SVX日記
2004-10-22(Fri) 「ワイヤレストラベルマウス」リローデッド
昨日、再び壊れたSVX……ぢゃない!! ……いや、ぢゃなくもないな。実際SVXもエアコンに続き故障は2度目なのだが、それはともかくとして、話題はワイヤレスマウスのほうである。ホイールが使えないのがどーにも惜しいので、ジタバタするのである。で、今日は昼休みにでもいろいろ試してみようと、今日はワイヤレスマウス本体と精密ドライバ一式を持っての出勤である(なははは)。
昼のチャイムが鳴ると同時に、慣れた手つきでマウスをバラす……て、こんなもん慣れたくはないのだが、とにかくバラす。んが、ロータリーエンコーダのパーツは基板からハズさなくてもツメを緩めればバラせると思っていたのだが、よく考えたらハズせなかった。むむぅ。結局、通電したままロータリーエンコーダをグリグリしまくってみたりしたが、一切の反応がない。接触不良とかいうレベルを超えてしまったっぽいな。この時点で完全に「移植」するしかないという考えに切り替える私であった。
昼休み半ばにしてそのような考えに至ったので、残りの時間なにをするか。私は昼飯を食わないので時間がタップリある。結局、手持ち無沙汰の挙句に職場で使っているELECOMの安いマウスをバラし始めてしまうのであった(これは私物であるので念のため)。見た目には、全くネジがない。んが、私の目は節穴ではないッ!! バラしの法則「ネジはシールの下にあり」を適用し、マウスの腹部に貼ってあるシールの秘孔を突いてネジを外してしまうのであった。ほわたぁッ!!
どこかで見たようなパーツがッ!! ここで会ったが5分前ッ!! ソコの「ELECOM M-N2P2GY」ッ!! 臓器提供者に決定ッ!! である。まさに、まったく同じパーツに見える。ホイールを回す感触はエラく違うのだが、3本足+フレームという形状や、6角形という軸受け穴の形状、コリコリという感触をそれ自体で発生させているという構造まで同じである。こりゃそのまま付け替えるだけで動きそうである。
というわけで、帰宅して即座にパーツをキレイ取り外し、横に並べて比較してみた。すると、まったく同じパーツというわけではなく微妙に違うことに気づく。生贄パーツのほうが軸の取り付け位置が微妙に低く設定されているようだ。しかし、そんなもんたいした事ではない。若干浮かせた状態で、ハンダで固定するだけだ。
ついでに、以前から気になっていた電源スイッチを取り付けてしまおう。このマウス、レシーバのパーツをマウスの腹に収めると電源が切れるような機構があるのだが、私は毎度レシーバを外すのは面倒なため、実質電源を入れっぱなしで使っているのだ。それでも電池は1ヶ月弱は持つのだが、気分的にイマイチなのは否めない。先日、このために千石で買ってきたスライドスイッチを取り付け、電源を切れるようにする。取り付け位置は一見ジャマなようで実際には全然ジャマにならないマウスの背中の頂点とする。ガワをバラしてドリルでスライドスイッチがちょうど入るような穴をあける。
で、組み上げれば完成だ。なお、元からあるスイッチも殺したくはなかったので、生かしてある。よって、電源を切るには「レシーバを収めて」て「スライドスイッチをオフ」にしなければならない状態になっている。レシーバをいちいちPCから外すのが面倒なためにスライドスイッチをつけたのだから、レシーバをマウスの腹に収めなくても、レシーバを収めた状態にしておかねばならない。そうすれば、上部のスイッチでオンオフできるのだ。よって、ちょっとダサいが割り箸でスイッチを押さえてしまうことにする。
めでたくこれで修理完了である。今度こそ相当の間、元気で働いてくれるであろう。ホイールのコリコリ感も、パーツのグレードが若干高いのか、同型の新品のものよりも剛性感があり、よい感じだ。あとは、レシーバをメビウスのACアダプタのガワに入れ、内蔵できれば完璧だな。大変楽しみだ。
さて、今日のマウスの話とは全然関係ないし、このブログではあまり時節ネタを扱いたくはないのだが、例の新規参入野球チーム名「東北楽天ゴールデンイーグルス」になぜかピンと来てしまった。なぜか妙に悪役っぽいイメージが脳裏に浮かぶのだ。なぜだ……なぜだ……なぜ……はっ、そうかッ!! 「ゴールデンイーグル」の対偶の単語が「シルバーホーク」だからかッ!! 確かに、惑星ダライアスを何度も救ってきた私に、悪役のイメージを抱かせるのに不思議はない名前である。ここはひとつ孫社長に「ヤフービービーシルバーホークス」を立ち上げてもらって対抗していただきたいトコロだ。実に現在の野球界は「ザ・テーマ・オブ・カオス」であることよ。ぽくぽくちーん。
2009-10-22(Thu) 週刊「メーラを作る」
突然、再度、自製のメーラ「mave」を書き直したくなってきた。
オイラは、初期バージョンのmaveを、日頃の実務でバリバリと使っている。数万件のメールを溜め込んでも、全く速度が落ちないというスケーラビリティは、なかなか他のメーラで代え難い特徴だ。他にも見たこともないような便利機能もいくつかあり、実際、これを超えるメーラはないと思っている(自分で作ったから当然)。
というわけで、早速、はじめる。とりあえず、RubyのcursesライブラリをUTF-8(ncursesw)対応にすべくパッチを当てる。単に私の試行錯誤の結果なのだが、以前、ここで記事にしたような気がするものの、サッパリ記録が見つからない。あちこちの環境に、パッチが当たっているライブラリが転がっているのは見つかったが、方法が書いてない。さらに、あちこちの環境を探したら、ようやくノウハウが発掘できた。なんだ、こんだけのことか。
zakato.itline.jp:/root # yum install ruby
更新 : ruby-libs-1.8.6.369-5.fc12.x86_64 1/4
更新 : ruby-1.8.6.369-5.fc12.x86_64 2/4
zakato.itline.jp:/root # wget http://mirrors.kernel.org/fedora/development/source/SRPMS/ruby-1.8.6.369-5.fc12.src.rpm
※ yumdownloader --source ruby でも可
zakato.itline.jp:/root # rpm -ivh ruby-1.8.6.369-5.fc12.src.rpm
zakato.itline.jp:/root # rpmbuild -bp rpmbuild/SPECS/ruby.spec
エラー: ビルド依存性の失敗:
compat-readline5-devel は ruby-1.8.6.369-5.fc12.src に必要とされています
tcl-devel は ruby-1.8.6.369-5.fc12.src に必要とされています
tk-devel は ruby-1.8.6.369-5.fc12.src に必要とされています
zakato.itline.jp:/root # yum install compat-readline5-devel tcl-devel tk-devel
zakato.itline.jp:/root # rpmbuild -bp rpmbuild/SPECS/ruby.spec
zakato.itline.jp:/root # cd rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369 # find . -name "*curse*"
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369 # cd ./ruby-1.8.6-p369/ext/curses
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/ruby-1.8.6-p369/ext/curses # ruby extconf.rb
can't find header files for ruby.
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/ruby-1.8.6-p369/ext/curses # yum install ruby-devel
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/ruby-1.8.6-p369/ext/curses # ruby extconf.rb
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/ruby-1.8.6-p369/ext/curses # make
1 #!/usr/bin/ruby
2
3 require "curses"
4
5 Curses.init_screen
6 begin
7 s = "こんにちは、世界!"
8 Curses.setpos(Curses.lines / 2, Curses.cols / 2 - (s.length / 2))
9 Curses.addstr(s)
10 Curses.refresh
11 Curses.getch
12 ensure
13 Curses.close_screen
14 end
�~A~S�~B~S�~A��~A��~A��~@~A��~V�~U~L!
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/ruby-1.8.6-p369/ext/curses # diff -c curses.c.org curses.c
*** curses.c.org 2007-02-13 08:01:19.000000000 +0900
--- curses.c 2009-10-22 23:11:20.815314129 +0900
***************
*** 15,20 ****
--- 15,21 ----
#include "ruby.h"
#include "rubyio.h"
+ #include "locale.h"
#if defined(HAVE_NCURSES_H)
# include
***************
*** 1441,1446 ****
--- 1442,1449 ----
void
Init_curses()
{
+ setlocale(LC_ALL, "");
+
mCurses = rb_define_module("Curses");
mKey = rb_define_module_under(mCurses, "Key");
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/ruby-1.8.6-p369/ext/curses # diff -c extconf.rb.org extconf.rb
*** extconf.rb.org 2008-06-08 03:59:34.000000000 +0900
--- extconf.rb 2009-10-22 23:12:26.452314410 +0900
***************
*** 1,15 ****
require 'mkmf'
dir_config('curses')
! dir_config('ncurses')
dir_config('termcap')
make=false
have_library("mytinfo", "tgetent") if /bow/ =~ RUBY_PLATFORM
have_library("tinfo", "tgetent") or have_library("termcap", "tgetent")
! if have_header(*curses=%w"ncurses.h") and have_library("ncurses", "initscr")
make=true
! elsif have_header(*curses=%w"ncurses/curses.h") and have_library("ncurses", "initscr")
make=true
elsif have_header(*curses=%w"curses_colr/curses.h") and have_library("cur_colr", "initscr")
curses.unshift("varargs.h")
--- 1,15 ----
require 'mkmf'
dir_config('curses')
! dir_config('ncursesw')
dir_config('termcap')
make=false
have_library("mytinfo", "tgetent") if /bow/ =~ RUBY_PLATFORM
have_library("tinfo", "tgetent") or have_library("termcap", "tgetent")
! if have_header(*curses=%w"ncurses.h") and have_library("ncursesw", "initscr")
make=true
! elsif have_header(*curses=%w"ncurses/curses.h") and have_library("ncursesw", "initscr")
make=true
elsif have_header(*curses=%w"curses_colr/curses.h") and have_library("cur_colr", "initscr")
curses.unshift("varargs.h")
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/ruby-1.8.6-p369/ext/curses # ruby extconf.rb
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/ruby-1.8.6-p369/ext/curses # make
zakato.itline.jp:/root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/ruby-1.8.6-p369/ext/curses # cd /usr/lib64/ruby/1.8/x86_64-linux
zakato.itline.jp:/usr/lib64/ruby/1.8/x86_64-linux # mv curses.so curses.so.org
zakato.itline.jp:/usr/lib64/ruby/1.8/x86_64-linux # cp /root/rpmbuild/BUILD/ruby-1.8.6.369/ruby-1.8.6-p369/ext/curses/curses.so .
こんにちは、世界!
2011-10-22(Sat) uPC2002アンプ、基板完了
先日、どこかで聞いたのだが「休む」こととは「体を動かない」ことではないそうだ。「いつもと違うことをちょっとずつする」ことが、最高の効率で「休む」ためのコツらしい。マラソンの後の「整理体操」みたいなイメージか。体のすべての部位に緩い運動を与えることで、リラックスさせるというか。
まずはケース加工のリベンジ。今回は、電源スイッチ、電源ジャック、ミニプラグの穴も空ける。休日なので電動ドリルも利用する。このダイソーのケース、ホントに丈夫だ。割れないので、安心して加工できる。素晴らしい。
2013-10-22(Tue) 萌ゆ娘 率き連れ征くは 燃ゆ水面
というのも、先月に「艦これ」を始めてからというもの、なにしろオモシロすぎて「艦これ」が生活の一部になってしまい、なにも手につかなくなってしまったからである。さすがに仕事には影響させていないが、朝から「演習」を5戦ともキッチリこなすという「朝練」を含め、休日までベッタリ。何かをやるにも「遠征」「入渠」の待ち時間だったり「出撃」の戦闘中だったり……「艦これ」を楽しむ、というより「艦これ」の隙間で生活するような状況。
意外だったのは「艦船」がこれほどの魅力を持っていたことだ。個々の艦に、エピソードがあり、キャラが立っている。概念が歴史の武将に似ている。軍用機や戦車にはない個性がある。一時期、国家予算の半分が艦隊維持費だったとか……そら、かかるわな。
せめて「艦隊」を優良な「コンテンツ」と見て、いまこの時に国民が「楽しむ」ことで少しでも回収することは非常に有意義だと思う。当時の提督がどう思うか、また、良し悪しはともかく「戦争」にエンターティメントの格好のネタという側面があることは事実だし。
2016-10-22(Sat) 再び、あそぶ!ゲーム展であそぶ!
昨日に引き続き、東京に出張があったので「あそぶ!ゲーム展 ステージ2」を観に行ってきた。
正直、前回に比べると、展示ゲームは「当時に親しみすぎた&割と今もプレイ可能な」ラインナップなので、モチベーションはかなり低かったのだが、行っておかなければ後悔しそうだ、ということで今回も開場の9時30分と同時に入場。