SVX日記

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2004-09-13(Mon) アナログメータ一応完成

  なんだかんだいって、一向に完成しない「PC接続アナログメータ」。いつになったら完成するのか? いいかげん進捗がないと恥ずかしいのだが。正直に言うと……

  「ハマってたんだよッ!!」

  ……と、おもわず逆上してしまったが、そーなのである。通信がサッパリうまくいかったのだ。言い訳をするわけではないが、例の232C切り替え器に問題があったり、問題を解消しても直接接続するのに比べて若干電圧が落ちることを発見したり、気がつけば接続するピンフレームを逆に挿してたり、それでレギュレータやPICにダメージを負ったのではと勘ぐったり……なにしろ、うさんくさい事項ばかりが噴出した結果、うまくいかない原因がどこにあるのかわからなくなっていたのである。

  結局、コネくり回したPICのファームをこれ以上コネくり回すのをヤメて、昔動かしたファームを引っ張り出して最小限の変更を加えたらアッサリ動くようになった。はぁ……今回の製作は終始「戻すと」解決している感じがするなぁ。とほほーん。

  というわけで、やっとこさPC側からの出力によりアナログメータの針を好きな場所に動かすことができるようになった。明日からは温度計を取り付けて、PC側に温度を入力できるようにしていく予定だ。


2010-09-13(Mon) WebCam悠久の復活

  引っ越し作業は終わったものの、片付け以外にもやることはヤマほどある……などというと、イヤイヤな印象にも聞こえるが、どっこい、そうじゃない。家にまつわるDIYが「ヤマほど楽しめる」という状況なのであるッ!!

  まずは、テレビのアンテナだ。地上デジタルと衛星デジタル。いずれも、アンテナ工事は依頼していない。地上デジタルに関しては、通常の八木タイプでなく、見た目スッキリなタイプを購入する予定だし、衛星デジタルに関しては引っ越しに伴い2年間寝かせておいたアンテナを復活させる予定だ。そのため、しかるべき場所にアンテナ線が出してあり、小屋裏を経由、リビングまで曳いてある。

  ただ、ここに小さな問題がある。リビングのテレビ設置位置とアンテナの取り付け位置が極めて離れているのである。まぁ、問題というか、通常ならそんなのは「てりめぇ」であり、通常はカミさんとのVoAP(ボイスオーバエアプロトコル……声掛け)通信等により調整をするものであり、それで十分なのであるが、私は自分の目でレベルを確認しながらアンテナの向きを調整したいのである。いや、調整しなくてはならないのである。そうでなくては「その筋」ではないのである。

  要するに遠隔地に映像配信ができればよいので、その方法は無数にあるが、ここは長いRCAケーブルではなく、PCを使うべきだろう。手持ちで使えるアイテムは……ロクに使わずに死蔵していたUSBのWebカメラだ。いやなに、引っ越しのゴタゴタの最中に「俺を使えよッ!!」みたいな顔をして登場されたんだから仕方ない。

  数年前にLinuxマシンに挿したことがあったような気がしつつ、その時はウンともスンともいわんかったような気がしつつ、ダメモトで挿してみる……なんと、認識されるではないかッ!!

Sep 13 23:09:15 zakato kernel: usb 3-1: new full speed USB device using uhci_hcd and address 2
Sep 13 23:09:15 zakato kernel: usb 3-1: New USB device found, idVendor=0923, idProduct=010f
Sep 13 23:09:15 zakato kernel: usb 3-1: New USB device strings: Mfr=0, Product=0, SerialNumber=0
Sep 13 23:09:15 zakato kernel: usb 3-1: configuration #1 chosen from 1 choice
Sep 13 23:09:15 zakato kernel: Linux video capture interface: v2.00
Sep 13 23:09:15 zakato kernel: gspca: main v2.6.0 registered
Sep 13 23:09:15 zakato kernel: gspca: probing 0923:010f
Sep 13 23:09:15 zakato kernel: gspca: probe ok
Sep 13 23:09:15 zakato kernel: usbcore: registered new interface driver tv8532
Sep 13 23:09:15 zakato kernel: tv8532: registered
Sep 13 23:09:15 zakato hald-probe-video4linux: [5833]: 23:09:15.768 [D] probe-video4linux.c:76: Doing probe-video4linux for /dev/video0 (udi=/org/freedesktop/Hal/devices/temp/234)

  改めて製品仕様を調べると、これは「Che-ez! webbie」というヤツで発売は2002年の6月だ。確かに購入したのはそんな頃だった気がする。なんと、8年くらい寝てた計算になるが、その間に発売元であるNHJは既にツブれてしまっている。

  さて、認識されたらアプリを探さないとな。「yum search webcam」したら「camorama」というのが引っかかった。すかさず「yum install camorama」して起動してみる。ちいさな画面が出てくる。ギャラクシアンのバックの星みたいな感じ。設定画面か……? って、これ、リアルタイム映像かよッ!! セルが死んでるのか……色もすんげぇ悪いんですけど。

  画像の説明 画像の説明

  ま、それはそうと、このウィンドウを出した状態でVNCを使えば、リビングのテレビに出力中のアンテナレベルを、アンテナ近傍で確認することができるという寸法だ。

  というわけで、実際のアンテナ調整にまつわるアレコレは、また別のお話なのでございます。どっとはらい。


2011-09-13(Tue) 続・5歳からのグランツーリスモ

  ちょっと前、仕事から帰るなり、ガキに「免許とったよー!!」と報告された。「GTRも買ったよ」などというが、どうせGTS-4と間違えているのだろうなと思いつつ、国内B級ならまだしも、ホンマに独力で国内A級が取れたのかいな、と見てやると……国内A級はカラッポで……ガレージにGTS-4もない……どうやら、セーブを忘れたようだ。

  「あー、セーブするのを忘れたんじゃないの?」と後ろを振り返ると……ガキがいない。探すと、洗面の陰でぷるぷるしている……努力がパーになったのが、よほどクヤしかったようだ。

  その後、しばらく「もう一度、挑戦しなよ」と勧めたのだが、なかなか手を出さない。やはり、国内A級を取ったというのは、なんかの間違だったのかも、と思っていた矢先……

  画像の説明

  ……目の前でホンマに取りおった。完全に独力で。感心したわ。成長した(?)なぁ。

  そのまま中古車を見に行ったら、シルバーのSVXが出ていた。思わず、2台目のSVXを購入してしまう。いいのだ。別に意味が無くても。SVXに乗りたくて、わざわざグランツーリスモ2を買ったのだから。

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  これを機に、FF、FR、MR、RR、4WDなどの駆動方式について説明してやる。そういうオイラがそれを知ったのはハタチ前だったけども……。


2014-09-13(Sat) rakipicをPIC18F2420に対応

  艦これから手が離れたので、工作ができるようになった。

  以前から、手元にはあったものの使えていなかった、PIC18F2420の開発体制を整える。

  Linux用の秋月PICライタ「rakipic」の対応版を作りつつ、sdccでLEDを点滅させるサンプルコードを書く。

  なんだかんだいって、このLEDの点滅までが長いんだよな。

  <10/5追記>実はロクに動かなかったので、大幅に修正。


2015-09-13(Sun) 夏にMAJO

  始まる前から気になっていたのだが、名古屋市博物館で開催している「魔女の秘密展」を、ようやく観てきた。

  画像の説明

  こういう展覧会には、それほど興味がない方なのだが、以前、熱心に「魔法少女研究」をしていたことと、ダーク系な歴史に惹かれるホラー好きであることから、今回ばっかりは出撃するのである。ホントは井沢元彦氏の講演も聴講したかったくらいなのだが、申し込みそこね、結局ズルズルと開催後半になって向かうという体たらくではあるのだが。

  ひとり自転車で名古屋市博物館へ……と、いきなり入口付近にビジュアル系の数人のお姉様方が……そうか、魔女か。魔女はヘビメタ(?)と親和性が高いのね。

  1300円という意外なほど高価なチケットを購入して中へ。そして、これまでなら徹底的にスルーしているはずの520円の音声解説の機器まで借りてしまう。楽しい白猫コースと、ちょっと怖い黒猫コースの2種類があるということなので、黒猫を選択。白猫はハートの弱い人用? ホントは両方とも借りたかったくらいなのだが。

  しかし、開催期間も後半だというのに、恐ろしいほどの混雑! みんな魔女好きなの? もしかして対象が魔女だけに魔法で集められちゃってんじゃないの? 各展示物を眺めるのに並んで待つほどの大混雑だ。まぁ、じっくり観られるという利点もあったが。

  主におどろおどろしさに惹かれて観にきて、拷問系の器具の実物とかを眺められて、十分に面白かったのだが、ひとつ意外な見解が得られたのは成果だった。

  というのも、魔女狩りの原因のひとつが、印刷技術の発展による情報の流通の拡大にあった、という展示だ。

  魔女は周囲からの告発により魔女裁判にかけられ、処刑されるパターンが多かったのだが、告発の原動力は、戦争や不作、病気など生活の中のストレスを魔女のせいにしたがった民衆の気持ちにあったらしい。それを加速したのが、よくないニュースを迅速かつ広範囲に伝える印刷物、新聞ということらしいのだ。

  さらに、魔女の概念、見分け方、罰し方の解説本が出版されたことが拍車をかけた。なるほどね。印刷、出版され活字になった文書の信憑性は増す、という効果が、現代以上に大きかったことは想像に難くない。これまで、魔女狩りの悲劇は、愚かな権力者による先導により引き起こされたと思っていたので、この事実は目からウロコだった。

  そして、現代。特に最近になって頻繁に起きている、ある種の事件に類似する部分が大きいことに気づくのだ。東京オリンピックのエンブレム問題、および、それ以前にも度々あったトレス疑惑問題だ。

  インターネット通信技術の発展による情報の流通の拡大と、生活の中のストレスを吐き出したい民衆が、インターネット経由で広範囲に告発しまくることで特定の個人をリンチにかける。自白を強要され、自白がなければ拷問。自白があれば処刑、自白がなくても処刑。これを魔女狩りといわずしてなんといおうか。

  個人的には、これまでのところ上記の対象となった各人に同情の余地があるとも思わないけれども、結果として超法規的に罰せられ、個人が民衆に蹂躙されている構図であることには違いはないと感じる。著作に関する権利って、基本的には親告罪であり、第三者による告発は無効なはずなのだけれど。

  つまり、自分を正義と思い込んで大騒ぎする愚民は、中世から変わらず、現代にも存在するということだ……ったく、スルー力が足りんぞ。うっかり魔女狩りの対象になることのないよう、また、気がつけば魔女狩りに加わっていたりすることのないよう、気をつけないとな。

  などと思いながら、すべての展示を見終わった。最後に日本における魔女、マンガやアニメに出てくる魔女、なんて展示もあったのが、堅苦しさを解消していて小粋だと思えた。残念ながら、私の研究対象である魔法少女は扱われていなかったが。

  と、家に帰り、音声解説を聴くときに利用した紙をシゲシゲと眺めてみた。ペン型のプレーヤーの先端で、紙の番号をポイントすると音声解説が流れる、という仕組みだったのだが、いったいどのような技術に拠るものなのか不思議に思っていたのだ。

  画像の説明

  もちろん、魔法であるわけがないとは思っていたが……これオイラの好きなアノト技術じゃん! ルーペで見たら、大きな番号の周囲の「網掛け」が微細なパターンを形作っていた。すると、最初に白猫コースと両方をお願いした場合には、余分に紙だけもらうことになったわけなのだな。そういえば、会場にいたふたりの女子が、互いに紙を突っつき合っていた気がする。むー、なんとなく仕組みがDLCを想像させてイヤん。


2024-09-13(Fri) 「こんなんなったら、『いっき』じゃ!。」

  運動習慣が付く前はヒョロだったので、際限なく白米の量を減らして収支を調整し、一時期は寿司一貫分くらいしか食わない日々だった。

  ところが、筋トレとジョギングを始めて運動習慣が付いてからは、食っても容易には太らなくなったので、ドンブリメシを食えるようになった。50代からの食べ盛り。ウソのようだがホントの話。むしろそのくらい食わないとドンドン体重が落ちてしまう。見た目カッコイイ体を目指して始めた運動ではあるが、ストレスなくドンブリメシをカッ食らえるのも運動を継続する大きな理由だ。

  ジョギングの後のメシとビールのなんとウマいこと。運動すると食欲が増して太っちゃう、なんてウソだ。ちゃんと運動を続ける限り食欲は増すけど太れません。

  が、ここにきて、なぜか米が売っていない。こうなるとすぐに「政府の無策がぁ〜」と日本政府政治依存症患者が騒ぎ出すが、どうせ原因はマスゴミの流言に惑わされた市民の「買いすぎ」だろう。交通量が設計の10%増で大渋滞になるのと同じく、需要が予測の10%増で大欠品になるのだ(たぶん)。

  なぜかウチはいま「ジャスミン米」とかいうタイ米を食っていて、奇しくも「平成の米騒動」を思い出させるが(自分はタイ米が全然イヤじゃなかったけど)、この米は炊くだけでトウモロコシ系のモノスゴい甘い香りを発してウマいったらないのだ。「香り米」は高知で偶然に巡り合って驚愕し、取り寄せまでしたが、タイ米が元祖だったんだな。

  画像の説明

  しかし、平気でコレくらい食うし、息子も同じくらい食うので、アッという間に消費されてしまう。在庫が心細くなってきた……困る。困るよ……あぁ、もぅ……「こんなんなったら、『いっき』じゃ!。」

  というわけで「いっき」を仕掛ける。ひとりで(笑)。だいぶ前から「いっき」はひとりでもできる、というのはゲームの歴史を知るモノの中では常識である。

  画像の説明

  なんて、ネタで画像を撮ってみたが、拡大しただけだと雰囲気が出なかったので、ラスタ効果を足してみたら、実にそれらしくなった。

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  しかし、このゲーム。スクロールの作動位置がおかしいだろ。飛鳥&飛鳥か。