SVX日記
2005-03-23(Wed) 調光により調光する調光器、完成
先日「テレビの影響について考える」を書いた矢先ではあるが、再びアメリカで銃乱射事件が起きたようだ。コロンバイン高校の事件と酷似しており、ニュースではボウリングフォーコロンバインという映画の存在についても言及していた。当然だろうと思う。果たしてこの映画は、銃の規制は必要だという啓蒙と、銃乱射事件の犯人予備軍の育成と、どっちの効果が大きかったのだろうかと考えてしまう……よりは「ほれみれ!!」と素直に思ってしまうオイラである。
そんな映画を進んで輸入して、喜んでいるのが現実の日本である。オイラも喜んで観た。確かにオモシロかった。オイラは娯楽として受け取ったが、そうでない人間もいるコトと思う。映画の輸入と同時に、事件を起こす種も輸入してしまったワケだ。そのうち銃乱射事件は日本でも起こるかもしれない。いや、既に事件を起こす種は、包丁殺人に形を変えて花を咲かせているのかもしれない。
星新一のショートSFに「白い服の男」という話があった。ある「悪」を極度に排除した世界を書いた話で、言論や思想の規制についても言及されていた気がするが、最終的な主題が思い出せない。もう一度、読んでみる必要がある気がするな。
……と、毎度ひとしきり余談をブチまいた後ではあるが、今日の工作である。昨日の自作フォトカプラを調光器に組み込むのである。なにしろφ20mmのCdSは巨大であり、それを膨らませた自作フォトカプラはマンモス級のデカさである。恐るべきピン間も6x2.54mm。気合で実装、載ったらマンモスラッピーじゃ!!
2008-03-23(Sun) ヤル気が減少した場合の対処法
2011-03-23(Wed) デジタル入力ポートでのアナログ検出に
ここしばらく、私の大脳上で、常時一定のCPUパワーを消費し続けている「まどか★マギカ」プロセスだが、全国的に地上波放送が中止となり、ニコニコ配信に集約されることで、ネタバレの恐怖からも解放され、万全の体制で11話に備えていたら……当日になって「配信中止」だと。さすがに、椅子からズリ落ちたわい。
しかし、先日に「映画化」に進まれるのが怖いと書いたけど、これはもう「映画化」するしかない状況ではないか、と思う。一部では、10話は最終話としても観られた、なんてコメントもあったし、残り2話、少し尺に余裕を与えて90分として仕上げるなんて、うってつけである。地震の影響が作画作業に大きな困難をもたらし、4月からの放送枠の確保も困難、なんて言ってしまえば、これ以上ない大義名分も成立する。
別にやって欲しいわけではないが、ビジネス上の判断としては「かなりアリ」ではないかと思ったりする。これで遅れつつもちゃんと地上波で放送するなんて、むしろ「お人好し」である。ほれ、少しは先輩方を見習ってみれ、てなもんである。
かなり昔に書いたネタだが、あらゆる意味で「ハマりこむ」という状態は「その対象」に対して極めて弱い立場に移動する、ということに他ならない。ラーメンしかり、エヴァしかり、恋人しかり、マギカしかり。「その対象」を提供できる人物は極めて限定されており、どんなに虚勢を張ってみても「ハマりんだ」側の完全な負けである。
それはそうと、あまりにあんまりなネタを見つけた。とはいえ、見事すぎる。
2013-03-23(Sat) 電子書籍の自炊を始めました
文字通り「『電子ブックの』スキャナ」だし「『電子書籍の』自炊」である。単なる思いつきで、半分はシャレなのだが、そう馬鹿にしたものでもない。DRMで保護されている書籍を抜き出すことができるのだから、koboが再びRaboったとしても、これで安心なのである。
先日、かなりkoboをディスったのだが、実はその後かなり熱心に利用している。実際、青空文庫の作品をいくつも読んだし、新作本も怪しいクーポンでかなり安く買えるので、本気で読みたかった華竜の宮などを買ってしまったし、先日は流行のビブリア某とかにまで手を出してしまったほどなのだ。いままで、あまり本を読まなかったが、読むようになってしまった。そして、紙の小説を読む気がしなくなってしまった。一度、大きな字で読んでしまうと、文庫本の字の大きさが適正だと感じられなくなるのだ。
ちなみに、ステッピングモータの軸に、どうやって「ページめくり用アーム」を固定しようか、最後まで悩んでいたのだが、その時、ふと目に入ったのが、約4年前に左腕だけ作り残して放置してあったシャアザクのプラモデルであった。これなら、微妙な角度調節にはもってこいだ。左腕だけ作らなかったことも何かの縁だと思い、遅ればせながら腕を完成させ、試しにモータの軸に挿してみると……ぴったり!? ……な、なんと、なんの加工もなく、スッポリである。ポリキャップ最強やんかッ!!
なお、約4年前に左腕だけ作り残して放置してあったのは、単に右腕まで完成させたところで「やんなっちゃった」だけの理由である。だって、最近のプラモデル、部品が多すぎて、似たようなのを2組も作るのが面倒なんだもーん(……なんて、ガンプラ好きに言ったら怒られそうだな)。
ちなみに、PICマイコンによるデジカメのレリーズ制御方法については、居酒屋ガレージ日記さんトコの情報を使わせてもらった。これがなければ、間違いなくデジカメをバラしていたはずである。本当に助かった。
最後に、例によってパッケージを置いておく。
■ nekosan [シャァザクの腕がシュールでイイカンジです。 それ以上に、電子ブックを自炊するっていうのがもっとシュールだと思いつつ、..]