SVX日記

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2004-09-27(Mon) メータパネル完成

  今日は再び写真屋さんにコンパクトフラッシュを持っていく。先日、例のLo-Dのなんちゃってカセットレーベルをお願いしたら、ほぼピッタリサイズに焼いてくれたので、今回はアナログメータ内のパネル画像をお願いするのだ。なにせこっちはミリ単位で合わないとカッコ悪いことになる。とはいえサイズは前より小さめなので、前回のLo-Dの誤差範囲に収まればキッチリ入ることだろう。プリンタは300dpiだという情報をもらっているので、今回はpsdファイルをキッカリ300dpiに合わせて持っていく。また今回のサイズだとL版では2枚分取れるため、予備用に横に2枚並べ、真中に1ドットの筋を入れてみる。この1ドットの筋が印刷されていれば文字通り300dpiの解像度があるということもわかる。

  で、上がってきた。う、美しい……。写真は最強の印刷であることを再確認である。反射印刷でこれ以上の「黒」これ以上の「白」が出せる用紙は存在しないだろう。写真ではわからないかもしれないが、1ドットの筋もちゃんとプリントされていた。これが37円とはよい時代である。

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  印刷に文句はないのだが、反省点が1点だけ。青が暗い。これはプリンタのせいというよりは、発色特性であろう。次回から印刷を頼む時はもう少しガンマを上げていったほうがよいということだ。もしかするとWindowsのガンマでなくMacのガンマなのか? どっちにせよ、ウチではボロメビウスでの編集なので「もすこし上げぎみに」程度のキャリブレーションが関の山だが。

  で、慎重に切り取り、裏全面に両面テープを貼り、丁寧にメータパネルに貼り付ける。メータパネルの表面は以前に貼っ付いていた接着剤で荒れているが、多少なので無視。指紋がつかないように、作業は用紙の角を持ち、位置合わせをして、定着する時もちり紙で丁寧に押す。完成。どーすかッ!! この出来栄えッ!! 奇しくもその時、このメータを購入時に貼っ付いていたプラスチックのパネル(接着剤でひん曲がって針の動きを邪魔するので剥がしたが念のため取っておいた)がポロッと出てきた、改めてそのチープな印刷に驚き、惜しげもなくゴミ箱に捨てることができた。

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  というわけで、今度こそハードは完成。明日からはソフトを詰めていく予定である。


2005-09-27(Tue) 敗れたり!! iPod!!

  いきなりだが、iPodはダサい!! どーしよーもなく、ダサい!! 初代の発売当初、みんな、なんであんなモノを欲しがるのか、オイラにはサッパリわからなかった。一体ドコがダサいというのか? デザイン? いや。デザインなんて、エンジニアとしてのオイラの目には止まらない。ユーザインターフェイス? そんなもの、使ってみなくちゃわかるハズがない。じゃ、なんだ? それでは、否定させてもらおう。そのプロダクトそのものを。HDDやらフラッシュメモリやら、そういった記憶容量が有限の媒体を持ち歩くという考え方がダサいのである。いかに大容量といえど、有限は有限である。あー、有限ほどダサいものはない。あぁ、ダサい、ダセぇ、ダサすぎるゼ、アップル!!

  まぁしかし、正直いうと、iPod-SHUFFLEの頃から、ちょっと欲しくなっていた。iPod-nanoが出て、さらにちょっと欲しくなっていた。有限でも、まぁイイかと。胸のポケットに入れて、気にならない重量なら許してやらなくもないかと。しかしッ!! 今日の夕方、欲しくなくなったのだッ!! 未来が見えてしまったからである。オイラがずっと夢みていた未来の切れ端が、ある携帯電話の新製品の発表のニュースの行間に、確かにノゾいてしまったからであるッ!!

  それは、俗に言う「京ぽん2」を筆頭とする、WILLCOMの新型携帯電話、4機種の発表のニュースである。恐ろしいことに、x4パケット対応の携帯が含まれていたのだ。しかも、時を同じくしてx4パケットの定額プランまで発表されてしまったのだ。x4パケットといえば、32kbpsの4倍を意味する。つまり128kbps。128kbpsといえば、ひと昔前のmp3ファイルのビットレートなのである。そうッ!! そうなのだッ!! つまりストリーミング方式により、途切れなく音楽再生ができるというビットレートなのであるッ!!

  そりゃ、わかっている。128kbpsは回線の帯域幅であって、常にその速度が出るとは限らないってことくらい。しかし、現在の段階で、例えば実質64kbpsであったとしてもだ。音楽をストリーミングするのに、まるで使えない速度とは言えないだろう。64kbpsでも、ある程度の音質は確保できるハズである。よって、いまこの瞬間に「容量が有限」というマコトにダサい弱点を持つiPodは過去の遺物になり果てるのである。ん? スマートシンク? なんすかそれ? あ、楽曲を転送するのがラクってこと? フーン……でも、なんで楽曲を転送する必要があるの?

  オイラは32kbpsの定額プランが発表されたときから、ネットワーク越しにストリーミング方式で音楽を聞くコトが、いつかできるものと考えていた。だから、iPodがダサく感じたのである。そりゃHDDを搭載すりゃ、新技術なんてナシで「巨大」な携帯音楽プレイヤが作れるだろうよ。でも、そんなこたぁ、当たり前のコンコンチキなのである。32kbpsの定額プランがココまで来ているのに、いまさらそんなチカラ技を繰り出すの? オイラは、初代iPodの発表時に、そう感じたのである。いうなれば、ジョブズはタマゴのケツを割ってタマゴを立てただけなのである。誰もやらなかったコトを始めただけ。そこに工夫も何もないのだ。まぁ、それをスゴくない、とまではいわないけれども。

  そして、今回の「京ぽん2」だ。かなりのトコロまで来てしまっている。フツーにmp3ファイルが再生できるのだ。確かにストリーミング再生には対応していないっぽいが、そんなモン「作ろうと思えば作れる」のは、間違いないのである。端末のハードウェアも、通信インフラも、料金プランも「リアルタイムに音楽が飛んでくる」を実現するトコロまで来てしまっているのである。「実現する寸前」ではないぞ、実現するトコロまで来ているのである。

  ストリーミング再生を行うアプリがなくても、手動で似たようなコトはできるだろう。自宅に常時接続されているWebサーバを置き、そこにたんまりとmp3を充填し、外から聴きたくなった楽曲をダウンロードできるようにしてしまえばイイのである。楽曲を再生しながらダウンロードできるかどうかは不明だが、それができるのであれば、乱暴ながら「遅延は少々大きい(5分とか)ながらストリーミングを実現した」と言い切ってみたい(?)。

  そして、もう一歩、先に進もう。SONYというオーディオメーカの作ったウォークマンを倒したのは、APPLEというコンピュータメーカの作ったiPodだった。そして、APPLEというコンピュータメーカの作ったiPodを倒すのは、WILLCOMという通信会社の作った端末なのである。冗談でなく、やろうと思えばマジでイケるぞ。ミュージックストアを開いてしまえばイイのだ。いや、ストアなんてケチな概念は捨てよう。「WILLCOMポケットジューク」なんてサービス名はどうだろう? この方法の強みは、やはり回線インフラを武器に、強烈な囲いこみができるコトであろう。iTuneMusicStoreなんて、所詮「iPodがたくさん売れただけ」が繁盛の理由である。そう簡単にiPodを超えるアイテムが出るとも思えないが、強みといってもその程度のモノである。

  一方で「WILLCOMポケットジューク」の場合、WILLCOM以外には「絶対にできない」という強みがある。他のキャリアとの通信コストの差が、アキれるほどに開いてしまっているからである。また、ストリーミング方式での楽曲の提供は、楽曲の違法な流通を異様なほど恐れている強欲なレコード会社との契約にも有利だろう。端末での認証によるストリーミング方式での楽曲流通に限定してしまえば、ユーザに音楽を保管させずして楽曲を聴かせるコトができるからだ。もちろん、iTuneMusicStoreを「迅速に駆逐」するためには、端末での購入した楽曲をストリーミングで聴かせるだけでなく、PCからログインした際にはもっとちゃんとしたビットレートの楽曲ファイルのダウンロードやCDの焼き付け……早い話、iTuneMusicStoreと同等のサービスを提供してやる必要があると思うが。

  というわけで、やっとこさ「iPod付き携帯」などといいつつ、音楽機能と通信機能がまったく連携していないという、ドッチーモみたいなスットコドッコイなガジェットをアップルが出しているスキに、WILLCOMは完全なる「音楽駆動体」を出してしまうのだ!! 出せー!! やれー!! いけー!!


2006-09-27(Wed) 疾風のようにテッカマン

  先日からYahoo!動画で「宇宙の騎士テッカマン」というアニメを無料で放送している。オイラは、このアニメを子供の頃に比較的熱心に見ていた記憶があり、なんとなくSF色の濃い良作だという印象が残っている。

  しかし、だからといって26話を全部を観通すほどヒマではない。とりあえず、1話、2話あたりで導入部を確認しつつ、盛り上がって終局へと進んでいく20話以降あたりを押さえればいいんじゃないかと思い、ライトな気持ちで観始めてみた。

  しかし、かなりイージーな作りだなぁ……まぁ、大人の視聴も視野に入れている現代のアニメと比べるのはちょっと酷ではあるが。それにしても、ワルダスター(悪だスター?)とか、ランボス(乱暴ボス?)とか、ちょっと安易にもホドがある。とはいえ、主人公の乗る宇宙船「ブルーアース号」は、マスドライバーのようなスロープから2段階の切り離し式ブースターで宇宙に上がり、宇宙で別のブースター(これは見た目も設定上もイオンジェットらしい!!)とドッキングしたりと、今でも通用しそうなカッコよさもある。

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  盛り上がったのは23話のラスト。必殺技の「ボルテッカ三段返し」……ちょっとこのネーミングもどーよ(ボルテッカ=ボルテックス(渦)+テッカマン)とか、努力の末に編み出した技というわけでもなく突然かよとか、ツッコミどころはあるものの……なにしろ三段返しを放った後、主人公は宇宙空間に放り出され、変身エネルギーが切れて装甲を失い、生身になってしまうのである……どうなるッ!? しかし、残念なことにココからが非常に安易な展開。主人公は相棒のロボットの「ペガス」の中でいとも簡単に復活。代わりにペガスはご都合主義的に「主人公を復活させた結果、大破」するのである……いったい、どういう理屈だよ……?

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  まぁ、いいや。テッカマンへの変身に必要な相棒ロボであるペガスを失った主人公はどうなるッ? 終局に向かって盛り上がって……と思ったら、またもや安易。24話の最後には「特に説明もなく復活したペガス」が飛んできて敵を殲滅……終局に向かう展開だと思ったのに、これで元の木阿弥である。

  そしてこの24話では、残り3話という状態なのに、新たにガキがレギュラーキャラとして加わるのである……いったい、どーなっとるんじゃ!? そして迎える最終話の26話。タイトルからして絶句である……「勝利のテッカマン」……バラシてどーすんねんッ!! 内容は、宇宙の彼方に見つけた第二の地球に、敵から奪ったばかりのリープ航法メカを搭載したブルーアース号で向かうのだッ!! ……と、これまた25話と何のつながりもなく唐突に語られる。フツーこーゆー主軸となる展開はストーリーの中で徐々に進捗するものだろ……と思いつつ、そこにワルダスター強襲!! ……って、気がつくと残り放送時間10分を切っているんですが……急遽、宇宙に上がるブルーアース号ッ!! その直後に破壊されるマスドライバーッ!! なにはともあれ、後戻りできない雰囲気で、イッキに盛り上がってきたぞッ!!

  ……んが、ここで残り放送時間が5分を切っているんですが……なんでッ!? あぁ!! 敵のボスであるランボスとテッカマンが一騎打ちッ!? オレを置いて第二の地球に向けてリープしろという主人公。後ろ髪をひかれながらも、テッカマンを残してリープ航法に突入するブルーアース号……この時点で残り3分ッ!? どうやって収拾すんだよ、この盛り上がりをッ!?

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  「う゛お゛ぉぉぉッ!!(完)」

  ……お、おぃ……ちょ、ちょっと、ちょっと、ちょっとッ!! 敵に向かっていくトコロで終わりッ!? 勝負の行方は? 第二の地球は? 人類の運命は? ……って、今回のタイトルは「勝利のテッカマン」じゃなかったのかよッ!? 勝ってねーじゃんよッ!! ひッ、ヒドすぎる……こんなラストなら観るんじゃなかったよぉ……オイラの子供の頃の夢はボルテッカを食らって粉砕だよぉ……とほほほ。

  最後に突撃する瞬間で終わっちまうってーのは、週刊ジャンプの打ち切りマンガによくあったような展開で、典型的な打ち切りパターンではあるが……そういえば、古代の名作PCソフト「ザ・スクリーマ」もそんな終わりだった気がする。でも、アレはその前にちゃんとしたオチがあるという「史上最強の名エンディング」なんだから、コレと一緒にしちゃあ失礼ってもんだよな。

  まぁ、コレに比べればエヴァのラストとか、視聴者の神経を逆撫でしたとはいえ、まとまってたよなぁ……昔はおおらかな時代だったんだねぇ……いやッ!! 意外と毎週欠かさずに一生懸命観てた子供の中には、コレ観て泣き出した子もいたかもしれない……関係者に向けて、ボルテッカ三段返しッ!!

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

きり [なんか読み返しててたら、あーそういえば、 たがみよしひさのGREYも最後、敵要塞に突入するところで 終わってたなぁ…..]

Zephyranthes [ テッカマンは番組打ち切りにならなければ何故ワルダスターが地球を襲ってくるのかも描かれ、最後は生きていた父恒星がワル..]



2011-09-27(Tue) 親機、制作開始

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2016-09-27(Tue) 15年ぶりのアードベック

  ひさびさにウイスキー関連エントリ。

  以前から「ハイローミックス」体制を構築しようと、安ウイスキーを物色しているのだが、やはり、安いとそれなりだ。基本、呑み切ることにしているので、スカを引いてしまうと長らくツラい。なにしろ、安物とタリスカーでは、擦りガラスとステンドグラスくらいの違いがある。

  とはいえ、タリスカーばかりでもつまらないので「ハイ」の方も時々散らすわけだが、以前、クセの強さに定評のあるラフロイグには、それほどピンとこなかった。そこで「……ラフロイグがやられたようだ」「ククッ……奴は四天王の中でも最弱……」というわけではないが、今回はクセの強さでは最強クラスのアードベックに登場を願ったのであった。

  実は15年ほど前、一度は呑んでいるのだが、その時は経験も浅かったこともあり、あまりの強烈さになかなか呑み進められなかった記憶がある。そのリベンジという意味合いもある。

  で、呑んでみた……うーむ、やっぱり口には合わんかも。その強烈さはイヤではなくなったが、だからといって好きかと言われればそうでもない。以前に呑んだ余市ほどじゃないが、好きなベクトルじゃないな。

  ちなみに「ロー」の方は、クレイモアあかしキャッスルロックと、1000円クラスを試してきたが、クレイモアは悪くなかった。タリスカーとベクトルは違うが、甘さを前面にまといつつ、それなりの深みも感じる。例えるなら黄色のベッコウアメか。あかしとキャッスルロックは、どっちも単なる擦りガラス。

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  そういえば、以前呑んだフロム・ザ・バレルも擦りガラスとまではいわんが、ピンとこなかった。

  一方で、先日、鳥貴族の呑み放題プランで頼んだ響 JAPANESEHARMONYは悪くなかった。初めて、サントリーのウイスキーでウマいと思えた気がする。刺激はそこそこだが、かなりの華やかさを感じた。んが、静かな場所でゆっくり味わいたい気はするものの、タリスカー以上の値段を出して、ボトルで買うかといわれるとどうにも微妙なのも確かなんだよな。

  それはそうと、先日、なにげなくコンビニで買ったミックスナッツをツマミにウイスキーをやったら、これが驚くほどにミート。これまでチョコレートをツマミにやっていたのだが、いきなり完全放置状態に。何をイマさらミックスナッツなんていう、ツマミの定番中の定番に驚いているんだといわれるかもしれないが、ホントにそのとおり。

  しかしさすがにダイソーのはあきまへん。その後にそこそこのミックスナッツを食ったら品質の差に歴然。さらに、カルディのスモークナッツミックスは舌からウロコのウマさ。

  ふと、ナッツのトップメーカってどこだろうかと思って調べたら、東洋ナッツという会社があるのね。それほどには高くないみたいだし、今度試してみることにしよう。