SVX日記

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2004-12-25(Sat) ゴロゴロゴロゴロ、塊魂、ゴロゴロゴロゴロ

  久々に家庭用ゲーム機用ソフト「塊魂」を購入した。思えば、以前に購入した「タントアール&ボナンザブラザーズ」以来である。

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  最近のソフトときたら、むやみに高い。高い理由はいろいろ考えられるが、主にCGとか画面の見てくれに関する部分に異様に金をつぎ込んでいるのだろう。確かにリアリティとか雰囲気とか、そういう部分も重要ではあるからそこに金をつぎ込んで「どうだ!」というソフトも否定はしない。否定はしないが、それは逆にプレイヤー側にそこに金を出す価値を認めさせるかどうかということでもあると思う。まぁ個人的には「グランツーリスモ」には出してもいいと思うが「メタルギア」には出したいと思わないなぁ。個人的な意見ではあるが、端的に言えば「3DCGでキレイな画面が出せるようになったからといって、ゲームの根本であるゲーム性をおろそかにしないで欲しい」という一般的に言われている苦言と根底は同じコト。もっと簡単に言えば「昔のファミコンゲームのがオモシロかったよね」である。オイラが秋葉のトライアミューズメントタワーでレトロゲーばかりしているのも似たような理由だ。

  ではこの「塊魂」はどうなのか? まず、価格は発売当初で4,500円、最近Best版になって2,800円と結構安い部類に入るだろう。でもって、見てくれに関する部分に相当の金をつぎ込んでいるかといえば、それは明らかに否であろう。しかし決して見てくれがショボいというワケでない。一種独特のオモチャ的なムードを作り出しており、これはこれで素晴らしいと思う。まぁこのヘンはゲームの特性にも左右するので優劣の問題ではない。この雰囲気で「グランツーリスモ」や「メタルギア」やっても楽しくないだろうし。しかしどんな理由であれ安いことはいいことであるから、それがアドバンテージを持つことに変わりはない。

  ……続きは12月28日分参照。


2017-12-25(Mon) クリスマス納車

  20年以上前、初代ロードスターR-Limitedの新車購入をギリギリまで検討しながら、オープン志向が行き過ぎて裸の三菱ジープを選んでしまって以来、今年の6月に軽の自家用車を車検に出して以来、待ちに待った「赤いMTのオープンカー」を手にすることができた。

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  初めての新車購入で、ちょっと興味のあった「オドメータの初期値」は4km。ディーラーでひととおりの説明を受けてから帰宅し、予め購入してあったフロアマットとカップホルダを装着、ガソリンスタンドでハイオクを満タンにしてから、さっそくオープン状態で試運転に出発。

  イマドキの車は慣らし不要というし3000rpm前後をキープして普通に走る。市街地からセミ高速へ。20年ぶりのMTだが、ブリッピングによる回転合わせはスパッと決まる。

  不安だったシートの座り心地も問題なし。グッと奥に座ればちゃんと腰を支えてくれる感じ。サスは硬め。荒れた路面を走ると内臓に響く。ギリギリ許容範囲。

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  覚悟していたシフトの入りのシブさだが、ほとんど問題ない。入らない時も、一度の入れなおしで入る。ノブの振動もほとんどない。年次改良で改善されたのか、たまたま当たりだったのか。

  気温が低くても、窓を閉めればオープンでも問題ない。手は冷えるが、ハンドル脇の吹き出し口で暖められる。が、そのことで、自分がシフトノブに手を載せ続けるクセがあることに気づいた。でも、両手でハンドルを握っているのに違和感を感じるのだよなぁ。ATの時、いつも左手は肘掛けだもんなぁ。サイドブレーキの上に置くクセを付けようかしらん。

  セミ高速を降りて国道1号を自宅方面に。軽い渋滞状態で、さすがに左足が疲れてきた。オルガンペダルだけど右足の脛も張ってきた。足の位置が悪いのかしらん。

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  まだ車両感覚がなく、自宅に駐車する際に軽にブツけそうになって焦ったが、無事帰宅。最初のドライブは、約3時間半、約120km。明日からしばらく乗れないが、年末年始は走りまくるぞ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

nekosan [来ましたね!!これからじっくり慣らしですか。 インパネ、タコメータが中央で大きく占めてるんですね。]

フルタニアン(管理者) [いやー、納車まで長かったです。 慣らしについてもいろいろ調べたんですが、ブン回して全力加速するのだけ、しばらく控え..]

nekosan [慣らしは、実はもう要らないといわれてて、実際、やらなくても大丈夫なんだろうなと思いつつ、どっちなんだろうなぁ?という..]

フルタニアン(管理者) [慣らしには諸説ありますが、クルマに踏めと言われた時は、割と素直に踏んじゃってますね……。 確かに暖気と似てます。暖気..]


2021-12-25(Sat) スプリングコンプレッして、サスペンションをバラす

  しばらく前にNDロードスター用の純正サスペンション一式を購入したのだが、その後、更にもう一式を購入していたのであった。

  というのも、最初に買った一式は「アッパーマウント付き、走行10000km、ダンパー前N243-34-700B、後N243-28-70XB、スプリング前ピンクと赤、後ピンクと黄」というもの。だいぶ値が張ったものの、実際にかなりの美品なのでそれはいいとして、AT車から外したものということで、どうやらスプリングがSグレードのものとは違うようなのである。

  そうなのである。実はNR-Aなどというモータースポーツベース車のグレードを自ら選んでおきながら、足が一番ヤワらかいというSグレードの純正サスペンションに交換することが、今回の目的なのである。

  思い返せば、10月末に契約してから、納車までの一日千秋を紛らわすため、12月初旬に購入した書籍「スピリット・オブ・ロードスター」を読んでいた時のこと。「Sグレードは、低い速度域でも大きく姿勢変化するように仕立てられていて荷重移動を楽しめる、単純な廉価グレードではない」などという記述を見つけたのである。逆に言うと、NR-Aはサーキット用であるから、高い速度域にチューニングされていて、低い速度域ではまったく姿勢変化しないらしい。そんな深い意味があるなら先に言ってくれよ。ビルシュタインとか言われたら、どうしたって見栄で選んでしまうではないか。

  まぁ、NR-Aの、Sグレード以上に簡素な内装も、シルバーなホイールも、むしろお気に入りなので、後悔まではしていないのだが、いつかサスペンションがクタビレたらSグレードのサスペンションに入れ替えたいな、と常々思っていたのであった。いうなればNR-S化である。ちなみに、リアのスタビライザは2020年の6月にディーラーで外してもらっている。あまり差はわからなかったが。

  ネットで調べると、Sグレードのショック・アブソーバは、前N243-34-700B、後N243-28-70XBと、購入したものと同じらしいのであるが、スプリングは前が緑と赤、後が白と黄であるという情報が見つかった。せっかくなら、スプリングもSグレードに合わせたいが、オークションサイトを見て回っても「緑と赤」なんて組み合わせの色のスプリングは見つからな……あ、いや、あるじゃん!……ということで、更にもう一式を購入したのであった。「アッパーマウント無し、走行距離不明、ショック・アブソーバ前N243-34-700B、後N243-28-70XB、スプリング前緑と赤、後白と黄」で送料込みで2000円チョイ。完全に捨て値である。走行距離不明なのが難点ではあるが、ショック・アブソーバはともかく、スプリングは基本的に劣化しないらしいので、組み替えれば完璧なサスペンションが仕上がるという寸法である。

  人生でサスペンションを組み替えることがあるとは思わなかったが、そこは整備書まで購入しているのであるから、熟読して、自分で組み替えて、交換までする予定である。いやなに、ここしばらく「名車再生!クラシックカー・ディーラーズ」を視聴していて影響されているというのもあるのだが。

  とはいえ、武器は必要だ。少なくとも、スプリングコンプレッサが必要なので購入しなくてはならない。レンチは30年近く前に購入したコンビネーションレンチセット(8, 10, 12, 13, 14, 17mm)がある。鏡面仕上げの美品で、調べるとダイヤ精工のTOUGHシリーズらしい。ラチェットレンチはあるにはあるが、安物なのでこれは新調したい。高級品を買いたいが、そんなに高頻度では使わないので、ソコソコの物を。悩みに悩んでSK11のソケットレンチセットをチョイス。

  問題は作業場所である。自室は書斎、兼、工房で半土間なのであるが、自分は片付けができない人なので、土間がゴミで埋まっているのだ……年末だし、一念発起して片付けるか! ……ということで、午前中いっぱい使って土間を片付けて磨き上げた。あー、疲れた。

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  しかし、小休止したら、すぐに、スプリングの圧縮開始である。スプリングコンプレッサというものを、初めて使うが、まぁ、想像通りであった。スプリングにキズが付かないように、革の端切れを挟む加工を加えたら、ラチェットでゴリゴリとスプリングを圧縮していく。程なくして、スプリングがガタつきはじめる。思ったよりは、そう大変ということもない作業であった。

  問題は、サスペンションの最上部のナットである。とてもではないが、手では回らない。整備書によれば、締め付けトルクは「27-32Nm」とあるが、そんなもんじゃない感じの締め付け具合である。結局、サスペンションを横に倒して足で踏んで、メガネを掛けて、反対側をハンマで叩くことでようやく緩めた。だいぶハードに叩く必要があったので、ちょっと怖いくらいであった。

  とりあえず、それが外れたら一段落である。串焼きのようにパーツが外れる。一応、向きや順番や組み合わせを保持するために、紐で括る。それを4回繰り返して、全てのサスペンションをバラし終えた。

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  こうなれば、あとは、Sグレードのスプリングと組み合わせてサスペンションを組み立て、実車のサスペンションと入れ替えるだけである。なんだか楽しくなってきて、フロントのサスペンション一式と一緒に風呂に入り、(カー)シャンプーしてあげて、ナメられるくらいピカピカに磨き上げてしまった。うふふふふ。