SVX日記

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2006-07-15(Sat) プチLinuxBox構築計画

  先日より、ギター演奏だの、作曲だの、暗中での撮影だの、次々に個人的プロジェクトを立ち上げては、オープンなまま放置し放題のオイラだが、ココにきて、さらにプロジェクトを増やしてしまった。

  画像の説明

  コレだ。ファンレス動作のx86互換機……とはいえ、キーボードもディスプレイもつながらないので、IBM/PCとは言えない。いわゆる無線ルータ用のプラットフォーム。平たくいえばLinuxを動かしてルータを作るためのベースボードである。

  実際に無線LANルータにするためには、本体上のminiPCIスロットにカードを実装する必要があるが、現状ではそんなコトするつもりはない。単に、家のサーバをコレにリプレースしてしまおうと思っているのである。電源はACアダプタで完全ファンレス、消費電力10W以下、しかもLANのI/Fが3つもあるッ!! 3つあればDMZが構築できるアルよッ!! こんなボードが欲しかったアルッ!!

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  そしてなんといってもオイラの心をくすぐるのが、この赤い筐体……なんというオレ好みッ!! しかも、この筐体とボード、送料まで合わせても2万円を超えないッ!! 安いッ!! 起動にはコンパクトフラッシュが必要だが、そんなの手持ちのゴミを流用すりゃいい。うっはーッ!!

  しかし、早速、動かしてみようとしたトコロでハタと困った。こいつにはディスプレイがつながらない。いわゆるシリアルコンソールをくっつけなければ、動作してるコトすら確認できないし、操作するコトもできない……まずはマニュアルを読もう……

  ……うーむ、英語だが、なにしろ、電源をつなげよ、「null modem cable」でシリアルコンソールにつなげよ、「1:1 connected serial cable」でつなぐと壊れるぞ、通信パラメータは「38400 8N1」だぜ、あとコンパクトフラッシュはホットプラグじゃねーから電源オフの時に挿せよ……てなトコか。

  で、なんとなく想像は付くんだけど「null modem cable」ってなに? 調べると予想通り「クロスケーブル」のコトだった。そんなの手元にないよ。作るか? でも、9ピンメスコネクタの部品は10数個もあるけど、オスは基板装着用が1個しかない……えーい!! もう使わないだろうコレをバラすか!? バラした!! RXとTXを引っくり返してハンダ付けした!! 挿そうとした!! 挿さらんッ!!

  アホなコトに、作ってから気づいた。シリアルのクロスケーブルは、両端のコネクタがメスなのである。ほんじゃ、手持ちの部品を3本の線でつなぐだけじゃん。10分で完成したよ。ホレ。

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  で、愛用のPCにUSB-シリアル変換ケーブルをかまし、COM2でTERATERMを立ち上げ、電源ON!!

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  よっしゃ、とりあえず、動作は確認!! じゃ、コンパクトフラッシュへのRHEL4の押し込み作業を開始だぜッ!!