SVX日記

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2008-01-19(Sat) 真・ハイビジョン、見参

  ここんトコ、2歳のイッペイの日課は、起きぬけにDVDを観ること。朝っぱらから、勝手にDVDを入れ替えて、主に電車のDVDを観ている。先日は、一度にDVDを2枚装填してDVDプレーヤに洗濯機の脱水時のような音を立てさせたかと思えば、昨日などは、ニコニコしながら、はい、と突然にDVDのトレイ部分を手渡されたりと(外すなッ!!)、なかなかに笑わせてくれるのだが……今日は様子がおかしいな……おぉーっと!!

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  テレビが壊れてますね。

  今まで使ってきたテレビは、ソニーの21型「ゆとりにとろん」というヤツで、オイラの就職に伴い、ひとり暮らしを始める時にオヤジに買ってもらったヤツだが、もう16年になろうというポンコツだ。しかしながら、トリニトロンの画質はすばらしい。一時期は、音が出なくなったこともあったが、その時は、っと、修理……というよりは回避して、昨日の今日まで何の不満もなく使ってきた。

  しかし、今回の症状はパッと見で修理不可能だと感じる。それ以前に、ときどきバチッという音と共に画面が歪むという症状が出ていたこともあり、このまま使うのは不安だ。テレビ内部には静電気が要因でホコリが蓄積しやすく、そのホコリを取り去るとよい、という話も聞くが、素人がテレビの裏蓋を開けると、冗談でなく「死ぬ」可能性がある。それよりなにより、これ以上、メンテに金をかける気はしないのだ。ありがとう。キミの事は忘れない。さようなら。

  にしても、あれから3年も経つのか……千円強で3年も延命できた事実は喜ぶべきことだが、気がつけば、いまだに「薄型テレビに移行する気持ちがまるで起きない」のはどーゆーことだ? 3年前に「こんな過渡期の状況で買い換えるのはイヤだ」と書いたが、オイラにとっては、今もまだ過渡期としか思えない状況は続いている。

  というか、失礼を承知で聞くけど、みんな、目、クサってないか? 液晶やプラズマがキレイだなんて本気で思ってる? 裸の王様って話、知っているよね? メーカの広告をウ呑みにしてない? 自分の目で観て判断してる? 少なくともオイラ、現時点では液晶テレビで地上アナログ放送を観る気なんか、まったく起きないんですけど。しかも、大金を出してまで、だ。

  ウチは地上デジタルで観るからいいの、という反論もあろうが、それならば、あなたはDVDは観ないのか? と聞きたい。そもそも「このDVDの矢沢、ハイビジョンじゃないの?」って言わされている矢沢。アンタ、バカにされているぞ。気づけ。だって、地デジの映像を観た後なら、DVDがハイビジョン画質じゃないってコトなんか、ひと目でわかるでしょうに。この場合「もったいない」の意味が違う。気づかなかったアンタにゃ、HD画質自体が「もったいない」のだ。つーわけで、DVDはSD画質とほぼ等価なので、それを液晶に映し出せば、やっぱりクソ画質に成り下がるのだ。

  と、こーなると、現段階では、解決方法はふたつしかない。従来のSD画質のブラウン管テレビを買うか、ハイビジョンブラウン管テレビを買うか、である。

  ブラウン管は表示の特性上、画素が固定ではなく、常時点灯でもない。よって「倍速駆動」や「画素補間」等の必要もなく、SD画質は、SD画質で、HD画質は、HD画質で違和感なく表示でき、しかもコントラストや反応速度などの点でも、液晶やプラズマなどに比べて「圧倒的」に優位だ。

  つまり、最新のHD映像を観る場合においても、現在の液晶やプラズマは、過去のハイビジョンブラウン管の画質の「足元にも追いつけない」のである。そして、液晶やプラズマである限り、技術的には「最後まで追いつけない」んじゃないか、とオイラは踏んでいる。

  ブラウン管の弱点は、厚さと、重さ。この制限のせいで、実質、36型以上は作れない。よって、それ以上に大きな画面が欲しい人には向かない。それだけ。だから、36型未満の薄型なんて、買う価値がない。単に高いクセに汚いテレビである。

  だが、悲しいことに、もうどこのメーカも作っていないのだ、ハイビジョンブラウン管テレビは。だから、新品では手に入らない。ほんじゃ、オークションだ。一部では、高騰しているというウワサもあったが、送料込みで3万すら払うことなく手に入ったぞ。パナソニックのTH-28D30。当時、定価で24万円した逸品だ。

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  なにしろ、ブラウン管が技術的に成熟しきった時期に、24万円という値を付けたテレビである。画質が悪いわけがない。まさに「今になってSVXの優雅な乗り味を楽しんでいる」オイラらしすぎる選択だといえよう。ホント、貧乏人のクセに贅沢しちまって申し訳ないっすな。

  つーわけで手に入れた、この28型ハイビジョンテレビ。地上アナログを観てよし、DVDを観てよし、当然ハイビジョン番組を観てよし……のハズなのだが、地上デジタルチューナが付いていないので、まだ、観れていない。思い返せば、このテレビの安さの秘密は、地上デジタルチューナが付いていないこと、にあったような気もするが、それならば、むしろ、付いてないほうが好条件ともいえる。なにせ、5万前後のHDDレコーダにも地デジチューナが付いている時代である。視聴環境と録画環境は併せて導入するべきであり、テレビ側に持っていなければならない必然性などはどこにもない。

  しかし地デジチューナが付いてないとなれば、以前から不満を感じていた地デジは、しばらくマタいでもいい気がするな。地デジは帯域が狭いせいで、カメラがパンすると目に見えてグジャグジャな画面になるんだよね。HDDレコーダはSDながら既にあるので、無理に導入する必要はない。それよりは、既に付いているBSデジタルチューナにアンテナだけ買って付けて、地上デジタルを超える映像をつまみ食いするというのも手だ。

  でもなぁ。もーすぐ、廃止されかねんB-CASカードを巡るゴタゴタに巻き込まれるのもバカバカしいし、もう少し待つかなぁ。となると、現状、ハイビジョン画質を味わうには、SDカード経由のデジカメ写真だけか……それも、ちょっと、サミしいけども。

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  というワケで、あたしゃ「ちょっと味にうるさいハイテク浮浪者」なので、今回も三ツ星レストランの裏に陣取り、身分不相応な高級料理の残飯に舌鼓を打つのである。このハイビジョンテレビを大事にしながら、SEDか有機ELが安くなるのを待つことにしようかな。ほんじゃまた。