SVX日記

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2015-05-02(Sat) オイラもタミヤグランプリ出走

  というわけで、今日は待ちに待った二度目のタミヤグランプリ。オッサンのくせに「タミグラ☆フレッシュ」という「初心者レース体験クラス」への出走というのが、ややみっともないが、初心者のウチのガキに余裕でチギられるリアル初心者なのだから、まぁ、身の丈に合っているといえよう。まぁ、他にDT-02で出られるクラスがないっつうのも理由のひとつではあるのだが。

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  会場に到着し、カミさんとショボショボとショボいピットを設営していたら、見兼ねたお隣の方が、親切にもタープの軒を提供してくれた。いやはや今日は好天すぎて、正直ムチャクチャ助かった。オマケにいろいろと役立つお話も伺えて、ホントにどうもありがとうございました。

  練習走行、ミーティングに続き、ちょっと期待していた「コンクールデレガンス」。要するに見た目を競うコンテストなのだが……見事に入選! まぁ「デューンバギー」ほどネタにしやすい車種もないわけで、それを選んでいる時点でやや反則っぽいのだが、リキ入れて仕上げたというのもこれまた事実なわけで、素直に嬉しい。

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  今日のタミグラ☆フレッシュの参加選手は30人。予選はガキとは別の組。まずは、オイラの予選第1レース。いつもガキにはエラそうなアドバイスをしているが、走ってみると申し訳ないくらい人にブツけまくり、派手に転がりまくり。ロールバー大活躍の巻。続いて、ウチのガキの予選第1レース。単独事故あり、巻き込まれありで、長らくコースに転がり、ヘボヘボ。

  オイラの予選第2レース。第1レースの反省で、丁寧に走り、2組目で3位。そこそこ納得の走り。総合8/30番手。ウチのガキの予選第2レース。またまた前足脱臼x2に加え、バッテリ交換を渋ったので後半露骨にスローダウン。総合22/30番手。散々だ。

  いつもオイラを当たり前のようにチギっているガキは、この結果にかなり不満そう。親子で一緒に走れないのもちょっと残念。元気づけるために、明日が本番。今日は練習だと思い、明日に向けて、丁寧に走ることを一番にしろ、とアドバイス。

  決勝はウチのガキのBメインが先。走り出したところで、Aメインのオイラは準備に忙殺していて、レースの様子は見られず。走り終えたガキに声をかけ「まぁまぁ」という返事を聞いたあたりでオイラの出番。ところが、走りだしてすぐ、1コーナーの混乱で後退、2コーナーで膨らんだマシンに押されてウォールにクラッシュ……ん? トリムが狂った? 左に流れる……というか、右に曲がらない。異音もする。ガチョーン、マシントラブルやん。

  結局、前足を引きずるようにしながら、一応は完走。しかし、マシンを取り上げたらビックリ! 前足がプラプラになっとる! 想像以上の重症やん。心配しつつ、マーシャルを終え、ピットに戻ったら……なんとガキはBメインでブッチぎりのトップだったらしい。なんか、ガキのテンションが戻っとると思ったら、そういうことか。

  逆に、オイラはAメインのビリッケツ。思いっきり壊れていたとはいえ、思いっきり遅かったわけでもなく、13位に少し遅れてゴール。くっそー、むしろこれだと素でヘタだと思われかねない状況ではないか。不本意この上ない。

  とまぁ、思いっきり明暗がひっくり返った結果になったが、存分に楽しむことはできた。しかし、ガキのBメイン優勝はデキすぎのような気がする。明日につなげるという意味ではいいのだが、成績を落とすと落胆も大きいからなぁ。少し心配ではある。

  車内でバッテリを放電しながら帰宅。帰って仔細に観察してみると、オイラのバギーはフロントダンパの上のアームが見事にポッキリ逝っている。補修部品を取り寄せないと……。

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  あ、ちなみに、先日作った自作のトランスポンダホルダは、キチンと役に立ったが、ちょっと狭かった。あと5mmほど高さがないと、取り付け取り外しがつらい。修正しないと。

  にしても、今日は暑かった。明日、大丈夫かしらん……。


2015-05-03(Sun) 本気でタミヤグランプリ出走

  昨日は暑い中、一日中外にいてかなり疲労してしまい、正直、調子に乗って二日連続エントリしてしまったことを、やや後悔したりしているが、ガキは昨日のBメイン優勝に気を良くしていてかなりヤル気。まぁ、今日はオイラは走らないので、フォローに徹することができ、気がラクではあるのだが。

  8時ごろに会場に着くと、今日はやや曇天でちょうどいい気候。練習走行まで間があるので、車検に向けガキにモータを外すよう指示しつつ、昨日ホームセンタで買ってきたばかり漬物石を使ってテーブルとパラソルでチープなピットを設営する。

  今日のジュニアグランプリの参加選手は34人。ガキは2組目の11番目。暇なので、オイラは汚れたダンパを磨いたり、ダンパオイルを補給したり、ルーフのキズを隠したり、メカニックさんを務める。ガキは指人形でヒーローごっこ……。

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  さて、予選第1レース。そつない走りで5/11番手、総合11/34番手。いきなりAメインの可能性が出てきた!? 実は、昨晩、充電をミスって、2本の1600SPバッテリのうち、片方は5時間で充電を打ち切ってしまったのだが、それを使っての結果。そのせいもあって、ストレートでは悲しいほどの速度差なのに、インフィールドで取り返し、抜き去る……オマエは藤原拓海か。なんにせよ悪くない走りだ。

  ところが、予選第2レース。中盤の接触でマシンがコースの壁に立てかかってしまった。オイラはビデオ撮影中だったが、なかなか出てこないマーシャルに業を煮やして自ら出張るも、またもや前輪が脱臼状態。一応、イメージトレーニングをしておいたので、素早くドッグボーンを復旧しレースに復帰させることができたものの、かなり無残な結果に……結局、15/34番手に落っこち、Bメイン3番手スタートと、念願のAメイン入りは果たせなかった。

  んが、Cメインの決勝が始まった時に気がついた。ウチのガキと同様にバギーカーで参戦している選手は全員Cメインだ。Aメイン、Bメインは、ウチのガキ以外、全員ツーリングカー。しかも、ベアリングとタイヤ以外、吊るしのバギーでこの状況って、実はかなりスゴいんじゃ!? まぁ、ハイパワーの車を駆るにも、また違った難しさがあるのだろうけど。

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  そしていよいよ、Bメインの決勝。スタートで2番手にアップ。んが、序盤にトップと絡んでひっくり返ってしまい、万事休す……かと思ったら、そこに3番手が突っ込んできて運よく復活。しかも、さらっと順位を上げてトップに。周回遅れもそつなく処理し、ミスのないスムーズな走りで独走状態。気づくと、実況がガキの名を連呼している……おぃ、マジか……マジなのか!? 残り15秒……そのまま……そのままいけ……そのままゴールッ!! 思わずガッツポーズ(オイラが)。いやぁ、ここまで興奮したのは久々だ。ここまで嬉しいことも久々だ。よくやった。

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  思い返せば、ガキは最初からツーリングカーを所望していたが、ロクに走らせられる場所がないだろうということで、最初にオイラからランチア与えられ、その後、RCスクールでネオスコーチャーを与えられ、ずっとENEOS SUSTINA RC Fで走りたいと言ってたんだよな。今回、そこそこの成績だったら、何らかのご褒美をやるとは言っていたが、正直ここまで「オンロードでのバギーはやりつくした」的な結果を出されると、次のレースに「またこの吊るしのバギーで出ろ」というのは、さすがに酷という以外の何ものでもない気がする。

  半年足らずで、小学生のガキに3台目のラジコンを与えるのは、さすがにどうかと思わなくもないが、まぁ「ガキは単なる雇われレーシングドライバであり、大人のオイラのレーシングチームの運営趣味なのだ」と、捉えて投資する分には、そうバカ高い趣味でもないの……か……な……。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

とおりすがり [親の欲目分を抜きにしても、スゴイですね。英才教育のたまもの?]

フルタニアン(管理者) [グランツーリスモ3をやらせてたのが効いたのかなぁ。幼稚園児の頃からボロカスに負かされてたし……。]


2015-05-12(Tue) 危うくタイヤを接着する

  先日の成績を受け、チマチマと既存のTT-02ランチアをツーリングカーに組み替えているわけなのだが……いやー、新マシンとして購入しないのは、そう何台も置き場所が確保できないから……ということにしておく。

  先日、テスト走行を終わらせ、あちらこちらの修正を始めているのだが、タイヤの接着ではたと困りはてた。これまで、バギー用のタイヤを8本ばかり接着してきたが、ツーリングカー用のタイヤはサイドウォール幅が狭いのでやりにくいのだ。タイヤを保持しつつ、リムをめくって、瞬間接着剤を流し込もう、と思ったら、手が3本いる。ところが、オイラは3本目の腕が通せる服を一着も持っていないのだ。

  そうか。こういう時のために、わざわざタイヤ接着アダプタというものを売っているんだな、とは思ったが、こんな治具に千円は高いだろ。それ以前に、いますぐ作業をしたいのにできないのがストレス……むぐぐ、と無理に作業を進めていたら、リムをめくっていた指が滑ってバチンッ!! 隙間に注した瞬間接着剤を飛び散らせてしまった。

  老眼のためメガネを外して作業していたので、目に入らなくて本当によかった。どうやら、同様の作業をしていて同様のミスをし、大変なことになった例は少なくないらしい。この危険については、タミヤも説明書かなんかにシッカリ書いておくべきだな。タイヤ接着アダプタの購入を強くおすすめする理由にもなるし。

  といいつつも、タミヤの商売のジャマをするわけではないが、サクッと治具を自作してみた。ジャーン。

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  単なる板切れのようにも見えるが、ダイソーのMDF材の切れ端に、Φ3mmのネジ穴をタッピングツールにより穿ってある(だけの)もの。ここにタイヤをネジ止めすれば、片手でも安定してタイヤを保持しつつ、リムをめくることができるという寸法だ。

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  今回は、手持ち材料で作ったので、厚さ3mmのMDF材の切れ端と、Φ3mmx25mmの皿ネジを使ったが、本当はもうちょっと厚いシッカリした板と、Φ4mmのネジを使うべきだ。

  ちなみに、この治具の利用より、リムをめくる指は滑りにくくはなるが、絶対に作業用ゴーグルは使うべきだ。絶対に。


2015-05-16(Sat) マウス修理、バギー修理

  先日から、マウスの左ボタンがチャタリングを起こすようになり、うっとおしいったらないので、買ってあった色違いのグレーと入れ替えたのだが、ダメになった方のマウスを分解し、マイクロスイッチを手持ちのものに交換したらあっさりと治ってしまった。

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  しかし、1000円もしないマウスなのに、こんなに長らく気分よく使われてしまって、その挙句に修理までされてしまっては、商売上がったりではないか、などといらん心配をし……って、あれ? 以前に書いたような気がする内容だなと思えば、1年半ほど前にセンタのタクトスイッチを交換してたんだっけ。もう3年も使ってんのか。よく持つなぁ。

  さて、先日に壊れたバギーだが、注文からちょうど一週間でタミヤから補修部品ほかが届いた。よく、プラモデルとかの説明書に「一部の部品だけ取り寄せる方法」が書いてあるものの「そんなマメなコト依頼するヤツなんかいんのかよ」と思っていたが、まさかこんな形で似たようなことを依頼するハメになるとは。

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  早速、修理にとりかかる……んが、ラジコンイジりっつうのは、出来合いの部品を取り付けるだけなのに、異様に楽しく、異様に時間を消費するもんなのな。ラジコンを始める前は、子供っぽい趣味だなぁ、とバカにしていたけれど……オヤジが熱中するワケだ……とはいえ、他にもやりたいことは山ほどあるので、正直ここまでラジコンに時間を掛けたくはないのだけれど……。

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  現状、車は3台あるのに、RCメカは2組しかない。ガキのTT-02に持っていかれているRCメカの代わりに、ガキのTT-02BのRCメカをひっぺがしてシャーシを仕上げる。ついでに、先日に取り付けたトランスポンダホルダを作りなおした。1.5/2.5cmの台形を、2.5/3.5cmに変更し、背を1cm高くする……次のタミグラ☆フレッシュのために、次の次のタミグラ☆フレッシュのために……傷んだボディの修理はまた後日。


2015-05-17(Sun) 三段式立体駐車場を自作

  今日は、ホームセンタでΦ4mmx40mmの皿ネジと端材を買ってきて、先日の自作のタイヤ接着アダプタを作りなおしてみた。今回は、端材の裏に皿ネジのザグリ加工を施し、ネジの頭が板の裏側に来るようにして、タイヤの上面をナットで止める形に変更する。こうでないと、ホイールのオフセットに応じてボルトの長さを変えなきゃならんので。

  端材はヒトヤマいくらだったので、たんまり残った。そこで、そのうち作ろうと思っていたラジコンラックに使う部品にちょうどいい大きさの端材があったので、加工してみることにする。今日は良い天気。だが、暑すぎはしない。外で作業するのもいいだろう。昼下がりなら家の影でちょうどいい……

  ……と、やりだしたらノッてきてしまい、夢中になっているうちに完成してしまった。クラフターズ・ハイか? かなりの工作精度を確保できた気がして満足……といいたいところだが、完成したラックは、思いのほか「ぶにょんぶにょん」であった。そらそうか。もろにラーメン構造だもんなぁ。

  あわてて、筋交いを取り付けたが、タコ糸の筋交いじゃ、まったく効果がない。ラジコンを載せるだけだし、いいかな、とも思ったが、余計に買っておいた天板と同サイズの材料が残っていることに気づいた。背面に打ち付けてみる。これは効果大。左右方向の歪みはピタリと収まった。前後方向は……まぁいいや。完成。

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  実際にラジコンを載せてみてもいい感じ。そりゃ、ちょうどいいサイズに作ったんだもんなぁ。そのヘンのカラーボックスでは代わりにならな……あ、あれ? そうなんだっけ? あわてて一般的なカラーボックスのサイズを調べる……げ。まったく同じサイズのブツ売ってんじゃん。

  というわけで、ラジコンラックにはカラーボックスがお手軽でお勧めです……とほほな気分でバギーのボディの修理を仕上げつつ、おやすみである。

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2015-05-19(Tue) ニッカドバッテリ、転極したかも! じゃぁなかった、故障!

  昨晩、ラジコン用のニッカドバッテリを自作の充放電器で充電したのだが、様子がおかしい。今朝、充電状況グラフで電圧の推移を見たら、こんな感じになっていたのだ。

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  3時間チョイでピークに達している。ニッカドは、充電完了時に電圧が少し下がる特性があるので、充電完了時点が明らかだ。以前は、こんな感じだった。横軸の密度が変わっているが、5時間弱でピークに達している。いくらなんでも3時間チョイは短すぎるし、満充電で6.82Vは低すぎる。

  考えたら、そもそも昨晩の時点で、放電完了後、1時間の休息時間に、6Vまでしか戻っていなかったのがおかしい。正常ならば7V前後まで戻るはずなのに。そういえば、前回の充電時も3時間チョイでピークに達していたような気がするな。

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  そういえば、ニッカドバッテリは、深く放電しすぎると「転極」という現象が起き、プラスマイナスが逆転してしまうらしい。自作の充放電器は「6V以下の継続」を検知して放電を停止する仕組みにしていたが、放電し過ぎてしまっていたのか? ラジコン用のバッテリは、セルが6個直列になっているらしいので、例え6Vで停止しても、1V以上のセルと、1V以下に過放電したセルが混在する可能性はある。

  んが、考えても、どーにもならんし、満充電で6.82Vという現実は変わらないのだから、バラして調査しちまう以外なさそうだ。カッターで青いシュリンクを裂き、上下の黒いキャップをズラすと紙の筒が現れた。

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  この状態で、底の電極にアクセスできるので、テスタで計測する。プラス極間が4.09V、マイナス極間が2.73V。おぉ、問題のセルは手前側に居るらしい。じゃ、手前側のセルを露出することにしよう。

  サランラップかトイレットペーパの芯のような紙を想像したが、固く巻いてあるだけで、紙自体そんなに硬くはない。指でビリビリと破く。金属むき出しのセルが現れるが、指にビリビリくることはない。これ、外装を剥がさなくても、外から細い針を刺せば、各セルの電圧を計測できたかもなぁ。

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  マイナス極側から、各セルの表面(マイナス極だ)間の電圧を測っていく。1.36V, 1.36V, 0.00V……って、あれ? ゼロ!? いや、間違いじゃない、完全にゼロだ。問題のセルは手前側の末端のヤツ。完全にゼロってことは「転極」ではないのではないか。ショート状態? なんにせよ、故障だ。こりゃ、自作の充放電器のせいじゃないな。たぶん。

  気づけば、1.36x3=4.08V, 1.36x2=2.72Vという状態なのだから、残りのセルはキッチリと電圧がバランスしており、まったく健常な状態という事になる。うーむ、もったいないなぁ、これ。このカスタムパックバッテリは、ローエンドのバッテリだから、組み替える価値もないし、セル単位で買って、修理することもできないしなぁ。

  とはいえ、特性のわかっているバッテリで、放電終端電圧6.0Vならば、自作の機器を動かすにはぴったりかも。もしくは、昇圧して現地で追い充電するためのタネとして活用するか。なんにせよ、そのうちなんかに流用すべく、手元に温存しておくとしよう。


2015-05-20(Wed) ACアダプタ直列!?

  最近、ラジコンのバッテリの本数が増えてきているので(昨日、1本減ったけど)、早くも自作の充放電器1台では充電が追いつかなくなっており、4本同時に充電できる充電器でも作ろうかと画策しているのだが、複数のACアダプタの出力を回路上でどう扱うべきか、ふと思い悩んでしまった。

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  コンセントには極性がないようでいて、実は片側はアースだ。仮に、極性を逆に挿した5VのACアダプタ同士のマイナス極をつないだら、いったいどうなる? 実際に挿してみて、ACアダプタ同士のマイナス極間の電位をテスタで測ったみたら……ゼロだった。

  それではと、片方のACアダプタのマイナス極と、もう片方のACアダプタのプラス極間の電位をテスタで測ったみたら……ん? 5Vになるかと思いきや、またもやゼロだ。なんで?

  しばらく悩んでしまったが、ふと気づいた。ACアダプタは、トランス方式だろうが、スイッチング方式だろうが、トランスで絶縁されているのだ。つまり、個別の電位を持っているってことだ。見方を変えれば「乾電池」のような状態、だと思ってもいいのかな?

  そーなると、乾電池みたいに、こーゆーつなぎ方をしてもいいって事になる? と、実際に試してみたら、ちゃんと倍の10Vが出た。おぉ、我ながら、これは発見だ。

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  と、ここで「ACアダプタ 直列」でググったら、なんだ、容易に事例が出てくるじゃないの。別に未知の使い方ってワケでもないのね。あまり使い手のなさそうな方法ではあるけど。

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  とかやってると、秋月に注文していたパーツが届いた。さて、ひさびさに電子工作を始めるかな。


2015-05-24(Sun) ニッカドバッテリのセルバランスを計測

  先日「外装を剥がさなくても、外から細い針を刺せば、各セルの電圧を計測できたかも」などと書いたが、実際に試したら、驚くほど容易にできてしまった。

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  テスタの片側のプローブをバッテリのマイナスに噛ませ、もう片側のプローブを待ち針につなぎ、バッテリの外装の上からチクっと刺して電圧を測る。刺す場所は、赤コードの側から、1/6, 3/6, 5/6、逆側、5/6, 3/6、の辺り。その5箇所を計測したら「6.97, 5.58, 4.19, 2.79,1.40」のような結果が得られた。全体で「8.40」だから、隔たりはほぼないといえよう。もう一本は「8.22, 6.85, 5.48, 4.11, 2.74, 1.37」とキッカリ。

  ちなみに、針を刺してもフィルムには言われても気づかない程度のキズしかつかないが、自己責任で。

  走行後にも計測してみたが「7.77, 6.47, 5.20, 3.89, 2.60, 1.30」。もう一本も「7.64, 6.36, 5.09, 3.82, 2.54, 1.27」という感じで、こちらも大した隔たりはない感じ。

  さて、先日の成績のご褒美ということで、RAYBRIG NSX CONCEPT-GTのボディほか、各種のパーツを購入。ちょっと前までENEOS SUSTINA RC Fで走りたいと言っていたのだが、いつの間にか変わっていた。もう一台のボディは……なんとなくオイラ用。もちろん、素直に組む気はない。イヒヒ。

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  しかし、塗装用のスプレーほかをチョロチョロと買ったら、1万円を超えてたぞ……やりだすと、ちっとも安い趣味じゃないな……。