SVX日記

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2004-07-02(Fri) 変換ボックス完成

  昨日は、13pinソケットと変換基板とのハンダ付け、および、変換基板上の配線を行った。今日は変換基板と各種コネクタとのハンダ付けを行う。

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  フロント側のDINスペース側の変換ボックスには、RCA-Videoオスコネクタ、RCA-Audioオスコネクタx2(左右)、USB-Aタイプメスコネクタ、PCパワースイッチ、PCリセットスイッチ、謎のオス6pinフレームとなっている。このうち、RCA-Audioは既存のMP3対応ヘッドユニットアンプに接続するため後ろ出しで、それ以外はDINスペースに収納するボックスの引き出し内に収納されている。

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  リアの変換ボックスは、PCに接続するためのケーブルである。RCA-Videoオスコネクタ、スレテオミニプラグ、USB-Aタイプオスコネクタ。それ以外の、PCパワー、PCリセット、謎の6pin用のPCへの結線方法はまだ未定でありオープンとなっている。

  というわけで、本日は上記のコネクタケーブルを全て変換基板にハンダ付けし終わった。週末に車載作業ができる調子である。ま、一度でうまくいくとは思えないが……。


2005-07-02(Sat) ライツアウトにノックアウト

  転職後、初の休日。これからしばらく、実家で過ごすコトになるので、この時のために用意しておいた、無線LANルータを取り出すのである。二階のADSLモデムのあるオヤジの部屋にルータをセットし、適当にセットアップ。おろ? 想像以上に簡単に設定が完了してしまった。

  さて、問題は電波が一階まで十分に届くか、であるが……一階の居間はギリギリだ。途切れ途切れって感じ。使用に耐えない。んじゃ、オイラのメインの作業場となる一階の和室は……おぉ!! OKだ!! しかも電波条件は100%バリバリだ。そんなに距離に差があるようには感じないが、アレか。別に電波は階段をトコトコと下りるワケじゃないから、あとは電波を遮る鉄板の有無か。まー、なんにせよ、とりあえず、ネット接続である。快適である。よかったよかった。

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  早速ではあるが、環境構築である。デカい机があるので、それの上にアイテムをひろげる。一瞬でいつもの作業場な雰囲気になってしまった。無線LANでネットワークが来ているので、自宅サーバとの接続もほとんど変わりない。開発に使うcvsへの接続も、サーバ管理のためのsshでの接続も、いつもどおり。違いはsambaが使えないコトくらいだが、ビデオ録画を観たい場合はftpすればいいだけだ。これって、ユビキタス!? オイラ的にはこれで満足ですわ。

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  で、オモムロにこんなモノを取り出す。その筋からの借り物である。かなり以前にちょっと流行った「ライツアウト」というパズルゲームだ。基本ルールは簡単。ボタンを押すと、押したボタンとその周囲上下左右の5つのボタンの点灯状態が反転する。最初に与えられた点灯パターンをすべて消灯(=ライツアウト)すれば勝利である。

  なんでも壊れているらしいとのコトだが、そんなモンは、文字通り「フタを開けて」みなくてはワカらないのである。とりあえず、裏ブタを外し、基板を外す。非常にシンプルな回路だ。制御部はちょっと前の「缶ゲー」と似たような感じのマスクロムである。電池が腐って液漏れし、周囲を汚染しまくっているので、その辺をキレイに掃除してやれば動くんじゃないだろうか?

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  年代モノなので、かなりホコリをカブっている。分解ついでに、いつものようにジャブジャブと洗う。ピカピカになれば気持ちいいしね。特に電池ボックスの緑サビみたいなのは、歯ブラシでガシガシ。思ったよりはキレイにならなかったが、まぁ、こんなモンだろう。

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  電池ボックス周辺の配線も腐っているのでやり直す。で、フタを開けたままスイッチオン。ピロピロと音がして、ボタンを押すと反応する。お? モトの動作がワカらんのでアレだが、なんか意味のありそうなパターンが明滅したりする。治ったのか?

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  組み上げて、遊んでみる……が、なんじゃこれ。説明書がないのでゲームがスタートしてるのかどうかも、よくワカらんが、どう考えてもこちらの押したボタンに対してマトモな反応を示しているようにみえない。うわ。壊れているって、こーゆー壊れ方なのかよ。やべぇ……。

  もう一度、開腹して、電源安定用の電解コンデンサを交換してみる。オイラはSVXのエアコン修理の成功以来、バカのひとつ覚えのように電解コンデンサを交換しまくっているが……ダメだ……状況に変化はない。これじゃ、ゲームにならないぞ……うひゃー、さむー。

  実際、電子回路の中でトビキリ寿命が短く、不具合を起こしやすいのが電解コンデンサであることは、疑いのない事実であるが、だからといってそれを交換すりゃ治るというモノでもない。回路が腐って、どこかのボタンが押しっぱなしになっているという疑いもあるので、もう一度リベンジしたいところではあるが、とりあえず、アキらめるコトにしよう。

  いやー、無意味なレポートになってしまった。これからは治ったのを確認してからレポートを書くコトにしよう。とほほ……。


2011-07-02(Sat) 続、スピーカ、作る

  タッパー容器だけに、もちろん「密閉型」。

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  スピーカーの容積は2.4リットル。

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  すいませんが「食品保存にご使用」しませんです。


2017-07-02(Sun) 腰痛体操カードを自作

  数カ月前に腰痛の前兆のようなものに気づいてから、毎晩、腰痛体操をしている。ひとりではなかなか続かないだろうが、カミさんと声をかけあって一緒に取り組んでいるので、意外と習慣づいている。それから約4ヶ月。適当に作った体操カードも2枚目が埋まり、ちゃんとしたものを作りたくなってきた。

  そこで、先の卓上カレンダのコードをちょこっとイジって、はがきサイズに2ヶ月分というレイアウトで体操カードを作ってみた。

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  今回、印刷はセブンイレブンの「ネットプリント」サービスを利用してみた。ブラウザ上でpdfをアップロードし、近所のセブンイレブンのコピー機で取り出す。カラーだと1枚60円とチト高いが、ハガキ用紙代込みだし、なかなかのクオリティで印刷できる。ちょっと端が切れてしまったが。

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  自宅のプリンタと違い、互換インクの認識でコケてご機嫌を伺ったり、インク詰まりでクリーニングを繰り返したりしなくていいので気分がいい。出先でノートPCから印刷を指示し、最寄りのセブンイレブンで受け取れば、最強のモバイルプリンタとしても使える。欲を言えば、任意のサイズでフォトプリントできたり、シールプリントできたりするといいんだが。

  ちなみに、右上のイカちゃんは、我が家の各人が使っているキャラクタの姿である。

  肝心の体操の効果だが、確実に腹回りの筋肉が強化されたことは実感している。確かに、これなら腰が危うくなる確率は減るように思える。また、前屈で指先が床につくようにもなった。歳を取ったら、食事も、運動も、それなりに気を使うことが「維持」には必要なんだろうな。

  生成されたPDFライブラリごとスクリプトを置いておく。

  ……と、今ちょっと調べたら、ネットプリントは「配布」も可能らしい。「QEF4CSS5」で、上記のハイドラントカスタムの体操カードが、全国のセブンイレブンで60円で取り出せる。気に入った人はどーぞ。


2023-07-02(Sun) 東北ドライブ2日目

  昨晩、エンジンのブルブル感が気になって寝付けない……と、朝まで思い続けながら、結局は寝られていた、というような、よくあるパターンで7時頃に目覚めた。気分のよい目覚めではないが、そう疲れが残っているわけでもない、みたいな。

  いまさらながら、部屋はだいぶ広いしキレいで快適だ。船内も。クルーズ船とまではいかないのかもしれないが、十分に豪華な客船という印象。

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  窓から外を眺めながら持ち込んだ食料で朝食。ちょうど8時頃で犬吠埼が見えた。食ったら朝風呂。大浴場で汗を流す。大きな湯船の水面が、ゆったりと揺れている。面白いな、これ。

  船内のゲームセンタにセクシーパロディウスが置いてあったので100円入れてみる。プレイしたことがあるようなないような。4面くらいまで行ったが、初見殺しでのミスが多く、たいして楽しくもなく。

  なかなかにヒマだが、それも悪くない。船内のシアターで上映している「TANGタング」という映画を観ることにする。細かいことは言いたかないが、スクリーンは小さいし、音もイマイチだし、ソースはDVDっぽいし、船の揺れで常に機材がキシみ音を発していて、船内のシアターとはいえ、ちょっと雑にすぎる。映画は「おとぼけロボとの遭遇」的なありきたりなファミリ向けの作品で、まったく期待せずに観始めたのだが、すべてがお約束的な展開なのに、そこそこ面白かった。こういうのでいいんですよ、的な。

  しばらくすると、予定よりちょっと早めの仙台到着。荷物だけまとめて、いつでもクルマに向かえる準備をして部屋で待つ。こういう時、絶対に気が早いやつが列をなしているんだよな、と思ったら案の定。クルマが出る順は決まってるのに。

  で、クルマに乗ると、前のクルマの運転手が落ち着かないことこの上ない。早々とエンジンを掛けて窓を開け、前方を覗いて、降りて、乗って、前方を覗いて……を、素早く繰り返していて、目にウルサイったらありゃしない。前の車が動くことだけが前に進める条件なのですけどね。

  船を降りたら待合室の下でカミさんを拾い、そのまま仙台市を離れて松島へ向かう。途中、トリッキーな道を案内されるが、45号の線形がヘンなのが原因か。最後、山手の方に入って宿へ。

  宿に着いたらすぐ散歩。松島の目抜き通りを歩く。夕方だが、まだ観光客は多い。笹かまを食べてタンパク質を補給。

  宿に戻ってのんびり。明日はカミさんと朝食を済ましたら、一人旅の始まりだ。

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2024-07-02(Tue) マイクアンプを試作

  久々の電子工作。先日の続きだ。マイクアンプを作る。愛用の直流安定化電源回路付きブレッドボードを取り出して、ホコリを払い、新しい9V電池を取り付ける。

  使うオペアンプは「NJM2114DD」。部品箱を漁って出してきたものだ。お手本通りの反転増幅回路を組めばいいのだが……どうすんだっけ? 単電源なので(+)側にバイアスを食わせるんだよな。アレコレやってみるが、PCMレコーダに音が渡らない。出力の電圧をテスタで測ってみると電圧が出ちゃっている。アレ?それはマズいんでないの?

  電解コンデンサが壊れているのか、とか、(−)側にナゼか電圧が出ているぞ、とか、しばらく悩んでしまったが、電解コンデンサは容量計でちゃんと計測できたし、(−)側に電圧が出ているのはイマジナリーショートの動作原理から当然なのであった。出力の電圧も端子がオープンだったのが原因だったようで、結局は何も間違っておらず、改めてPCMレコーダをつないだら、声を録音することができた。

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  だいぶノイズが大きかったが、バイアス生成部分にコンデンサを付けたら大きく改善。ゲインは470/100kだと大きすぎたので10k/100kの10倍とした。まぁ、これはカーステに合わせて要再調整だな。

  L2キャッシュ部品箱に、似たようなオペアンプ「NJM4580DD」を見つけたので、ICソケットの逆サイドに挿してみた。ピンアサインは同じなので、ICソケットを逆に挿し直せば両方の動作を試すことができる。音を聴き比べると「NJM4580DD」は「NJM2114DD」よりも2.167倍くらい数値的に改善していることに気づかされた。4580÷2114=2.167であるから、これは間違いのない客観的事実でもある。

  次はパッケージングを考えながら、基板の準備、実体配線図の設計だな。