SVX日記

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2005-05-16(Mon) 高周波アンプICをWhatYou

  アクセス数がどーとか、カウンタがどーとか、キリ番がどーとか、SeedDestinyの演出がどーとか、十円玉はどーとか、そーゆーのを気にしつつも敢えてネタにしてこなかったオイラではあるが、なんだか昨日その前と来場者が1000を超えてきたようだ。一日の来場者が40とかでヘコんでいた頃がウソのようである。

  そのほとんどはGoogle様のおかげである。内容が伴っていないコトはわかっているが、大量に文章を書けばヒットする可能性は上がるのだ。というワケで、アクセスアップのコツは圧倒的な「駄文章量」である。決して内容の素晴らしさではない。ココんトコしばらく輪をかけて内容が薄いので申し訳ないトコロだが、まぁ今後もてきとぉにまにょまにょと続けていく所存なのでよろしくである。

  さて、今日は昨日のへぇケースを横にブン投げ、VHFトランスミッタについて考えるのである。基本的に秋月のVHFトランスミッタキットをまんま踏襲したいトコロではあるが、RFモジュレータの仕様が明らかになったとはいえ、問題はアンプ部だ。キットではMAR-1とMAR-6という高周波アンプICを2段使用して30〜40db、1000〜10000倍の増幅を行っているらしいが、現在、秋月はこのアンプICを取り扱っていないのである。

  いろいろ考えて秋月で扱いのある、MAV-3、uPC1677C、GN1021あたりを使おうかとも思ったが、どーも増幅率がイマイチっぽい。作った挙句にあまり電波が飛ばないのでアンテナを伸ばすというのは非常にダサいので避けたいのだ。短いアンテナで電波法ギリギリまでドーンといく、それが男というものではござらぬか。

  なんとかして強力なアンプICが入手できないか。狂ったようにググっていたら、MAR-8という石を扱っている共立電子という店を発見した。発見したというか、どうやらこの店は大阪方面における秋月ともいえる有名な店っぽい。

  通販の扱いがあるならば、あとは購入するかどうかを決めるだけだ。もう少し調べたら、このMARシリーズはMini-Circuits社というトコロで作っている石で、データシートも全部用意されていた。ザクッと調べると、MAR-1 18.5db 5.0V、MAR-6 20.1db 3.5V、MAR-8 31.5db 3.7V、というコトらしい。ちなみにココのdb値は増幅率が最大となる100MHzの時の値だが、今回使用したいVHFバンドの2chは96〜102MHzであるから、まさに増幅率のスイートスポットにズギューンである。

  秋月のキットはMAR-1とMAR-6を2段利用であるが、制限抵抗の設定値がかなりヌルく、キッチリと電源電圧を作用させていないように見える。今回のMAR-8はMAR-1より数段タフな石っぽいから、MAR-8の性能を限界まで引き出せば、単独利用でもキッチリ31.5dbが出せそうだ。しかしアレやねぇ。秋月の取扱説明書は読めば読むほどジワジワと情報が染み出てくるスルメのようなヨイ文書だねぇ。CD-ROMは食えないが。

  そんなワケで、MAR-8Aを2個お買い上げだッ!! 秋月だと送料だけで1000円近く取られてしまうが、この共立電子は小物だけなら送料が120円という安さ。これはかなりありがたい。ついでに一緒に使うであろう、9VのレギュレータICとチップコンデンサも購入してしまおう。占めて1500円チョイだ。安い、安いぜ。

  画像の説明 画像の説明

  しかし、このICは怪しい。まずは円筒形の周囲に直角に4本の足が出ているという形状が怪しい。そして足が4本しかないのにそのうちの2本がGNDというのが怪しい。さらに入力と出力はいいとして出力側に電源を作用させるというのがまた怪しい。電源ラインに制限抵抗とコイルをハサむ必要があるのがこれまた怪しい。そのくせコイルは「Optional」などとオマケ扱いになっているトコロなど最高に怪しい。まったくもって高周波回路というのは怪しすぎるカラクリであるコトよ。

  そしてそんな高周波回路ならではのベタアース工作をどうするかであるが、とりあえず何も考えずユニバーサル基板で組んでしまおうと思っている。なーに素人工作だから、そんなに限界性能を引き出す必要はないし、ダメならダメでやりなおせばいいのだ。高周波といえど、恐れるほどの影響はないだろう。何事もやってみて自身で体感してみるコトが重要なのである。間違えてシブ柿にカブりついたコトのないヤツは来週までにカジっておくこと。宿題だぞ。

  話は替わるが、GW明けから6時に起きて定時に仕事に行くという偉業を成し遂げつつあるオイラである。単にハワイ帰りの時差ボケを継続しているダケではあるが、新たな職場に備えて早起きを継続する決意を固め、敢えてボケを継続しているのだ。だから、以前は深夜2時までウダウダしていた作業を、最近は0時に切り上げるよう努めている。そんななか、今晩は上記の通りかなりのゲインがあったが、まだ23時。よし、ウィスキーだ。

  画像の説明

  といっても、実は調子に乗って例のダルウィニーをガブガブ呑み過ぎて、もはや底にウッスラと残るのみになってしまっているのだ。そこで延命措置を図るため、ダルウィニーを眺めつつ、もらいモンのバレンタインをやるコトにするのである。よくあるじゃん。うなぎ屋の横でゴハン食べるとおかず要らないってヤツよ。

  し、しかし、なんだこの酒は。開封したばかりだというのに、香りがないったらない。いかに視界にダルウィニーを入れていようが、ダマし通せるレベルではないぞコレは。水割りかよ。こんな酒でも2000円はするんだよな。

  ダルウィニーは決して香りの強烈な酒ではないと思うが、それにしてもこの歴然とした差はなんであろうか? もし、少しでもウイスキーに興味があるなら、一番にシングルモルトを試してみるベキだ。久々に安酒を呑んで痛烈に感じたぞ。酔うために呑むにしたって、味気ないったらない。

  そういえばつい最近、100万円の国産ウイスキー「山崎30年」が発売直後に完売し、話題になっていたっけ。若い酒が好きなオイラにはあまり興味がないけれど、国産の山崎はスコッチに比べてどうなのだろうか。昔、ウイスキーを始めたばかりの頃に呑んだ記憶があるが、あまりいい印象がなかったなぁ。再び呑んだら印象も変わるかな。次のウイスキーは山崎にしてみようかしらん。

  あ、そうそう。カンのいい人は気づいていると思うが、タイトルは「高周波アンプICを発注」とかけている。ぼんよょよょ〜ん。