SVX日記
2004-06-17(Thu) 磁気コンパス&アヒル購入
ところが、開封してみると思いのほかチープである。高級感を演出する木目はシールだが、ちょっとズレていたりもして、チープさを際立たせている。ま、ちゃんと正しく方角を指してくれさえすればいいんだが、その辺は取り付けてからの評価だ。んが、これSVXに取り付けるのってデザイン的にどうなのだろう……(買う前に気づけって)。
2005-06-17(Fri) エリア16-αの悲劇
2008-06-17(Tue) Fedora9、GIMPチューン
……と、思っていたのだが、最近、特に大きな違和感なく使えるようになってしまったんだよねぇ……件のPhotoshopとは、フィルムスキャナに添付されてきた都合で入手したPhotoshop4LEから、かれこれ10年以上の付き合いなので、自分の体はPhotoshopしか受け付けないと思っていたのだが、自分が思うほどにベッタリではなかったようだ。つーわけで、チューンというほど大げさな作業は必要なさそう。
むしろ、機能的にも十分どころか、明示的に設定を記憶できたり、GIMPの方が便利なところも多い。しかしながら、キツいのは画面の狭さ。なんというか、ポップアップするダイアログがどれもデカすぎる。Gnome自体が万事、といえばそうなんだけれど。
つーわけで、思い切ってメインのドックを上に寄せてしまうことにした。まず、メインのドック下部の「ツールオプションタブ」を、サブのドックの下部に移動する。具体的には、メインのドックの、下のペインの三角をクリックしてタブを閉じ、サブのドックの、下のペインの三角をクリックして、タブに追加、から「ツールオプション」を選択する。
と、ここでちょっと深いハック。以下の記述を、ホームディレクトリ下の「.gimp-2.4/gtkrc」に追加してGIMPを再起動しよう。すると、フォントが小さくなり、ウィンドウの余裕領域がカツカツまで削られ、各ダイアログのサイズを小さく抑えることができる。
style "gimp-large-preview"
{
GimpPreview::size = 384
}
class "GimpPreview" style "gimp-large-preview"
style "gimp-my-style" = "gimp-default-style"
{
font_name = "sans 6"
GtkOptionMenu::indicator_size = { 0, 0 }
GtkOptionMenu::indicator_spacing = { 0, 0, 0, 0 }
GtkPaned::handle_size = 0
GimpDockSeparator::height = 0
GimpDockable::content_border = 0
GimpEditor::content_spacing = 0
GimpEditor::button_spacing = 0
GimpFrame::label_spacing = 0
GtkDialog::button_spacing = 0
GtkDialog::action_area_border = 0
}
class "GtkWidget" style "gimp-my-style"
style "gimp-tool-dialog-style" = "gimp-my-style"
{
GtkDialog::action_area_border = 0
}
class "GimpToolDialog" style "gimp-tool-dialog-style"
最後に仕上げに、サブのドックの幅を適当なサイズに調整、メインのドックをいっぱいまで横に広げ、アイコンが1列に収まるよう、ファイル、ダイアログ、ツール、から取捨選択する。オイラは、とりあえず使用頻度の低いモノを削り「レベル」と「色相-彩度」を追加した。ホントはこのヘンはキーボードショートカットに設定すべきかもしれないが。
いろいろ探すと、完全に代替になるモノではないものの「矢印スタンプ」を公開しているサイトが見つかった。「スケーラブルじゃなく、固定サイズかよ、使えねぇ……」と、思ったのもつかの間、すべての画像編集を終わらせ、Web用にリサイズした後に「ペタッ」と貼る分にはぜんぜん問題なかった。
で、スプラッシュといえば、以前に無理矢理改造して、かなり気に入って使っていたPhotoshopElements用のスプラッシュがある。もったいないので、それを改造して流用することにする。いったん気に入ったら、トコトンしつこいのだ、オイラは。
一応、GIMPのロゴを入れたかったのだが、公式なロゴはなさそうなので、自分でそれっぽくデッチ上げる。フリーのフォントを探していたら、ちょうどよいサイトがあり、なんかすっげぇアグレッシブなのが見つかったのでそれを採用した。
2009-06-17(Wed) ギアボックスを自作?
……で、中年力を鍛えたくって、アテもなくロータリエンコーダを買ったり、ジャンクのパドルコントローラを買ったりしつつ、あーでもない、こーでもないと考えていた。
我ながら、数年に渡って考え続けているコトにも感心する。そりゃ、パドル同梱のDS版アルカノイドが出ているのは知っている。しかし、オイラはオリジナル版(に近いヤツ)をやりたいのだ。そうなると、コントローラは自作するほかない。
ロータリエンコーダをUSBマウスに直結するのは容易だ。しかし、安いロータリエンコーダにそこまでの分解能はない。失礼ながら、私にはこうなってしまうことは想像がついていた。昔のゲーセンのゲームの画面解像度は200〜300ドット。一周で数十カウント(=数十ドットの移動)ではゲームにならない。せめて、10倍くらいに加速しなくては。
つーわけで、安いロータリエンコーダを「単なる軸」として使い、「ギアボックスを組んで」マウスのロータリエンコーダを駆動してしまうことを考えた……んが、これには工作精度が要求される。かつてない難度の工作になりそうな予感だ。
まずは、歯車を入手する。以前に、イッペイに買ったオモチャを引っ張り出してきて、マブチで後輪を駆動している部分の歯車をサルベージする。オモチャとしては、歯車を3つ使った減速機が組まれていたが、3つまでは不要であろうと判断し、2つを逆に使った加速機を組むことを目論む。
ロータリエンコーダをバラし、裏ブタの部分にドリルで穴を穿ける。小規模ながら金属加工になるが、できるだけ丁寧に作業する。一方で、ロータリエンコーダの軸側のプラの中心にもドリルで穴を穿ける。そこにシャフトを通し、歯車を駆動するという寸法だ。
ケースには、缶コーヒーのオマケにアルファロメオのミニカーが入っていたプラスチックのパーツを使う。最近、ケースに流用できそうなゴミは取っておくクセがついたが、これが意外と役に立つことも多いんだよね。
しかし、ケースに収めて軸を回転させてみる……と、軸が微妙にフラついてしまう。うーむ、工作精度が足りないということか……そりゃ、目分量でピンバイス使ってるんだもんなぁ。しかし、根本の方ならフラつき量は許容範囲だろう。とりあえず、作り直さずコレで行こう。
次に、ジャンクボックスにUSBのボールマウスを探しに行っ……たが、そんなものは存在していなかった。最近は光学マウス全盛だし、そもそもオイラはワイヤレスマウス好きだからなぁ。ワイヤレスマウスも悪くはないんだけど、ここは確実にワイヤードを使いたいシチュエーションといえよう。
2013-06-17(Mon) X999S号、到着
先日、突然にフィルムカメラを持ち出してきたきっかけは、このX100Sというカメラの購入だったりする。
最近は、シンプルな形状だったり、滑らかな形状だったり、ブラックだったり、レッドだったり……そんな現代的なカメラのデザインに真っ向から逆らうような、このトラディショナルすぎる「銀+黒」のデザイン。見かけを大昔のカメラにしたててあるだけで、中身は超近代的なデジタルカメラ。まさに、銀河鉄道「999号」のコンセプトそのままである。なんかの冗談みたいだ。
さすがに10万超えは高すぎるので、かなり躊躇し、何度もX20かXF1で済まそうか悩んだが、シャッターと絞りが直接にダイヤルで設定できるデザイン、スプリットイメージ(っぽいもの)でマニュアルフォーカスできること、イメージセンサがAPSサイズであること、などの要素はどうしても捨てがたく、X100Sを選択せざるを得なかった。
というか、オイラは本格的にカメラに興味を持つ前から「銀+黒」のデザインに強く引かれていたのだよな。カメラに対する原体験と言ってもいい。その後、職場の備品のX-700で邂逅。現在、所有しているFM2/T、F3/T、TC-1、フェイクライカ、すべて「銀+黒」だ。ブラックボディにはまったく興味がないといってもいい。
で、撮ってみて、これは強烈だ、と思った。おそろしく色が深く、おそろしく解像度が高い。それまで気に入って使っていたRichoCaplioGX8のノイジーな画像とは比較にならない。清く正しく3:2というのもいい。ボケも存分に楽しめる。CCDの大きさのなせる業であろう。なんだか、自分の目よりも性能がいいのではないかと思える……そんな比較をすること自体、これまで想像すらしなかったが。まさに、記録を超え、記憶として保存しておきたくなる、撮っておけば安心、というクオリティだ。
なお、このX100Sは、USBマスストレージクラスには対応していないので、これまで便利に使ってきた、自作の「photrans」スクリプトが利用できない。カメラ直結でなく、毎回SDカードを抜くのもテではあるが、かったるいなぁ……と、調べてみると、X100Sの対応する画像転送プロトコル「PTP」は標準化されている規格であり、Linuxからgphoto2ライブラリで利用できるとのこと。実際、コマンドラインからサクっと画像転送することに成功した。
すかさず「photorans.ptp」を作成し、これまで使っていたGX8と同様に利用できる環境を整えた。ちなみにGX8では「オリジナル」と定義されていた画像転送方式だが、実はこれもPTPであることが判明した。実際、gphoto2でアクセスできる。それなら、両方ともPTPに統一しようか……と思ったら、どうもGX8のPTPにはバグがあるようで、動作がおかしい。結局、GX8はこれまでどおり「photorans」X100Sは新しい「photrans.ptp」と使い分けることになった。
2023-06-17(Sat) Factorioで衛星を打ち上げ、SwatterにREST APIを追加
前回はロケットの打ち上げで完了とし、新たに始め、今回は53時間弱で打ち上げまで漕ぎ着け、さらに人工衛星も打ち上げた。
しかし、なんだこの「納得できない」感は。Factorioとプログラミングには似たところがあるが、この「納得できない」感はFactorio特有な気がする。心の中の問題なので、完全に説明のつくものではないが、理由は以下か。