだ……ちゃんちゃん。


2016-12-04(Sun) お風呂mp3スピーカVer.1.0完成

  一昨日、予想よりも早くPAM8403使用D級ステレオアンプモジュールが届いたので、昨日に製作を再開したものの、作業中に風邪でダウンし、今日にズレこんでの製作である。

  基本的にはケーブルを作るだけ。アンプ側とスピーカはハンダ付けで直結。それ以外はピンヘッダでの接続。基板はマジックテープでスピーカの後ろにマウントする形とした。

  アンプはボリュームのつまみの取り付け位置の裏への設置となる。ボリュームのつまみは以前に直したがその後にまた壊れたヘッドフォンからサルベージしての再利用。レトロっぽくでダサいのがイイ。

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  回路図は前回の設計のまま。その後、ステレオ→モノラル化する場合、抵抗を入れたほうがいいとか、電源ラインと信号ラインは分けて一点アースにしたほうがいいとか、新たな知見を得たが、今回はそのままで。でも、ノイズは十分に気にならない程度に収まった。

  一発で期待する動作をしたが、一応、スピーカを増設すればステレオでも鳴らせるよう、設定を変えられるようになっているので、それを試してみたところ、右が鳴らず、それで信号線のRとGを逆に配線していることに気づいた。左だけだと割と普通に鳴っていたので気づかないところであった。あぶないあぶない。

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  というわけで完成。思い切り箱鳴りするし低音は今ひとつだが風呂で使う分には十分なデキだろう。基本、自分は朝風呂なので、これからは朝のシャワーの時間、最近ずっとサボっていたラジオ英会話でも聞こうかしらん。

  早速、風呂で実用に供してみた。大変に使い心地がよい。リモコンの数字キーで直接にnn曲目までジャンプできるのと併せ、早送りボタンを連打すれば、ちゃんと押した分だけ先の曲に進むのがよい。早送りボタンの長押しによる早送りはちょっと遅目ではあるが。こういう使い心地って、実際に入手して試してみないとわからんのよね。ウシシシ。


2021-12-04(Sat) 「1,000,000人の少女」に指がかかる

  先日に引き続き、久々に筋肉少女帯の「1,000,000人の少女」に改めて挑戦してみると、こんな高さのシャウトできるかよ! ……と思っていた音に指がかかった感覚がした。たぶん、hiC。

  調べると「1,000,000人の少女」の入ったシングルCD「蜘蛛の糸」の発売は1994年1月。自分が筋肉少女帯に興味を持ったのは、ストリートファイターⅡのCMソング「バトル野郎〜100万人の兄貴〜」からで、シャウトなヴォーカルに魅せられたのもその時だ。失礼ながら、当時、大槻ケンヂ氏のヴォーカルはヘタウマなんじゃないかと感じていたが、その時点でhiCのシャウトをこなしてたんだなぁ。

  筋少の曲を歌いこなすことも、ヴォーカル修行の大きな目的のひとつなので、そこに指がかかったことがなんとも嬉しい。引き続き、精度を上げていきたい。