SVX日記

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2004-11-29(Mon) 技術職と経理

  気がつくとまたもやYRPっす。珍しく余裕を持って早めの電車に乗ってしまったのだが、今回は強敵が多かった。頼むから、混んでいる電車で屁をタレるな。目にシミるほど香水をかぶってくるな。スーツの肩にフケでプラネタリウム作るな。ボーカルの声が聴こえるほどシャカシャカするな。時間に余裕があったこともあり、たまらず横浜で一度おりてしまったぞ。空いている普通電車でのんびりYRP野比まで。朝からつかれるでがんす。

  仕事について詳しいことは申せませんが、曲がりなりにもネットワーク関連の技術者ならTCP/IPっていうプロトコルスタックの特性をそこそこ理解してくらはい。お願いしますよ、もー……とはいいつつも、もしかしたら相手は理解しつつも政治的な理由で動いている可能性もあるな、とも考えてみる。仕様を盾に杓子定規に考えて相手の不具合のせいにしたほうがラクに違いない。

  理系と文系または技術と営業の人種の違いといってしまってはミもフタもソもラもないが、技術の人間は「できるできない」という見地からモノを語りすぎるキラいがある。当然ながら、仕事は対人作業であるからそれだけでシンプルに割り切ってしまうと、いろいろ軋轢が生じる。だから、できないならできない理由を「あなたのせいでもなく、わたしのせいでもなく」などと、営業的にまとめなければならない理由もわかる。ただ、それは技術屋からするとなんともまどろっこしい気がするのも確かなわけで……だから結局はバイリンガルであることが一番いいのだよね。技術屋だからといって営業的に振舞わないのを美とするヤツもいるが、営業的にも振舞うこと「も」できるならそっちのがエラい。オイラはそういうヤツを目指したい(まどろっこしいのもイヤだけど)。

  そんなことを考えつつヒイこらと帰ってくる。帰ったら帰ったで別の仕事が待っているのだ。明日は11月30日である。11月30日は9月30日の2ヵ月後である。9月30日は10月1日の前日であって、10月1日は我が零細の期首の日だ。早い話が……

  明日は確定申告書の〆切なのです

  昔から8月31日は黒歴史であったが、まさかその日が11月30日として甦ろうとは。まさに甦る黒歴史。しかも、こっちは1ヶ月半程度の威力ではない。1年分の威力である……って、コマメに記帳してりゃなんてことないのを1年分まとめてやるからなんだが。コドモの頃はオトナになったらこういうバカなことはするまい、と思いつつ8月31日にまとめて日記を書いたりしていたが、なんのことはない、1年以上前の領収書を見て頭をヒネっているオレがいまここにいるのである。昔のオレに今のキモチを教えてやって、安心させてやりたい気分だ。

  というわけで出張から帰ってくるなり、半分徹夜で書類作りである。なんで、深夜2時のコンビニでコピーしてるんだろー、オレー、あー、ビール買ってるよー、そのまま飲酒経理すかー、もー、なんだかよくわかんねーよー。

  画像の説明

  でも書類のキリトリセンって、この歳になっても楽しいね。プピプピプピプピプピプピプピ。再発見だね、こりゃ。


2014-11-29(Sat) 直流安定化電源ブレッドボード用

  いろいろとやりかけている開発物件だらけなのだが、思いついてしまったら仕方ない。以前から、イチイチ電源回路を組み直すのが面倒だったので、それを改善する仕組みを作ってみた。

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  基板下に生えているピンヘッダでブレッドボードに固定。電圧は可変抵抗でラクに変更可能。電源スイッチ付き。電圧や電流が計測できるよう、テストピンも装備。なんでいままで思いつかなかったんだろう。

  画像の説明

  しかし、完成して電圧を調整して、試しにLEDを点灯させると電圧がガンと落ちる症状が出る……いったい、どこをマズったんだろうと考えあぐねたが、LM317Tには「最小負荷電流」というものがあり、3mA程度の電流を流した状態でないと、電圧が安定しないという仕様があったのであった。

  つまり、パイロットランプとして、常にLEDを点灯するようにし、その状態で電圧を調整して、極小負荷で使わないようにすればいい、ということだ。しかし、間違って極小負荷で動かすと、目的の電圧より高くなってしまうので、PICとか壊さないように気をつけないとな。あぶねぇ。