SVX日記

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2004-06-17(Thu) 磁気コンパス&アヒル購入

  SVX用に購入した磁気コンパスが届く。

  車の中は磁気に反応する物が多いので、補正装置がないと正しい方向を指さないとされているが、その補正装置を備えた磁気コンパスである。YCMのナビコンNo.1700という製品。

  画像の説明

  ところが、開封してみると思いのほかチープである。高級感を演出する木目はシールだが、ちょっとズレていたりもして、チープさを際立たせている。ま、ちゃんと正しく方角を指してくれさえすればいいんだが、その辺は取り付けてからの評価だ。んが、これSVXに取り付けるのってデザイン的にどうなのだろう……(買う前に気づけって)。

  長らく引っ張るPIC温度計のLCD表示部の件だが、やっと解決した。R/Wピンをグランドに落とすのを忘れ、宙ぶらりんにしてあったのが原因(アホ)。おー、文字が出るー。これで一気に工作の幅が広がるなぁ。素直にうれしい。

  それから、海外からこんなおバカな買い物をしてしまう。

  画像の説明

  USB Devil Duckie Driveという、いわゆるUSB2.0対応の直刺し256Mアヒルメモリである。……が、これデカすぎッ!! ウケ狙いの製品だからいいんだけど、持ち運びに困る大きさというのはちょっと。日本にも似たような製品があって欲しかったのだが、胸からコネクタが出ているのが許せなくて買わなかった。これはちゃんとオシリの部分にUSBのAが出ていてよろしい。ちなみにアクセス時には日本の製品は体全体が光るのに対し、これは目だけが光る。なんか毒があるのもよろしい。


2005-06-17(Fri) エリア16-αの悲劇

  なにげなく、またゼビっていると……お、調子イイ……スペシャルフラグが3本も出た……バックゾシーもかわした……ブラグザカートも回避……ああっと!! 遂に、エリア15クリアだッ!! 証拠に写真撮らなきゃッ!! ポォーーーズッ!! ……よっしゃッ!! 残機ゼロだが、初のエリア16侵攻は間違いないトコロだぞッ!!

  画像の説明

  ふぅ。じゃ、再開……

  「ボーン」

  ……ポーズ明けがイチバン怖いのはワカってるケドさ……にしても、なにもトーロイドにやられなくてもイイじゃないかッ!! ……ちゅーか、この直後に左上のトーロイドにやられた場合、ソレってエリア16侵攻っていえるのか? ……?……???……(T-T)……よっしゃ!! 今日はコレぐらいでカンベンしといたるワッ!!


2006-06-17(Sat) また弦を張り替える

  とりあえず

  画像の説明


2008-06-17(Tue) Fedora9、GIMPチューン

   次回はとうとうアレに手をつける予定、などと書きつつ、ちょっと小休止。今日はGIMPをチューンしたい……

  ……と、思っていたのだが、最近、特に大きな違和感なく使えるようになってしまったんだよねぇ……件のPhotoshopとは、フィルムスキャナに添付されてきた都合で入手したPhotoshop4LEから、かれこれ10年以上の付き合いなので、自分の体はPhotoshopしか受け付けないと思っていたのだが、自分が思うほどにベッタリではなかったようだ。つーわけで、チューンというほど大げさな作業は必要なさそう。

  むしろ、機能的にも十分どころか、明示的に設定を記憶できたり、GIMPの方が便利なところも多い。しかしながら、キツいのは画面の狭さ。なんというか、ポップアップするダイアログがどれもデカすぎる。Gnome自体が万事、といえばそうなんだけれど。

  画像の説明

  また、デフォルトの作業レイアウトが、左右に縦に長いドックふたつというのも困ったもの。重ならないように真ん中に編集対象を配置すると小さすぎる。重ねて配置すると、ウィンドウ切り替えがうっとおしすぎる。

  つーわけで、思い切ってメインのドックを上に寄せてしまうことにした。まず、メインのドック下部の「ツールオプションタブ」を、サブのドックの下部に移動する。具体的には、メインのドックの、下のペインの三角をクリックしてタブを閉じ、サブのドックの、下のペインの三角をクリックして、タブに追加、から「ツールオプション」を選択する。

  メインのドックに残った、描画色/背景色の選択ツールは、サブのドックのものを使うことにして削除。これは、ファイル、環境設定、道具箱、から「背景色と背景色を表示」(?)のチェックを外すことで可能。

  これでメインのドックはボタンアイコンだけになった。サブのドックを右にいっぱいまで寄せて、メインのドックを横長にリサイズしつつ、最上部に配置する。

  アイコンが2列配置なのはイマイチなので、いくつか減らして1列にしたいところだが、その前にアイコンサイズを小さくして1列中の数を稼ぐことにする。ファイル、環境設定、テーマ、から「Small」を選択だ。

  と、ここでちょっと深いハック。以下の記述を、ホームディレクトリ下の「.gimp-2.4/gtkrc」に追加してGIMPを再起動しよう。すると、フォントが小さくなり、ウィンドウの余裕領域がカツカツまで削られ、各ダイアログのサイズを小さく抑えることができる。

style "gimp-large-preview"
{
  GimpPreview::size = 384
}
class "GimpPreview" style "gimp-large-preview"
 
style "gimp-my-style" = "gimp-default-style"
{
  font_name = "sans 6"
 
  GtkOptionMenu::indicator_size    = { 0, 0 }
  GtkOptionMenu::indicator_spacing = { 0, 0, 0, 0 }
 
  GtkPaned::handle_size             = 0
  GimpDockSeparator::height         = 0
  GimpDockable::content_border      = 0
  GimpEditor::content_spacing       = 0
  GimpEditor::button_spacing        = 0
  GimpFrame::label_spacing          = 0
  GtkDialog::button_spacing         = 0
  GtkDialog::action_area_border     = 0
}
class "GtkWidget" style "gimp-my-style"
 
style "gimp-tool-dialog-style" = "gimp-my-style"
{
  GtkDialog::action_area_border = 0
}
class "GimpToolDialog" style "gimp-tool-dialog-style"

  最後に仕上げに、サブのドックの幅を適当なサイズに調整、メインのドックをいっぱいまで横に広げ、アイコンが1列に収まるよう、ファイル、ダイアログ、ツール、から取捨選択する。オイラは、とりあえず使用頻度の低いモノを削り「レベル」と「色相-彩度」を追加した。ホントはこのヘンはキーボードショートカットに設定すべきかもしれないが。

  画像の説明

  ダイアログの配置が一段落したところで、次は個人的によく使う必須ともいえる機能を補完する。それは、矢印の描画機能。

  Photoshopには、直線や円などの簡単な図形を描画する機能があって、直線のオプションに矢印の描画機能があった。どうも、これに類する機能はGIMPには存在しないようである。

  いろいろ探すと、完全に代替になるモノではないものの「矢印スタンプ」を公開しているサイトが見つかった。「スケーラブルじゃなく、固定サイズかよ、使えねぇ……」と、思ったのもつかの間、すべての画像編集を終わらせ、Web用にリサイズした後に「ペタッ」と貼る分にはぜんぜん問題なかった。

  また、最初、どうやったら色が着くのかわからなかったが、ブラシを指定した後に「絵筆」のドックから「グラデーションの色を使う」をチェックし、描画色を好みの色にすればよいようだ。

  矢印を目立たせるためには「フィルタ」「光と影」「Drop Shadow」で、パラメータは以下のような感じにすればいい。

  画像の説明

  最後はどうでもいい、もしくは、最重要ハック。それは……スプラッシュスクリーン。出てくる犬の絵が、いくらなんでもマヌケすぎる。気分よくない。

  画像の説明

  これを変更するのは、Photoshopに比べればはるかに簡単。ユーザディレクトリの下の「.gimp2.4」の下に「gimp-splash.png」として置いておくだけだ。

  で、スプラッシュといえば、以前に無理矢理改造して、かなり気に入って使っていたPhotoshopElements用のスプラッシュがある。もったいないので、それを改造して流用することにする。いったん気に入ったら、トコトンしつこいのだ、オイラは。

  一応、GIMPのロゴを入れたかったのだが、公式なロゴはなさそうなので、自分でそれっぽくデッチ上げる。フリーのフォントを探していたら、ちょうどよいサイトがあり、なんかすっげぇアグレッシブなのが見つかったのでそれを採用した。

  画像の説明

  で、完成したのが以下のスプラッシュスクリーン。ちゃんとGIMPで編集したぜ。

  画像の説明

  つーわけで、これにてフォトレタッチツールにおいても、プロプラからの独立に成功してしまったワケだ。さらば、PhotoShop。キミのコトは忘れない。


2009-06-17(Wed) ギアボックスを自作?

  ずーっと、前から……

  「清く正しいパドルコントローラ」

  ……で、中年力を鍛えたくって、アテもなくロータリエンコーダを買ったりジャンクのパドルコントローラを買ったりしつつ、あーでもない、こーでもないと考えていた。

  我ながら、数年に渡って考え続けているコトにも感心する。そりゃ、パドル同梱のDS版アルカノイドが出ているのは知っている。しかし、オイラはオリジナル版(に近いヤツ)をやりたいのだ。そうなると、コントローラは自作するほかない。

  ロータリエンコーダをUSBマウスに直結するのは容易だ。しかし、安いロータリエンコーダにそこまでの分解能はない。失礼ながら、私にはこうなってしまうことは想像がついていた。昔のゲーセンのゲームの画面解像度は200〜300ドット。一周で数十カウント(=数十ドットの移動)ではゲームにならない。せめて、10倍くらいに加速しなくては。

  つーわけで、安いロータリエンコーダを「単なる軸」として使い、「ギアボックスを組んで」マウスのロータリエンコーダを駆動してしまうことを考えた……んが、これには工作精度が要求される。かつてない難度の工作になりそうな予感だ。

  まずは、歯車を入手する。以前に、イッペイに買ったオモチャを引っ張り出してきて、マブチで後輪を駆動している部分の歯車をサルベージする。オモチャとしては、歯車を3つ使った減速機が組まれていたが、3つまでは不要であろうと判断し、2つを逆に使った加速機を組むことを目論む。

  ロータリエンコーダをバラし、裏ブタの部分にドリルで穴を穿ける。小規模ながら金属加工になるが、できるだけ丁寧に作業する。一方で、ロータリエンコーダの軸側のプラの中心にもドリルで穴を穿ける。そこにシャフトを通し、歯車を駆動するという寸法だ。

  ケースには、缶コーヒーのオマケにアルファロメオのミニカーが入っていたプラスチックのパーツを使う。最近、ケースに流用できそうなゴミは取っておくクセがついたが、これが意外と役に立つことも多いんだよね。

  画像の説明

  ロータリエンコーダの軸側にシャフトを突き刺す。ハンマで軽く、トントントンと……うむ、悪くないんじゃない?

  画像の説明 画像の説明

  しかし、ケースに収めて軸を回転させてみる……と、軸が微妙にフラついてしまう。うーむ、工作精度が足りないということか……そりゃ、目分量でピンバイス使ってるんだもんなぁ。しかし、根本の方ならフラつき量は許容範囲だろう。とりあえず、作り直さずコレで行こう。

  次に、ジャンクボックスにUSBのボールマウスを探しに行っ……たが、そんなものは存在していなかった。最近は光学マウス全盛だし、そもそもオイラはワイヤレスマウス好きだからなぁ。ワイヤレスマウスも悪くはないんだけど、ここは確実にワイヤードを使いたいシチュエーションといえよう。

  週末にでも、大須にジャンク漁りに行ってこよう。運がよければ、100円くらいで入手できるだろう。

  おっと、重要なことを忘れていたッ!! イッペイに「壊しちゃダメじゃん!!」と怒られないように、オモチャを片付けておかないとッ!!



2013-06-17(Mon) X999S号、到着

  先日、突然にフィルムカメラを持ち出してきたきっかけは、このX100Sというカメラの購入だったりする。

  画像の説明

  最近は、シンプルな形状だったり、滑らかな形状だったり、ブラックだったり、レッドだったり……そんな現代的なカメラのデザインに真っ向から逆らうような、このトラディショナルすぎる「銀+黒」のデザイン。見かけを大昔のカメラにしたててあるだけで、中身は超近代的なデジタルカメラ。まさに、銀河鉄道「999号」のコンセプトそのままである。なんかの冗談みたいだ。

  さすがに10万超えは高すぎるので、かなり躊躇し、何度もX20かXF1で済まそうか悩んだが、シャッターと絞りが直接にダイヤルで設定できるデザイン、スプリットイメージ(っぽいもの)でマニュアルフォーカスできること、イメージセンサがAPSサイズであること、などの要素はどうしても捨てがたく、X100Sを選択せざるを得なかった。

  というか、オイラは本格的にカメラに興味を持つ前から「銀+黒」のデザインに強く引かれていたのだよな。カメラに対する原体験と言ってもいい。その後、職場の備品のX-700で邂逅。現在、所有しているFM2/T、F3/T、TC-1、フェイクライカ、すべて「銀+黒」だ。ブラックボディにはまったく興味がないといってもいい。

  で、撮ってみて、これは強烈だ、と思った。おそろしく色が深く、おそろしく解像度が高い。それまで気に入って使っていたRichoCaplioGX8のノイジーな画像とは比較にならない。清く正しく3:2というのもいい。ボケも存分に楽しめる。CCDの大きさのなせる業であろう。なんだか、自分の目よりも性能がいいのではないかと思える……そんな比較をすること自体、これまで想像すらしなかったが。まさに、記録を超え、記憶として保存しておきたくなる、撮っておけば安心、というクオリティだ。

  なお、このX100Sは、USBマスストレージクラスには対応していないので、これまで便利に使ってきた、自作の「photrans」スクリプトが利用できない。カメラ直結でなく、毎回SDカードを抜くのもテではあるが、かったるいなぁ……と、調べてみると、X100Sの対応する画像転送プロトコル「PTP」は標準化されている規格であり、Linuxからgphoto2ライブラリで利用できるとのこと。実際、コマンドラインからサクっと画像転送することに成功した。

  すかさず「photorans.ptp」を作成し、これまで使っていたGX8と同様に利用できる環境を整えた。ちなみにGX8では「オリジナル」と定義されていた画像転送方式だが、実はこれもPTPであることが判明した。実際、gphoto2でアクセスできる。それなら、両方ともPTPに統一しようか……と思ったら、どうもGX8のPTPにはバグがあるようで、動作がおかしい。結局、GX8はこれまでどおり「photorans」X100Sは新しい「photrans.ptp」と使い分けることになった。

  ちなみに「photrans」はCUIで、差分のみ自動的に画像転送するスクリプトで「年/月/日」のディレクトリ構成に配置してくれるもの。一応、スクリプトをここに公開しておく。

  しかし、正直、ブツ撮りが撮影用途の半分以上を占めるオイラには、X100Sはあまり適切ではないチョイスといえるし、中途半端にカメラが大きいとか、レンズキャップが面倒だとか思わなくもないが、この雰囲気の前には、そんなの仕方ないと思わせる魅力が本機にはある。

  これから存分に主力機として働いてもらうことにしよう。


2023-06-17(Sat) Factorioで衛星を打ち上げ、SwatterにREST APIを追加

  前回はロケットの打ち上げで完了とし、新たに始め、今回は53時間弱で打ち上げまで漕ぎ着け、さらに人工衛星も打ち上げた。

  画像の説明

  しかし、なんだこの「納得できない」感は。Factorioとプログラミングには似たところがあるが、この「納得できない」感はFactorio特有な気がする。心の中の問題なので、完全に説明のつくものではないが、理由は以下か。

  ・工場の配置の整然さに不満が残る

  ・列車による資源の運搬の整然さに不満が残る

  ・敵の処理の整然さに不満が残る

  ・サイエンスパックの製造速度に不満が残る

  特にゲーム内の「実績」には興味はないが、なにしろスムーズにクリアできていないという印象が原因なのだろう。それでも、前回のプレイの反省点を踏まえ、上記の項目のいずれも改善したのは確かなのだが。

  もっかいハナからやるかなー。

  などと、どっぷりとFactorioにハマりつつ、プログラミングにもみっちりと取り組み中だったりする。ldapコンテナ、ldapGUIコンテナ, ldap連携sambaコンテナ等に加え、長らく実用に供しているSwatter(こいつもldap連携対応)という在席表示システムにREST APIを組み込んでみたり。

  画像の説明

  「プログラマ35歳定年説」なんてのも聞くが、自分は小学生からプログラミングを欠かしたことがない人生だ。自分は職業プログラマではないが、こんな楽しいことはなかなかないと思うのだがなぁ。