SVX日記
2004-10-07(Thu) FRISK「SHAKENS YOU UP!」製作開始
さて、昨日は「新しい工作ネタの回路を考えて終始」と書いてゴマかしたが、実は先日のX68kキーボードアダプタの根が乾かぬうちから、次の工作ネタとして「振動リマインダー」の回路設計を始めていたのであった。
どんなものかというと、ボタンで時間を設定、設定時間後に振動モータのバイブレーションで知らせる、というものである。電車の寝過ごし防止などに効果があるだろう。私の場合、電車は一駅しか乗らないので別に必要に駆られてというわけではないが、電子工作を始めた頃になにげに購入して死蔵してあった「振動モータ」「32.768kHz水晶」そして目の前にあった「FRISKライムミント味」の空ケースから思いついただけである。そう、今回はほぼ「ケース先行型」なのである。フリスクのケースが動き出したらそれだけで楽しいではないか。「そこにフリスクの空ケースがあったから、今日は工作開始日」なのである。
さっそくサイズに合うように基板をカットする。当然ながら、かなり小さい。面積を有効に使うためには、ランドに少しかかるくらいギリギリまで削る必要がある。もちろん4方を削る必要があるから、切断が面倒だ。現在のところ、私はルータに円盤状のダイヤモンドカッターを装着して基板のカットしているが、この方法で紙フェノール基板をカットすると微細な粉が盛大に舞う。鼻から盛大に吸い込む。というか、フェノールって有毒だったような気がするが大丈夫なのか? 鏡を見ると前髪、まつ毛、鼻毛が白くなってしまっている。オレは浦島太郎か。もう少し効率的かつ正確に基板をカットする方法を考案しなくてはなぁ。
振動モータのコントロールを試す。電池は3Vのボタン電池のCR2032を使う予定なので、テスト用に単三電池2本を用意し、手持ちの75Ωを2本束ねて37.5Ωをつくり、振動モータに直列に接続。電圧が0.87V、電流が44mAとなり、定格の1.3Vよりもかなり低い電圧で駆動していることになるが、ボタン電池駆動だから回ればよいとしてしまうのである。
そういえば以前に時計屋で腕時計の電池を交換してもらうとき、店員が「指で両面を触れてはいけない、電池が急激に消耗する」といわれ、それを今晩まで実践してきたが……ちょっとまてッ!! よく考えたら指で両極を触ったくらいで電池が消耗するか!? 確かに3Vという電圧は普通の単三電池の倍であり、人間の抵抗値が一定ならば倍の電流が流れることになる。また、平たい形状であるために接触する面積も広く電流が多く流れる側に傾くことは間違いないだろう。しかし容量は200mAh以上もあるのだ。試しにネットでいろいろ検索してみたが、そんな注意書きはどこにも見つけられなかった。ぐぬぬ、あの店員。ダマすつもりだったのか、アホだったのか知らんが、少なくとも何年も実践してきたおいらはアホだ。電子工作を始めてから1年も経っても実践していたなんて恥ずかしい。くそぉ……。
2016-10-07(Fri) ひさびさに鈴鹿でF1を観る
最近、毎年恒例のように、鈴鹿にSUPER GTの予選だけ観に行っているが、たまにはF1も観に行こうということで、仕事と学校をサボって家族で観に行った。
思えば、高専の学生時代、F1開催時の交通渋滞の調査研究のため、91年(確か90年も?)と鈴鹿に行ったが、本戦の間は外で数取器をカチカチやるという、超絶的屈辱プレイ。最後に「セナがベルガーに譲ったらしいよ」と、友人から聞いたのが記憶に残っている。
その後、就職して、93年, 94年には、ちゃんと本戦を観に行った。2回ともグランドスタンドの右側の辺り。ずっとアレジファンで、雨が上がったあたりで、マンセルに抜かれてしまい、ガッカリしたらペナルティの関係で抜かれてなかった、というのが記憶に残っている。
あれから22年ぶり。毎年のSUPER GTの予選の状況を鑑み、さすがに金曜日なら、そこまでは……と、思ったら大誤算。まずは、平日なので23号の混雑っぷりがハンパない。6時前に出たのに、いつもの倍くらい要して、9時過ぎの到着。人の数もハンパない。ビビって稲生駅付近の駐車場に車を停めたので1000円で済んだが、先の方はエラい額になっていた。ちなみに、金曜日券は前売りで4200円、小学生は当日券しかなく800円。高ぇよ……。
2024-10-07(Mon) 傷の付けどころは、シャープのあと。
そしてPCとしての展示ではなくMZ-2000。X1を所有する前、圧倒的に欲しかったマシンだ。このカタチ、自分的には今でもベスト・オブ・ベストなのだ。実は今でも欲しいのだが、ここに来れば会えるのだと、心に仕舞っておこう。
一通り見終わって思うのは、ホント、良くも悪くも「目の付けどころが、シャープでしょ。」ってことだ。なにしろ技術偏重で突っ走り気味。ホントに心から好きだ。でも、あらゆるモノのコモディティ化が進む昨今。その方向性で進むキビしさは増しているよなぁ。
ロビーでお茶して友人とはお別れ。そして……前から通りたかった「オメガカーブをショートカットする狭い道」に挑戦することにした。都祁山道(つげさんどう)という路線の一部らしい。入口には「中型車以上通行困難」とあり、通る必要はまったくないのだが、自分的には通らない選択はない。ちょっと怖いが、イザッ!
問題は「あらゆる道は双方向に通過したらクリア」というルールがある(?)以上、いつかは逆方向にも通りに来なければならないということだ。うーむ……次に走る時は、車体にヌルヌルな液体でも塗っておくかな。狭い場所に入ったり出たりする時には、そういう液体が役に立つということを、経験上、私は知っているのであるw。