SVX日記

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2008-04-01(Tue) 「ワイヤレストラベルマウス」増援部隊到着

  先日、うっかり壊してしまったマウスだが、ちゃっかり注文していたりするオイラである。数年前から、売っている店があるのを横目で見つつも、買うまでには至らなかったのだが、今回の故障をきっかけにポチッといってしまった……

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  「みっつも」

  ……いやぁ、一瞬でもLogicoolのVX Nanoを検討したのがイケなかった。ヤツは1万弱。コッチは2千円強。ひとつ分で、みっつ以上買えるんだから、こりゃ、もう計算上、そうならないほうがおかしい(?)といえるだろう。にしても「ふたつで十分ですよぉ、わかってくださいよぉ」とか、いわれなくて、ホントよかった。

  しかし、驚いたのはカミさんのコメント。よっつ分に近いんだから、よっつ買えばよかったのに、だと……コラァーッ!! オレ以上に、オレっぽい発言をするんじゃないッ!! なんだよ、押し寄せるこの妙な敗北感は……。

  それはそうと、予想通りの操作感にはやっぱり納得。やっぱり、オイラは玉マウスが好きだ。また、シルバータイプは初めてだったが、何よ、このすんげぇイイ色。塗装なんだろうけど、ほんのりと微妙に赤っぽい鉄色。チタンカラーほどハッキリ有彩でなく、無彩ながら暖色系というか、セクシーな色(?)だ。基本的になんでも赤系が好きなオイラなのだが、こんなにシルバーに魅力を感じたのは初めてだ。仕方ない、赤色に塗り替えるのは1個にしておこう。

  現状、レシーバが4個、マウスが5個ある。これだけあればオイラが死ぬまで持つだろう。こうなってると、安心するぅ〜って感じである。自宅の火事に備えて、職場にも配備しておこう。全員を同じ飛行機に乗せないようにも気をつけねば(?)。

  ジジイになり、このシルバーが似合うようになる(?)まで、末永く愛用するコトにしよう。


2008-04-02(Wed) ゼビウススティック、ナハトムジーク

  今日は祝氏の命日だ。せっかくなので勝手に故人を偲んで思い出話をする。

  氏はゲームをする時に、いわゆる「ゼビウススティック」を愛用されていた。「ゼビウススティック」とは、電波新聞社がシャープのX1用ゲームソフト「ゼビウス」を出す際、せっかくだからキーボードでなく、ジョイスティックでゲームセンターの雰囲気を満喫して欲しい、との思いから、ソフトに同梱されて発売された周辺機器の通称だ。正式名称はXE-1。なお、ジョイスティックを同梱しないバージョンも同時発売されたが、値段差は2〜3千円だったと思う。つまり、このスティックは2〜3千円の品ってコトになる。

  このジョイスティックは、想像以上に評判がよく、その後に発売された他機種用のゼビウスにも、その機種用にI/Fをカスタマイズされたバージョンが同梱されたばかりか、単体発売までされるほどの人気であった。元祖はクリーム色だったが、黒バージョンや、金ピカバージョンも出ていた気がする。実はオイラも、単体発売された黒バージョンを購入し、愛用していた。

  祝氏は、電波新聞社がこのゼビウススティックをディスコンにし、もっとゲームセンターのモノに近い、プロバージョンを出すようになってしばらくの後、氏の創刊したディスクマガジンである電脳倶楽部上で、中古を大量購入したい旨の告知を出していた……あ、あれ? 昨日の今日だが、気が付けば、これは「お気に入りガヂェット一生分購入」に他ならないではないか。なんかオイラと共通点の性癖があったんだな……あはは。あは。

  なんか、久々に「ゼビウススティック」で懐ゲーをやってみたくなったなぁ。もう、捨てちまったかなぁ。ひょっこり出てきたりしないかなぁ。Wiiのバーチャルコンソールで遊ぶにはピッタリなんだけどなぁ。

  ちなみに、ふと電波新聞社の近況が気になって調べたとところ、今もコンシューマー向けにアイテムを発売しているようだ。PCとTVの映像信号を変換する系の機械が十数種類。既にジョイスティックは作っていないようだが、この映像変換機にも「型番がXで始まる」という「ゼビウススティック」の名残が残っている……というか、そもそもこの映像変換機も、当初はゲームをするのを主用途に発売されたものなのだが。

  桜が舞い散るこの季節、あらゆることが諸行無常であることを思い起こす今日この頃である。しかし「その筋」関係という、もっとも移ろい易い業界においても、やはり電子計算機の基本は変わっていないし、そのお陰もあってオイラは「趣味で」メシを食えている。今ここで改めて氏に感謝しつつ、黙祷。

  ※ゼビウススティックを持っている方がいらしたら、よろしければ画像を提供してください。


2008-04-20(Sun) さらっとシステム管理を受ける

  だいぶん間が空いてしまったが、書きたくないときは無理して書かない、書きたいことがあるなら無理せず書く、をモットーに、今日も駄文を書き散らすのである。

  今日は情報処理試験「システム管理」の試験日である。情報処理試験自体は、前回、前々回とも受けているのだが、ブログのエントリとしては書いてないので、簡単にまとめておく。

  1年前は「データベーススペシャリスト」を受けた。さらに1年前の試験で、ちょっとした手ごたえを感じたからなのだが、これがもう、見事なくらいに玉砕した。つーか、基本的には「実際の試験中に学んで来年受かる」という戦法のオイラなのだが、午後IIを受けずに帰ってきたくらいだ。会場から柏駅まで、妙なポカポカ陽気の中、フラフラと帰ってきたのが悪夢のように思い出される。やっぱりDBは向かん。もう受けん。

  一方で半年前は「プロジェクトマネージャ」を受けた。AP, DB, PM, DBと連敗で、かなりモチベーションが下がってはいたが、どうせモチベーションがグレイトビッグマキシム状態でも、前日パラパラと教科書をめくるくらいのオイラなのであるからモチベーションなんぞ関係ないといえば関係ない。実際、そんな状態でアッサリ受かった。論文って、あの程度でイイのかぁ。苦手意識がなくなったぞ。しかし、ひさびさの勝利はうれしかったなぁ。職場から報奨金としてXX万円ももらえたし……あ、XXは伏字でなくローマ数字だ。就職しててよかったなぁ。うひひ。

  そして、今日は「システム管理」。モチベーションはグレイトビッグマキシム状態だが、やっぱり前日パラパラと教科書をめくるくらいで試験に臨むオイラである。そもそも「システム管理」のスキル項目を見れば、ほとんど「プロジェクトマネージャ」のレベルダウン版なのだ。改めて必要な知識はないはず。いざ、出陣。

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  昨晩、パラパラと教科書をめくりつつ、缶ビールをひさびさに2本呑んだら、ちょっと残ってしまい、気づくと朝8時を過ぎていた(しばらく呑んでなかったら酒に弱くなってしまったようだ)。ヤバい、8時半には出なくてはならないのに。マンガのようにパンを口にくわえてあわてて駆け出す。マズい……これは、曲がり角で出会い頭にカワイイ転校生にぶつかるシチュエーションではないかッ!! ……と、ちょっとワクワクしながら早足していたのだが、おいしい曲がり角もなく、気づいたら会場についていた。ちぇ(?)。

  そうなのである。今回は、1年半前と同じく、歩いていける場所に会場があるのだ。なかなかに便利である。で、さらっと午前をこなす。退出可能時間ちょうどに、さらっと終わったので、さらっと出てしまった。オイラにしては珍しい。

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  昼は隣のダイエーの中のウェンディーズ。ぱっと目に入ったので決めたのだが、うまいなぁ、ココの肉は。こんなことなら、スーパーメガウェンディーズを食っておけばよかったなぁ……と、パパッと食い終わったところに、カミさんからメール着信。なに? イッぺイを連れて応援に来ている? 今回はカゼ気味だから、来ないと言っていたのに、もうメシ食っちまったぞ。仕方なく、ケンタッキーでコーヒーだけ付き合う……つもりが、時間が余ったので、上のゲームコーナーでプリクラまで撮ってしまう。たぶん、昼休みにガキとプリクラ撮ってたヤツは、日本中の受験者でもオイラだけだろうな……。

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  午後Iは意外なほど簡単。全問題に答えきって10分も時間が余った午後Iは初めてだぞ。午後IIは論文。問題が3問とも、守備範囲を微妙にハズしている……えぇい、仕方ないッ!! 監視をネタに書いちまえ。またも、10分残して800+2131文字。ちょっと具体的過ぎたかなぁ。まぁいいや。

  帰って答え合わせをすると、午前は45/55と、まぁいつもどおり余裕。午後Iも楽勝だろう。問題は午後IIが的を得たかどうかだけだが……ん? システム管理っていう試験枠は今回で廃止なの!? んじゃ、今回、合格しなかったら、二度目はないのか……どうにか受かっててくれねぇかなぁ。なむさん。


2008-04-29(Tue) 考えないでThinkPad

  オイラは別にフルスペックなアンチマイクロソフト野郎ではないのだが、極力Windowsからの独立を果たしたいと考えている今日この頃である。

  かなり改善されたとはいえ、日を重ねるごとに調子が悪くなっていき、仕舞いには耐え難いほど遅くなるか、起動しなくなる、なんて環境からは抜け出したいと思うのは当然だ。特に、職場で仕事に使うとこの傾向は顕著。むしろ、Windowsのせいではなく、大半はインストールが義務付けられている、ウィルスソフトだったり、HDD暗号化ソフトだったり、ソフトウェア電話だったり、できの悪いアレやコレのせいだったりするのだけれど、何が原因であれ、いったん死ねば代償は大きい。丸一日以上、仕事が止まる。個人的に熟成を重ねた大量の環境アプリのインストールをするのはまだしも、その上から、インストールが義務付けられている、ウィルスソフトだったり、HDD暗号化ソフトだったり、ソフトウェア電話だったり、できの悪いアレやコレを入れねばならず、それで一気に調子が悪くなる。もーいや、こんな生活。

  つーわけで、日頃からLinux環境に移行し、極力その上で暮らし、時々は仕方なくバーチャル環境に下りる、という生活に憧れているのだが、またコレ、熟成を重ねまくったWindows環境に匹敵するLinuxデスクトップ環境を構築するには並大抵のことではないワケで。

  別に、構築の努力を惜しむものではないのだが、職場でグズグズとそんな余計な作業をしているヒマはないので、日頃から使っている愛用のノートを使うほかない。しかしながら、この環境だけは絶対に失うワケにはいかないというのも事実。するとデュアルブートになるのだが、デュアルブートなんていう「晴れのち曇り」では、移行に本気になれない。Windows上の仮想Linuxでも同じ。というわけで……

  「そこそこ使えるリアルなマシンがもう一台」

  ……という結論にならざるを得ないのであった。

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  しかしながら、あまりマイナーな機種だとLinuxの利用に関する事例がないので、やはりココはThinkPadあたりがいい。IBMからLenovoになりはしたが……アカン、まだ、高い。X60あたりは悪くないが、それでも10万では足りん。イランWindowsさえ付いてこなけりゃ1万は安くなるのだろうが……こーなりゃ中古だ。X40あたりなら、現在のマシンとほぼ同じスペックだし、真の意味で移行してしまえるキャパシティを持っている。

  つーわけで、秋葉で中古ノートを漁る。しかし、X40程度のマシンの中心価格帯は5万前後。結局、持ち歩こうと思えばバッテリを更新する必要が生じるだろうから、余計に1万以上はかかる。オイラの希望としては、4万以下なんだけどなぁ……こーなると、不要なWindowsがくっついているのが異様にうっとおしい。

  と、お? ほ? こ、これは? X40が2.4万? メモリを512Mも積んでいればそのまま使えるし、なんといっても……

  「英語キーボードッ!!」

  ……代償としてHDDがないというコトらしいが、それはイラねぇWindowsも付いてないってことで好都合。ウチにあるHDDとメモリが使い回せればバリバリに使えるマシンになるじゃん。なんでこの値段? と思いながら、回収して帰宅。HDDベイと思われる場所を空けてみる……あ、あれぇ、なんかコレ狭くない? もしかして1.8インチというヤツ? なんか、高く付きそう……っていうか。

  「ディスコンになってんじゃんッ!!」

  うわー、思いっきり地雷を踏んでもぉた。そりゃ、安いわけだぜ……250GのHDDでも突っ込んで、山ほどバーチャルマシンが動かしたる、などとも考えていたのに、HDD自体が入手できませんか……そうですか。

  まったく使わず、ゴミにするのもシャクなので、ウンウンと考えた結果、とりあえず動作チェックを兼ねてLANかUSBメモリからOS起動でもしてみようと思いつく。Bootデバイスが多彩なのは助かった。とりあえず、PuppyLinuxという軽量ディストリをUSBメモリから起動する。

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  無線LANがうまくつながらないが、動作は軽快だし、キーボードも悪くなく、少なくともバッテリが即死状態ではなかったのはうれしい誤算。

  基本的に常にフラッシュの寿命に怯えながら暮らすのはイヤなのだが、USB、PCカード、SDスロット、そもそものHDDベイの4箇所にフラッシュを取り付けられることに気づいた。こりゃ、SSD化するしかないかなぁ。うむむ……。