SVX日記

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2004-12-27(Mon) OsakaのカタチをWinで打つ

  表題は「大阪の仇を江戸で討つ」のシャレであるが、今日はWindowsでMacのOsakaフォントを使うというお話である。

  発端はディスプレイだった。数年前VAIOコンポ同梱の15インチディスプレイの調子が悪くなり、ナナオの17インチに買い換えた時のこと。PCのディスプレイというのは目との距離が近いこともあり、15インチから17インチに替えた場合に体感した変化はカナリのモノであったことを記憶している。この17インチはナナオのディスプレイの中では月並みな製品ではあったが、かなり高い解像度(1600x1200)まで対応していた。

  オイラは昔から「解像度は高ければ高いほどよいんじゃ政党所属」である。同じディスプレイ設定のままで解像度を上げれば、当然字が小さくなるのだが、それは字のフォントサイズを大きくすればよいのだ。それによってドットのガタガタ(ジャギー)のない美しいフォントが得られる。その為にはX68の頃から裏技使って無理矢理1024x768にして24kHzのチカチカディスプレイを常用するのも厭わないオイラなのである。

  次期Windowsでは画面の描画を完全にスケーラブルにするらしいが、正直対応が「遅すぎる」と思う。別にオイラはアンチマイクロソフトではないが、せめてXPの世代で対応するべきだったと「痛烈に」思う。グラフィックボードや液晶ディスプレイなど、ハードウェア的な有効解像度の方が先行した形となっている現状はあまりに恥ずかしいではないか。私は現在も233MHzのジャンクノートでWin2kを使い続けているが、描画の完全スケーラブルがXPのウリだったのなら、私はOSもPCも買い換えていたかもしれない。かもしれないったら、かもしれない。

  脱線したが解像度を高くすると困るのが端末画面である。端末画面というのはTERATERMなどのターミナルアプリのことだ。オイラの場合、プログラミングはほとんどTERATERMで自宅サーバにアクセスしてその上で行うか、TERATERMでローカルのcygwinにアクセスしてその上で行う。どっちにしろ環境はTERATERM+エディタなのである。すると重要なのはフォントなのだ。美しく、視認性が高く、読みやすくなくてはならない。そしてできれば「0」の真ん中にはやっぱり斜線が欲しいのである。欲しいったら欲しい。

  そしてフォント難民としてネットの大海を彷徨っているうちに見つけたのが「Macの見やすいOsakaフォントをWinで使おうプロジェクト」なのである(当時はこんなにリッパなサイトではなかったが)。

  実はオイラ、VAIOを買う前はMacユーザであった。最後の68マックのPowerBook550cで3DCGをやっていたのである(この時の作品は今も宮殿に置いてある)。思い返せば、確かにOsakaフォントは読みやすかった。そういえば「0」の真ん中に斜線もあった気がする。

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  抜く手を見せずにOsakaを落としてきて使ってみた……美しい……やっぱりキレイである。感動したのでTERATERMに続いて、エディタにも採用、ブラウザにもスタイルシートを仕掛けてありとあらゆるフォントをOsakaにしまくった。そりゃもーチョーお気に入りってなもんである。美しいOsakaに目が慣れた後、うかつにMS UI Gothicなんぞを見てしまうと「毛深くて」目からスネ毛がモジャモジャと生えてきそうで、MS UI Gothicは心底嫌いになった。

  しかしながら若干の不満もあった。上記のプロジェクトでは基本的にOsaka内の「ビットマップフォント」が美しいという意見が大勢を占めていたのである。オイラは「ディスプレイの解像度はギリギリまで上げたれ原理主義者」であるからちょっとボケ気味の「アウトラインフォント」のが美しいと感じるのである。これはオイラが長時間眺める端末画面を少しでも目に優しくしようと、プラズマディスプレイ風の黒バック+オレンジにし、輝度をギリギリまで落としている環境であるからという理由もあるだろう。

  だが上記の理由からダウンロードできるOsakaは、フォントサイズによってビットマップだったり、アウトラインだったり勝手に変化する(というか、できるだけビットマップを出そうとする)設定になってしまっている。そのため、ある状況でちょうどイイと思えるサイズがビットマップに当たってしまったりすると、オイラ的にはウギギとウナってしまうのである。そしてつい最近、職場のディスプレイがXGAに揃えられてしまった。今まで1280x960で使っていたTERATERMを1024x768で表示するとデカすぎるのだ。そして悪いことにフォントを小さく設定すると、ちょうどビットマップに当たってしまうのであったぁ〜、どうするぅ〜、ベベンベンベンベン。

  結局、散々試行錯誤してなんとか解決することができた。TTFSDKTTFMODを使ってビットマップフォントを使わない設定のOsaka、人呼んでShinosk(新大阪)を作ってしまうのである。作業順はざっと以下のとおりだ。

unzip Osaka.zip
unzip TTSDK.zip
unzip TTFMOD-0.0.2.zip
ttc/breakttc Osaka.ttc
./ttfmod font00.ttf
./ttfmod font01.ttf
./ttfmod font02.ttf
ttc\makettc Shinosk.ttc font00.ttf font01.ttf font02.ttf

  オイラは上記のコマンドをcygwinから実行したが、cygwinの設定によってはDOSバイナリをbashから起動できないので、上記の通りに素直には実行できないかもしれない。その場合は、適宜DOSプロンプトから実行して欲しい。要は心、心は錦である。

  とゆーわけでコレさえあれば、XGAなディスプレイで黒バックな環境であっても、かなり快適なディスプレイ環境になるハズだ。以上、お役に立てればびよょよょ〜んである。


2005-12-27(Tue) 次期PCを選んでみる

  ここんトコ、いろいろと忙しくてロクに文章が書けていない。一度、サボり始めるとキレてしまうのも事実であるが、なんとか中年力を振り絞って、ぼちぼち再開してみたいと思う。

  先の日記に書いているが、新しいノートPCを購入したくてうずうずしているオイラである。しかし、新品でノートを購入したのは、10年近く前のMacのPowerBook550cが最後かな。その時は特に持ち歩く必要も無く、むしろ据え置きで使っていたので、ノートの拡張性のなさに泣いたこともあり、二度と割高なノートなんか買うかと心に決めた気がするが、状況が変われば心も変わる。まぁ、毎日電車の中で2時間近くも使えるとなれば、変わって当然であるが。

  で、現代のノートPCにおいて、もっとも金が注ぎ込まれるのは、ハイテクでなく「軽量」「稼動時間」「堅牢」である。この点、ふんだんに金のかかっているLet'sNoteは文句がつけようがないほどに素晴らしい。それは疑う余地がない。当然ながら高い!! もうひとついうと、先日も書いたが、色が選べるのにもかかわらず、オイラの気に入る色がない。

  そんな時に浮上してきたのが富士通のLOOX……いや、なに、別に買うつもりはなかったんだけど、色が選べてその中にイタリアンレッドがあればイヤでも注目するってもんだ。色は好みだし、Let'sよりは安いし、ウチのカミさんが既に5年くらい使っている昔のLOOXは、まだ目立って壊れてないし……これも悪くない……んが、画面が小さいんだよなぁ。重量的にはLet'sと同等なんだけど。フニフニとネットサーフィンするだけなら、どうでもいいんだけど、電車の中でバリバリと文章を打ったり、プログラミングしようと思うと、キーピッチが18mmpと狭いのもマイナス。

  えーい!! ほかにオイラの心をつかむPCはないのか!! ……と、我が某社(?)のページを見ると……赤いPCがある。なんだかド派手な赤でなく「カシスレッド」という色であり、もしかすると気に入らなかったLet'sの「キールロワイヤル」と似たような色かもしれないが、コイツは使用する状態で目に入る側にこの色が配置されているのが、なんだかうれしい。Let'sもLOOXも天板の色なんだよね。オイラが自分で赤く塗ったPCもそうだけど、使っているときにはその色が目に入らないってのはちょっぴりツマらない。

  いやいや、色だけで決めてはいけない。基本性能はどうなのよ? CPU速度とかHDD容量なんてどうでもいいけど、大きさとか重量とか……厚い!! 4cmもある。一応、N社のカテゴリではモバイル範囲に属しているが、間違いなくリアルモバイルを目指したPCではない。しかし、スペックを読めば読むほど悪くない。オイラは1スピンドルマシンで十分なのだが、DVDは取り外せて、取り外せば1.6kg。少々重いが、今まで使っていたARMADAだって1.45kg。気になったことはない。

  バッテリ稼動は5.8時間。まぁ、実際にこの時間を稼動するとは思ってないが、8割計算でも4時間半。行き帰りの電車の中でカーネルをコンパイルする(するのかよ!!)くらいの用途には十分だろう。2時間持てば会社で充電する必要はなくなるのでACアダプタを持ち歩く必要がなくなり、その分も、軽量になる。

  一方で、かなり期待が持てそうなのがキーボード。近所のビックカメラでちょっとイジった感じでは、かなり自然なキータッチ。ちょっと柔らかめではあるが、ノートPCであまりガツガツと指を落とすのは精神衛生上よろしくないので(下にHDDがあるし、キーの交換は効かないし)、この辺も好印象。なんといっても、フツーに「半角/全角」キーが「1」キーの横にあるのが気に入った。オイラの場合、このキーは「ESC」キーに割り当てて使うことになるのだが、viやemacsを使用する場合、非常に使用頻度が高いキーなのである。Let'sが気に食わないのは、このキーが上にオフセットされていること。思えば、パンピーは「半角/全角」や「ESC」キーなんて使用頻度低いんだろうなぁ。

  で、値段。なんと、アウトレットに出ているモデルは、本来はオプションの無線LANを装備して、14万チョイ。単純比較でLet'sより10万近くも安い。そりゃ、堅牢性はかなり落ちるであろうが、ノートPCなんて気をつけていたって壊れるときは壊れるモノである。

  ここで思い出すのが、Rubyの作者であるmatz氏の先日の日記。ThinkPadを購入したものの、どうにも不安定なのでメモリチェックをしてみたら、メモリ化けが起きていた。つまりはメモリモジュールの不具合。彼の場合は、保障期間や保障範囲がどうとかで、実費になってしまうらしく、激しくPCを使う人は必ず保険に入っておいたほうがいいとのコト。そりゃある意味、毎日持ちあるくオイラは、上位1%に入るハードユーザに間違いはないであろう。で、不意の破損も保障してくれる保険はいくら? え? 3年で1万!? 入るッ!! 入りますッ!! 海外でレンタカーする時も一番安い保険にしか加入しないオイラであるが、これには入らなきゃソンというものである。

  ふと思い立って、3年前の自分のPC環境を振り返ってみた。この日記を始める前……なんと、ARMADAを使い出す前の、さらにMebiusを使い出す前であった。3年ってかなり長い。おそらく、向こう3年は府中で働く予定であるから、保障の効く3年間はほぼ毎日のように持ち出すことになるだろうし、その間にあらゆる故障や事故を保障してくれるのは大変にありがたい。もし、何も起こらなくても、1万円で安心して持ち歩けるなら、間違いなく損した気分にはならないであろう。危険度からいったら、ほとんど持ち歩かない人の保険料がオイラに充当されていると言ってもよいほどである。

  というわけで、すっかり購入する気はマンマン……でも、ホントにこの機種で満足するのか? 3年という長期間にわたって使うのに10万をケチって後悔したりはしないか? と、自問自答しながら、寝床に入ってさらにウンウンうなりつつ、最後まで4cmという厚みを気にしつつ、NEC Directで「ポチッ」とやってしまったオイラであった。というわけで、使用レビューはまた後日。


2010-12-27(Mon) 正月の間、まるっと、スバル車禁止令

  というわけで、先日、信号待ちの間に「ふわふわ」と目の前を横切った湯気は、前の車の排気ではなく、ラジエータの亀裂だったワケだ。調べると、どうもSVXの持病らしく、あちこちで事例が見つかる。先日、リアのランプが浸水してたことだし、いつの間にか効かなくなったキーレスエントリといい、エアコンといいパワーウィンドウといい、プラプラのバイザーといい、工業製品の品質というモノは「極めて安定(SVXの場合は悪い意味で)」しているモノだと思う今日この頃である。

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  それはそれとして、事例の中には一発エンジンブローにつながった例もあることから、ディーラーまでのワンマイル以上には動かしたくない状況である。年の瀬であるが、近所のスバルに電話してみる。

  「はい、はい、明後日から休み。それはわかります。代車は……はい、えっ!? そういわれても……はぁ」。なんだか理由はよくわからないが、空きはあるものの、正月は代車を出せないらしい。でも、正月だよ。車がなかったら、各種の所用はどうすりゃいいのよ。すぐ隣のディーラーに電話してみる。同じ回答。事情が回ったらしく、元のディーラーから電話がかかってくる。期待して受けると、なんだよ、結局は拒否回答かよ……あー、つまりさ、要するに……

  「私どもの車を購入された場合は、運悪く正月に壊れたら、丸一週間を我慢してもらいます。それをご理解の上でどうぞ」

  ……ってコトなのね。あー、そーですか、理解しました。

  正直、SVXのメーカということで、割とスバルびいきな精神状態になってたような気分だったが、ハッキリと覚めましたわ。ウチで新規購入された車ですか、と聞かれたのも、なんか、今になって考えると、穿ってしまうような質問だわコレ。ホント、悪かったね。中古購入で。

  まー、SVXに罪はないし、もちろん修理するけど、どうにもガックリ感は拭えませんわ。壊れやすいのも、費用がかかるのもいいけど、なんのフォローも得られないってーのは……あー、言葉にならん。

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  ……って、気がつくと、内装がまたズレてる……あ゛ー!! 先日、直した複雑骨折の先の、ネジの付け根がポッキリと……とほほほ。

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k [大変なトラブルお疲れ様です。 私の中古SVXも購入3ヶ月で同様になり、GM-8300で誤魔化しながらKスタラジエタに..]


2013-12-27(Fri) ちゃんとしたNICに付け替え

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2014-12-27(Sat) ラジコン始めました

  誕生日の11月末にランチアのラジコンをゲットしたのだが、その後、入院して死にかけていたので、今日が初めてのラジコン遊び。

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  しかし、ちょっと走ったら、モータが息をつくように……どうも、電池切れらしい。こんなに早いもんなのね。また明日。


2021-12-27(Mon) 部品検索からのモノタロウコンボ

  昨日「マツダのディーラーに部品の取り寄せをお願いしないといかんな。面倒くさいな。」などと書いたが、何げに「マツダ 部品 検索」などと、どストレートにググったところ、ジャストミートなサイトを発見してしまった。その名も「Zoom Zoom NationParts」。

  英語サイトだが、それを意識することなく、ポチポチするだけで、アッいう間に目的のパーツにたどり着く。アキネイターもびっくりだ。目的のナットの部品番号は9YB101008らしい。

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  で、その部品番号をモノタロウの検索窓に入力すれば、パッと出てくる。こりゃ、便利すぎる。

  意味もなく、整備書と、部品検索と、モノタロウとを往復しまくってしまった。楽しすぎるな、これは。で、いきおい余って、サスペンションを仮組みしてみたり。

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  とはいえ、部品の手配は正月明けだし、タイヤ交換が先なので、いまはワクワクと一緒に大事に箱に仕舞っておくのであった。