SVX日記

2004|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2025|01|02|03|04|05|

2005-03-16(Wed) ftpdにインネンつけつつ、USB-シリアル変換基板完成

  ココんトコ、仕事でFTPクライアントをチョロチョロと作っているのだが、散々テストして出したコードが、出先で動かんとの報告。むぅ。最近、どうもツイとらん。しかし、絶対にFTPデーモン側に問題があるに決まっとる、と天をも恐れぬ決めつけをしつつ、問題を洗うのである。

  コードはPerlでNet::FTPモジュールを使用したもの。テストは主にCygwin上で行い、仕上げにSolaris8上で動かしたが、特に問題が生じたことはなかった。話によると問題はSolaris9で起きているらしい。ふーむ。Solaris9だからといって、動かないなどということがあるとは考えにくいのだが……。

  しかし、実はFTP関連のRFCの内容は非常に曖昧であるという事実がある。FTP接続を確立し、転送するファイルの一覧を得たい場合、クライアントはFTPデーモンに対してLISTコマンドを発行するのだが、それだとファイル名しか得られない。パーミッションとかファイルサイズ、タイムスタンプなどの情報を得たい場合、RFCには確立された方法は規定されていないのである。いくらファイルシステムがOSに依存するモノだとはいえ、ファイルサイズくらいは得られてもバチは当たらないと思うのだが……。

  確立された方法は規定されていないが、確立されていない方法は規定されている。それがNLSTコマンドである。NLSTコマンドを発行すると相手OSは'/bin/ls'相当のコマンドを実行し、結果をそのまま返してくる。接続元からすれば、相手OSのlsコマンドのフォーマットなんぞ知ったこっちゃないのだが、そういうモンらしい。

  結局、原因は'NLST -al .'を実行した場合のFTPデーモンの挙動の違いにあった。実はSolaris9からはwu-ftpdという、Solaris8までとは異なるftpデーモンが搭載されていたのだ。Solaris8までのftpdは'NLST -al .'に対し、内部で'ls -al .'を実行し、その結果を返してくるのだが、wu-ftpdは'NLST -al .'に対し、ナゼか'ls -al *'相当を実行し、その結果を返してくるのである。そんなコトされたら、ディレクトリの中のファイルが全て表に出てきてしまうではないか。ぱきゅーん。

  最終的には'NLST -al .'を'NLST -al'に修正して解決となった。そもそもドットが必要だったのかという問題はあろうが、wu-ftpdには'NLST -al .'を'ls -al *'と解釈してしまう合理的な説明をいただきたいところではある。ふもふも。

  画像の説明

  と、今度は家に帰り、昨日組んだ回路をバラす……とほほほほ。基板のストックはあるので、新しい基板で組んでもいいのだが、ちょうどいいサイズなので再利用するコトに。基板を切る作業は粉まみれになって大変なのである。しかし、部品を外すついでに、ところどころランドはハガれてしまうし、ヤニはネチャネチャと残ってしまう。んが、この際、見た目は気にしないことにする。

  画像の説明 画像の説明

  ビシバシとハンダ付けする。ビシバシ、ビシバシ……しかし、夜も遅くなったので、配線のチェックはまた明日。ぐもももも。


2006-03-16(Thu) 求人してみる

  突然だが、求人してしまうのであった。以前から書いている通り、オイラは某所でLinuxのテクニカルサポートをしているのだが、都合でもう少し人員の強化を図ることになったのである。

  仕事内容はオイラと同じ、Linuxのテクニカルサポートである。条件は以下の通り。

  • LinuxまたはUnixに詳しい、もしくは、すぐに詳しくなれる自信がある
  • manを読んで理解することができる、英語が出てきてもビビらない
  • Linuxのカーネルソースを読んでみるつもりがある
  • 文章を書くのが好き、話をするのが好き、人ぎらいじゃない
  • 40歳程度以下である、少なくとも気持ちだけでも

  勤務場所は名古屋の郊外である。経験は特に不問……というのも、基本的には、知識より知恵、能力よりは推力の仕事だからだ。応募を希望する方は、書類選考として以下の質問に回答をしてみていただきたい。

  1. apacheでworkerモジュールを使いたいのですが、どうしたらいいですか?
  2. ディスクキャッシュの最大利用量を制限したいんですが、どうしたらいいですか?
  3. iowait成分が多くてサーバがスッゴく重いんですが、どうしたらいいですか?

  いずれも、対象はRHEL3に限って回答してもらってよい。また、3問全部に答えてもらってもよいし、どれかひとつだけでもいい。こんないい加減な求人ではあるが、一応マジである。応募してみたい人はメールでオイラまで。なんなら、この下にツッコミを入れてもいいです。うほほ。

  なお、採用された暁には、そこそこの企業で一日中Linuxをイジっていられます。その筋の人には耐えられない幸せではないかと思うのだがいかがだろう。ご応募お待ちしております。


2011-03-16(Wed) こんなの絶対おかしいよ

  それはとっても悲しいなって。

  わけがわからないよ。どうしてそんなに自粛にこだわるんだい?

  やると信じてたあたしって、ほんとバカ?

  そんなの、あたしが許さない。

  奇跡も、魔法も、ないのかな……。


2015-03-16(Mon) 品川でゆっくり

  今日から研修。朝はいろいろ忙しいので、艦これの朝練はなしで出撃。目に入ったバーガーキングに入ったが、あわててスパムバーガーを頼んでしまい、失敗。ここは、ハンバーグがウリなのに。

  画像の説明

  品川から歩いて御殿山へ。よかったのは、ビルの上から見られる品川駅が「まるで鉄道ジオラマ」のようだ、ってとこか。山手線、京浜東北線、東海道本線、東海道新幹線、京浜急行、無数の車がひっきりなしに行き交う。飯くいながらKOBOで読書する予定だったが、窓からの景色がおもしろすぎて、読書する暇がなかった。まったく、見飽きない。楽しい。一方で、まぁ、研修は……そぅ……まぁ……そうねぇ。

  研修が終わり、ホテルに戻って、イソイソとPCを接続……って、なんですか! 今どきのホテルは有線も無線も提供してくれるのね。せっかく、小型の無線ルータを持ってきたのに。それはそれとして、有線接続してみたら……って、なんですか! 今どきのホテルはプライベートIPアドレスなのね。そんなんじゃ、サーバを設置できないじゃん……って、普通の人にはそれで十分なんだろうけど。

  困ったのは、NAT内部では、UDP接続ができないってこと。UDPが通らないと、OpenVPNが張れないのだ。これは予期せぬ事態。こうでなくちゃいかん。旅先でのトラブルこそ、旅の醍醐味!(ちょっと違う気もするが)すかさず、OpenVPNのTCP接続モードの設定を始める。sshで自宅サーバにログインし、OpenVPNをTCPモードでを立ち上げる。UDPとTCPは同時に上げられないので、別のデーモンとして上げる事になる。

  手元のマシンで証明書を作ったり、自宅サーバで証明書に署名したり、しばらくあれこれしたら、OpenVPNが開通した。これで「いつもどおりの生活ができる」ようになった。

  画像の説明

  いや、別にリモートデスクトップで艦これをするのが最終目的なのではない。キッチリと先のノウハウにしたがってpulseaudioまで導入し、音声付きで艦これを楽しんだが、微妙に音声が途切れる状況を確認することで、TCP接続におけるOpenVPNのパフォーマンステストを行ったまでだ。そう、ゲームとして艦これをプレイしたわけではないのだ。いつもどおりの生活のように、ひととおりの任務をこなしただけなのだ。

  しかし「できるだけいつもどおりの生活ができる」ようにと、これまで出張の都度、持っていく物リストをWikiにメモっておいたのだが、イザそのとおり持ってきたら、ちょっと「いつもどおりの生活ができすぎ」になってしまった気がする。どうりでカバンが重いわけだ……。

  というわけで、いつものメキシコのミディアムをドリップして飲んだ後、小びんに詰め替えて持ってきたピュアモルトホワイトをチビチビやりながら、KOBOで読書しつつ、おやすみである。


2019-03-16(Sat) アクセラに乗り換え

  というわけで、ロードスターの時ほどではないにせよ、今日は待ちに待った納車日。下取り車となる現ミラココアにカミさんとふたり搭乗し、早朝6時から遥か群馬まで出撃である。

  高速に乗ってもいいんだが、運転してて楽しくないし、国道19号は十分以上にスイスイと走れるので、基本は下道。唯一、和田峠だけトンネルを通って、ほぼ予定通り15時半に到着。

  ミラココアの査定をしてもらうと、想像以上に高額だったので驚いた。それだけ軽の需要が高まっているということなのかな。ミラココア、色もデザインも好きだったので、ちとナゴリおしいが、走行中の騒音だけがね……でも、今までありがとう。

  画像の説明

  で、改めてアクセラに搭乗。ここしばらく普通のセダンに乗る機会は皆無で、これっぽっちの評価の軸足すら持っていないが、これはイイ。何しろ静かだ。コダワってMT車を選んだが、これも悪くない。ただし、シフトのフィーリングはロードスターと全く異なる。ロードスターはゴリッと直接スリーブを滑らしている感覚があるが、アクセラはスポンと吸い込まれるようなウソっぽい感覚。ATのシフトみたいだ。

  カミさんが「静かだねぇ」なんて感激している隙に、こっそりシートヒータを最大にするイタズラを仕掛けたり、すかさずステアリングヒータで逆襲されたり、妙に視界が広いけど帽子がバイザに当たるなぁ、と思ったら、パワーシートがかなり高めだったり、一杯まで下げたら一気に見切りが悪くなったり、なんとなくバックカメラが信用できなかったり、トランク開けたら広すぎて少なすぎる荷物が申し訳なくなったり。

  新型が気にならないワケじゃあないけれど、これは本当に末永くお付き合いできそうだなぁ。