SVX日記

2004|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2025|01|02|03|04|05|06|07|

2004-09-03(Fri) シリアルポート切り替え機+α「EX232CP」ついに完成

  今日もメビウスのヒンジとシリアルポート切り替え機の豪華2本立てである。

  まずはメビウスだが、朝に近くのシャープのサービスセンターに電話して、修理に必要な左側のプレートについて聞いてみた。結果、修理部品のみ代引きで送ることもできるし、取りに来てもらってもよいとのこと。ただ、さとう玉緒似の声のお姉さんによれば、パーツの値段は3,000円ではなく2,400円で、もしかすると昨日のモノとは違う可能性があり、口頭だけの確認でパーツを注文して違うものを代引きで送ってしまうと返品がきかないので、近所であることだし、パーツがサービスセンターに到着後に取りにくることを勧めてくれた。

  私としては、写真なりを電子メールしてそのパーツがホントに必要としているモノなのか確認したいところであったのだが、サービスセンターには電子メールがないらしく、ファックスならばと……いまどき電子メールなしでファックスだけかよ!! まぁしかし、かなりフレキシブルな対応をしてもらえたので十分満足である。パーツ入荷の連絡を楽しみに待っていることにしよう。センキュー、玉緒っち。

  で、それはさておき、昨日ヘコみにヘコんだ、シリアルポート切り替え機が動かない問題、厳密にいうと通信時のみ光らせたいLEDが点灯しっぱなしになってしまう問題である。どーにも気になって仕方なく、仕事前にひとテストして、通勤中に悩みまくり、仕事中にも悩みまくり、昼休みに回路図引きなおし、午後は仕事にならず、夕方になって持参した参考書の一点に目が止まった。

  この「スペース(0)検出電圧 ≧ +3V」ってなんだよ

  スタートビットはLowでしょ、だから-8V……いや違う、秋月の簡易レベルコンバータ回路は、極性が反転するとあった。コード読んだら反転してないじゃん、と思ったけど、やっぱり反転してたんだ、そういえば、PC側のTxDって非通信時-8Vだったような気も……。つまりは、スタートビットは0(Low)で+8V、ストップビット(非通信時)は1(High)で-8Vなのだだだだだっ!!

  まぎらわしいわボケぇ!!

  結局、基本的な常識がない私なので、スタートビットは正電圧、ストップビットが負電圧ということを読み違ってしまい、LEDを反転制御しようと通常使わないPNP型トランジスタを持ち出してしまっった時点ですでに間違っていたのである。結局RTS-CTSと同じく、NPN型トランジスタでフツーに組めばそれでよかったのである。ぐわしゃーん。

  ただ、ここでただ転んではイケナイ。回路の修正の前になぜ現在の回路でLEDがまったく「消灯」しないか確かめなければ。わたしのカンが確かならば……というわけで回路はそのままに、できるだけHigh……じゃなくてLow(やっぱりまぎらわしいッ!!)の瞬間が多く出現するようにアスキーコード0x6Fの'o'(小文字のオー)を連続送信してみた。……よく見ると微妙に発光が弱くなっている、回路としては正しく機能していたのである。ついでにトランジスタのスイッチングスピードを上げるため、スピードアップコンデンサをハサんでみる……が、これは変化を確認できず。結局、人間の目には残像があるため、10%の点灯は確認できても、10%の消灯は確認しヅラいということだったのだ。

  あらためて、回路の修正である。もー、ギタギタである。そりゃ、もともとギチギチに組んだ回路を2回も修正すればギタギタになって当然である。もう一度最初から組みなおしたいような気もするが、とりあえず、動かすことを優先である。もー、ランド剥がれまくり、基板焦げまくりで、汚らしいことこの上ない。

  画像の説明 画像の説明

  ……ちゃんと動いた……シンプルに嬉しい。時期的にも、遅ればせながら自由研究を完成した小学生の気分である。

  しかし今回は勉強になった。盲目的に使っていた10kΩの終端抵抗やプルダウン抵抗の意味、RS-232Cの詳しい仕様、スピードアップコンデンサの復習。結局ムダだったとはいえ、PNP型トランジスタを使ったのも初めてだし、分圧回路でLEDを駆動する場合の非効率さも体験できたし、ダイオードをうまく使えばもう少し定電圧電源回路を作れるってことも復習できた(読んだはずなのに忘れてたよ)。なんだかんだいって参考になったのがこの本「図解・わかる電子回路」だ。今から1年チョイ前、私が電子工作を始めるに当たってとりあえず購入したブルーバックスである(後にも先にもコレだけ)。私はPICによるデジタル回路がメインのため、この本にある多くのアナログ回路は参考にする程度ではあったが、やはり知っておくべき知識である。

  というわけで、最近、私の周りではやたら故障/動かないブームになっているが、これを機に運を上向きにかえていきたいものである。わっふー。


2006-09-03(Sun) スタンドをいじりつつ、アルカノイドにリベンジ開始

  さて、しばらくの間、放置してあった「ミュージックスタンド」イジりを再開する。しかし、とりあえず内部の基板を取り出してみたものの、回路が読めない。たいした機能じゃないだろうに、多層基板なんて使ってるんだもんなぁ……仕方ない、どーせ中で接点をテケテケとつなぎ直すだけでなんとかするつもりなのだから、7個の接点をすべて外に引き出して、そのままPCを稼動状態にして、テスターとオシロで各ラインのアサインを調査してしまえ。

  画像の説明 画像の説明

  基板上の各接点にフラットケーブルをチマチマとハンダ付けして、外に引き出す。ほんでもって、通電する前に各ライン間の抵抗値を調査する。左から数えて、4番と7番が導通。明らかに基板のダダッピロイ部分との導通も確認できたので、これはGNDにまちがいないだろう。

  次はPC側の接点間の抵抗値を調査する。左から数えて、2番と4番と7番が導通。なるほど、なるほど。すると、2番はPCの設置を検出するための接点なのではないか? スタンドの2番をGNDに落とすと、スタンドの電源が入る、みたいな。

  ここでPCをスタンドに載せ、スタンドに通電して、各ラインの電圧を計測する。テスターのマイナスリードは明らかにGNDと思われる7番に固定。おっと、1番でイキナリ+13Vが出た。おそらくコレが充電用の接点であろう。いや、順調順調。

  画像の説明

  PCをスタンドから下ろし、スタンドは通電状態のまま、2番と9番をショートする。でもって、スタンドの背の部分の左右のスイッチを指で押さえる。ぴこっとLEDが点灯した。あっけなく、スタンドはPCがそこにあるモノと認識し、電源が入ったようだ。

  まとめると、以下のようになる。

1234567
+15VSW?GND???GND

  面倒だったので、3, 5, 6番はまだ調査してないが、間違いなくオーディオの右と左が残っているから、5, 6番あたりがそれだろうと推測して満足する。今日はココまで。

  さて、昼過ぎからガキよけフェンスを物色に、近所のリサイクルショップに出かける。ウチのイッペイは、まだハイハイこそできないものの、巧みにコロコロと転がって部屋を移動する程度に進化してきたので、危険な生物に変貌しつつあるのだ。放置しておくと、サーバにキックを食らわせたり、LANケーブルをカジったりするという大人気ない行動に至りかねないので、そろそろ放牧用の柵が必要なのである。

  画像の説明

  ……んが、まぁそう都合よくは見つからんわな……ん? むむッ!? こッ、これはッ!? ファミコン用のアルカノイド、コントローラ付きではないかッ!! なッ、なにッ!? 200円ッ!! 買ったッ!!

  ちゅーのも、以前から中年力を鍛えたくてアルカノイドをしたくてたまらなかったのだ。しかし、コントローラがマウスでは、どーにもやる気にならない。以前、自作しようと、なんとなくロータリエンコーダを買ってはあるのだが、一番問題なのはガワなのだ。ファミコン用だろうがなんだろうが、ちゃんとしたガワさえあればどうにでもなる。欲しかったんだよなぁ。

  画像の説明 画像の説明

  とりあえず、家でパカッと開けてみる……うっ……まさかとは思ったが、可変抵抗か!? そういえば、遥か昔に持っていたMSX用のアルカノイドのコントローラも可変抵抗だった気がするよ……パドルが時々プルプルしてたもんなぁ……可変抵抗をPS/2マウスインタフェイスに変換するのは……ちょっと難儀だなぁ……。

  さて、どこまで生かして、どこまで殺すか……むしろ、アルカノイドで遊びたいだけなら、ファミコンを手に入れてしまう方が早いか……しかし、コイツは元祖アルカノイドじゃなくてアルカノイド2だしなぁ……。

  またもや、そこそこ手ごたえのありそうなプロジェクトが増えてしまった。あー、困った♪ ホント、困ったなぁ♪


2007-09-03(Mon) TOMIX体験

  とりあえず

  画像の説明 画像の説明


2011-09-03(Sat) 5歳からのグランツーリスモ

  引き算ドリルをがんばって半分終わらせた、ということで、かなり前に中古屋で見かけてた「グランツーリスモ2」をガキにプレゼントした。SVXに乗れるんだぜ、と。

  既に「グランツーリスモ3」で遊びまくっているので、画面のショボさにツッコミが入ると思いきや、車種の多さに大喜びしている。イチから始めることに嫌気がさすかと思えば、喜んで国内B級ライセンスに挑戦し始める。

  しばらくしたら、自力で、しかも、やや楽勝っぽく国内B級ライセンスを取得してしまった。一種、英才教育のタマモノとはいえ……既にあなどれんレベルに成長しているではないか。

  とりあえず、最初の車は中古の白いFC。アドバイスしたとはいえ、怖いほど、わかってる。で、イキナリ、サンデーカップで1位。もう、教えることはないかも……。

  画像の説明

  で、工作。とりあえず、基板をカットした。が、いいエンクロージャがない。ここまで。

  画像の説明

  秋月の安いユニットで作ったスピーカも、P800のスピーカと同じように補強してみた……

  画像の説明

  ……ら、また、対抗馬に復帰してしまった。気持ち的には、手塩にかけたP800にイイ音を出して欲しいのだが、聴き比べると秋月の安いユニットの方が、明らかに高音が伸びる。低音のズンドコ感はP800の圧勝なのだが、高音が伸びない……データシートの特性曲線を、そのまま体感することになってしまうとは。で、どっちかってーと、オイラはボーカル好きだから、低音がじゃましない方が好みなんだよな。

  スピーカって、奥が深い。むぅ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

横須賀のアランプロスト [タッパのエンクロージャは無理がありすぎの気が!]


2016-09-03(Sat) ラズベリーパイを箱詰め

  アクセスポイントとして実用域に達してきたので、ラズベリーパイをケースに入れてやることにした。

  画像の説明

  とはいっても、今回、たかがケースに1000円も払うのが惜しくなったので買ってない。元箱を切り取って入れてやる。箱入りパイ。

  一応、底面はちゃんとネジで止めている。電源LEDがぼんやり透けて光るのがイイ感じ。


2017-09-03(Sun) ひょうたん結実、ロードスターに試乗

  先日のコペン(MT)に引き続き、マツダロードスターの試乗に行くことにした……ら、自宅の壁に伝わせているひょうたんが結実しているのに気づいた。花はバンバンと咲くけども……と心配していたが、ひとつでも実ってくれてうれしい。

  画像の説明

  店の印象は、友達付き合いみたいな軽い感じ(いい意味で)のダイハツと違い、かなりお客様的にかしこまった印象。やっぱり、メーカによって個性があるのね。

  入念にSグレードを狙っていたのに、つい前に試乗車がSSPに替わったらしい。なんじゃそら、と思う間もなく「試乗は隣にセールスマン」と言われて困る。カミさんはMTを運転できないのだ。

  んが、素直に困った顔をしたら、あっさりと「んじゃ、おふたりで」ということになった。しかも、30分くらい、どこに行ってもいいとか。近所を一周と指定されたダイハツとは違う。だよなぁ、30分位は乗りたいよなぁ。オマケに「状況が許せば5000以上回してみて!」なんて、熱いアドバイス。うれしい。

  画像の説明

  いきなり出だしでエンストしてしまったが、すぐに感覚が戻る。オープンでダーッと、セミ高速道路まで飛ばす。以下、インプレッション。

  クラッチが真ん中。右側に押している。ガッツリしたフットレストが、靴の左側に当たる。カタログには「最適位置」と自慢しているが。

  普段が軽なので、エンジンは過剰にパワフルに感じた。そんなに回ってなくても、十分に加速する。でも、3000以上を保っても、不快じゃない。つまり、街乗りなら、シフトは適当でいい感じ。

  ブレーキのフィーリングは効きすぎず悪くない。んが、かなり踏み込まないとアクセルと高さが合わない。レースにおけるフルブレーキングからのヒールアンドトゥに最適化してあるのかも。街乗り用に調整できるといいが、慣れれば済むか。

  ハンドルはクイックで、遊びがほとんどない。椅子は、座り心地は悪くないものの、ランバーサポートが弱い。ちょっと長時間だと腰が心配。サスは固めで、テイストは好きだが、個人的にラクはできない感じ。

  乗り込もうとして、ズタ袋すら置き場所がない。ペットボトルと携帯以外はトランクへしまう必要がある。トランクの広さは、そこそこだが、ヒップが絞られている分「意外と広い」という程度。

  幌のオープンはラク。慣れる必要すらなく、5秒。これはいいなぁ。ただ、フロントガラスは寝ているので、開放感はコペンに少し劣る。クローズだと天井と頭とはスレスレで、帽子が当たるくらい。

  30分強のドライブの後、降りたら、少し体がビリビリする感じがした。なにせ「ゆるさ」がない。シートのフィット、操作、挙動、フィードバックのすべてが「カッチリ」だ。これは、レーシングカーだと思って、多少は疲れることを覚悟する必要があるかも。

  実は、ここにきて、いきなりロードスターが有力候補になったのは、青空駐車でもソフトトップが大丈夫そうだという情報と、限定モデルとばかり思っていたNR-Aがレギュラーモデルといういうことに気づいたこと。

  快適装備はいらないので、Sで十分なのだが、どうせSを買うくらいならNR-Aを選ばないと後悔しそう。んが、SSPで疲れているくらいなのに、NR-Aを買って大丈夫なのだろうか。

  今回、気づいたのは、やはりコペンの収納スペースはキツいということ。一応、明確なユースケースとして「カミさんとふたりで『オープンにして』一泊の旅行に出かけられる」というのがあるんだよな。オジさんとオバさんでも気にせず、オープンカーの屋根はずしてかっこ良く走りたいのだ。コペンにトランクキャリアが付けられればギリOKなのだが……。

  かなり、ロードスターに傾いてきたが、もう一度、今度はコペンのSグレードに乗ってみようかしらん。コペンには、もう少し「ゆるさ」がある気がするのだよな。