SVX日記

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2004-12-05(Sun) 灯油買って、ファーム作って

  そうそう、12月2日にリクナビNEXTで自分の履歴書を更新した件の続報だが、速攻でスカウトメールが来た。いままで何年も音沙汰なかったのにイキナリメールが来るってコトは、採用側が履歴書を検索する際には更新日時の新しい履歴書から順に表示されるのだと考えてよいだろう。つーことで、リクナビNEXTで真剣に職探しをしている人は、毎日にでも自己PRの欄の句読点を取ったり付けたりしているとヨイということになる。まぁ実際、真剣に職を探している人ほど毎日サイトをチェックしたり、新たに取得した資格を追加したりしていると思うし、採用側も履歴書を検索したりスカウトメールを送るだけでも課金されているのだろうから真剣なハズだ。更新日時の新しい履歴書を重要視するのは妥当だと思われる。

  それはそうとスカウトメールをみると、なんでもクルマのエンジン制御プログラムの開発とか解析関連っぽい仕事だ。うぅむ、おいらクルマ好きだし、ちょっと別世界をノゾくのもイイかも。でも、エンジンのファームとなると複雑なオブジェクト指向開発というよりは、脊髄反射のようなプログラムばかりたくさん作ることになるのかもしれないな。ふむん、どうだろう。

  さてそんなこんなで、今日は買い物に行ったりしてホエホエしてたのだが、SVXには灯油のポリタンクがうまく載らないことに気がついてアセった。トランクでは高さが足りないのである。リアシートを倒してその上に載せようにもアブなっかしいったらない。もし倒してコボレでもしたら恐ろしいほどニオイが染み付くのは想像に難くない。結局、運転席と助手席のシートをちょっと前に出して、リアシートの足元に2個の灯油タンクを積むことにした。むむむ、運転しづらいずら。ソアラの時は後ろのシートがデッキのようになっていたので(エアロキャビンは2シータだ)平気でそこに載っけていたのだが、意外と灯油タンクって運びにくいものだったのねぇ。

  既に遅々を超え遅々々々として進まない、例の「Shaken you up!!」のファーム開発だが、ボチボチと進めつつある。とりあえずタイマー割り込みで1秒という時間を刻むことに成功した……ボチボチするにもホドがあるってもんだが、まぁ仕方ない。それより発見だったのは、ボタン電池を使う都合上、極力消費電流を減らす設計にした結果、電池を外しても、100uFの電解コンデンサの蓄電容量だけで何十秒も稼動し続けてしまうという事実だ。これは良し悪しで、電池をサッと交換すれば時刻の再設定が不要という反面、時刻の修正がサッとできないということでもある。

  何が問題かというと、タクトスイッチ2個、LED1個、振動モータ1個という入出力のみで、どうやって時刻調整インターフェイスを構築するかというハナシなのだ。結論からいうと対話的な時刻調整機能の実装は不可能なのである。しかし、まったく時刻設定が不可能では困るから「電池を入れた瞬間に規定の時刻から刻み始める」という仕様にするしかないかと思っているのである。

  コレを書きながらアレコレ思索を巡らすうち、なんとなく結論に至った。まず、時刻調整の方法。これは上述の案の通り「電池を入れた瞬間に規定の時刻から刻み始める」に決定。そういうと1日に1回しか時刻調整のチャンスがないように思われるがサにアラず。この時計は6時間単位の計時を行うので、1日に4回の設定チャンスがあるのだ。具体的にいうと、午前零時、朝6時、昼の12時、夕方の18時だ。目覚まし時計が午前午後を区別せず12時間単位で時を刻むように、この時計は6時間単位で時を刻むのである。

  でもって、電池交換の方法だ。フツーに使っていて電池の電圧が2Vチョイまで下がるとLEDが点灯しなくなる。そうなったら電池交換のタイミングだ。古い電池をサッと外して、新しい電池をサッと入れる。これで、時刻情報は失われない。こうなると、逆に時刻情報を失いたい場合に困るが、その場合は電池を外してからタクトスイッチを押しつづける。するとプルアップ抵抗を通じてコンデンサの電圧は放電され、PICの稼動電圧を下回るため、次回起動時にリセットがかかるのである。おぉ、聞いたことのないような操作方法ではあるが合理的だ。決定。

  というわけで、不安材料がなくなったところで、明日からファームの開発を継続したい。