SVX日記

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2004-11-02(Tue) YRP野比よーん

  今朝は6時前に起きて出張である。行き先は「YRP野比」。正式な地名でないとはいえ「YRP」なんていう地名ありか!? ヨコスカリサーチパークだそーだが。なんだかな。わしゃ以前に「つくば」に住んで仕事をしていたが、当時は「つくば」っていうヒラガナ地名にも違和感を感じたものだ。こういう研究所を誘致するようなハイカラな場所は名称から入るモンなのかねぇ。

  それはそうとなかなかいい場所だ。京急で向かう車窓もかなり美しい。山と海に挟まれた観光地っぽい地形。イナカなのに巨大なビルがボボーンと建っているのが違和感バリバリだが。それはつくばも似たようなモノである。

  それはそうと、仕事は調子よく進んでサクッと帰ることができた。今後、しばらくの間はちょくちょくYRPでの仕事となる。最初は気乗りしなかったが、たまにはこういうのも面白いかも。

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  帰りは上野で待ち合わせてカミさんとイングリッシュパブでギネスを2杯。うま。


2013-11-02(Sat) 書道と鍵盤と艦娘

  例によって、ガキが習字をやり始めたところを、いつの間にか乗っ取って、マジになっている、大人気ない大人のオイラである。

  気がつくと、書くネタはいくらでもある状態なんだよな。

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  宿題でもなく、お手本もなく、気が向くままに書くとこんなに楽しい。前回より、かなり上達した気がする。あ「艦」の舟が間違ってる……。

  同じキーボードが4枚あるのだが、1枚だけ黄ばみがひどい。ので、それを利用して、再びキーボードをキーボード化してみた。

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2014-11-02(Sun) ヘッドホンアンプづくり

  最近、ヘッドホンアンプというものがあるようだ。どうやら、ヘッドホン端子からの出力を受け、ヘッドホン端子で出力するというものらしい……

  ……って、なんですかそれは。意味あるんスカ? 一説によると音質がどうとか、なんとかかんとか、いろいろ意味があるらしいが、聞ければイイ派のオイラにはその存在意義がさっぱりわからんですたい。普通に考えれば、余計なもんが挟まるだけ音質が下がるだけだと思うのだが。

  なのに、そんなオイラがなんでヘッドホンアンプを作るかと言えば、最近、音が小さいアホな機器が多く、それに対応するためだ。大きな音が耳に悪いとか、余計なお世話なんだよ。そう、そこのPSP。オメエだよ。これまでマックスボリューム以外、使ったことがない。それでも電車の中で映画のセリフとか聞きづらい時があって、字幕の出せるものは字幕を出している……なんとアホな事態であることよ。

  ということで、チャッチャと作ってみようと思ったが、スピーカを駆動できるほどに立派なシングルチャンネルのアンプICを使うのはもったいない。ここは、2回路入りのオペアンプで安直にすませたい。手持ちの石を調べたら、NJM2114DDとNJM4580DDがあった。しかしこれ、どっちも両電源アンプなんだよな。どうやったらええんじゃろ。よくわからんな。

  いっそのこと、1石のトランジスタアンプでも作ろうかしらん。確か、入力を持ち上げ(バイアス)て、増幅するのが定石だったような気がする。いろいろ調べると、確かにその方法で間違いないみたいだが、そのぶん電流がダダ漏れになるらしく、電力効率は極めて悪くなるようだ。

  そんなら、そのバイアス回路をオペアンプと組み合わせれば、単電源でイケるんじゃないかと思ったら、実際イケるっぽい。とりあえず、ブレッドボードで実験をしようと、Φ3.5のステレオミニジャックの治具を作り、オシロで波形を見てみることにした。

  サンプルの音声として、以下のコマンドで440kHzの正弦波を生成し、PSPに転送する。

$ sox -c 2 -r 44100 -b 16 -n sin440.wav synth 30 sine 440
$ lame sin440.wav

  PSPの音量を最大にして、音声信号をオシロで計測してみた。ピークツーピークで0.8V。ZenStoneだと2.0V。そーなんだよ。後者だと十分な音量なんだよな。ったく、手間かけさせやがって。

  早速、レギュレータで作った5Vを100kΩと100kΩで分圧し、その間にデカップリングコンデンサを介して音声信号を与えてみる。すると、ちゃんとバイアスがかかり、0.8Vのピークツーピークを保ったまま、センタが2.5Vの位置までオフセットした。成功。

  信号をオペアンプに突っ込んでみる。ちゃんと音が出た。ゲインは2倍でもよかったが、30kΩがあったので、それを使い4倍強に設定。これだと、PSPのボリュームの中央辺りで十分な音量が確保できる。最初からこの位が妥当なんだよ。ったく。

  ついでに、デカップリングコンデンサの容量の変化による音質の変化についても実験してみた。入力側は0.1uFでも差はないが、出力側は0.1uFだとまるで音が出ない。100uFくらいはないと、低音がカットされてしまうということか。なるほど、これが、インピーダンスのあーだこーだというやつか。

  最後に、念のためステレオ動作のチェックもしておく。というか、バイアス回路が両チャンネル共通でも問題ないか、のテストだ。やってみたら、特に違和感はない。これで、部品点数を減らすことができた。

  で、限界まで基板面積を減らすべく、パズルに取り組む。我ながら、なかなかに美しい部品配置になった気がする。さてハンダづけ。

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しかしながら、テストしたら、ノイズの嵐。よく見たら、負帰還の接地を正圧側につないでいた。修正して、再チェック。オッケー。

  適当なケースを探していたら、歯ぎしり防止用のマウスピースのケースがピッタリだった。ホットボンドで固定して完成。できれば、9V電池ではなく、単5型の12V電池で動かしたかったな。持ち歩くにはちょっと重すぎる。

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  しかし、少なくとも風呂でラジオを聴く時には十分な音量が得られるようになった。満足。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

とおりすがり [ポータブルアンプ、本来はイヤホン端子から大出力を要求するヘッドホンを駆動するための物だったはずなんですけどね。どこで..]

横須賀のアランプロスト [どちらかと言うと給電が必要なコンデンサマイク用の マイクアンプとか、3.5φ→ピンプラグ用のマイクアンプが 興味あり..]


2017-11-02(Thu) 「申し付けテレ」実用化ッ!?

  なんと、18年前にオイラの書いたネタ記事「テレビ・レボリューション」の中で、その仕様について語られていた「申し付けテレ」が、ほぼ、実用化されていたらしい。

  が、それを知ったのは、むしろ残念ニュース。「スマートスピーカが勝手にテレビを消す現象が続発? 原因はテレビCMのセリフか」だと。

  こんな現象が起こることくらい、既に18年前に予期し、ちゃんと「チャンネルロック」機能として仕様に含めてあったっちゅーの。一体、何をやっているのかね、チミたちは。

  まぁ、実際には「音声による指令操作」機能は、テレビ本体ではなく「スマートスピーカ」側に実装されているわけだが、これに限らず、ナイト2000(自動運転車)、フレンダー(ペットロボット)、時祭イヴ(バーチャルアイドル)など……着々と昔みた未来へ歩みを進めていることを実感するねぇ。

  我ながら、いまになって読み返してみても、割と面白かったので、その一部をそのまま転載しておく。

■1999年7月9日「テレビ・レボリューション」
 
<一部略>
 
でも……実は、テレビならば画期的なアイデアはあるのだ。
このアイデアはどちらかといえば「質的」というより「量的」な変化である。
しかしテレビに取っては革命だと思うぞッ、それはッ!
 
「音声による指令操作」の採用である。
 
以前「は~い」という声で電話を受けられる「電話機」というのがあったが、
声で指令操作できるテレビなのであるッ! これは素晴らしいぞッ!
 
単純なアイデアかもしれないが、これは非常にデカい革命的な進化である。
なにしろテレビはリモコンを使う家電の中でもバツグンに操作頻度の多い機器だ。
例えば「ニッテレ」のヒト声でズバッと4チャンに変われば超シアワセである。
私のように3日に5度はリモコンを捜索する人は、選択の余地なく購入するハズだ。
主要な仕様及び機能は以下の通りである。
 
「ニッテレ」「フジ」などの局名で電源が入る「ダイレクトパワーオン」機能。
「ショウブアッタナ」「ゼンゼンオモロナイ」「クッサイシバイヤナ」
「ウッ!エグゥ~」などで電源が切れる「インテリジェントパワーオフ」。
スピーカボリュームが「キコエン」でデカく「シズカニ」でチイさく、
「ウルサイ」でミュートするという「誰にも優しい『簡単』操作」。
 
親の「ハヨネロ」で電源が切れ、次の朝まで子供の声に反応しなくなるという、
「チャイルドロック」機能登載で、お子様のいる家庭にもオススメ。
 
地方のチャンネル構成を予め記憶した「エリアチューン」機能は、
命令指令の方言変化に対応する「カッペアブソーバ」機能にリンク。
全国各地の現地語での指令が可能。「メンコイ」で「めんこいテレビ」への
チューニングはもちろん「ヤカマシカ」「モウネッカラ」「シバクデ」等も受付け。
 
スーパードライCM中の「アサヒッ!」で不意に10チャンに替わってしまったり、
某受信料の支払いを拒否する時に便利な不要なチャンネルへの切替えを防ぐ、
便利な「チャンネルロック」機能装備。
 
画面中にうるさいチャンネル表示のない「チャンネルコール」機構装備。
「チャンネルコールッ!」の指令で「日テレ営業中ッ!」「スカパーッ!」
などと視聴中のチャンネルがオフィシャル音声でコールされる。
 
兄弟ゲンカを抑止する「タイムシェアリングザッピング」機能装備。
一定時間ごとの自動チャンネル切り替えにより、兄弟間を公平化。
もちろん解除すれば、古来懐しいチャンネルバトルが音声により復活。
 
音声の登録によりユーザクラスを設定可能な「ビッグダディモード」も登載。
父親に管理者権限を設定することで、その他の音声指令を完全に排除。
安心してプロ野球が楽しめるうえ「強いオヤジ」復活のチャンス。
 
周囲の破裂音を感知して自動的にボリュームダウンし、夫婦ゲンカの八つ当たりから
テレビを守る、先進の「セルフディフェンス」機能登載。
設定によってはボリュームダウンでなく、場の雰囲気を制御するための曲を流す
「エモーションコントロール」機能としても活用可能。プリセット曲は「ロッキー」
「3年目の浮気」「燃えろいい女」「ふたりの愛ランド」「葬儀行進曲」ほか全10曲。
 
チャンネルを変えるのが楽しくなる電子ペット「てれびっち」登載(またか(-_-;))。
オナカが減ったら料理番組、病気になったら健康番組にチャンネルを替えて
健やかに育てよう。見せる番組によっても性格が変化するらしいぞぉ!
なお、攻略本「てれびっち読本」はソニーマガジンズから8月の発売。
 
てな感じの商品。製品名は「申し付けテレ」で決まりダダダッッッ!
 
というわけで、ソニーさん(でもドコでも)、このアイデアいかがっすかぁ?
当企画は無料提供しますぜぇ。ただし、条件として……
 
・私の考案した製品名「申し付けテレ」の採用
・「フルタニアンモデル」の限定1000台製作、うち3台を私へ無料提供
・製品CMへの中江有里嬢と「私」の起用(内容は「大幅」に意見させていただくッ!)
 
……の3点だけは呑んで頂きたい。どうッ?(^o^)/

2019-11-02(Sat) 大阪の旅

  旧い友人と大阪にでかけた。いろいろと回ったが、そのうちのひとつがここ「ザリガニ」。

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