SVX日記

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2004-07-24(Sat) 車載&使用感

  今日はとうとう車載の日である。ほぼ一ヶ月の間、毎日のように何らかの作業を行ってきた。思えば遠くへ来たもんだ、てなもんである。自宅で念入りに最終チェック。起動後、ジュークボックスアプリやプロアトラスの自動起動を確認、ディスプレイの画質の最終調整、Keiboardのみで快適に操作ができることを再確認。よし!! SVXにイザ搭載である。

  トランクを開け、DC-DC電源回路の実車搭載テストである。フィルムケースを利用したコネクタボックスへ、SVX側のCDチェンジャ用の電源ジャックを接続、確認、バッチリ。DC-DC電源回路からピンヘッダを外し、テスターを装着。キーをアクセサリへ。これで12Vが出れば……て、あれ? 出ない……。……あ。……れ?

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  どひゃー、確かに確認しなかったけど、電気きてませんか……そうですか。なんで、この状態で電気がきてないなどというオチがあるかなぁ……はぁ、突然、日差しの強さが倍になったような気がするけど、気のせいなんかなぁ……。あづいぃ……。いーよ、この際。今日はカミさんとカミさんの友達と3人で映画を観に行く予定だし、とりあえず、でいいから動かそう。というわけで、12V-100VコンバータとACアダプタを利用して、暫定運用だ。

  ところが、暫定運用だが、いままでとはチャウのである。画質も合格レベル。ナビも動作。ジュークボックスも絶好調。がははは、初めてのナビなのであるが、こりゃ便利。ナビの地図は回転しないし、自動ルート検索もないのだが、美しい地図の上に自車のポイントが出力されて、近くに何があるのかわかれば、私にとってはコレで十分なのである。それより、市販のナビより、動作は機敏でスクロールが滑らか。詳細と広域の切り替えのタイムラグがないのは気持ちいいことこの上ない。ジュークボックスも最高である。画面にジャケット写真と演奏中の曲名が表示されるのは思いのほか便利。フツーにアルバム聴いていると、意外と曲と曲名は一致しないものなのだが、これがあればすぐ確認できるのである。心配していたノイズもさほど乗ってない。

  Keiboardの使い勝手もなかなかのものである。映画館までの移動中、伊豆諸島の話題が出たのだが、ササッと地図を移動させ、島の配置や島の概要を得ることができた。Keiboardのトラックポイントはさほどデキがよくないが、一般的なカーナビの方向レバーに比べれば月とすっぽんである。さっとルーラーを出して島の大きさの概要を知ることもできるのは、地図ソフトならではである。

  と、いうわけで、概ね想像以上に大満足であった。ただし、完全に改善点がないわけでもない。まずは、シャットダウン時にすんなり終了しないことがあること。これはわかっていたのだが、症状が出ないこともある。原因は自作ジュークボックスアプリっぽいのだが、シャットダウンスクリプトを作ることで対応できそう。cygwinにもshutdownというのがあったような気がするので、それを利用できればなおよし。それから、原因は不明だが、ディスプレイがほんの少しチラチラすることがあった。原因は不明だが、渋滞に巻き込まれているときに症状が出がちであった……ような気もするが、ディスプレイを見ているときは渋滞の時が多かったからなぁ。電圧低下とも思えなくもないが、まぁ実害があるほどでもないので、これは無視でいいかな。ほかに小さなことだと、GPSを開始するのにメニュー操作が必要なこと。これは窓使いの憂鬱で一発キーを設ければ解決。ナビの自作ルートが見づらい。これは色を調整するればよいだろう。それ以外には……もう、ないなぁ。それほどに支障がない。うむうむ。

  あとはDC-DCさえ動けば完璧だ。これはまだ原因を調査していない。なにせ、自分で引いた線ではないので、現在どこにつながっているのかわからない。しかし、CDチェンジャが設置されている以上、つながっていないとも考えにくいなぁ……もしかして、ヒューズか!? ヒューズだと楽なんだがなぁ。

  と、いうわけで、明日はオフ会の会場で原因調査……かなぁ。


2005-07-24(Sun) 御在所でカメラについて考える

  さて、ココんトコ、実家でホゲホゲしておるし、たまにはオヤジと出かけるのもよいかと思い、ふたりで御在所岳にでも登山に行くことにする。

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  本来ならオイラのSVXでビューンと行きたいトコロではあるが、SVXは埼玉の某所で車検中である。だからといって、代車で行く理由はどこにもないので、オヤジの運転するVitsで山に向かう。大人がふたり乗って、エアコンつけたら、スピードが出ないコトこの上ない。高速道路が高速道路になっていない。

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  山に近づくにつれ、霧はどんどん深くなる。面白いくらいに深くなる。こんなんで山に登って遭難しないか? ま、遭難するほどの山とも思えないが。とりあえずふたりで登り始める。

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  この山は妙に岩石質な山である。土の場所もあるにはあるが、巨石が積み上がっていて、ロッククライミングみたいなトコロもある。花崗岩質のトコロもあったな。非常に脆くて、蹴ると欠けて飛び、指で石が剥がすコトもできる。うー、昔は地質もちょっと仕事だったのだけれど、こっちの石には興味ないなぁ。

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  で、1時間強くらいで、登頂。汗だくでハァハァいっていると、向かいからとても登山してきたとは思えない女の子たちの笑い声が!! それもそのハズ、この山はリフトで頂上までスンナリと来れる、観光用の山なのだ。ちっ。

  頂上では、オタクっぽいニイちゃんが、巨大なデジカメをヒョロヒョロの三脚に乗せ、自分記念撮影をしていた。ついでなので、オヤジとふたりで写真に写ろうと、ニイちゃんにカメラを渡して撮影を頼む。はい、サンキュ。

  で、別にどーでもイイコトだし、このニイちゃんに限ったコトではないのだが、なんでカメラを渡して撮影を頼むときは、決まって「ココ、コレを押すだけです」なんて頼むのだろうか。カメラのシャッターボタンなんて、どーしたって一目瞭然である。ボタンだらけの高級一眼レフだって、シャッターボタンがどれかくらい、オバチャンでもわかる。よって今後、オイラが撮影を頼むときは「じゃ、お願いします」だけにすることを宣言する。頼まれる方も「はい、わかりました」とだけ返事するように。決して「ココのコレを押せばイイんですね」などと確認しないように。勝手ながら、強くお願いさせていただく。以上(?)。

  しかし、オヤジとふたり、デジカメを1台ずつ持ってきて、互いに撮り合っているあたり、非常にアレゲな親子である。フツー、一緒に出かけるなら、カメラは一台で十分なハズなのに。そればかりか、互いにデジカメをひととおり自慢したりもするのだ。オカシイ……オカシイよ、オレたちッ!!

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  さて、すぐに下山するのもなんなので、リフトに乗ってみた。リフトの到着した先には休憩所が。そりゃ、休憩する。ビール呑む。タコヤキまで食ってしまう。しあわせ。

  うわ。なんか、なんの主張もない、面白くもない日記になってしもた!! んが、帰りにオイラの趣味である「鉄塔観察」を行ったので、明日はそれを披露しよう。んじゃ。


2011-07-24(Sun) SVX車検へ

  2年前は、仕方なく近所のスバルで車検を受けたが、前回の故障した際に気分の悪くなる対応を受けたこともあり、今回はキチンと整備してもらおうとK-STAFFさんに持っておくことにした。

  わざわざ車検のために名古屋から川越まで車を運ぶというのも酔狂だが、高速が千円なら、と、実は、かなり前から、ETCも用意し、計画を練っていたものだ。しかし、震災で高速千円が中断されるというハプニングがあり、正直少々迷ったりもしたが、カミさんの帰省と予定がぶつかったため、採算が合いそうなので決行と相成った。

  道中、車内がややゴーゴーとうるさいことに気づいた。SVXは、リアのベアリングがすぐにイカれると聞くがコレかな、と思いつつ、ややのんびり目に川越に向かう。14時頃、川越駅前のK-STAFFに到着。なんだか、店はSVXだらけだ。

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  事務所の中には、話し好きのおじさんがひとり……って、後から名刺をもらって驚いた。目の前の人物こそが有名な社長じゃないのよ。そのまま、お茶をごちそうになりつつ、SVXの素晴らしさについて、語ってもらってしまった。全国からSVXが持ってこられるから、このところ台数が増えて仕方ないとか、時速ウンキロでかっ飛ばした場合、これほど安定して乗れる車はないとか。後者の話は、特にカミさんにウケてた。

  SVXを預けて、川越駅へ。カミさんとイッペイは電車で実家へ。オイラは電車で秋葉へ向かう。川越からは、思ったより時間がかかった。16:20頃に秋葉着。

  うーむ、以前より歩哨のメイドの数が増えている気がする。オイラはハードオタクなので、ガン無視して秋月へ。あー、しばらくぶりだぁ。パーツをガンガンとザルに放り込む。会計したら1万を超えてた。あはは。

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  今日は予定より時間が押している。帰りの新幹線の都合で、18時前後には山手線に乗らないといけない。千石はチラッと覗いただけ、日米商事で安いACコンデンサをゲットして喜びつつも、トライアミューズメントタワーではレゲーを眺めるだけに……くー、もったいねぇ、ひさびさの秋葉なのに不完全燃焼じゃ。ラジオセンターを抜けて、そそくさと東京へ。ぷらっとこだまのグリーンで帰宅。

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  今度はもう少し時間を取れるように計画しなくては。


2021-07-24(Sat) 日本が誇るゲーム文化 in 東京オリンピック……?

  決して批判ではないのだが。

  東京オリンピックの開会式、選手入場時のBGMにゲームミュージックが起用されている、ということで、慌ててググると、なんと曲目にグラディウスが入っている。

  >「01 ACT I-1」グラディウス(Nemesis)

  しかし、聞いたことのない曲目だな……空中戦の曲? 火山の曲? 確か、それぞれ後づけで「Beginning Of The History」と「Chanllenger 1985」という名前が付けられていた気がするが……でも、聴いてみたい。慌ててテレビを点けてみる。

  自分はアーケード中心で、コンシューマのゲームには疎いし、最近はあまりゲームミュージックを追っていないので、流れている曲を聴いてもピンとこない状況が続く……ん? あ! キタコレ! ん? これは……「GRADIUS II」のタイトルデモの曲だ! おぉ、ピッタリくるな、コレは! しかし、グラディウスじゃなくて、グラディウスIIの曲じゃないか……。

  で、いろいろと疑問が浮かびつつ、いろいろとググり始めると、概ねのネット民の「日本の誇るゲーム文化だ!」などというお祭りムードに反比例するように、気持ちが冷めてくる自分がいたのである。

  まず、この件に対する各作曲者のツイートだ。「GRADIUS II」の古川もとあき氏を含め「聴いてたら、自分の曲が流れてきた!」などと「知らなかった」という雰囲気のツイートが続出している。これ、ゲームミュージックでなく歌謡曲だったら、作曲者が知らないところで、国際的イベントに曲が使われるなんてありえないことではないのか?

  それと「01 ACT I-1」の意味が判明した。グラディウス系の音楽をクラシックアレンジしたアルバムに「Gradius in Classic I/II」というものがあり、その1枚目の中の先頭の曲目が「ACT I-1」であった。そういうことかよ……それは曲名じゃねぇだろ。

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  それとは別に「グラディウス(Nemesis)」って何だよ。「NEMESIS」は主に海外版の初代グラディウスのタイトルであって「GRADIUS II」の海外版のタイトルは「VULCAN VENTURE」だ。「Nemesis」なワケがない。完全な誤りである。

  ニュース記事に出てくる曲名のリストは、どこのニュース記事でも同じで、要するに、どこかのニュースソースが出したものをそのまま出しているから、そういうことになってるわけだ。これも、ゲームミュージックでなく映画音楽だったら、題名も曲名も誤っているなんてありえないことではないか?

  昔からゲームミュージックは、利用に関する権利関係がユルいせいか、テレビ番組のBGMに使われる機会が少なくない。そういう流れも加味すると、どうも今回の選曲は「権利処理がラクだし、有名ドコロから何曲か。それと、行進のイメージに合う曲を、このCD群の中から適当に選んどいて」という指向で、それほどゲームミュージックに詳しくない人物によって選曲されたように思えてしまう。それならば、割とマイナー目のゲームからマイナー目の曲が起用されていることにも説明がつく。

  というわけで、始祖である「VIDEO GAME MUSIC」や「KONAMI GAME MUSIC VOL.1」から、VGMを愛してきた自分にとっては「ちょっと愛が足りないんじゃねぇの?」という見方にならざるをえないのであった。「足りないのはちょっと」なので、決して批判ではないのだが。

  きっと作曲者も、表には出さないものの、ちょっとホロ苦い気持ちを噛み潰しているのではないかなぁ。