SVX日記

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2004-06-06(Sun) SVXの赤外線キー複製プロジェクト

  忘れたころにゲインのあるSVXの赤外線キーの複製プロジェクト。ブレッドボード上ではあるが、本日ソフトウェアがめでたく完成したトコロである。価格とサイズの面から8pinのPIC12F629を使用したので、EEPROMの容量が少し足りず、既存のルーチンをちょっと修正することになったが、意外とあっさり動くようになった。

  試しにブレッドボード上からLinuxサーバに接続してある自作学習リモコンに開錠信号を送信してみる。なぜか本物の信号より全体的に5%ほど遅いが、おそらくコレぐらいなら許容範囲であろう。

  画像の説明

  ソフトがデキたらハードである。といっても、今回の回路は「PIC, 赤外線LED, ボタン電池ホルダ、タクトスイッチ、抵抗1本」という手抜き回路。むしろ大変なのは多少なりとも見た目が大事なケースの工作である。

  キーリングをつけるφ6.5mm穴をゴリゴリ、LEDを出すφ5.0mm穴をゴリゴリ、タクトスイッチを埋め込む角6.0mm穴をゴリゴリ。意外と大変なのがこの角穴であるが、カッターで拡張したところ意外とキレイに穴が開いた。タクトスイッチの大きさにピッタリである。タクトスイッチを埋め込んでボンドで接着。電池ボックスも同じくボンドで接着。ボンドはその辺に転がっていた俗に言う「鼻くそボンド」である。

  画像の説明

  明日はハンダ付けして動作テストである。サクッと動いたらファームウェアと回路を公開する予定である。需要があるのかよくわからないトコロであるが、スバル車に乗っている人全員が赤外線付きの鍵1ヶで満足しているとは思わないのだが。

  ※なお、上記の画面イメージには手を加えてあるので念のため。さすがの私も開錠信号を公開するほどマヌケではない。


2005-06-06(Mon) オトナのガチャポン必勝法

  画像の説明

  今日は昨日に一応の完成をみた「トリィ」の最後のまとめに入る。まずは実態配線図。後半、対症療法的に回路の変更や追加を行ったので、基板の裏にまで配線がおよんでゴチャついてしまったが、一応、図面を更新しておく。例によって抵抗値とか容量値とかが入っていないが、それはもうアレだ、ひとつ適当によろしくお願いする次第である。早い話が手抜きだが、まぁ、タダでさえゴチャゴチャしている実態配線図をこれ以上ゴチャつかせたくないというのもある。

  画像の説明

  でもって、外部アンテナを製作する。外部アンテナといえば聞こえはいいが、10個で178円の目玉クリップにリード線をハンダ付けしただけのシロモノである。これをアンテナの中ほどの金属部分にハサんでアンテナを延長する。一応、リード線のハンダ付け部分付近はホットボンドで固めてみた。これでかなり曲げに対する耐久性は向上したコトであろう。

  最後に余談であるが、最近、ちょっと気に入っている部品の保管方法を紹介しよう。

  画像の説明

  といっても、そんなにたいした方法でもない、ガチャポンの丸い空きカプセルに部品を入れるというダケのコトだ。しかしながら、このカプセルはソコソコの強度もあり、密閉度もバッチリだ。外から内部を確認するコトも簡単だから、ナニが入っているのか一目瞭然。底が丸いから細かい部品の取り出しも容易だ。製作中の機器別に1個ずつ割り当てたり、回収したジャンク部品をまとめていれておいたり、ブレッドボード用の部品を入れておいたり……と、仕分け方の自由度も高い。開けるときに力を入れすぎて、中身をブチまけたりしないように注意が必要ではあるが。

  オトナのオトコがガチャポンするのは非常に勇気が要るが、電子部品を入れるためのカプセルが欲しいんだから仕方ないよね……などと思えば、意外とSeedDestinyのガチャポンとかも回せるモノである。とはいえ目的のものが出るまで何度もシツコく回すには勇気がいるので、ステラはまだ入手していない。でも、二の腕が出ていないバージョンのステラが出てもちょっとね……っとッ!! オイラいったいナニを書いておるんじゃッ!! ……とゆーワケで、そっち系の趣味がある人にはかなり有効な「部品の整理方法」であろう。すぽぽぽ〜ん。

  あ、そーそー。一番下に写っているハンダは、今日から使い始めたぞ、という単なる記録である。いままで使っていたハンダは昨日に使い切ったのだ。意外とハンダって早く無くなるモンである。


2007-06-06(Wed) ゲイツ認証ならぬSVX認証

  故あって、非常に簡易的な認証システムを必要としている。で、今の状況にピッタリなのが、いわゆる「ゲイツ認証」なのであった。

  しかしながら、ちょっと探した限りでは、tDiaryにはオフィシャルなゲイツ認証プラグインは存在しないらしい。ほんじゃ、ひとつ自作するのである。

  完成イメージは以下のような感じ。SVXの画像をすべてチェックして認証ボタンを押し、正しくチェックされていれば認証が完了し、tDiaryのコンテンツにアクセスできるようになる。一度認証したら、以後クッキーの続く限り、ページへのアクセスは自由だ。

  画像の説明

  ゲイツ認証のすばらしいトコロは、説明が最小限で済み、人間相手には一目瞭然な反面、サーチエンジン等からのアクセスを限りなく困難にできること。また、認証イメージをコンテンツのテーマに合わせることで、ちょっと「楽しんで」認証をしてもらえるトコロだ。

  ちゅーわけで開発開始である。


2008-06-06(Fri) Fedora9、フォント&メディアチューン

  次第にLinux環境が快適になってきつつ、気づくとほとんどWindowsを立ち上げなりつつある今日この頃、皆さんどうお過ごしでしょうか。

  今日もコマゴマとした設定をツメツメしていくゼッ!! まずは、ディスクへの書き込みが増えるとウワサのSELinuxをオフにする。今回はインストール作業を通してSELinuxの有効/無効を聞かれなかったが、規定で有効になったのはいつからだ? しねっと「/etc/selinux/config」の記載を「SELINUX=disabled」に変更しておく。

  次は、bashの設定。好みで「~/.bashrc」に以下の記述を追加する。

# User specific aliases and functions
 
alias ls='ls -lrtF --color'
alias cp='cp -p'
alias ex='pushd +1'
alias less='less -X'
alias em='emacs -nw'
 
export EXINIT='set exrc number showmode tabstop=4 ignorecase'
export PAGER='less -X'
export MANPAGER='less -isX'
export LESSCHARSET='iso8859'
 
function uuenc () { gzip -c $1 | uuencode uuuuuuuu.gz | sed 's/$/!/g'; }
function uudec () { cat $1 | sed 's/!$//g' | uudecode; gunzip -N uuuuuuuu.gz; rm $1; }
PS1='\[\e[1;1m\]\n<\u> \d - \t\n\H:$PWD \$ \[\e[0m\]'

  脈絡はないが、お気に入りのOsakaフォントもインストールする。Xにフォントをインストールというと、見るからにおぞましいハナモゲラ怪獣「*-*-*」との格闘を予感させるがさにあらず。「/usr/share/fonts」の下にディレクトリを掘って、Windows向けのTrueTypeフォントファイル(ttf/ttc)をそのまま放り込むだけだ。

  しかし、Fedora9から標準になった「VLゴシック」フォントは、強力なOsaka信者であるオイラにも衝撃を与える美しさだよなぁ。ゼロとオーの区別も付きやすいから、コード書くにも適しているし。

  と、いいつつも僅差でOsakaだ。端末のプロファイルをイジり、フォント設定をOsakaの等幅10にする。でもって、好みである往年のプラズマディスプレイっぽいカラーに変更。文字が「#FF6020」背景が「#401800」。

  さらに脈絡なく、次はシステムの統計情報採取ツールであるsysstatの導入。しかし、これが規定でインストールされない……というか、そもそもインストールディスクに含まれないってどういうコトよ? 何か別の新しいパッケージに置き換わったのかと思ったぞ。入れ忘れか? yumでサクっとインストールする。

  翻ってエンターティメント関係の環境も整備する。Fedora9の音楽プレーヤである「Rhythmbox」は、驚くべきコトにiPodへの楽曲転送までサポートしているのだが、もっと驚くべきコトにmp3すらサポートされない。

  そのテのパッケージは、なんか権利関係が微妙だったりして、Fedoraのパッケージに含まれないらしいのだが、そのテのパッケージを補完してくれるリポジトリが外部にあるので、それを追加登録する。以前にちょっと出てきたlivnaである。

  しかし、一説によるとlivnaはFedoraと関係が深いとか。なにそれ。別に構いやしないけどさ、パチンコ屋の景品交換所じゃあるめぇし……と、首を傾げつつ、http://rpm.livna.org/に接続、livna-release-9.rpmを落としてインストール。

  mp3やAC3はgstreamer-plugins-uglyで、AAC(m4a)はgstreamer-plugins-bad で対応するらしい。どちらもyumで頭を使わずインストール可能だ。これらを入れると、メディアプレーヤであるtotemでmpeg動画も観られるようにもなる。しかし、なんつーパッケージ名だ……。

  と、mp3が再生できるようになったところで、後藤真希の曲のインポートやら、Podcastの登録やらを始めてしまい、今日はここまで。


2025-06-06(Fri) ETC、ワルイテック

  ずいぶん前の話だが、ロードスターの納車直前にETCの車載器を手配した。パナソニックのCY-ET809Dというもので7000円弱。日髙のり子が声を当てているということで話題になったもの。

  んが、ぜんぜん浅倉南ではない。なんでも「『機械的に発声して』という指示だった」と当の本人が語っていたが、確かに機械的な発声で萌え成分はゼロ。なんのために日髙のり子を呼んだんだよ。奇しくも完全に「ドミネータ」になってしまっている。「通過モード、リーサル、走行速度オーバー40、速度を落として下さい」……とは言わないけれど。

  ロードスターには、純正アクセサリにETCの車載器が用意されているのだが、当然のように驚くほど高価。しかも、装着位置が助手席の背中の裏という微妙な場所。ETCカードを抜くのがすげぇ手間やん。まぁ、盗まれようもない場所でもあるけれど。

  つうわけで、ハナから自分で取り付けるつもりで手配したのだが、なにしろ高速道路を走るのが好きではないので、利用頻度は極めて低い。年に4,5回。そんなための装置をダッシュボードに設置したら目にウルサくてかなわんし、エンジンの始動の都度「イーティーシーカードが挿入されていません」なんつうアナウンスも耳にウルサくてかなわん。なので、電源をシガーソケット対応にして、使う時だけフロントガラスに吸盤マウントでくっつける形にした。まぁ、前に乗っていた軽自動車のときもそうしてたんだけど。

  画像の説明

  この装着方法、禁止されてまではいないものの推奨されない方法なのだとか。というのも、ETCの車載器には、車種区分が書き込まれていて、それで料金が決定されるからだ。軽自動車の車載器を、普通車に載せ替えると、料金をズルできてしまう。なので、容易に載せ替えできる状態はよろしくない、という主旨らしい。とはいえ、別にズルするつもりなんかないし、料金所ではナンバの撮影もされているだろうから、好きにさせてもらうわ。

  それで何年も過ごしてきたのだが、聞くところによると2030年問題というものがあるらしい。なんでも、無線通信の暗号化方式に脆弱性が見つかったので、古い機種がゴミになるのだとか……おい。オレのコレもゴミになるヤツじゃねぇか。なんだか釈然としないな。こないだの大規模トラブルでもテメェらのミスを客に押し付けて批判されてたが、考え方の根っこが同じだ。実に半官組織クサいヤリクチ。大概は車の更新と同時に車載器も更新されるのだろうから、十分に台数が減ってから買い替え補償したっていいだろうに。そもそも暗号は当然のように陳腐化するのだから最初からファームウェアアップデートくらいできるようにしとけや。時期的にDVD→Blu-rayから学べたことだろうに。無能マル出しだな。

  オマケに2030年問題といいつつ「早まる可能性あり」なんて書いてある。ほんじゃ、もうすぐじゃねーか、と、最近の車載器はどのくらいするのかと調べてみたら、最近はアンテナ分離型の製品ばかりで、アンテナ一体型の製品がほぼ消滅してしまっている。それだとシガーソケット運用がしにくいな。

  そもそも年に4,5回なんだから、高価な車載器を買っても元がとれない。いっそのことETCをヤメちまうか。もしくは、ジャンク直前の車載器でも買って、分離したアンテナを両面テープで本体にくっちけちまって、アンテナ一体型にしちまうかな……なんだかねぇ。