SVX日記

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2005-02-01(Tue) YRP FINAL WARS

  なんだかんだでまたYRPである。先日、初めてノートPCを電車の中で広げたのだが、意外と具合がよかったので、朝っぱらから泣きそうにヒマな京急の品川〜YRP野比間でコード書いたりブログ書いたりを試す……が、オイラ乗り物に酔うというコトを忘れていたよ。PCを開いて例のapenscopeをイジり始めて10分くらいでゲロゲロに激しい頭痛である。う〜、悲しい。こんな時に限って遠足のガキンチョが乗り込んでくる。頼むからすぐ脇に座ってビョンビョンせんでくれ。ゲロ吐きかけていいかな、ボクたち?

  クラクラしながらYRPの作業場に到着。今日の仕事はデータ回収だけなのでボケボケしつつ、チョイと片手間にブログを書いたりもする。で、14時過ぎには完了、帰途につく。む、むなしい……。早く開発の仕事に戻りたいワイな。一応、今日が最後のYRPのハズなのだが、今までも最後最後と言われていたコトだし、どーなるかわからん。

  特に買うモノはないのだが、時間も早いので秋葉に寄るつもりで京急に揺られていると、カミさんからメールが。おぉ! 前から気になっていた「人体の不思議展」に行こうってか! 確かにちょうどいい機会だ。20時まで開場しているので、カミさんの仕事の終わる18時過ぎから向かえばうってつけ。「了解。それまで秋葉待機する。オーバー」と返事をして秋葉へ。

  まずは最近お気に入りの日米通商。結構モノが入れ替わるのね。アナログメータの種類がかなり増えている。わっ、コレは抵抗器形の電解コンデンサ!! SVXのエアコンに載っているブツと同じものがあれば買いかもしれないな。あ、先日買ったドラムスイッチが半額になっている。お、こっちの7segもオモシロそう。適当にお買い上げだ。

  そのまま秋月へ。やっぱり買うものがないのでミッキーマウスケーブルを1本だけ購入。ホントは昨日触れたFT232BMを買おうと思ったのだが、現物を見て予想以上にピン間が狭いのにビビって買い損ねた。一緒にピン間変換基板も売ってくんないかなぁ。というか、オイラがまとめて発注するか? ブルガリアのOLIMEXという会社はアマチュア向けのプリント基板業者として評判が高いので、常々試してみたいと思っていたし。

  時間が余ったのでゲーセンへ。ダライアスがあるというウワサのタイトー系ゲーセンのheyに行くが発見できず。代わりにスプラッターハウスをプレイ。十字架まで行かずに行き倒れる。他にめぼしいものがないので、いつものトライアミューズメントタワーへ。お、とうとうココにもエミュ系のレトロ台が入ったか。NOVA2001をやってみる。懐かしいな。2回ほどM1(ボス)を倒す。ついでなのでダライアスにもデポジット。A-C-F-J-O-T-Y。辛くも最後の1機でイカ撃沈。ナゼかエンディングが文字だけだ。帰り際にコインが1個入っているイマ風縦シューを発見。タダなのでやってみるが、クソつまんねぇ。ゲームオーバー前に席を立ってしまう。イカンな、イカンよ。

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  有楽町でカミさんと合流し、人体の不思議展に入場する。この催しはヒトコトでいうと「本物の人間の干物展」である。なんでもプラストミックという新しい技術による標本化らしいが、本物だけにスゲェ迫力である。文字通り「切り口の異なる」標本が20体以上並んでいた。グロいのが弱い人には悪夢のような場所であるが、そうでなければ一見の価値はある。脳みその標本を手に持ち重さを確かめて、最後の触れるコトのできる標本をイジって終了。ビーフジャーキーのような手触りだった。しかしこの催し、悪い冗談のようではあるが……最終的にどーゆー見方をすれば正しいのかの判断に困った。そんなに学術的なワケでもなし、ギャグっぽいトコロもあるものの、ギャグに走っているワケでもない。思えば、開場の人たちの反応も微妙だった気もするな。

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日米商事
時計用4桁7seg\53x2\105
ドラムスイッチ\53x3\157
\262
秋月電子通商
ミッキーマウスコード\150
タイガー無線
100V用プラグ\150

  今日の獲物。ミッキーマウスコードと100V用プラグはちょっとしたアイデアのためのモノ。早速、明日にでも作ってみるかな。にょほほほ。


2009-02-01(Sun) XPort起動

  とりあえず

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2014-02-01(Sat) オレの魚を自作

  道義的にはどうかと思いつつも「それはオレの魚だ!」というボードゲームのコマをガキと一緒に自作してみた。

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  厚紙に、テンプレート定規で六角形を書きまくり、アクリルガッシュで魚とペンギンの絵を書きまくり、水性ニスで紙の表面をコートしてから、ハサミで切りまく……手っ、手が痛いっ……あーっ、軽く豆ができてるやんか……くぅー……豆をかばいつつ、作業を続行、ペンギンを余っている将棋のコマに貼り付けて完成。

  なかなかに面白いのだが、これ、魚のコマがズレるのがうっとおしくてしょうがない(たぶん製品版も)。なんか、ポコッとハマる機構が必要な気がするな。


2019-02-01(Fri) 勝手にオレ的スピーカまとめ&レビュー

  ちょっとしたキッカケから、これまでに自作したスピーカをまとめてみた。

  スピーカに関して「うしろを覆えばいいんだろ」程度の知識で、その辺にあったCD-Rのスピンドルケースに組み込んだ、乾電池駆動のICアンプ内蔵のアクティブスピーカ。それでも普通に音楽が楽しめる程度の音で鳴った。

  STEREOという雑誌の付録の「スピーカユニット自体を組み立てるキット」を完成させたものを、タッパーに組み込んだパッシブスピーカ。雑誌の記事からスピーカに関する基本的な知識を得つつ、バスレフ型に仕立てた。

  秋月で売っていた安いユニットを「タッパー・ワン」に準じる形で組み込んだパッシブスピーカ。聴き比べると「タッパー・ツー」に比べ「タッパー・ワン」は高音が出ていないことに気づいた。

  「艦これ」で遊ぶ時用にありあわせのパーツを紙箱に組み込んだパッシブスピーカ。艦娘のセリフを聴く分には十分。

  秋月で売っていた安いユニットを発泡スチロールのブロックに組み込んだパッシブスピーカ。後に大きめのツィータを追加し2wayとし、乾電池駆動のデジタルアンプを乗せてアクティブスピーカ化した。発泡スチロールだけに軽い印象の音だが、低音から高音まで気持ちよく鳴る。現在もテレビに接続して稼働中。

  秋月で売っていた安いユニットを本物のコンクリートブロックに組み込んだツィータ付きで2wayのパッシブスピーカ。本物のコンクリートブロックだけに非常に落ち着いた音で鳴る。現在も寝室のミニコンポに接続して稼働中。

  aitendoで売っていた安いユニットを「タッパー・ワン」に準じる形で組み込んだアクティブスピーカ。内部にリチウムポリマ電池駆動のデジタルアンプとmp3プレイヤが組み込んであり、風呂で利用できるほか、パーツの組み換えによりBluetoothスピーカほか、様々な形態に変化する。軽い感じの音だが、低音から高音まで気持ちよく鳴る。現在もほぼ毎日の風呂で稼働中。

  元はノートパソコンのクレイドルに内蔵されていたスピーカを再利用し、乾電池駆動のデジタルアンプと併せてPCモニタの上に載せたもの。低音はそこそこだが、高音はクリアに鳴る。現在もPCでゲームや動画や音楽の視聴などに稼働中。

  ローエンドながらミニコンポへの接続を想定して売っている、既製のブックシェルフ2wayスピーカにリチウムポリマ電池駆動デジタルアンプ付きmp3プレイヤをくっつけたもの。ウーファの径が13cmだけあって極低音から高音までキレイに鳴る。

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  で、番外編。先日ThinkPadを買ったオマケでもらったBluetoothスピーカ。試しに鳴らした瞬間に耳を疑うほどのクソな音。何を鳴らしてもAMラジオっぽい音が出る。低音も高音も出ず、遥かに小さいZEN STONEにも劣る。ウチにあるスマホやタブレットでも、これよりマシな音で鳴る。

  ところが、試しにBluetoothでなく、ライン入力で鳴らしたところ、明らかにマシな音が出た。なんだこれ? かといって、別に積極的に使いたくなるほどの音でもないが。Bluetooth系の処理がおかしいのか? 意味がわからんわ……。

  試しに、スマホで再生音を録音してaudacityで周波数解析にかけてみたところ、唖然とする結果が出た。比較対象は上記の「ズゴック」。まずは、ライン入力で再生した場合。赤がズゴック、緑がJBL GO2。

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  ほとんど一致している。上述のJBL GO2を「ライン入力で鳴らしたところ、明らかにマシな音が出た」という感覚は正しかったわけだ。

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  ところがズゴックをBluetoothで鳴らすと、結構な差が出る。低音域も高音域も痩せてしまうのだ。ユニットは同じなのに、Bluetoothにするだけで、こんなに悪化するとは。

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  そしてそこにJBL GO2をBluetoothで鳴らしたものを加えたところ唖然とする結果に。さっきの痩せ方が気にならないくらいの痩せっぷり。おまけに中音域が謎の太り方をしている。そりゃ「鳴らした瞬間に耳を疑うほどのクソな音」に思えたのも納得だ。

  そうなると、これはユニット的な問題ではなく、ソフトウェア的な問題ということになる。これがミスではないのなら、JBLのチューニングがクソってことだ。以後、自分がJBLの製品を買うことは決してないだろうな。どんないい加減な仕事をしたらこんなレベルものを販売できるっていうんだ。

  自分の耳は、適当に作った自作スピーカが基準なので、決して耳が肥えているなどとは思っていなかったが、ヒドい音を、キチンとヒドいとわかる耳のようで安心した。

  ところが、どこのネットショッピングサイトのレビューを見ても、JBL GO2は、コキ下ろされるどころか、割と好意的な評価を受けている。となると、世間一般には、ヒドい音を、キチンとヒドいとわかる耳を持つ人は少ないということになるんじゃ……聴いてみれば誰にでもわかるレベルだと思うのだが。こと「音」になると計測もせず、カッコつけてオレ感覚を語りたくなってしまう人が多いということなのか。

  やはり、少なくともエンジニア足る者、決してブランドや何やの印象に屈することなく、自分の感覚を信じるべきだ。

  というわけで、今回の件から得るべき教訓は、オカルト的なオーディオグッズは言うまでもなく、ネットショッピングサイトのレビューも、某掲示板で音についてエラそうに語っている書き込みなども、まったく信じるに値しないということだ。

  そして、もちろんこのレビューもだ!