SVX日記

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2005-01-30(Sun) ライブドアでジャーナリズムを学ぶ

  今日は早朝から六本木ヒルズに登るのである……って、えッ!? 六本木ヒルズって丘じゃないの!? ビル!? そーゆーコトは早く言ってよ、ハイキングの格好してきちゃったよ……と、さすがにそこまでのボケはカマさないものの、危ないところではあった。それくらいオイラに縁のない場所、それが六本木ヒルズである。

  今日の用事は「ライブドア」訪問である。といっても、転職でもなんでもなく「ライブドア パブリック・ジャーナリスト募集」に応募し、ジャーナリスト研修を受講しにきたのである。いやなに、フリージャーナリストになって生計を立てるコトはもちろん、ライブドアに記事を投稿するコトさえも「まったく考えていない」のだが、昔から文章を書くのはキライではないし、こうやってブログを書いているし、なんか得るものがあればいいかな、という程度の動機である。ちなみに受講費は8,000円だ。大して高くはない、むしろ安いだろう。

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  北千住で乗り換えて日比谷線へ。六本木なんかで下りたのは初めてだ。9時前と朝が早いので六本木ヒルズといえどガラーンとしている……と、いきなりマゼラアタック!? 使徒の攻撃!? なんかよくわからん妙なオブジェの横を通り過ぎて本館アッパーロビーへ。

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  六本木ヒルズにはアッパーロビーとラワーロビーという2階に渡るロビーエリアが存在し、訪問目的のフロアが偶数階か奇数階かによって使い分けるようになっているのが変わっている。さて、時間になるとライブドアの方が現れ、厳重なセキュリティゲートを通ってエレベータへ、そして38階のライブドアへ向かう。なんかテレビで見たことあるような映像だが、ライブドアの受付だ。中に入るとイキナリ堀江社長がお出迎え!? しかも弥生会計という自社のソフトを小脇に抱えて宣伝……って、等身大ポップかよッ!! あー、ビックリした。

  研修の内容は大きく「ジャーナリズムの精神論」「記事のまとめ方」「報道写真の撮り方」という3部構成で、18時までかけてミッチリと講義が行われた。印象に残ったのは「ジャーナリズムは記者の意向を交えずに事実だけを書く」「それでも記者の主観は完全に排除できない」「記事は正確に短く簡潔に」という点だ。ある意味「研究論文」に似ているかもしれない。別の言い方をすると「記者の意見を文章に込めず、視点に込める」とでもいえるであろうか。どちらかというとブログは「随筆」であり、まったく私的な文章であるからして、完全に区別する必要がありそうだ。なんにせよ非常にオモシロい研修ではあった。

  しかし、あれだ。考えてみたら「記事を書く」というのはあまりオモシロいコトではないんだな。だって、おいらがよく訪れる業界系の情報サイト「インプレス・ウォッチ」だって、記者の名前が前面に出ている記事なんてホンのわずかだし、それだって誰が書いても同じような記事ばかり。クドいのはスタパ氏くらいだ。よほど地元のオレ的ネタがあれば別だが、原稿料がウン千円では、やっぱり積極的に記事を投稿しようという気にはなりそうもない。オイラには好き放題を書いている割には意外と読んでもらえている、このブログが似合っているかもしれん。金はもらえんが。

  そうそう、今日の研修にノートPCを持っていっていたのであった。バッテリを自分で交換してから持ち歩くのが楽しくてしょうがないのだ。結局、研修室では開かなかったが、昼休みの最後にロビーの喫茶店でブログを書いたりしてみた。で、帰りの電車でも、生まれて始めて常磐線の中でノートPCを開いてみる。ヒザの上でノートPCを使うというスタイルはかなり使いにくいと想像していたので、最初はRuby/Tkのマニュアルをツラツラと眺めていたのだが、ちょっとキーをバチバチと叩いてみたら、これが意外と快適だ。こりゃ電車プログラミングも時間を有効に使えてイイかもしれん。ヤホーッ!!