SVX日記

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2004-11-30(Tue) 巨大カリャアゲソバ

  立ち食いソバが好きだ。フツーのソバも好きだが、それとは別の食べ物として好きだ。駅の構内で、質は思い切りよくアキらめて、イサギよくやっているのがいい。でも、質が低いのとマズいのとは違うことに注意だ。たとえば屋台の焼きそば。あれは具がなくても……いやむしろ、ないほうがウマい(よね?)。やっぱりフツーの焼きそばとは別の食べ物として考えなくてはいけない。以前、カップヌードルをラーメンの一種として初めて食べた人がそのマズさに驚いたが、数年後にもう一度食べたらウマさに驚いたという話を聞いたことがある。人間が頭でモノを食べていることを証明するいい例だ。当然、最初から正しく認識しつつモノを食べることはできない。だからオイラは、食わず嫌いはもってのほかとして、一度食って嫌いになるのも禁止したいと思う。なんでも二度食え、絶対。いーから。

  脱線したが、オイラは駅ソバを朝飯にすることがある。というか、ウチの駅ソバが結構ウマいのだ。

  画像の説明

  ソバに鶏のカラアゲというのもどうかとは思うが、全く見ない組み合わせでもあるまい。特筆すべきはこのデカさだ。ハンパではない。結構手のデカいオイラのコブシほどもあるのである。なんでも弥生軒というこの駅ソバ屋、以前に山下清画伯(裸の大将だ)が勤めていたということで有名らしいが、この際そんなことはどうでもいいのである。このデカいカラアゲこそ命。ドンブリから転がり出そうなデカいカラアゲを麺に押し込みつつ、食う。不思議とカリカリという食感はツユに浸しても失われないのだ。で、肉も食う。むさぼり食う。肉の厚さもハンパではないぞ。ケンタッキーなど相手にもならない。350mlのビールの缶にカブリつくことを想像して欲しい。想像した? うん、そんな感じの、そう戦いだ。

  ちなみにこのカラアゲソバ、以前はカラアゲソバというメニューしかなく、写真のように2個カラアゲが載って380円だったが、最近はカラアゲ係数を1個か2個か選べるというユーザカスタマイズオプションが付加された。1個バージョンなら300円である。オイラも若い頃なら「ふん、迎合しやがって」などとうそぶきつつ2個バージョンを食いつづけただろうが、この歳になるとソレもちょっとうれしい改定なのである。というのも、この歳でデカいのを2つ食うと油量がキモチ悪くなるレベルに達するからなのだ。弥生軒の商売的には1個バージョンを新設するなどむしろマイナス面ともなりかねないが、それを設定した上で従来の2個バージョンも残すとはなかなか素晴らしいといえよう。自らの商売を正しく理解しているというのが、ものスゴくウレしい。そのうえカラアゲサイズは日々巨大化している気もする。くぅ、負けてなるものか。

  そんなある朝、学生っぽいヤツが店に入ってきて「カラアゲ単品」をスタンドアローンに頼むではないか。なぬ!? 驚愕である。おばちゃんはドンブリにカラアゲ2個のみを放り込み、その上に麺ツユのみをぶっかけたではないか。そんなメニューありか!? いや、ありである。断然ありである。それはこのカラアゲを食ったことがあればわかる。絶対わかる。

  あそうそう、最後にソバの麺についてコメントしておこう。あまりソバっぽくなく、ボソボソしており、断面も四角ではなく、なんだか形容不明な麺である。あまりウマいとはいえない。しかし、主人公はカラアゲなのであるからこれでいいのだ。いいったらいい。以上。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

inaoka [VLオリジナルツートンの稲岡と申します。 何処で食べられるのですか? 是非教えて欲しいのですが。 宜しくお願いします..]

inaoka [ご無沙汰です。 以前に、巨大カリャアゲソバの件でメール頂きありがとう御座いました。 この度、4月4〜5日日立市まで用..]

キーコ [初めまして。 「巨大カリャアゲソバ」なのですが、 どこで食べれるか教えて下さい。 宜しくお願いします!]

フルタニアン(管理者) [千葉県の我孫子駅です。]

キーコ [ありがとうございます!]


2005-11-30(Wed) Olimex再びの再び

  ちっとも返事が来ないので、Olimexのサイトをみたら、Hotmailとかのフリーメールアカウントは見ない、と書いてある。もしかして、Gmailも? 久々に、OEをセットアップして送りなおす。ほげげ。


2015-11-30(Mon) アイ・キャン・オープン・スタック……メイビー

  前回「ちょっと自動化でも図ってみようかしらん」などと、軽い気持ちでpuppetやchefを調べ始めたのだが、どうも自分には合わなそうだ、ということがわかってきた。そもそも、最初に対象ホストにログインしてインストールが必要、という仕様が自己矛盾していて気に食わない。記述の例を見ても、抽象化レベルが高く、汎用性が高そうな反面、あまりクドいことはできなさそうにみえる。てなわけで、自分なりにサーバ設定の自動化機構を作り始めたところ、それなりに楽しくなってきてしまい、結果、かなり納得の行くものができてしまった。

  その名も「kugutsu」。結構、直感的に設定が記述できて、我ながら大いに気に入っている。実際、Fedora23のインストール後、ワンショットでpackstack実行直前までのお膳立てするスクリプトを書いたが、非常に便利だ。なにしろ、OSのインストール完了後、対象ホストにログインする必要すらなく、外部ホストから設定を完結してしまえるのがいい。

  しかし、ひととおり動くようになったところで、大トラップ。先日に導入を回避したhiera-3がupdateリポジトリに入ってきてしまっているではないか。ならばと、updateリポジトリを外したところ、packstackが頓挫するようになってしまった。おいおい、packstackさん、モグラ叩き大会やってんじゃねーんだぞ。

  結局、updateリポジトリを無効化して、hieraを導入後、updateリポジトリを再度有効化する、というワケのわからない手順が必要になった。なんだ、この針の穴を通すようなインストール手順は。普通の人がこんな状況に遭遇したら、アッサリとあきらめざるを得ないじゃねーか、マジかよ……と思ったら、今度はpackstack側に修正が加わり、新しいhieraでも動くようになったようだ……って、もういいや、そのままで。とりあえず開発物件一式を置いておく。んが、上記のような状況なんで、いつまでもこの導入手順が有効とは限らない、ってことだな。

  ちなみに、kugutsuとは、こんなスクリプトで……

$ ./kugutsu prep_openstack_fed23.kgt troll -l 26-34 -c
    26: kgt.modify(
    27: 	'/etc/ssh/sshd_config', [
    28: 	kgt.ss_set_param('UseDNS', ' no'),
    29: 	kgt.ss_comment_out('GSSAPI.*'),
    30: 	kgt.ss_set_param('GSSAPIAuthentication', ' no'),
    31: ])
    32: kgt.exec(
    33: 	kgt.systemctl(%w!restart sshd!)
    34: )

  ……こんな実行結果を得られるというシロモノだ。

$ ./kugutsu prep_openstack_fed23.kgt troll -l 26-34
kugutsu version is [1.0-0-20151201].
target host is [troll0.itline.jp].
start at [2015-12-01 23:07:29 +0900].
 
===> [ ! -e /etc/ssh/sshd_config.org ]
---> 0
 
===> mv /etc/ssh/sshd_config /etc/ssh/sshd_config.org
---> 0
 
===> cp -a /etc/ssh/sshd_config.org /etc/ssh/sshd_config
---> 0
 
===> sed -r -i /etc/ssh/sshd_config -e 's!^#?(UseDNS).*!\1 no!' -e 's!^#?(GSSAPI.*)!#\1!' -e 's!^#?(GSSAPIAuthentication).*!\1 no!'
---> 0
 
===> diff -bc /etc/ssh/sshd_config.org /etc/ssh/sshd_config
	*** /etc/ssh/sshd_config.org	2015-09-25 21:31:40.000000000 +0900
	--- /etc/ssh/sshd_config	2015-12-01 23:07:29.448391002 +0900
	***************
	*** 90,97 ****
	  #KerberosUseKuserok yes
	  
	  # GSSAPI options
	! GSSAPIAuthentication yes
	! GSSAPICleanupCredentials no
	  #GSSAPIStrictAcceptorCheck yes
	  #GSSAPIKeyExchange no
	  #GSSAPIEnablek5users no
	--- 90,97 ----
	  #KerberosUseKuserok yes
	  
	  # GSSAPI options
	! GSSAPIAuthentication no
	! #GSSAPICleanupCredentials no
	  #GSSAPIStrictAcceptorCheck yes
	  #GSSAPIKeyExchange no
	  #GSSAPIEnablek5users no
	***************
	*** 126,132 ****
	  #ClientAliveInterval 0
	  #ClientAliveCountMax 3
	  #ShowPatchLevel no
	! #UseDNS no
	  #PidFile /var/run/sshd.pid
	  #MaxStartups 10:30:100
	  #PermitTunnel no
	--- 126,132 ----
	  #ClientAliveInterval 0
	  #ClientAliveCountMax 3
	  #ShowPatchLevel no
	! UseDNS no
	  #PidFile /var/run/sshd.pid
	  #MaxStartups 10:30:100
	  #PermitTunnel no
---> 1
 
===> which systemctl
	/usr/bin/systemctl
---> 0
 
===> systemctl restart sshd
---> 0
finished at [2015-12-01 23:07:30 +0900].

  しかし、今回の開発の主な動機は「packstack実行直前までのお膳立てをラクしたい」だったのだが、これってむしろ、openstackのインスタンス起動後の初期設定にこそ、真価を発揮するんじゃないだろうか。また、インスタンスの起動そのものを自動化してしまうことにも使うべきかもしれない。

  さて、もう一回、最初からインストールしてみるかな……って、いつしかインストール自体が目的になってしまってるような……。


2018-11-30(Fri) 今月は記事がない、という記事

  このブログを始めて15年近くになるが、初めて記事を書かなかった月になってしまった。

  今月は、ウチの中学一年のガキの成績のあまりの悪さに一念発起し、ほぼドップリと家庭教師を努め、社会、数学、理科を鍛えあげていたのであった。それ以外は、ボイストレーニングと、ジョジョ3部のアニメを観るのと、ソロモンの鍵をちょっと始めたくらい。

  時間に余裕がないので、社会は地理だけに注力。試験範囲である、アジア、アフリカ、ヨーロッパは、各国の位置から地形、農業、工業ほか、読み上げて教えているうちに、自分の方が完璧に覚えてしまった。中学生の頃は、ほとんどスルーしていたが、予備知識がある分、大人になると頭にも入りやすく面白いもんだな。

  画像の説明

  ネットで白地図を探し、単語帳を駆使し、ガキと暗記競争。予備知識がある分、オヤジが2周りほどリード。意外だったのは、ダイソーで買った適当な世界地図のデキが非常によく、役立ったこと。眺めてるだけでも楽しい。

  その甲斐あって、社会の地理の部分だけは9割弱が取れた……が、数学と理科はさしたる成果を出せず。決して、教えた効果がなかったわけではなく、理解ができてないわけでもなく、ちょっとヒネられると軽くポカミスを連発してしまうのが原因。圧倒的に場数を踏んでなさすぎるので、いかんともしがたい。逆に、暗記問題はほとんど取れている。

  まぁでも、ガキもそんなにイヤがらず、概ね楽しく取り組めるようになってきたし、3学期末テストまでドップリを継続する予定。

  情報処理試験で勉強したリーダシップの理論を思い出す。a)選手をきちんと管理することが勝つための条件だ。b)うるさく言うのも半分くらいで勝てるようになってきた。c)勝つためには選手と十分に話し合って戦略を作ることだ。d)勝つためには選手に戦術の立案と実行を任せることだ。……半年くらいでa)を抜け出せるといいが……。