SVX日記

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2004-10-11(Mon) FRISK「SHAKENS YOU UP!」ファーム製作開始

  さて、例のFRISK「SHAKENS YOU UP!」の回路は一応完成したので、ソフト開発に移る。今回の工作のポイントは3点。ムリヤリFRISKケースに収めること、消費電流を極力抑えること、正確な刻の計測のために32.768kHzの時計用水晶を用いることだ。

  とりあえず、お約束のテストプログラム、LEDの点滅を試そう。久々に8pinのPICを使うので、12F675用のヘッダファイルを再確認する。PORTAでなくGPIO、TRISAでなくTRISIOとか、その辺に注意だ。……うへー、例によって動かない。なんだよー……て、あれ? 妙に不安定。点滅する時もある。なに!? PICを押すと点滅のスピードが変わる!? てーか、手をLEDに近づけるとスピードが変わるぞ!? これはテルミンッ!? テルミンができてしまったのかッ!?

  結局、初めて使う水晶が怪しいと感じたので、4MHzの内蔵オシレータを使って動かすと安定して動く。水晶に熱を加えすぎたのかなぁ、と思ったのでブレッドボード上に別の水晶を使って回路を再現してみる。やっぱりテルミン現象が発生する。むむぅ。FRISK型テルミンか……いいな。とか、ゆっとる場合ではない!! なんでだよ〜!?

  ここで、昔のOh!Xの復刊1999夏号を引っ張り出す(あぁ、あの感動からもう5年経つのかぁ……)。その号にはPICを扱った製作記事が載っていて、その製作には32.768kHzの水晶を使っていたのだ。おろ? よく考えたら、おいら水晶の脇を固めるコンデンサにナニ使ってたっけ? 0.1uFでよかったんだっけ? PICのマニュアルを見たところ、推奨のコンデンサは68〜100pF。軽く1000倍のモノをつけてしまっている。ぐはっ。水晶は3端子レギュレータじゃねぇつーの。そりゃ、動かんわ。

  画像の説明

  というわけで、恐らくそれが原因ということで、手持ちのコンデンサを探すと、セラミックの51pFが3つほどある。少し小さいがこれに付け替えれば解決するかもしれん。というところで、また明日である。