SVX日記
2005-04-26(Tue) 映画、ノー、カットゥ版
今日もなんだかフィーリン・ソゥ・バッのまま、なにげにツタヤにDVDを借りにいく。そのうち借りようと思っていた作品は何タイトルかあった気がするのだが、いざツタヤに来てしまうとサッパリ思い出せない。目的の「ソウ」以外は……ナニかあったっけ? という状態。あぁ、そうそう「キャシャーン」も観たかった気がする。でも、もっと観たい作品があったような……まぁ、いいか。
まずは「ソウ」。部屋の対角に鎖でつながれた男ふたり、部屋の真ん中に死体……という、強烈に興味をそそるシチュエーションから始まる話。セブンやキューブ、ユージャルサスペクツを面白いと感じたオイラであるから、ものすごい期待をして観はじめた。
あまりに期待が大きかったのは理由のひとつだろうが、やっぱり最後のドンデンに完全に納得がいかないのが理由なのだと思う。映像的にも展開的にもかなりのインパクトはあったのだが、行動の理由付けが弱い気がするのである。パズルの最後の1ピースがほんの少し小さくて、ガタガタして、気持ち悪い……そんな印象を受けた。観て損した気分はないのだけれど、ちょっと残念。
一方で「キャシャーン」。酷評されているコトを知った上で観る。むぅ……途中、少し飛ばして観るなどというフザけたコトをしてしまったが、それくらいダルいんすよ展開が。時系列がゼンゼン把握できないし。映像的には非常に凝っていて、雰囲気には引き込まれるんだけどなぁ。いやホント、この映像センスには脱帽なのよ。別の映画でもう一度みてみたい。でもね、当たり前だけど、意味がわからないと楽しくないんだよ。
以前もマクロスゼロの感想に書いたけれど、どちらも、キャラクタの抱く葛藤が伝わってこないトコロがダメだと思うんだよね。「ソウ」は犯人の葛藤が理解できなかった。「キャシャーン」は主人公の要求が何なのかかわからなかった。主人公以外はみんなそれなりに思惑があったみたいだけど、それらは見事にリンクしてなかった気がする。
2014-04-26(Sat) 「ダラダラと仕事する」という提督の決断
ゴールデンウィークを目前にしたこの時期、非常に憂鬱な仕事がある。ヤダヤダと思うと、どうしても後回しになってしまい、終いには後ろが詰まって、土曜日である今日、やることになってしまった。といっても、xrdpのおかげで、自宅で、なのだが。
オイラは、普段の仕事内容は、さほど苦にも思わず、割とサクサクこなせているのだが、この仕事はウンウンうなって考えても遅々として前に進まない。うーむ、どうしたらいいんだ。なんかコツでもあるんかいな。向いていないといえばそれまでなのだろうけど。
考えてもすぐに行き詰まるので、ついつい余計なニュースサイトとかを見てしまう……が、そんなことをしていると、ふと思いついて、少し前に進む……の繰り返し。ん? となると、この仕事は、あらかじめ時間に余裕をみて、ダラダラとやるのがよいのではないか。
2020-04-26(Sun) HiB到達は突然でもなく
喉の声帯の引っ張りも、腹筋の呼気の押し出しも、毎度「アホか、これ以上デキるか」と思うのに、次の機会には、同じ高さが少しラクに、そしてその先まで届くようになっている。3時間が長く感じなくなってきたし、息切れも減ってきたし、喉のダメージも感じなくなってきた。これは、完全にボディビルダのノリなのではないのか(知らんけど)。
ちなみに、ミックスボイスというのは未だよくわからないので、HiBは地声で出している。しかし、シャウトでも、裏声でも、音程を狙って出せるようになってきているので、教わればミックスボイスもすぐに出せそうな気がしている。
2025-04-26(Sat) マルチブートは任天Do!
ちょっと前に、メインPCのFedora30をシブシブ41に上げた。30標準のFirefoxで見えないページが増えてきたのと、Factorio Space Ageが動かないから、というしょーもない理由である。で、そのどちらも解決はしたものの、ebviewが起動しなくなってしまったり、gimpが妙にモッサリになってしまったり、emacsが時々ツッカカったり、微妙にグレードダウンした部分も少なくない。
そもそも、OSを上げる作業が一発勝負で、元には戻れないっつぅのはどうなんだ。結局は移行することになるにせよ、一時的にでもマルチブートできる環境を保持できるべきではないのか。そう思って以前にちょっと試したのだが、うまくいかなかった。んが、ちょうど旧いOSで試したいことがいくつか出てきたので、改めて試行錯誤してみることにした。いわゆる「ヤクの毛刈り」状態なのではあるが、せっかくだから前向きに「毛刈り」をしてみよう、ってトコである。
で、手持ちの3種のミニPCに、Fedora29, 30, 31, 32, 34, 35, 42を10回くらいインストールしてみたのだが……結論から言うと、概ね可能ではあるものの、結果がいまひとつ安定しない、という感じ。ミニPCのひとつは割と旧いのだが、すべてUEFI対応。新しいPCでは旧めのFedoraの動作がイマイチで、旧いPCでは新しめのFedoraの動作がイマイチ。旧めのFedoraは割と新しいモバイルディスプレイでの動作がイマイチ。今回の方法では、概ねマルチブート可能な状況にはなるものの、実際にはうまく起動しなかったり、起動しても調子が悪かったりもする。
旧いPCに、33, 34, 29の順で導入した後のGRUBのブート画面が以下。標準的に29が起動する状態だが、33, 34も選択できるようになっている。2エントリずつあるが、片方はレスキュー起動用のエントリである。
/dev/sda1 127M EFI System
/dev/sda2 896M Linux swap
/dev/sda3 1G Linux filesystem
/dev/sda4 1G Linux filesystem
/dev/sda5 1G Linux filesystem
/dev/sda6 188G Linux filesystem
/dev/sda7 64G Linux filesystem
/dev/sda8 64G Linux filesystem
/dev/sda9 64G Linux filesystem
で、旧いPCだと、Fedora34はやたらツッカカって使い物にならなかったので、ちょうど出たばかりのFedora42で上書き導入した後のGRUBのブート画面が以下。標準的に42が起動する状態だが、33, 29も選択できるようになっている。先と同じく2エントリずつあるが、片方はレスキュー起動用のエントリである。
というわけで、ある程度うまくいく方法は見つけたものの、GRUBのブート画面の様子からして、どうも最後のOSインストールの際に、既存のOSをサーチする何らかの仕組み(これはgrub2-mkconfigぽい)があり、それで旧いOSのエントリが追加され、GRUBのブート画面に出ているらしいものと察せられる。ということは、その仕組みでサーチできなかったり、追加処理がコケた場合、マルチブートできない状態になる可能性は考えられるわけだ。
また、別の情報だが、ブートエントリが壊れた場合、セキュアブート環境だと、ブートエントリを復旧する作業は非常にホネらしい。技術者としては、そこも詳しく追求すべきかもしれないが、おそらくはあまりマトモな理由ではないグダグダ成分が多そうだし、それが活用できるのはブートエントリが壊れた時だけであろうから、ここは思い切って「そっ閉じ」しておこうと思う。
マルチブートとは関係ないが、こんなこともある。最新のディストリは、リリース後2週間くらいは寝かせるべきだ。
・都度、/boot/efiは上書き、/boot, /は別領域を指定して再フォーマット、/homeは再フォーマットせずに指定、という方法が有効
・/boot/efiは再生成されるので、/etc/fstabからコメントアウトしておかないと、起動でコケる(swapを再生成した場合も同様)
・どうにもならないことはあるので、一定以上は考えず、任天Do!
・最初から、複数インストールしてマルチブート可能か確認しておく
・最後の手段として、/boot/efi(/dev/sda1)領域をまるごとddでバックアップしておくと有効か
■ とおりすがり [10周年おめでとうございます。]