SVX日記

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2004-06-22(Tue) LCDパネル完成

  つーわけで、昨日に引き続きLCDパネルの組み立て。

  昼休みは予定通り3端子レギュレータで電圧調整をする回路を設計した(オーソドックスなタイプだけど)。

  で、電源オン……て、アレ? 画質ってこんなモン? いくらなんでもこりゃヒドイ……という画質。モノクロと見まごうカラーという感じである。トップガンのDVDとか再生してみる、カラーテストにちょうどよい映像ソースがない……って、EDENでWindows立ち上げればいいのか。画面のデザインを開いてカラーピックアップダイアログを開いてみる。

  て、これ、赤の信号出てないやんか。原因を探る……とすぐに発見。赤の信号の回路の途中のチップ抵抗が立ってて断線状態です(^^;)。なんでこんなことになってるんだろ。チップ抵抗のハンダ付けって初めてだな……エイッっと、なんだかうまく修正できた模様。ほっ。

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  やたー。ソコソコの画像が出ました(なんか面白そうなモンが映ってますがそれについてはまた後日)。4,200円でコレだけ出れば十分ですわ。後はEDENの本体の方をセットアップして、車に載むだけ。うーむ、楽しみだわい。


2005-06-22(Wed) WARIKOMI成功

  ココ数日「イエローちゃん」のファームウェアを試作している。毎度のコトではあるが、こーゆー工程において、この日記が「絵的」にツマんなくなってしまうのは避けがたい。今回はチョロチョロとオシロの画面イメージを載せたりしているが、我ながらコソクな手だとイヤになる。絵がないとオモシロくないのは、ワカってんだけど、どーしよーもないのである。

  などといーわけしつつ、今日はボケッと映画を観て寝てしまった……正確には寝ながら映画を観たというべきか。その映画は「WATARIDORI」。カミさんが借りてきた映画なのだが、こいつがまたモノスゴい映像のオンパレードである。主に渡り鳥が長距離移動するシーンを撮影している「だけ」の映画なのだが、カメラの位置が近い。近いっていうか「編隊飛行する鳥の中の一匹の視点」そのものである。

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  映画そのものは、特にストーリーがあるワケでもなく退屈で、7割くらいは寝てしまっていた。しかし、残りの3割は驚きまくっていた。そんなフザけた観方をしているオイラに何かを語る資格はないのかもしれないが、間違いなく「鳥」は美しく魅力的な生き物である。以前にも書いたがオイラは来世では鳥に生まれ変わりたいと思っている。自分の翼で好きなように空を飛び回りたいのだ。そのためには口がトンガっていても、目が黒目ばかりでも、やたらトイレが近くても構わないと思っている。

  そんなコトを考えつつ、サッサと22時に寝てしまったので、無駄に早く目が覚めてしまう。まだ5時過ぎではないか。二度寝しようにも、実は2時半にも一度起きてしまっているので、二度寝は絶対に不可能なのである(?)。仕方なく起きる……が、起きてもするコトがない……いや、ある。「イエローちゃん」のファームのプログラミングを進捗しよう。まさに、起き抜けプログラミング。昔、小学校の頃に先生に「夏休みの宿題は朝の涼しいうちにやってしまいましょう」なんて言われたなぁ。あれから20年以上経つけど、やっとデキるようになったよ、先生ッ!!

  余談はともかく、今朝は1ms間隔で呼び出される割り込みルーチン内で、イベントフラグを立てるようにし、メインルーチン内でセンサを適切にスイッチングする処理を追加してみた。一昨日にも書いたが、今回用いるガスセンサは省電力仕様のためか、連続的に電源を与えると破壊してしまう仕様なのだ。ヒータには8ms/250msの時間だけ1.6Vを作用、センサ抵抗には5ms/250msの時間だけ3Vを作用。これが掟なのである。

  オシロでスイッチングの状況を確認する。水色のラインがヒータ用のI/Oポート、緑色のラインがセンサ用のI/Oポートの挙動である。例によって便宜上、同じ画面上に2本のラインを重ね合わせてあるが、時間的な相関があるワケではない。処理的には、割り込みの都度カウントアップし0〜255の値をループする内部カウンタの、0〜7でヒータON、128〜131でセンサONというコトになっている。

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  実測によれば、ヒータONが8.5ms、センサONが4.3msという結果が得られた。理論値なら各8.2ms、4.1msなので、ほぼ意図したスイッチングがデキているといえよう。大成功である。さて、シャワーを浴びて、朝飯を食って、仕事に行くとしよう。フルラン・ザラ、出勤するッ!!


2009-06-22(Mon) パドル動作、しかし……

  パドルコントローラの製作も大詰め。ジャンクマウスの回転検出部を取り外し、製作基板に移設した。

  ヒトクチに移設すると言っても、足の長さが足りなくて延長しなければならないし、おそらくはそれなりにシビアな位置精度でセンサを配置する必要があるだろう。

  どうにか、センサ側の3本の足と、投光LED側の2本の足をすべて継ぎ足して、それなりの位置にセンサを配置する。さらに、太めのスズメッキ線を針金代わりにし、反対側の軸受けを整形する。非常にプアに見えるが、これだけ軽量な部品の、しかも中心を保持するだけだから、意外とどうにかなる印象だ。

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  回路的には、これで完成。ドキドキしながら、PCのUSB端子に接続し、恐る恐る、軸を回転させてみる……動かん!? いや、動くッ!! 想像通り、センサの位置はかなりシビアなようだ。基板をマシ締めし、センサと軸受けの位置を微調整する……おぉッ!! スムーズに左右に動くようになったッ!! ちょうど、180度の回転で、1024ドットの移動をカバーできるくらいの感度である。デキスギだッ!!

  んが、本体に取り付け、ネジ止めすると、どうにも不調。一定の角度で、ギアがジャムっぽくなってしまう。明らかに、ゲームのプレイには支障が出そうな操作感だ。

  やはり、主軸の取り付け精度がイマイチなせいで、ギアが微妙に上下左右にフラつくのが原因と思われる。もうひとつ、ロータリーエンコーダを出してきて、主軸の取り付けをやりなおすとするか。とほほ。


2010-06-22(Tue) 二十四の端子

  思い悩んだ挙げ句、思い切って24まで行ってしまうことにした。要するに、NETGEARのJGS524v2のお買い上げというワケである。

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  しかし、こういう類の機器を購入するたび、毎度のように思い出すのが、X1用のFM音源ボードCZ-8BS1(23,800円)、X1用の5インチフロッピーディスクユニットCZ-503F(49,800円)、X68000ACE-HD用の1MB増設メモリCZ-6BE1A(38,000円)などである。それに比べて、激烈に安い。想像を絶する安さになったもんだよなぁ、と。

  ……などと、久々にOh!Xを読み返していたら、X68000用のLANボードCZ-6BL1(268,000円)が目に入っ……なっ、にっ、にじゅうろくまんはっせんえんッ!? ……へぇ、10BASE5なんですか、そうですか。

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  まぁ、安くなったのは嬉しいこととはいえ、ホント、このテの機器は、もう少しくらい高くてもバチは当たらないんじゃないかと思いますワ。マジで。なんだかね、フロッピーの1ドライブも買えずに悶々としていたあの頃が思い出されてサァ、オイラ悔しくなってきてサァ、目から水が出てくるのサァ……うるるる。


2017-06-22(Thu) ようやくS+昇格

  本格的にスプラトゥーンを初めて、1年半弱。ようやくウデマエS+に到達した。ウデマエSになったのが昨年の5月。1年以上もかかった。

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  得物はほぼ一貫してハイドラントカスタム。当初はヒト速特化型から、途中、攻撃力、インク回復、ヒト速バランス型に変更した。

  ずっと、毎晩2時間くらいプレイしていたのだが、ここ1ヶ月くらい、ちょっとテンションが下がってきて、ややあきらめかけていたところなので、昇格できたのが不思議なくらいだった。

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  今晩のステージは、ショッツルとモンガラのエリア。ショッツルはかなり得意なステージ。S78からスタートして、5k3d勝で82、4k2d勝で86、10k5d負で80ときた。味方全員ひどいキルレで、10k5dなのに負けかよ、と、初めて食らった-6を苦く受け止め……このパターンは、ヘボ味方を押し付けられる流れかも……と思ってヤメようかと思いつつも、もう少し続けたところ、9k3d勝で84、4k4d勝で88ときた。おぉ?

  3連勝したら昇格だが、そうそうウマくいくわけがないしな、と引き気味の気持ちで、9k4d勝で92、3k3d勝で96ときた。え? マジ? しかし、昇格戦には鬼が潜むというし……えぇい、やってまえ!!

  今晩はモンガラは1度だけで、昇格戦もショッツル。あ、あれ? 味方ムチャ強い。後ろから牽制するくらいしか、仕事がない……これ、何もしなくてもイケるのでは? ……時間を余らせてノックアウト……あ、上がってしまった……1k1d勝で……こんなにあっけなく?

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  今晩は終了。総プレイ時間は800時間弱。といっても、3回くらいサブアカ作って少し遊んでいたこともあり、実質的には800時間は超えているかも。800時間か。間違いなく、これまでのゲームの中でダントツのプレイ時間だが、この時間は、有意義だったのか、無駄だったのか?

  まぁ、有意義ではないだろうが、いろいろな「気付き」が得られたことに違いはない。

  まず、自分が決して上手いプレイヤではないということ。マルチプレイヤのゲームは、ひとりで遊ぶゲームとは違い、容易に酔わせてくれない。ネットを見ていると、S+昇格に800時間もかかっている人は、あまり見ない。歳を取って、反射神経が落ちているのも多分にあるだろうけど。

  確率は偏るのが普通ということ。意図的な要素がゼロではないだろうが、苦手なステージばかり続いたり、ヘボ味方ばかり続いたり、チャージャーばかり集まったり。んが、考えれば、8人でマッチングしているのだから、自分だけマークされているワケもなく、偶然の要素が強いのだろうと思う。そして、これは、実際の人生にも起きうると気付けたことは、有意義だった。

  4人の場合、1人がヘボだと、ほぼ勝てない。5000試合以上していて、4対3で勝ったことは、数回しかなかった。これも、実際の人生にも起きうることで、1人のヘボをフォローするには、3人ではぜんぜん足りないということだ。これも有意義な気付きといえよう。

  そして、似たような作業でも、ひたすら繰り返せば、徐々にでも腕前は上がっていくということ。明らかなことは言えないし、その自覚もないが、間違いなく、今回の結果はそれを示しているのだと思える。これもかなり有意義な気付きといえよう。

  さて、800時間もかけて得た気付きとしては、有意義だったとは言えないかもしれないが、他に何をして得られる気付きということを事前に知ることもできないわけなので、それでなんとなく納得しておこう。

  スプラトゥーン2発売まで1ヶ月を切っての昇格で、喜ばしくもあるが、S+の道のりはまだ続いている。しかし、何となく、甲子園出場を果たして、夢を叶えてしまった球児のような気分になってしまったのも確かだ。

  うーむ、感慨深い……。


2024-06-22(Sat) 脳の疲れを癒すいくつかの方法

  これが普通だとも思わないのだが、なんだかヤルこと満載である。仕事もあるが、主に遊び。いや、両者が混じっているものが多いかな。

  なので、遊んでいるヒマがない……あれ? 遊ぶこと満載で遊んでいるヒマがない? なんかおかしな状態だが、なにしろ最近は生き急ぐかのように何かに取り組んでいる。

  実はロードスターでのドライブは心を空にする手段のひとつかもしれない。ボーっとするためだといえば、運転に集中しろ、と怒られるかも知れないが、それは違う。運転に集中することがボーッとすることなのだ。小脳の運転マクロをフル活用しつつ、運転以外のことを何も考えない状態。運転の操作は最小、効率は最大。詰め将棋ならぬ詰め運転。人馬一体。タルケン化だ。スマホイジりしてて信号で後の車を堰き止めたり、前の人を30cmに圧縮してしまうようなヨソゴトクソ運転では決してない。

  しかし、家でPCの前に座っていてもマジックポイントがゼロになってしまう時があるのだ。どうにも何も考えたくない。そんな時は宿屋で回復するのが常套なのだが、生憎とまだ夕方だ。そんな時はゲームをする。ゲームと言っても、ドルアーガとかスパルタンXとかアルゴスの戦士とかブラックドラゴンとかはダメだ。ガンバる必要があるのにガンバれずに頓死して心労の度を深くしてしまう。いや、グラディウスくらいまで杵柄ってると、もう小脳だけでクリアしてしまうから話は別だけれども。

  そんな時、最近は「Vampire Survivors」である。任天堂スイッチのヤツ。このゲームは、ブログ記事かなんかで絶賛されていて買ってみたものなのだが、実に頭を使わない。敵の少ない方に進むだけ。本当に何も考えずにできるので、脳の疲れが癒せるのだ。実際、居眠り半分でクリアしたこともあるくらいだ。このゲームを好きな人には悪いけど、単に時間を無駄にするのにうってつけなのだ。ハッキリ言ってクッソつまらん。プレイする価値は一切ない。要するにパチンコっぽいゲームデザインなのだ。そこに「闘い」がない。そういうのが好きな層には面白いのだろうね。

  でも、今日は時間を無駄にしたい気分でもないんだよな。というわけで、体験版のゲームでもして時間を潰すか、とeショップに入ってみた。で、そこで偶然に見つけた「INSIDE」というゲーム。デモ動画を観ると面白そう。しかも230円。だいぶ前に遊んだ「FORMA.8」に雰囲気が似ているな。つうか、この雰囲気のゲームは少なくないけどね、最近。

  んが、ヤリだすとムッチャ好みだった。止まらない。晩飯で中断したが、一気にエンディングまで。ほとんどの謎は軽く、全部ノーヒントで行けた。オレスゲーというよりは、そうプレイヤに感じさせるレベルに調整した開発がスゲーと思う。終盤にはカタストロフィ的な展開がありカタルシスも感じさせてくれる。よくわからんが、その程度がまたイイ。そして最後はどこかでデビルマン(断言)。

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  数箇所を除いて、ほぼ眼前の状態だけがヒントのパズルなので、もう少しアッチャコッチャしたかった気もするが、その謎の軽さこそが、今のマジックポイントがゼロの自分の精神状態にピッタリだったようにも思える。しかも、エンディングまでのプレイ時間も絶妙すぎだぜよ。

  終わった後はネットでヒトリ感想戦。これがまた楽しい。そしてそれが恐ろしく以前(2016年)に作られたゲームだと知って驚き、さらに似たような前作「LIMBO」がある事も知る。こっちもセール。今日までやん。240円と10円高いが、とりあえずポチっとこう。

  では、早速プレイ……したりはしないんだな。再びマジックポイントがゼロになった時のために取っておくのである。急がないのだ。大人なのでねw。