SVX日記
2004-09-24(Fri) 展望台まで登りっぱなす
さて、昨日ぐっすり寝たので、体力も復活である。部屋の窓から写真を撮ってみる。遠くに見えるのが三宅島である。なお、この宿は「里」と呼ばれる御蔵島の人里のほぼ一番高いところに位置しており、この角度で写真を撮るとそのほぼ半分が納まってしまう。人が住んでいるのは、小さな御蔵島の1%にも満たない場所なのである。港1つ、商店1つ、食堂1つ、郵便局1つ……2つある施設のが少ないくらいだろうな。
さて、今日は島の南のほうまでピクニックなのである。御蔵島は小さな島であるが、歩いて行くとなるとそれはそこそこ大変な距離なのである。本当はSVXに敬意を表してスバル岩に行きたかったのだが、特にスバルと関係ないことだし、島の南にある黒崎高尾展望台まで行くことにする。往復で10km超えである。
2005-09-24(Sat) ソース風味のRPMを食してみる
Redhat(Fedora)の提供するRPMファイルには、一発バイナリインストールの「通常RPMファイル」と、RPM形式ながら、中にバイナリでなくソースファイルが含まれている「ソースRPMファイル」がある。ソースRPMファイルにはRPMファイルを生成するための全ての情報が含まれており、コマンド一発で通常RPMファイルを生成することができるようになっている。ウルサ方には軟弱だとノノシられるかもしれないが、大変便利であるコトに違いはない。
で、このソースRPMファイルであるが、実は中身はちょっと凝った構造になっている。まずは展開してみよう。カレントに中身をブチまけるには「rpm2cpio xxxx.src.rpm | cpio -idv」である。展開されたファイル群を見渡すと、なんだかpatchファイルが目立つ。肝心のメインのソースはどこかといえば、これはxxxx.tar.bz2の中に固められている。コイツをtarで展開しないとソースは出てこない。なんでこんな面倒なコトになっているのか?
実は、このxxxx.tar.bz2アーカイブ、ファーストリリース時から一切変化しないファイルなのである。セキュリティパッチなどで修正が施され、リビジョンの末番が変わっても、それはpatchファイルの追加によって行われるのである。だから、正確に「あるリビジョン」のソースが欲しい場合には、xxxx.tar.bz2を展開しただけではダメで、それに修正パッチを当てる必要があるのである。
ちなみにこのpatchファイル。通常は複数存在するので、当てる順番にも正解がある。で、そういった情報はすべてSPECファイルに書かれている。SPECファイルはRedhatの考案した独自形式であるが、ソース展開、パッチ当て、コンパイル(configure, make)、インストールまでの全ての手順についての情報が含まれている。
このようなRedhatの考案したSPECファイルであるから、やはりRedhatの用意したrpmコマンドおよび、rpmbuildコマンドから扱うのが吉である。先ほどは「rpm2cpio」で中身をブチまけたが、本来は「rpm -ivh xxx.src.rpm」で中身を「/usr/src/redhat/SOURCES」の配下にインストールし「rpmbuild -bp /usr/src/redhat/SPECS/xxxx.spec」で「/usr/src/redhat/BUILD/xxxx-n.n.n」にソースを展開&パッチ当てを行い「rpmbuild -bc --short-circuit /usr/src/redhat/SPECS/xxxx.spec」でコンパイルして「rpmbuild -bi --short-circuit /usr/src/redhat/SPECS/xxxx.spec」でインストールすべきなのである。
この作業を行うと、ソースは「/usr/src/redhat/BUILD/xxxx-n.n.n」ディレクトリ、コンパイルするとバイナリは「/usr/src/redhat/BUILD/xxxx.n.n.n」の下の「どこか」に生成される。
ちなみに「ソースPRMファイル」から「通用RPMファイル」を作るだけなら「rpm --rebuild xxxx.src.rpm」で一発である。んが、こーするとユーザの介在する余地はまったくなくなってしまうので、こんなコトするくらいなら、最初からバイナリRPMをダウンロードしたほうがよい。ワザワザ3回にわけてrpmbuildコマンドを実行する意味は、パッチ当てのあと、ソースをイジったり、コンパイルオプションを変更したりできるトコロにあるからだ。
2009-09-24(Thu) ナノなザクなのな
別に頼んでないが、気を利かせて(?)カミさんが買ってきてくれた、例のカップヌードルのオマケだ。「あの、あれ、なんだっけ?『モグ』だっけ?」とか言っていたが、そんな食いしん坊な感じのモビルスーツはジオン製にはない。それを言うなら「ザク」だ。
しばらく放置してあったのだが、作ってみて驚いた。1/380といいながら、異様に精巧だ。スタイルもかなりいい。モールドもクッキリ。最低限ながら、それなりに色分けされ、微妙ながら可動までする。タッチゲートといったっけ、ランナーからポロっと部品が比較的きれいに取り外せるタイプで、ニッパーも必要ない。
しかし、入手したのがザクでよかった。さすがにガンダムでは、スミ入れするだけで、ここまでイイ感じに仕上がらないことは想像に難くない。
2024-09-24(Tue) 淡路出雲ドライブ5日目
まずは宍道湖南岸を通って松江城へ向かう。特段チェックしてはいなかったが、松江城は「現存12天守」のひとつらしい。以前に九四ドライブの時に訪れた高知城もそうらしいし、東北ドライブの時に脇を通り過ぎた弘前城もそうらしい。見てないけど。しかしな……クククッ……松江城は現存拾弐天守の中でも最弱……かどうかはしらない。少なくとも造りは非常にバリアフルだった。いい時間になったので、スーパーで食べ物を買ってベンチで昼飯。
例によって端っこ好きなので、美保関灯台へ向かうが、途中どうにも違和感の感じる水上の道路を通っていく。美保関八束松江線の一部らしいが、その直前のオメガカーブも存在する意味がわからない。面白いからいいけど。
で、そこから東へ向かったら、モノスゴく登っていく橋を発見……つうか、これ、もしかして有名なアレでは? と思ったら、やっぱり「ベタ踏み坂」で有名な江島大橋だった。こんなとこにあったのか。意図せず通ってしまうとはラッキー。しかし、確かにスゴいが、走ってみたら別にベタ踏みってほどじゃなかったな。
続いてちょっと変わった構成のトラス橋の境水道大橋を通って半島側に戻り、美保関灯台へ。この灯台は小さい。脇のカフェが開店するのを待ってひと休み、本当は米子を経由したかったが、時間もあるので、宍道湖北岸を通って戻る。またもやスーパーに買い出しに行って、宿に戻る。
宿にあった赤瀬川原平の利休の本を読みながら寝る。なかなか面白い。帰ったら買おう。