SVX日記

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2004-09-25(Sat) プラプラするのである

  今日は、帰国の日である……じゃなかった、帰京の……ってココも東京だしな……なにしろ、帰る日である。船は早朝に御蔵島に着き、八丈島に行って、昼過ぎに再び戻ってくるのでそこで乗る。それまでヒマなので島をプラプラするのである。

  里から見る桟橋である。見てのとおり防波堤はなく、ポツンと出っ張っているだけ。灯台は10mもないような赤いパイロンがあるだけ。少しでも海が荒れると船に通過されてしまうワケである。

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  その桟橋から里を見上げるとこんな感じ。イキナリ強烈な坂があり、里は一段高いところに位置している。この島は周囲すべてがほぼ絶壁であり、砂浜というものは一切存在しないのである。

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  防波堤はないと書いたが、小さな漁船用の防波堤はある。イルカ見物船もココから出る。なお、中央線のある道路はココだけだったと思う。すべてコンクリート舗装で、狭く、走っている車はほとんどワンボックスばかり。ちなみにすべて品川ナンバーである。

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  里も急な傾斜地にあるため。ほとんど平地は存在しない。唯一の広い平地は小中学校の運動場くらい。小中学校は当然「小中学校」である。であるから、駐車場もこんな感じ。金がかかっていそうだ。ヘリポートも似たような感じで「片方を持ち上げている」構造だった。

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  途中で発見したNTTの御蔵島局。やっぱり急傾斜に建っている。ちなみに、ADSLはフレッツADSLのモアIIまでキッチリ使えるそうだ。つまり、矢印の建物は間違いなく24Mが出るワケである。ADSLを引いているかどうかは定かではないが。なお、御蔵島はホントに狭い場所(半径数百m内)に人家が集中しているので、冗談でなくADSLには理想の環境だ。たぶん、どこの家でも20M以上出るのではないだろうか?

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  そんなこんなで昼下がり「ぶぉ〜」という汽笛とともに、船がやってくる。出航とともに雨が降ってきて小さくなっていく御蔵島は雨に煙っていた。

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  なお、行きは夜間であったが、帰りは昼間イッパイを費やして竹芝に戻る。到着が20時過ぎであるから、ヒマの嵐。甲板で潮風に吹かれながら、ウィスキーをやりつつ、持ってきた神林長平の「ライトジーンの遺産(下)」を再読する……アッというまに読了。やはり7時間はダテではない。というわけで、ヒマしたくない人は本を大量に持っていこう。御蔵島には「本屋がない」ので注意である。


2005-09-25(Sun) アキバエクスプレスに乗ってみる

  駅まで数百メートルという場所に住みつきつつ、いまだに乗ったことのない「つくばエクスプレス(以下、TX)」だが、そろそろ乗ったコトが自慢にも何にもならなくなってくる、今日この頃ではある。だが、この期に及んで、たいした用もないのに、これまた中途半端に、北千住まで出かけるコトにしてしまうのであった。で、ちょっとイマサラ感を強く感じつつも、やっぱりネタにしてしまうのであった。

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  TXの南流山駅は地下である。いまさら地上にベタはありえないし、既に頭上には武蔵野線が通っている都合であろう。そこそこ深い位置を走っているようで、当然のように入り口は地下鉄ライクである。

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  地下鉄ライクとは言っても、地下鉄ではない。しかし、まさかこーゆー地下駅を自分の住処の最寄駅にするコトがあるとは思わなかった。なんとなく、ワクワクしながら下りていく。やぁ、できたばっかりだけあって、どこもピカピカである。

  例によって、最近のホームだけあって、ホームの端にはドア付きの柵が設けられている。柵があるに越したことはないだろうが、どーも無駄な投資である気がして仕方ない。そのうち「ホームに柵がないなんてとんでもない!!」という時代が来るのであろうか?

  余談であるが、オイラはベランダの枠のような、落下防止柵にハデに体重をかけたことがない。言い方を替えると、あらゆる落下防止柵に落下防止していただいたコトがない。つまり、オイラの人生に落下防止柵はまったく役に立ったことがないということである。オイラには完全に不要なモノなのである。あ。でも、ベランダの枠はフトンを干すために必要だな……というワケで、フトンを干すために使われるコトのない落下防止柵は、この世に不要であるいう結論に至るのであった。以上、証明終わり。

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  などと、とても合理的な思索にふけっていると、電車が来た。なんつーことはない、フツーの電車である。乗る。発車する。北千住につく。降りる。困ったなぁ、別にフツーすぎて、なんの感想もないぞ。ま、そんな感じである。TXの雰囲気を感じていただけたであろうか?

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  北千住では百貨店をブラつく。何を買いに来たわけでもないのだが、ふと「鼻」を発見した。「銀色の鼻」である。そんなに高くないコトもあるし、なんとなく買ってみた。

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  なんのコトはない、この「鼻」はメガネ置きである。たたんだ状態のメガネを上から乗せると、イイ感じに収まるようにデキている。イイ感じにマヌケで、イイ感じにニヤっとできる。考えたヤツ、エラいな。

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  両面テープで洗面のガラスに「鼻」を貼ってみる。マヌケさが2割増になったが、なかなかに便利である。メガネって、意外と置き場に困るのだ。実用性もなかなかで、半ば冗談で買ったわりには、なかなかに良い買い物であった。

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  本屋でLPICレベル2の教本も買ってみた。例によって値段で決める。一番安いヤツ。最近はパソコン関係の書籍といえば、雑誌、単行本を問わず、一見さほど必要なさそうで、実はかなり必要ないCDやDVDをくっつけて売るのが流行っているが、当たり前ながら必要ないモノは必要ないのである。表紙が曲げられなくて読むのに不便だから、買ったら一番に取り外して、しかしすぐに捨てる勇気もなく、それでも一度も読み込ませるコトもなく、そのうち決断してゴミになるだけなのである。いらん決断力を消耗させるなっつーの。このご時世にこんなものダウンロードさせて済まさんかい。例え通信速度が300kbpsでも、12時間かければCD4枚分くらいの容量は、ダウンロードできる時代だぞ(うぇーん)。

  なんだか教本の書評でもするのかと思わせつつ、関係ないグチをタレただけで終わってしまうのであった。教本なんてどれ買ったって同じである。試験が終わったらただのゴミ。ほげほげ。


2009-09-25(Fri) 文字通り、鉄板なSSD届く

  いろいろあって、SSDを購入した。いわゆる、インテルの新しいヤツ。X25-M SSDSA2MH080G2C1。MLCの80GBで25,780円。

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  裏面は、文字通り、鉄板である。別にどうでもいいが、金属タワシでこすったような表面なのは、なんでだ?

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  仕事がら、昼休みにITニュースサイトの巡回は欠かさないのだが、この記事が興味深くてならなかったのだ。そりゃ、まさに先端の装置に対して、まさにコードを書いている現場に興味を持たないワケがない。

  自らの主環境をLinuxに移すと同時にSSD化して1年半弱。それなりにプチフリが起こる環境ではあるものの、苦心して格安のフラッシュで、どうにか使えるレベルに仕上げた環境は、今をもって健在。特にデータの消失とかのトラブルもなく、安定して使えている。

  この時は「1年後に32GBメディアが1万円弱に」なんて書いているが、これは当たっているようなそうでないような……というのも、このインテルのSSDの放出する別格の存在感は、まったくの想定外だったからである。値段的には80G当たり2.5万は、32G当たり1万と同率であり、そういう意味ではほぼ的中なのだが、ここまで性能がケタ外れだと、なぜか的中した気がしないんだな。つまり、安くなりすぎだ、ということ。

  しかし、なんにせよ、今の環境である32GBという容量に不満を感じたことがないオイラである。この80GBのSSDは「いまだかつて経験したことのない快適な環境」をもたらしてくれそうな予感がしてならない。もちろん、Linuxで使うつもりなので、少しはカーネルのコードにも触れつつ、あれこれとチューニングしまくる予定である。あー、楽しみ。


2012-09-25(Tue) 風になれた日

  イッペイが自転車に乗れるようになった。

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  乗れるようになったばかりなのに「はや〜い!」と飛ばしまくっている。でも、わかる。「魂の駆動体」に著されているように、人の心は、魂は、速度を、疾走感を求めるものなのだ。

  しかし、妙にハンドルさばきがオーバーアクションだ。舵を切るのが遅く、当て舵も遅いから……って、これ、昨日、オイラがハングの教官に言われたことやんけ!

  よく考えると、ハングが無風もしくは風上に向かって勢いつけて飛び出すように、自転車も平地もしくは下り坂に向かって勢いつけて飛び出すように走り出すのが理想だ。初心者のうちは、操作がままならないゆえ、感覚をつかむための時間も細切れにならざるを得ず、最初の感覚をつかむためにやたら手間取るのも似ている。最初、見た感じよりも機体が重くて驚くが、コツをつかめば軽く感じられることも。

  むーん、先を越されたな。


2016-09-25(Sun) スプラトゥーン甲子園、東海地区大会、観戦


2018-09-25(Tue) 秋月の彼岸花、咲いた

  先日咲いた白い彼岸花に続き、赤い彼岸花も咲いた。

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  去年は二輪が咲いたが、今年は一輪だけ。それにしても正確な時期に咲くものだな。

  実は、先日には、この向かいの花壇に赤い彼岸花が一輪だけ咲いていたりする。彼岸花は球根で増え、種子は飛ばないはずなのだがナゼ? 咲く時期が違うことから、無関係な個体だとは思うのだが。

  誰か勝手に植えたとも思えんが……まぁ、楽しみが増えるのは結構なのだけれど。


2024-09-25(Wed) 淡路出雲ドライブ6日目

  今日は鳥取への移動日。その途中に足立美術館、大山、人形峠を挟む。

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  お世話になった古民家のオーナさんに出立の挨拶をしたら、話が盛り上がってしまった。実に楽しかったので、自分も別荘として欲しくなった気もあり、その辺も伺うが、やはり素人には難しそう。最後にはお見送りまでしてもらったので、カッコつけてオープンにして走り出したが、暑くてすぐクローズw。

  途中、山道を行こうとしたら通行止め。迂回しつつも、小さなループは回収しつつ、足立美術館へ。

  足立美術館は、大塚国際美術館とは逆に「和」だ。大きなコンセプトとのひとつが「庭園も絵画」。絵のように美しく整えられた日本庭園があるのだ。落葉ひとつない。つうか「景色も絵画」だな。なにせ、遠景まで建築物や鉄塔が一切ないのだ。なんでも、見える範囲すべて土地を所有しているとか。圧巻だ。

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  だから、掛け軸の代わりに穴を開ける。これは思いついたとしても、なかなか実現できるものではない。メンテも大変。でも、掛け軸の中に自らを登場させることもできたりする。

  足立美術館には、絵画も置いてある。日本画。水墨画だ。確かに横山大観の作品はスゴい。もちろん西洋画もスゴかったのだが、水墨画の場合「書き直すことができない」という、画法の特性にも凄みを感じるのだ。

  それは純粋に絵画から受ける感動とは異なるものかもしれない。しかし、写真でも「美しい写真だな」という作品はもちろんのこと、「こんな光景どうやって撮ったんだよ」という観点から評価される作品もあるし、あっていいと思う。そんなことを感じさせられた。

  たっぷり美術館を観たら、近所で昼飯。カミさんに運転を交代して大山へ。正直、あまり強い印象はなかったな。走りやすいが、それほどの景色には出会えなかった。

  途中でまた運転を交代して人形峠。なんでもウランが出た場所らしいので、わざわざトンネルを避けて登ってみたのに、峠の先が通行止めで抜けられなかった。戻ってトンネルを抜ける。ま、別に何の不都合もないけどさ。

  その先、用瀬ICから鳥取ICまで乗って、降りたら予定通りに給油。鳥取砂丘の横を通って、宿に向かう。例によって、スーパーに買い出しに行って、宿に到着。今日は割と普通の宿だが、サーファー向けかな。スーパーで選んだ惣菜は、だいぶイマイチだった。

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  本日の走行距離は253.6km。