SVX日記
2005-02-22(Tue) 東京〜名古屋、至福の刻
さて、今日は名古屋の実家に向かうため、仕事を15時で切り上げる。とりあえず、コンビニでOLIMEXに注文フォームをFAX。相手はブルガリア。クロネコファックスは米国以外8秒50円というコトで(高い……)350円ナリ。家に戻って、出発の準備。ノートPCを満充電して、3話の「所さんの目がテン」を充填して、PHSも満充電して、ウィスキーもBLACK NIKKAのミニボトルの中身を捨て、Taliskerを満充填して……出発ッ!!
「ぷらっとこだま」は特殊な切符のため、東京区内でなくジャスト東京駅まで切符を買わねばならぬ。いつものように手持ちの小銭すべてをイッキに券売機に流し込む。最近の券売機は小銭の投入口が広いため、こうすると頭を使わずに手持ちの小銭を最少にできるのだ。
ところが東京駅までのボタンを押したところ「投入金が不足しています」ならぬ「投入金が多すぎます」って……いーじゃねぇかよ!! どーも、投入金が多すぎると誤選沢と判断され、全額返金されてしまう仕様のようだ。よけーなお世詰だっつーの。
日暮里で京浜東北線に乗り換えると、なんと乗った電車は「A列車」……もとい「A列車で行こう7」のCM車両。車内の広告がすべてA7のものになっていた。しかし乗客のほとんどは興味なしの様子。この広告、いくらかかるのかは知らないが、効果あるんかいな……「電車でGo!!」と同じで実はオヤジ連中も興味シンシンなのかな。
しかしね、確かにオイラA4がやりたくてプレステ買ったよ。A5までは全作品を遊び倒しましたよ。でもね、今に始まったことじゃないけど、要求スぺックが高すぎっすよ。当然、ちょっと遊びたいと思ったオヤジ連中にとっても。ソフトは買えてもハードが揃わないっすよ。ま、ウチのPCはどれもゴミ寸前のスペックなのでハナから無理なんですけどね……。そういやA4も初めて3Dボードを強要するゲームだったような。
そういえば、今日乗るのは新幹線の「こだま」なんだけど、確か0系は全廃したような。ということは……キタ!! いわゆる初代のぞみ型車両である300系だよ、あんたも落ちたもんだねぇ。過去の栄光は遠くになりにけり……ってトコか。
話はコロコロするが「ぷらっとこだま」のドリンク券は350mlのビールと交換可能なのでモルツと交換すべくキオスクを点々とする。できればツマミは「千成亭の干肉」を手に入れたかったのだが探しても発見できず。アレ、ムチャクチャうまいのになぁ。フツーにつまみを買うとバカ高いのでプリングルスで茶をにごすが、ガックリだ。
2013-02-22(Fri) 初めてHaskeる
ふと、Rubyをカジり始めた日付を調べてみた。2003年3月18日とあった。ほぼ10年キッカリ。ずっと、Rubyメインで使ってきたことになる。フムン。別に節目というわけでもないが、新たな言語をカジってみるのも頭の体操には悪くない。かなり、変わった概念の言語らしいし。
しかし、言語を始めるのは、敷居が高い。インストールから始まって、何をやるにもリファレンスと首っ引き、かつ、果てしないトライアンドエラーの繰り返し。自分なりの「口ぐせ」がそろってくるまでがツラい。Ruby の時も結構ツラかったのだが、果たして、最近の脳力でノッて行けるのだろうか。
なにはともあれ、まずはインストール。環境は、Fedora18だ。ググりまくりつつ、Linux版の処理系が存在することを確認する。コンパイラとインタプリタが両方あるのか。ならば、まずはインタプリタの方がいいだろうな。
# yum install hugs98
$ hugs
__ __ __ __ ____ ___ _________________________________________
|| || || || || || ||__ Hugs 98: Based on the Haskell 98 standard
||___|| ||__|| ||__|| __|| Copyright (c) 1994-2005
||---|| ___|| World Wide Web: http://haskell.org/hugs
|| || Bugs: http://hackage.haskell.org/trac/hugs
|| || Version: September 2006 _________________________________________
Haskell 98 mode: Restart with command line option -98 to enable extensions
Type :? for help
Hugs> 1 + 2
3
Hugs> :quit
[Leaving Hugs]
$ vi hello.hs
$ cat hello.hs
#!/usr/bin/runhugs
main = putStr "hello, world\n"
$ chmod 755 hello.hs
$ ./hello.hs
hello, world
$ cat hello.hs
#!/usr/bin/runhugs
main = print "hello, world\n"
$ ./hello.hs
"hello, world\n"
$ cat func1.hs
#!/usr/bin/runhugs
ave3 :: Float -> Float -> Float -> Float
ave3 a b c = (a + b + c) / 3
main = print (ave3 8 10 5)
$ ./func1.hs
7.666667
$ cat func2.hs
#!/usr/bin/runhugs
cat3 :: String -> String -> String -> String
cat3 a b c = a ++ " " ++ b ++ " " ++ c ++ "."
main = print (cat3 "She" "sees" "sea")
$ ./func2.hs
"She sees sea."
# yum install hugs98-hgl
# yum install hugs98-demos.x86_64
$ cat dcurve.hs
#!/usr/bin/runhugs
import System
import Graphics.HGL
-- /usr/lib64/hugs/packages/HGL/Graphics/HGL/Internals/Types.hs
-- type Point = (Int,Int)
rad :: Int -> Float
rad d = (2 * pi * (fromIntegral d) / 360)
vnext :: Point -> Int -> Float -> Point
vnext (x, y) r l = (x + round (cos (rad r) * l), y + round (sin (rad r) * l))
ccurve :: Int -> Point -> Int -> Float -> Graphic
ccurve 0 (x, y) r l = line (x, y) (vnext (x, y) r l)
ccurve d (x, y) r l = overGraphics [
ccurve (d - 1) (x, y) (r - 45) (l / 2 * sqrt 2),
ccurve (d - 1) (vnext (x, y) (r - 45) (l / 2 * sqrt 2)) (r + 45) (l / 2 * sqrt 2) ]
dcurve :: Int -> Point -> Int -> Float -> Int -> Graphic
dcurve 0 (x, y) r l w = line (x, y) (vnext (x, y) r l)
dcurve d (x, y) r l w = overGraphics [
dcurve (d - 1) (x, y) (r - w) (l / 2 * sqrt 2) 45,
dcurve (d - 1) (vnext (x, y) (r - w) (l / 2 * sqrt 2)) (r + w) (l / 2 * sqrt 2) (-45) ]
main :: IO ()
main = runGraphics $ do
args <- getArgs
-- w <- openWindow "C Curve Window" (800, 600)
-- drawInWindow w (ccurve (read (head args)) (250, 350) 0 300)
w <- openWindow "Dragon Curve Window" (800, 600)
drawInWindow w (dcurve (read (head args)) (250, 350) 0 300 45)
getKey w
closeWindow w
$ ./dcurve.hs 15
2022-02-22(Tue) 筋トレの意味、バネばかりを修理
前回の状況から増量を続けている。ちょっと今回はペースが速すぎるような気もするが、以前のピークと同程度の筋肉量に達した状態まできて、体重はわずかに低く抑えられており、現状でも既に少し以前よりも向上していることがわかる。
そんな昨今、とある女性タレントが「筋トレって世界で一番意味わかんない」という発言して半炎上している。まぁ、よくある「筋トレで付けた筋肉は見た目だけで役に立たない」「筋肉は実際の競技などで付けないと意味がない」系の意見である。
まー、実際、筋トレとは、特段の用事もないのに、わざわざ重いものを持ち上げたりする行為なわけで、その観点からすれば、非常に無駄な取り組みであると言わざるを得ない。意味がわからない、と言えば、意味がわからない。
人間は長らく、狩りや農作業などで動くことを強いられてきたが、近代化によって動かなくても済む生活を手に入れてしまい、上記のような弊害が出ている。それを鑑みれば、特段の用事もないのに、わざわざ動くことは絶対に必要なことなのである。言われなくても、運動が健康維持に必要なことは、もはや常識になっている。だから、筋トレは無駄ではないし、意味があるのだ。
健康維持には、筋トレとジョギングが双璧である。ジョギングとは、特段の用事もないのに、わざわざ高速で場所を移動する行為なわけで、その観点からすれば、非常に無駄な取り組みであると言わざるを得ない。意味がわからない、と言えば、意味がわからない。
ちなみに「筋トレで付けた筋肉は役に立たない」というが、そんなことはない。ムキムキした見た目は好みの問題としても、筋肉が付いていることで、腹いっぱい食べても、肥満にならない体になるし、間違いなく体のポテンシャルは上がる。
腕の筋肉が付いていることで、サスの組み換えなどの重作業を軽くこなせるし、足の筋肉が付いていることで、スノーボードに行ってもずっと滑っていられるし、腰の筋肉が付いていることで、長時間ドライブしても腰が痛くなることもない。そして、翌日に筋肉痛を持ち越すこともない。
また、筋トレ自体、意味のない動作のようで実はそうでもない。筋肉を鍛えるためには、対象の筋肉に最大の負荷を掛けることが重要で、そのためにはフォームが大切なのだが、逆に言えば、そのフォームとは、関節などへの負荷が小さく、筋肉に最大の力を発揮させる作法でもある。つまり、普段の生活の中で力を出す必要がある状況で、ギックリ腰など体を痛めることなく、自然に上手く体を使い、効率よく大きな力を出すことができるスキルが身につくわけだ。
ということで、彼女には改めてこの言葉を贈りたい。「自分にその価値がわからないからと言って、それをバカにする態度を採るのは、みっともない振る舞いである」と。
さて、昨日「手元にはバネばかりばかりが3つもあって、ひとつは不良」と書いたが、返金も終わり、正式にゴミ扱いになったので、修理ができないものか、分解してみることにした。
2023-02-22(Wed) 九四ドライブ4日目
今日もイベント満載なので6時起き。が、古いラブホテルだからか、どの設備もボロくて、昨晩に切った物販用の冷蔵庫以外に、持込用の冷蔵庫も加湿機もエアコンもすべてうるさく、掛け布団も少し薄くて寒くて、寝れなかったわけではないものの、快眠できたとは言えない。安いだけのことはあったな。
さっさと準備して朝食を済ませて7時過ぎには出発。下関の関門トンネルに向かう。だいぶ前に人道を歩いて九州に渡ったことがあるが、今回は自動車用のトンネルだ。ウキウキと通過。何のことはなかったが、ずっと下って、ずっと上って、っていう感じなんだな。
門司港は二度目だが、どうにも雰囲気が良い。旧い建物なのに古びておらず、現代的な設備を取り込みつつも現役なのだ。こんなことが可能なんだなぁ。これで、街全体が美しくまとまってしまうのならば、現代的な街並みってなんなんだ。
などと、駅や街並みを見て回っていると9時になったので、九州鉄道記念館の開館と同時に入場する。規模はそれほどでもないが、車両の中に入れたり、展示内容は濃い。すぐ後に入った兄ちゃんがいたので声を掛けたら北海道から来たそうだ。さくらの寝台の展示の前だったので、若そうだがブルートレインに乗ったことがあるかと尋ねたら、ギリ乗り損ねたとのこと。思わず少しばかりの想い出を語ってしまった。自分は、出雲、あさかぜ、北斗星、サンライズほか、何回か乗ったが、東京到着直前に並走する満員の通勤電車を眺めながら、のんびり朝飯の弁当を食うのは楽しかったよ、なんて。
さて、ザックリ見て回ったので、次は軍艦防波堤に向かうのだ、市内はひどい渋滞。そんな中、昔確保した「よつんばい」鉄塔を見つける。え。いま走っているのはあそこなのか(ストリートビュー)。その近くには「鳥居型」鉄塔も。なんと懐かしい。実に四半世紀も前に見たまんまだ(ストリートビュー)。
ようやく渋滞を抜け、若戸大橋を渡って軍艦防波堤に着く。おぉ、確かに軍艦の形そのままだ。大きさを体感できるがずいぶん小さいな。ここでサイコメトリ能力を持っていたら何かが見えただろうか……などといらんことを考えながら歩いていたら、足元にあった雨水の溜まったフライパンに気づかず、蹴っ飛ばして右足がびしょ濡れになってしまった。うげぇ。なんでそんなものがあんだよ。
帰りは若戸トンネルを通って小倉駅に戻るのだが、再び渋滞に巻き込まれ、時間を気にしつつ、カミさんとのランデブーポイントである小倉駅自動車整理場に到着。少し時間に余裕を持たせたのは、駅にあるキャプテンハーロック、鉄郎、メーテルの銅像を見るためだ。なんか、イタズラしてあるのかと思ったら、像に花束が挿してあった。奇しくも、松本零士氏の訃報に接したのは、この旅行中。松本ブームに育った自分には、生き様の多くの部分で彼の作品の影響を強く受けており、彼を第二の親父だと思っているほどだ。またいつか遠く時の輪の接する処でお会いできたらと思います。
とかやっていたら、北九州市漫画ミュージアムを見て回る時間がなくなってしまった。入り口をチラと見ただけで、入場はせず、新幹線の改札口に向かい、無事にカミさんと合流する。で、そのまま、高速の入り口へ向かう。と、その時、視界の角に500系が。まだ走ってたのか。これはラッキーな遭遇。すぐに小倉駅北ICから高速に乗ってブッ飛ばす。しばらく走って、自分だけ昼飯がまだだったので、鞍手PAの松屋でハンバーグ定食をかき込んだら、再び佐世保までブッ飛ばす。高速はつまらん。2時間ほどブッ飛ばして、佐世保中央ICで下りる。すぐ目の前の海上自衛隊佐世保史料館を見て回る。カミさんもオイラも軍艦好き、近代史好きなのだ。ゆっくりと見て回ったら、これまたすぐ近所のホテルリソル佐世保にチェックイン。
一息ついたら、すぐ散歩に出る。駅を抜け、港に出て、佐世保バーガーを食べる。そういえば佐世保バーガーって、何を持って佐世保バーガーなんだろうと、定義を調べたら、作り置きはしないという程度で、特段の定義はないそうだ。そのまま、晩飯に何を食おうかと考えながらアーケード街を歩いたが、レモンステーキを食う気もせず、ジンギスカン少しつまんだ程度でホテルに戻る。思うに、佐世保って名物らしい名物がないので、無理に名物としてデッチ上げたのが佐世保バーガーとレモンステーキなのではないか。だって定義がない名物なんて、あり得ないだろ? とはいえ、なんにせよ佐世保バーガーは定着しているようなので、別にケチをつけるつもりはないのだが。