SVX日記

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2011-04-03(Sun) 台を青に塗る

  新築する際「書斎」というか「工房」を作り、部屋の1/3を土間にし、その端に流しを作った。切ったり削ったりした後の洗浄や、作業の合間に手を洗ったりするためである。正直、これは大正解であった。

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  ついでに朝の洗面もそこで済ませている。そのために、ちょいちょいと手を入れている。

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  ひとつは照明。ホームセンタで、なかなかにワイルドな陶器の電球ソケットを発見したので、これまたベタなスイッチを組み合わせて、自分で配線工事した。とってもダサカッコイイのがお気に入りである。

  もうひとつが、洗面の脇にハメ込む小さな脇机。ホームセンタで端材を買ってきて自作したもの。必要最小限の大きさながら、あるとないとでは大違い。劇的に便利になった。

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  ただ、ムキ出し合板だったので、ハネた水を吸ってしまい、イマイチ気持ちが悪い。そこで、例によって塗装してみた。使ったのは、100円ショップのスプレー缶のペイント「ブルー」。

  実は、イッペイに「何色がいい?」などとノリで聞いて「あお!」なんて感じで決めた色なのだが、正直、大失敗……雰囲気ブチ壊しである。そのうち、灰色か茶色あたりで塗り直すか……とほほ。


2011-04-12(Tue) LED電球にする

  家を建てて約半年。ずっと気になっていたのが、浴室の電球だ。

  少し大きめの浴室にして、壁も床もチョイスして、かなり気に入っている。そのせいか、入浴時間が3倍になってしまったが。しかし、気になるのが照明のクリプトン電球。いまだに白熱灯って。しかも40wが2灯って……明るいのはいいが、そりゃ、食い過ぎってもんである。

  このご時世、LED電球に換装するのが既定路線だが、光量が不安だ。目に見えて暗くなるのはイヤだ。だが、この記事を読んでいけそうな気がしてきた。

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  試算では1年ほどで元が取れるとはいえ、かなり高価なので、まずは「お手並み拝見」と、ひとつだけ購入。取り付けてみる……お、おぉ!! これは、まさに「遜色ない」と言えよう。

  記事のお勧め通り「明るさ重視タイプ」を買ってみたのだが、なるほど悪くない。明るさで「勝ってはいない」が「負けてもいない」という感じだ。

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  わざとローキーにして写真を撮ってみた。左がLED電球。こう見ると、後方に光が回っておらず、光量もわずかに低いことがわかる。しかし、風呂は光が反射しまくって回るので、ぜんぜん気にならない。

  以前、LED電球に替えたら「暗い」と却下したカミさんだが、今回、試しに、黙って付け替えてみたら、気づかなかった。

  これで消費電力は約1/8。心おきなく長風呂できる。もう片側も、さっさと注文して交換することにしよう。満足。


2011-04-16(Sat) ハイテックCコレト 自由に選んで作るペン

  もう何年も「ハイテックCコレト」を愛用している。

  最初に見つけた時、即買いした。なんでいままで無かったのか、と思った。それから、ずっと持ち歩いている。2色軸に加え、3色軸、4色軸を追加購入し、シャープユニットも使っている。いままで使い切ったリフィルは10本以上。お気に入りのリフィルは「0.4ミリのベビーピンク」……いやなに、オイラ割と少女趣味なもんで。

  ただ、以前からもう少しマシな軸が出ないもんかと思っていた。透明なのが、いかにも安っぽい。んが、ある日、検索したら、なんと既に出ていた。半年も前に。

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  そしてこれが最新の2色用の高級軸「HI-TEC-C COLETO Oreno」のゴールドタイプ。

  ……というのは、真っ赤なウソ!!

  例によって、自分で塗っただけ。でも、悪くない。というか、かなりイイ感じ。

  まずは分解。今は3色用を使っているので、使ってない2色用をターゲットにした。グリップがないトコロが塗装に向いている。

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  両面テープを使って楊枝に固定。発泡スチロールに刺す。

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  ついでにマウスも塗る。サフェーサーで下地処理。

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  塗料は、以前にも使った「メッキ感覚」というヤツ。クリップ部分は、マスキング処理して100円ショップの「シルバー」で、マウスは100円ショップで200円で買った「ルビーレッド」で塗装。

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  途中、コレトの方は、マスキングのミスで、シルバーの塗装後に、ゴールドの塗装の一部を溶かすトラブルが発生。かなりヒドい状態になって、あきらめかけたが、そこは中年力を発揮して95%まで復旧する。

  画像の説明

  コレトのクリップ部分には、ちょいとメタルテープをあしらった。かなりよいアクセントになった気がする。仕上げに、上からクリアを塗装して完成。

  世にはガンプラ好きがあふれているが、別に塗装技術は、プラモデルだけのためのものじゃない。もっと気軽に、身の回りの物を塗ってみるのも楽しいんじゃないかと思う。

  これで満足じゃ!! ……って、ん? な、なんじゃこりゃ!? ハートコレクションって!? ほ、欲しすぎる……あ、いや、オイラマジで少女趣味なもんで……。


2011-04-17(Sun) LinuxでPX-403A

  今さらながら、プリンタを買った。機種はPX-403A。理由は「顔料インク」と「安い」から。

  画像の説明

  まずは、インクをインストールしてカラーコピー。アクビがでるくらい時間がかかったが、クオリティはかなりのもの。黒つぶれは、印刷というよりは、スキャナ側の限界か?

  画像の説明

  Linuxから印刷できるか、は、運試しのつもりだったが、エプソンは意外と積極的というイメージもある。まずは認識。

usb 6-2: new full speed USB device using uhci_hcd and address 2
usb 6-2: New USB device found, idVendor=04b8, idProduct=087f
usb 6-2: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3
usb 6-2: Product: EPSON PX-403A Series
usb 6-2: Manufacturer: EPSON
usb 6-2: SerialNumber: P4JZ033959        
usb 6-2: configuration #1 chosen from 1 choice
usblp0: USB Bidirectional printer dev 2 if 1 alt 0 proto 2 vid 0x04B8 pid 0x087F
usbcore: registered new interface driver usblp

  サイトからLinux用のドライバをダウンロードしてインストールしてみる。

zakato.itline.jp:/root # wget http://linux.avasys.jp/drivers/lsb/epson-inkjet/stable/RPMS/x86_64/epson-inkjet-printer-201103j-1.0.0-1lsb3.2.x86_64.rpm
 
zakato.itline.jp:/root # yum install lsb
 
zakato.itline.jp:/root # rpm -ivh epson-inkjet-printer-201103j-1.0.0-1lsb3.2.x86_64.rpm 
 
http://localhost:631/

  cupsにつなぐ。プリンタが認識されない。ダメか? ……と思ったら、USBを挿し直したらあっさりと認識。GIMPからの印刷に成功。

  Linuxからスキャナが利用できるか、は、完全に運試しのつもりだったのだが……

zakato.itline.jp:/root # rpm -ivh iscan-data-1.8.0-0.noarch.rpm 
zakato.itline.jp:/root # rpm -ivh iscan-2.26.2-1.ltdl7.x86_64.rpm

  権限がどうとか言われて、認識されない。ダメか? ……と思ったら、またもや、USBを挿し直したらあっさりと認識。GIMPからのスキャンに成功。

  画像の説明

  Linuxから完全に支障なく利用できますわ。こりゃ、よい買い物をした。予備も買っておくかな

  おまけ。イキナリ「頭文字D」の22巻を与えられ、英才教育の名の下、お手本として父に読んでもらい、マンガは音読するものだと理解(誤解)するも、セリフの漢字が読めず、ひたすら擬音だけを発し続ける、イッペイ(5)。

  画像の説明

  将来が……楽しみ?


2011-04-18(Mon) 俺たちって、ほんとバカ

  半ばギャグで提案した「合宿★マギカ」だが、なんと友人がゴーサイン。「マギカ観にいく?」「あー? フツー東京にそんな物観にいくバカいねーよ。まー観にいくけどな」

  ナイスバカ!

  画像の説明

  オトナの本気の悪ふざけというべきか。まぁ、しかしこれで「もうネタバレも怖くない」けど「こんなの絶対おかしいよ」……。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

flick [まさか本当に“電波が届く場所”まで移動するなんて!]


2011-04-22(Fri) 合宿★マギカ終了

  ネタバレが怖くて決行したこともあり、この場での一切のネタバレはなし。だが、わざわざ観に行った甲斐はあった。内容について、まだ多くの情報を受け止められていないので、もう何度か観ないと。

  昨日、定時に会社を上がり、その足で新横浜へ。20時に新横浜プリンスホテルで友人と合流。仮眠して、3時から視聴。新横浜6時発のひかりに乗車。その足で8時半に出社。

  以下は早朝の新横浜で買ったおみやげ。「鉄下」という子鉄向けの靴下と「ごまき」という後藤真希ファンにはたまらない(?)お菓子。

  画像の説明 画像の説明


2011-04-25(Mon) 感想★マギカ

  ネタバレ解禁もあり、一応、二度目も観たので、感想を書いておこう。

  やはり「謎解き」の要素が高い以上、拡げた風呂敷をどう畳むか、というのは重要な評価点な気がする。その観点で言えば、かなりキレイに畳んできたという感じ。

  しかし、まどかのマミに対する4話の語り「ひどいよ……みんなのためにずっとひとりぼっちで戦ってきた人なのに、誰にも気づいてもらえないなんて、そんなのさみしすぎるよ……」が心を刺す。でも、そういう想いを抱けるからこそ、自分がそうなることも厭わない人間だったのだと思う。

  個人的には、観念的すぎる終局は好きじゃないが、観念的すぎもせず、この内容なら納得。でも、もう少しお気楽な明るい最後でもよかったんじゃないかと思わないでもない。なんだかんだいって、好みのさやかがキレイに救われたから、まぁ、いいけど。

  演出的にはなぁ……脚本がいろいろと革新的だっただけに、最終話はもうひとつ。「宇宙でハダカ」という表現は、効果的ではあるが、そろそろ手垢が付きすた表現で、食傷気味。

  一部では、QBに対するカタルシスが足りん、なんて意見もあったが、逆だろ。あそこまで悪意なくスカしたヤツには、足下をスクわれていて、なお、得意げに語らせる、なんて、究極の屈辱だ。これをカタルシスといわずしてなんといおうか。

  しかし、この話、ある意味ハッピーエンドなんだが、そもそも何も起こらなくても、まどかはそれなりにフツーの人生を送れたわけだ。となると、元凶はなんだったのか、遡って考えると……

・まどか、魔女を消し去り、別の次元へ
 ↑
・ほむら、繰り返しにより、まどかに因果を重ねる
 ↑
・ほむら、まどかを救うために契約、繰り返しを始める
 ↑
・まどか、ワルプルギスの夜に負ける
 ↑
・まどか、マミに誘われて契約する(たぶん)
 ↑
・マミ、交通事故で瀕死になり、契約する

  ……マミが魔法少女にならなければ、なにも始まらなかったことになる。

  こうなると事故の原因がどこにあったか、ということになるが、詳しく語られてはいないが、魔女や使い魔の仕業ではないのではないか。なぜなら、それらが影響していたとすれば、魔女が消し去られた世界で、マミは魔法少女になっていないはずだから。

  となると、マミのパパの運転ミス? 悲劇は、マミパパのせい。以上、証明おわり。

  画像の説明

  しかし「ほむら」の、右側が「まどか」に見える、というのは、やはり意図した設定だったんじゃないかと思う。「ほむら」の中に「まどか」がいる。これ、オイラが2chに書き込むまで、誰も考察していなかった気がするが。

  ひょんなことで、神林長平の「完璧な涙」を読み返し始めたが、奇妙にオーバラップする設定があることにも気づいた。マギカの脚本の虚淵玄氏は「敵は海賊」のトリビュートを書いているし、きっとマギカの中にも「完璧な涙」が一粒くらい、入っているんじゃないかと思う。

  ん? 漫画版が出てる!? 何というタイミング……。


2011-04-28(Thu) オレ、クロックダウン

  先日から、咳が止まらない。痰が出っぱなし。

  もしかしてヤバい病気かもしれんと思い、病院に行ったが、単なる風邪だと。先日の帯状疱疹の影響で、まだ、抵抗力が戻ってないのが一因でしょう、とのこと。

  咳止めほか、いろいろな薬をもらったのだが、飲んでしばらくすると、かなり眠くなってきた。そういえば、眠くなる、という注意はあったが、問題はその後。

  なんか。おそいのだ。おれが。

  不思議なことに、すべての動きが、8割程度、という感じに。しゃべるのも、歩くのも、考えるのも、2割引き。別に、無理すれば、いつもどおりに動けるような気も、しなくもないのだが、別に、そういう気にもならないのだ。なんとも、不思議な感覚。

  ノンキな人って、こういう感じなんだろうか。オイラは、割と……かなり、せっかちな方だから、今くらいがフツーなのかもしれん。でも、自分が遅いことに、イライラしつつも、なんか、それを楽しんでいる。

  最近は、薬局がカラー刷りの薬のリストをくれるが、それによれば「クラリス錠200」「アストミン錠10mg」「セレスターナ配合錠」「カルボシステイン錠500mg」のいずれか、もしくは複合の効果、ということになるのだろうが、おもしろすぎる……わ、は、は、は、は……あー、マジ、おそいわ、オレ。

  速くなる、に比べると、遅くなる、はあまりうれしくないが、精神状態って、クスリでどうにでもなるんだな、という事実を、改めて味わったのであった。ぽっくん。


2011-04-30(Sat) Blu-ray★マギカ

  なんつーか「ライブ」はまだ終わってない、ということに気づかされた。「ライブ」感を重要視して、新横浜まで行ったのに。これは予測できなかった。

  結局、Blu-rayプレーヤ持ってないし、Blu-ray版は買ってないんだが、セリフのミスで交換とか、買ってないと味わえない「ライブ」な出来事が起こっている。あー、買っておけばよかった。

  追加購入するヤツが現れることを見込んで、ワザとやってんじゃねーのか、と思わなくもないが、仮にワザとにしても、ここまでのデキのモノを出してきた実績があれば、悪意に取れない。

  しかし、なんでいまさらセリフのミスが入る余地があるのかと思ったら、カットの修正とかもハンパなく入っているのね。放送版とは異なる「ディスクを買え」というビジネスモデルを、よりハッキリと打ち出してきた、というか。

  6巻の発売まではまだ何ヶ月もある。こーなると、6巻は「全部新作カット」とかになりかねないのではないか。展開も変えてくるのではないか。尺も長くしてくるのではないか。そして、5巻の発売直後に映画版を公開、とかもやるのではないか。

  ぜひとも、この「ライブ」には便乗しておき、一緒に楽しむべきじゃなんじゃないかと、思いつつも……。

  ……DVD版という手もないことないが。