SVX日記

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2006-09-01(Fri) 胃カメラ呑んでデュアルする

  先日、人間ドックを受診した。結果は……健康すぎるほど健康ッ!! ただひとつ「中性脂肪」が基準値「以下」であることを除いてだ。ここ1年で体重を70キロオーバから、徐々に65キロアンダーまで落とした甲斐もあったのかな? なにしろ、何の問題も……

  ……と、いいたいトコロだが、実はひとつ大きな問題が……胃のレントゲン写真に「隆起」が発見されたらしいのだ。オイラの職場は巨大なので、その中の医療施設はちょっとした病院並みなのだが、そこの健康相談室で、先生からジカにレントゲン写真をマウスカーソルで指しながら、その「隆起」について説明してもらったから間違いない。素人目には、よくわからなかったが。

  一方で、素人目にちょっと面白かったのが、カルテの記載。人間ドックでは、見落としの確率を減らすために、3人の先生が個別に所見を述べるシステムらしく「隆起」「隆起」「問題なし」と3つの所見が並んでいた。まるでボクシングの判定である。で、どうやら2vs1で「勝者、隆起ッ!!」ってコトになったようだ。

  とゆーわけで、今日の胃カメラである。正直、すっごく憂鬱……ではなくッ!! すっごく楽しみであるッ!! 自分の胃なんて見ようと思って見えるものではないし、ココ一番、腹が黒くないことを確認するよいチャンスでもある。単純にスゴく興味があるし。タダで受けられるなんて富士急のアトラクションよりイイじゃないか。

  診療所に着くと注意事項の紙を渡された。なに? 喉を麻酔して、注射で息の根を……じゃなかった、胃の動きを止めるとな? へー、そんなコトするんだ。何事も体験しないとわからないものだねぇ。喉の麻酔は注射でなく、喉の粘膜から3段階で行う。まずは、うがいだ。嫌ったらしいオレンジ色の液体でガラガラする(以下はイメージ写真、実はイッペイの風邪薬)……と、舌先の感覚がヘンになってきた。舌全体を焼けずったような……ん!? 喉の感覚もヘンだ……ツバが呑み込めない。呑み込めないのか、呑み込んでいるのに自覚できないのか?

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  なんだか、セキがでるような、非常な不快感……ネコのようにゴロゴロと喉を鳴らしつつ、しばらく待機……していると、今度はネトっとした2段階目の麻酔薬を喉に吹き付けられた。オマケに、胃の動きを止める注射を射たれる……妙に痛いぞ……ゴロゴロ……ゴロゴロゴロ。

  いま水と飲んだらムセて噴水になるだろうな……などと考えていたら、ようやく内視鏡室に呼ばれた。ベッドに横になると目の前にはモニタがッ!! やったッ!! コレを楽しみに来たんだもんねッ!! 床の一部が映っている……ということは、ココにプラプラしているのがカメラだな……チョイとイジったら、看護婦さんにクスリと笑われた。

  「余裕があったらモニタを見てるといいですよ」……って、そりゃ、そのために来たんですからッ!! プローブが口に入ると、ベロ、奥歯、アッという間にその奥へ、ココで「オぇっ」となるが、その後はさほどの違和感はない。おぉ、なんだ!? 尻の穴のようにツボんでいる場所があるぞ!? コレが胃の入り口なのか!? おもしれぇ!!

  自分でプローブを操作していないので、カメラがどのヘンを映しているのか見当がつかないが、印象的だったのは海面のように不規則な網状の組織。どうも胃の表面らしい。ヌメっと、ツルっとしているかと思っていたので意外だった。脳ミソの表面ようなウネウネした模様をしていた。ただし、凹みでなく凸状だ。オモシロいね、コリャ。なんだか「沙羅曼蛇」な感じだといえばわかってもらえるだろうか(わかる人には……以下、イメージ映像)。

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  常に「オぇっ」となりつつも、文字通り「自分の内面を見つめる」コトを楽しんでいると早くも終了。即座に結果を告げられた……結果、何でもないそうだ。むしろ、キレいな胃だとホメられたくらい。オイラは、ちょくちょくスコッチを生でやっているが、そんな程度ではオイラの胃は平気なようだ。

  しかし、診察が終わってもまだ喉はおかしい。ムセずに水が飲めるようになったら食事をしていいらしいのだが……トコトコと渋谷の「はなまるうどん」に向かう。ホントは久々に「ムルギー」に行きたかったんだが、金曜は休みなんだよなぁ、名古屋に帰る前にもう一度くらい食いたい……などと考えながら、うどん屋に着く頃には、いつしかツバを飲み込めるようになっている。

  で、今日はエィっとばかりに「デュアル」してしまうのである。映画「UDON」に関係なく、オイラは10年程前から強烈なうどんファンなのだが、そのキッカケは出張先の香川で食べた「小懸家」にサカノボる。ソコで食った「しょうゆうどん」のウマかったコトッ!! 基本的には単なる冷やしうどんなのだが、コシが最高なのである。ヒトクチ目はこんなにコシがあったら食いにくいじゃねーか、っつーくらいの印象だったが、これがウマいったらないのだ。

  残念なのは、店が四国であるコト。ちょっと昼飯を食いに行くというワケにはいかない。しかし、長らく東京でも食えないかと思っていたトコロ、ほぼ同様のうどんを食える場所を見つけたのである。それが「はなまるうどん」だ。安いからといってココのうどんをバカにしてはイケない。オイラ的にはかなりのクオリティだと思うぞ。何度もそこかしこの店で食っているがバラつきもほとんどない。いつも間違いなく単にウマい。

  ただ、難点はサイズが「小」「中」「大」の3サイズしかないこと。オイラは決まって「しょうゆうどん、冷やし、大+からあげ」を頼むのだが、大でもちょっと物足りないのだ。そして胃カメラに備え、昨晩から何も食っていない今日こそ、どかーんと4玉を食ってやるのである。つまり、ひとりで「中をふたつ頼む」という暴挙に出てしまうのである。

  「小」が1玉で約200円「中」が2玉で約300円「大」が3玉で約400円なので「中をふたつ」だと約100円のロスが生じるがやむをえまい。ちょっとテレながら店のオヤジに「オヤジ、しょうゆうどん、冷やし、中、ふたつくれ」と告げる。すると、すかさず「ひとつで十分ですよ」「いや、ふたつだ」「ひとつで十分ですよ、わかってくださいよ」というやりとりが始まった……りはしなかった。ちょっと驚いた顔をされたが、フツーに出てきたよ、デッカード。

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  一気に4玉食った。うどんはイキオイが大事である。やっぱりココのうどんはウマいねぇ。4玉でちょうどよかったよ。できれば、はなまるうどんには、ゼヒともこのように4玉食える「特大」メニューを用意して欲しいトコロである。毎回、中ふたつ頼むのも、約100円のロスをするのも、ちょっと抵抗がある。

  あ、ちなみに午前中、ちょっと秋葉で買い物したんだった。一応、メモしておく。

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  そのうち実行予定のプチプロジェクト用の部品も含め購入。うふふふ。